注意:
これらのコマンドを使用するには、Oracleホーム(ORACLE_HOME
)・ディレクトリからWLSTを起動する必要があります。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のOracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行に関する項を参照してください。
これらのWLSTコマンドを使用して行ったほとんどの構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。例外はいくつかあり、外部アプリケーション、ポートレット・プロデューサ、ライフサイクルのWLSTコマンドなどがこれに含まれます。
Oracle WebCenter Portalの構成の詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』を参照してください。
次の項では、Oracle WebCenter PortalのカスタムWLSTコマンドについて説明します。
Oracle WebCenter PortalのWLSTコマンドは、いくつかのカテゴリにグループ化されています(表2-1)。
これらのWLSTコマンドを使用して行ったほとんどの構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。例外は、外部アプリケーション、ポートレット・プロデューサおよびライフサイクルのWLSTコマンドのみです。
表2-1 WLSTコマンド・カテゴリ
コマンド・カテゴリ | 説明 |
---|---|
WebCenter Portalの接続を管理します。 |
|
分析コレクタの接続を管理し、分析コレクタを構成します。 |
|
アクティビティ・ストリーム・データをアーカイブおよびリストアします。 |
|
コンテンツ・リポジトリの接続を管理し、ドキュメント・サービスを設定します。 |
|
ディスカッション・サーバーの接続を管理し、ディスカッションおよびお知らせを構成します。 |
|
外部アプリケーションの接続を管理します。 |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーの接続を管理し、インスタント・メッセージおよびプレゼンスを構成します。 |
|
メール・サーバーの接続を管理し、メールを構成します。 |
|
通知の設定を管理します。 |
|
プロファイル情報を管理します。 |
|
個人イベント・サーバーの接続を管理します。 |
|
ポートレット・プロデューサを管理します。 |
|
RSSおよびアクティビティ・ストリームのプロキシ設定を管理します。 |
|
Oracle Secure Enterprise Search (SES)の接続およびその他の検索関連プロパティを管理します。 |
|
Oracle Secure Enterprise Search (SES)クローラを管理します。 |
|
WebCenter Portalの検索クローラを管理します。 |
|
BPELサーバーの接続を管理します。 |
|
WebCenter Portalワークフロー設定およびポータルのメタデータを管理します。 |
|
アプリケーションのアイデンティティ・ストアの検索時に使用するオプションを構成します。 |
|
アプリケーションのメタデータ、個々のポータル、ポータル・テンプレートおよびポートレット・プロデューサのメタデータをエクスポートおよびインポートします。 |
|
以前のOracle WebCenter Portalリリースからアップグレードします。 |
表2-2に示す一般コマンドを使用して、接続を管理し、その他の一般タスクを実行します。
これらのWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。
表2-2 一般WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
任意の接続を削除します。 |
オンライン |
|
すべての接続タイプを一覧表示します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalサービス・フレームワーク構成プロパティを設定します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalフレームワーク構成プロパティを返します。 |
オンライン |
|
最後に実行したOracle WebCenter Portalコマンドのステータス情報を返します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalに現在構成されている指定された接続を削除します。
deleteConnection
を使用してWSRPまたはPDK-Javaプロデューサ接続(deregisterWSRPProducer
またはderegisterPDKJavaProducer
ではなく)を削除すると、削除が必要になる場合がある、未使用のセカンダリ接続がそのまま残ります。たとえば、WSRPプロデューサの接続を削除すると、それに関連付けられるWebサービス接続がそのまま残り、PDK-Javaプロデューサの接続を削除すると、それに関連付けられるURL接続がそのまま残ります。
構文
deleteConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用に構成された接続を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deleteConnection(appName='webcenter', name='MyConnection')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle WebCenter Portalのサービス・フレームワーク構成プロパティ(リソース・アクション・ハンドラ・クラスやポップアップ表示プロパティなど)を設定します。
構文
setWebCenterServiceFrameworkConfig(appName, [resourceActionHandlerClassName, resourceActionHandlerDisplayInPopup, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
オプション。サービス・フレームワーク・リソース・アクション・ハンドラによって使用されるクラス。 |
|
オプション。リソース・アクション・ハンドラがリソースをポップアップとインラインのどちらで表示するのかを示します。有効なオプションは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalサービス・フレームワーク・リソース・アクション・ハンドラ・クラスをmy.company.ResourceActionHandler
に設定します。
wls:/wc_domain/domainRuntime> setWebCenterServiceFrameworkConfig(appName='webcenter', resourceActionHandlerClassName='my.company.ResourceActionHandler') Successfully set the WebCenter Portal service framework configuration. Resource Action Handler class: my.company.ResourceActionHandler To effect connection changes, you must restart the managed server on which the application is deployed.
次の例では、WebCenter Portalサービス・フレームワーク・リソース・アクション・ハンドラのポップアップ表示値を1
(true)に設定します(他のオプションの引数は設定しません)。
wls:/wc_domain/domainRuntime>
setWebCenterServiceFrameworkConfig(appName='webcenter', resourceActionHandlerDisplayInPopup=1)
Successfully set the WebCenter Portal service framework configuration.
Resource Action Handler Display In Popup: true
To effect connection changes, you must restart the managed server on which the application is deployed.
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalサービス・フレームワーク構成プロパティの設定を次のように返します。
resourceActionHandlerClassName
: WebCenter Portalサービス・フレームワーク・リソース・アクション・ハンドラによって現在使用されているクラス
resourceActionHandlerDisplayInPopup
: リソース・アクション・ハンドラがリソースをポップアップとインラインのどちらで表示するのかを示します。有効なオプションは、1
(true)および0
(false)です。
構文
getWebCenterServiceFrameworkConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対して、サービス・フレームワーク・リソース・アクション・ハンドラ・クラスおよびポップアップ表示プロパティを返します。
wls:/weblogic/serverConfig>getWebCenterServiceFrameworkConfig(appName='webcenter')
Resource Action Handler Class: my.company.ResourceActionHandler
Resource Action Handler Display In Popup: true
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
最後に実行されたWebCenter Portalコマンドのステータスを返します。
webcenterErrorOccurred
コマンドを使用して、最後に実行されたWebCenter Portalコマンドのステータスを判別します。エラーが発生した場合、このコマンドは1
を返し、それ以外の場合は0
を返します。
構文
webcenterErrorOccurred ()
例
次の例では、エラーが発生した場合は1
を返します。
wls:/mydomain/serverConfig> webcenterErrorOccurred()
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
すべてのOracle WebCenter Portal接続タイプを一覧表示します。
構文
getWebCenterConnectionTypes(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用の接続タイプを返します。
wls:/mydomain/serverConfig>getWebCenterConnectionTypes(appName='webcenter')
この項には、WebCenter Portal用の分析コレクタ接続を管理して分析コレクタを構成するコマンドが含まれます。
分析コレクタ接続
表2-3に示すコマンドを使用して、WebCenter Portal用の分析コレクタ接続を管理します。OpenUsage APIを使用してこれらのポータル・アプリケーションで発生したイベントを分析コレクタに送信できます。送信したイベントは、分析で使用されます。
これらのOracle WebCenter Portal WLSTコマンドを使用して行った接続構成変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-3 分析コレクタ接続WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
WebCenter Portal用の分析コレクタへの接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存の分析コレクタ接続を編集します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalに対して構成されている分析コレクタのすべての接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portal用のデフォルト(またはアクティブ)分析コレクタ接続を指定します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalによって使用されている分析コレクタの接続詳細を返します。 |
オンライン |
分析コレクタとクラスタ構成
表2-4に示すコマンドを使用して、WC_Utilities
管理対象サーバーにデプロイされている分析コレクタのイベント収集プロパティを構成します。
分析コレクタを再構成するか、クラスタ化を設定する場合、分析コレクタがデプロイされている管理対象サーバー(WC_Utilities
)を再起動する必要があります。
表2-4 分析コレクタ構成WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
分析コレクタのオプションおよびクラスタのオプション(クラスタ化環境を稼働している場合)を設定します。 |
オンライン |
|
分析コレクタの設定を返します。 |
オンライン |
|
分析コレクタに現在登録されているイベントを一覧表示します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション用の分析コレクタへの接続を作成します。
OpenUsage APIを使用してWebCenter Portalで発生したイベントを分析コレクタに送信できます。送信したイベントは、分析で使用されます。
1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、使用される分析コレクタ接続は1つのみであり、default=1
の場合、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。
構文
createAnalyticsCollectorConnection(appName, connectionName, [isUnicast, collectorhost, clusterName, collectorPort, isEnabled, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
connectionName
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内のすべての接続タイプ間で一意である必要があります。 |
isUnicast
|
オプション。クラスタ化された分析コレクタにイベントをマルチキャスト・モードで送信するか、ユニキャスト通信を使用する単一の分析コレクタが必要かを指定します。 有効な値は、 |
collectorHost
|
オプション。分析コレクタを実行しているホスト名。デフォルト値は ユニキャスト通信である場合、つまり |
clusterName
|
オプション。クラスタ化分析コレクタを実行しているクラスタの名前。 マルチキャスト通信である場合、つまり |
collectorPort
|
オプション。分析コレクタがイベントをリスニングするポート。デフォルト値は |
isEnabled
|
オプション。OpenUsage APIを使用して発生した分析イベントを分析コレクタに送信するかどうかを指定します。有効な値は、
|
timeout
|
オプション。分析コレクタからの応答を待つ時間の長さ(秒単位)。デフォルト値は マルチキャスト通信である場合、つまり |
default
|
オプション。この接続が、アプリケーション用のデフォルト(またはアクティブ)分析コレクタ接続であるかどうかを示します。 有効な値は、 1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、分析によって使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用にMyAnalyticsCollector
という名前の接続を作成します。イベントは、ユニキャスト通信を使用する単一の分析コレクタに送信されます。
wls:/weblogic/serverConfig>createAnalyticsCollectorConnection(appName='webcenter', connectionName='MyAnalyticsCollector', isUnicast=1, collectorHost='myhost.com', collectorPort=31314, isEnabled=1, timeout=30, default=1)
次の例では、WebCenter Portal用にMyAnalyticsCollector
という名前の接続を作成します。イベントは、マルチキャスト・モードでクラスタ化分析コレクタに送信されます
wls:/weblogic/serverConfig>createAnalyticsCollectorConnection(appName='webcenter', connectionName='MyAnalyticsCollector', isUnicast=0, clusterName='collector-cluster', ccollectorPort=31314, isEnabled=1, timeout=30, default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション用の既存の分析コレクタ接続を編集します。
OpenUsage APIを使用してWebCenter Portalで発生したイベントを分析コレクタに送信できます。送信したイベントは、分析で使用されます。
1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、使用される分析コレクタ接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。
構文
setAnalyticsCollectorConnection(appName, connectionName, [isUnicast, collectorHost, clusterName, collectorPort, isEnabled, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
connectionName
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内のすべての接続タイプ間で一意である必要があります。 |
isUnicast
|
オプション。クラスタ化された分析コレクタにイベントをマルチキャスト・モードで送信するか、ユニキャスト通信を使用する単一の分析コレクタが必要かを指定します。 有効な値は、 |
collectorHost
|
オプション。分析コレクタを実行しているホスト名。デフォルト値は ユニキャスト通信である場合、つまり |
clusterName
|
オプション。クラスタ化分析コレクタを実行しているクラスタの名前。 マルチキャスト通信である場合、つまり |
collectorPort
|
オプション。分析コレクタがイベントをリスニングするポート。 デフォルト値は |
isEnabled
|
オプション。OpenUsage APIを使用して発生した分析イベントを分析コレクタに送信するかどうかを指定します。 有効な値は、
|
timeout
|
オプション。分析コレクタからの応答を待つ時間の長さ(秒単位)。デフォルト値は マルチキャスト通信である場合、つまり |
default
|
オプション。この接続が、アプリケーション用のデフォルト(またはアクティブ)分析コレクタ接続であるかどうかを示します。 有効な値は、 1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、分析によって使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyAnalyticsCollector
という名前の既存の分析コレクタ接続のホストおよびポートの詳細を編集します。この接続では、イベントは、ユニキャスト・モードで単一の分析コレクタに送信されます。
wls:/weblogic/serverConfig>setAnalyticsCollectorConnection(appName='webcenter', connectionName='MyAnalyticsCollector', collectorHost='myhost.com', collectorPort=31314)
次の例では、MyAnalyticsCollector
という名前の既存の分析コレクタ接続のクラスタ、ポートおよびタイムアウトの詳細を編集します。この接続では、イベントは、マルチキャスト・モードでクラスタ化分析コレクタに送信されます。
wls:/weblogic/serverConfig>setAnalyticsCollectorConnection(appName='webcenter', connectionName='MyAnalyticsCollector', clusterName='collector-cluster', collectorPort=31314, timeout=60)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションに対して構成されているすべての分析コレクタ接続の接続名および詳細を一覧表示します。
構文
listAnalyticsCollectorConnections(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、現在、WebCenter Portal (webcenter
)に対して構成されているすべての分析コレクタ接続の接続名と詳細を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listAnalyticsCollectorConnections(appName='webcenter')
------------------
MyAnalyticsCollector
------------------
ClusterName/HostName: localhost
Port: 31314
Timeout: 30
Unicast: 1 (true)
Enabled: 1 (true)
------------------
TestAnalyticsCollector
------------------
ClusterName/HostName: localhost
Port: 32456
Timeout: 456
Unicast: 1 (true)
Enabled: 1 (true)
------------------
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション用のデフォルト分析コレクタ接続を指定します。
OpenUsage APIを使用してWebCenter Portalで発生したイベントを分析で使用する分析コレクタに送信するため、デフォルトの分析コレクタ接続が使用されます。
1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、使用される分析コレクタ接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。
構文
setDefaultAnalyticsCollectorConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の分析コレクタ接続の名前。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)で発生したイベント用にMyAnalyticsCollector
という接続を構成します。
wls:/weblogic/serverConfig> setDefaultAnalyticsCollectorConnection (appName='webcenter', name='MyAnalyticsCollector')
次の例では、デフォルトの接続名をリセットします。
wls:/weblogic/serverConfig> setDefaultAnalyticsCollectorConnection (appName='webcenter', name='')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションに対して現在構成されている分析コレクタ接続に関する詳細を返します。
1つのアプリケーションに対して複数の分析コレクタ接続を登録できますが、使用される分析コレクタ接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブな)接続が使用されます。
構文
listDefaultAnalyticsCollectorConnection(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対して現在構成されている分析コレクタ接続に関する詳細を返します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDefaultAnalyticsCollectorConnection(appName='webcenter')
------------------
MyAnalyticsCollector
------------------
ClusterName/HostName: localhost
Port: 31314
Timeout: 30
Unicast: 1 (true)
Enabled: 1 (true)
------------------
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WC_Utilities
管理対象サーバーにデプロイされている分析コレクタを構成します。さらに、クラスタ化環境では、このコマンドを使用してクラスタ設定を設定します。
構文
setAnalyticsCollectorConfig(appName, [collectorHost, defaultPort, maxPort, broadcastType, clusterEnabled, clusterName, heartbeatFrequency, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行する分析コレクタ・アプリケーションの名前。これは常に |
collectorHost
|
オプション。分析コレクタが実行されているホストの名前。 デフォルト値は |
defaultPort
|
オプション。分析コレクタがリスニングするデフォルト・ポート番号。 デフォルト値は、 |
maxPort
|
オプション。リスナーを割り当てるときに分析コレクタが使用できる最も大きいポート番号。 このプロパティは、多くの場合、複数のコレクタが同じボックス内で実行されているクラスタ化環境で使用されます。各コレクタは、指定されているポート範囲内の空きポートで受信UDPメッセージをリスニングします。範囲は、デフォルト・ポート番号からmaxPort番号までです。 |
broadcastType
|
オプション。分析コレクタがハートビートをブロードキャストして自分の場所をイベント・プロデューサに通知する際のネットワーク・チャネルを示します。有効な値は、
|
clusterEnabled
|
オプション。分析コレクタがクラスタ内にデプロイされているかどうかを示します。有効な値は、
|
clusterName
|
オプション。分析コレクタ・クラスタの名前。
|
heartbeatFrequency
|
オプション。'n'秒ごとに分析コレクタ・リスニング情報をブロードキャストします。デフォルトの間隔は10秒です。 分析コレクタは、定期的にハートビートをブロードキャストして自分の場所( |
server
|
オプション。分析コレクタがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、デフォルト・ポートを31315
に変更します。
wls:/weblogic/serverConfig>setAnalyticsCollectorConfig(appName='analytics-collector', defaultPort=31315)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
分析コレクタの設定を返します。
構文
listAnalyticsCollectorConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行する分析コレクタ・アプリケーションの名前。これは常に |
server
|
オプション。分析コレクタがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次のコマンドは、webcenter
という名前のアプリケーションに対して構成されている分析コレクタの現在の設定を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listAnalyticsCollectorConfig(appName='analytics-collector')
次のものは、スタンドアロン分析コレクタの場合のサンプル出力です。
CollectorHost = localhost CollectorDefaultPort = 31314 CollectorMaximumPort = 31314 BroadcastType = Multicast ClusterEnabled = ClusterName = ClusterBroadcastFrequency = 55
次のものは、クラスタ化環境における分析コレクタのサンプル出力です。
CollectorHost = localhost CollectorDefaultPort = 31314 CollectorMaximumPort = 31318 BroadcastType = Multicast ClusterEnabled = 1 ClusterName = myCluster ClusterBroadcastFrequency = 55
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
分析コレクタに現在登録されているすべてのイベントを一覧表示します。
構文
listAnalyticsEventTypes(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次のコマンドは、WebCenter Portal (webcenter
)で使用するために、分析コレクタに現在登録されているイベントをすべて一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listAnalyticsEventTypes(appName='webcenter')
出力例:
{HTTP://WWW.ORACLE.COM/ANALYTICS/WC}DISCUSSION_ANNOUNCEMENTEDIT {HTTP://WWW.ORACLE.COM/ANALYTICS/WC}DISCUSSION_TOPICDELETE {HTTP://WWW.ORACLE.COM/ANALYTICS/WC}PAGEEDIT {HTTP://WWW.ORACLE.COM/ANALYTICS/WC}DOCLIB_DOCUMENTCREATE {HTTP://WWW.ORACLE.COM/ANALYTICS/WC}LOGINS ...
表2-5に示すコマンドを使用して、WebCenter Portalに対して生成されたアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブおよびリストアします。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-5 アクティビティ・ストリームWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定された日付よりも古いアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
削除されたオブジェクトに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
現在閉じられているポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
指定された日付以降非アクティブであったポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
指定された日付以降のアーカイブされたアクティビティ・ストリーム・データを本番表にリストアします。 |
オンライン |
|
アクティビティ・ストリーム・アーカイブ・データを切り捨てます。 |
オンライン |
|
ポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
すべてのポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
ユーザーに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
すべてのユーザーに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
削除されたアクターに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。 |
オンライン |
|
アクティビティ・ストリームの統計を報告します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定された日付よりも古いアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。例外としては、WC_ACTOR_DETAIL
およびWC_OBJECT_DETAIL
があり、これらの表のデータは、アーカイブ表に移動ではなくコピーされます。
アクティビティ要素によって使用されていないWC_OBJECT_DETAIL
内の行は削除されます。
構文
archiveASByDate(appName, year, month, day, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
year
|
ここで指定した年より前のアクティビティ・ストリーム・データがアーカイブされます。たとえば、2009です。 |
month
|
ここで指定した月より前のアクティビティ・ストリーム・データがアーカイブされます。たとえば、1月なら1、2月なら2のように入力します。 |
day
|
ここで指定した日付より前のアクティビティ・ストリーム・データがアーカイブされます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、2015年3月1日より古い、WebCenter Portal (webcenter
)のアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByDate(appName='webcenter', year=2015, month=3, day=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
説明
削除されたオブジェクトに関連付けられたアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。このコマンドは、本番表のデータをアーカイブ表に移動します。ただし、WC_ACTOR_DETAIL
は除きます。この表のデータは、アーカイブ表に移動されるのではなくコピーされます。
基準(この場合、削除されたオブジェクト)を満たすWC_OBJECT_DETAIL
内の行は削除されます。
構文
archiveASByDeletedObjects(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)から削除されたオブジェクトに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByDeletedObjects(appName='webcenter')
WLSTでの使用: オンライン
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在閉じられているポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
このコマンドは、本番表のデータをアーカイブ表に移動します。ただし、WC_ACTOR_DETAIL
は除きます。この表のデータは、アーカイブ表に移動されるのではなくコピーされます。
基準(この場合、閉じられたポータルのアクティビティに関連するオブジェクト)を満たすWC_OBJECT_DETAIL
内の行は削除されます。
構文
archiveASByClosedSpaces(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)で現在閉じられているものとしてマークされているポータルに対して、関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByClosedSpaces(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定された日付以降非アクティブであったポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。非アクティブ・ポータルとは、指定された日付以降アクティビティがなかった開いているまたは閉じられたポータルです。
このコマンドは、本番表のデータをアーカイブ表に移動します。ただし、WC_ACTOR_DETAIL
は除きます。この表のデータは、アーカイブ表に移動されるのではなくコピーされます。基準(この場合、指定された日付以降非アクティブであったポータルのアクティビティに関連するオブジェクト)を満たすWC_OBJECT_DETAIL
内の行は削除されます。
構文
archiveASByInactiveSpaces(appName, year, month, day, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
year
|
ポータルが非アクティブになった年。例: 2014。 |
month
|
ポータルが非アクティブになった月。たとえば、1月なら1、2月なら2のように入力します。 |
day
|
ポータルが非アクティブになった日付。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、2014年10月1日以降、非アクティブであった(オープン・ステータスかクローズ・ステータスかに関係なくアクティビティが発生していない)ポータルと関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByInactiveSpaces(appName='webcenter', year=2014, month=10, day=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定された日付以降のアーカイブされたアクティビティ・ストリーム・データを本番表にリストアします。
このコマンドは、アーカイブ表のデータを本番表に移動します。ただし、WC_ACTOR_DETAIL
は除きます。この表のデータはリストアされません。アーカイブ・プロセス中にこの表からデータが削除されていないためです。
本番表にすでに存在している行は、リストア・プロセス中に変更されません。
構文
restoreASByDate(appName, year, month, day, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
year
|
ここで指定した年以降のアクティビティ・ストリーム・データがリストアされます。 例: 2014。 |
month
|
ここで指定した月以降のアクティビティ・ストリーム・データがリストアされます。 たとえば、1月なら1、2月なら2のように入力します。 |
day
|
ここで指定した日付以降のアクティビティ・ストリーム・データがリストアされます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、2014年10月1日以降にアーカイブされたアクティビティ・ストリーム・データがリストアされます。
wls:/weblogic/serverConfig>restoreASByDate(appName='webcenter', year=2014, month=10, day=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
アクティビティ・ストリーム・アーカイブ・データを切り捨てます。
構文
truncateASArchive(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、アクティビティ・ストリーム・アーカイブ・データが切り捨てられます。
wls:/weblogic/serverConfig>truncateASArchive(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたポータルに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブし、一定数のアクティビティのみを保持します。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。
構文
archiveASBySpace(appName, space, cnt, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
space
|
データをアーカイブするポータルの名前。たとえば、 |
cnt
|
本番表で保持するポータル・アクティビティの数。たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ポータルMySalesPortal
に関連付けられている過去2000件のアクティビティを保持し、残りをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASBySpace(appName='webcenter', space='MySalesPortal', cnt=2000)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
すべてのポータルのアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブし、一定数のアクティビティのみを保持します。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。
構文
archiveASAllSpaces(appName, cnt, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
cnt
|
本番表で保持するポータル・アクティビティの数。たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、本番表内にある過去2000件のアクティビティをポータルごとに保持し、残りのアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASAllSpaces(appName='webcenter', cnt=2000)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
1人のユーザーに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブし、一定数のアクティビティのみを保持します。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。
構文
archiveASByUser(appName, actor, cnt, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
actor
|
データをアーカイブするユーザーの名前。たとえば、 |
cnt
|
本番表で保持するユーザー・アクティビティの数。たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ユーザーMonty
に関連付けられている過去2000件のアクティビティを保持し、残りをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByUser(appName='webcenter', actor='Monty', cnt=2000)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
すべてのユーザーのアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブし、一定数のアクティビティのみを保持します。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。
構文
archiveASAllUsers(appName, cnt, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
cnt
|
本番表で保持するユーザー・アクティビティの数。たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、本番表内にあるすべてのユーザーの過去2000件のアクティビティを保持し、残りのアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASAllUsers(appName='webcenter', cnt=2000)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
削除されたユーザー(アクター)に関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
このコマンドは、本番表からアーカイブ表にデータを移動します。基準(この場合、削除されたアクター)を満たすWC_AS_ACTOR_DETAIL
内の行は削除されます。
構文
archiveASByDeletedActors(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)の削除されたユーザーに関連付けられているアクティビティ・ストリーム・データをアーカイブします。
wls:/weblogic/serverConfig> archiveASByDeletedActors(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
様々なアクティビティ・ストリームの統計を報告します。
アクティビティ数が上位N個のポータルのアクティビティ数。
アクティビティ数が上位N人のユーザーのアクティビティ数
特定の日付の後に発生したアクティビティの数。
アクティビティ数が上位N個のポータルに対して、特定の日付の後に発生したアクティビティの数。
アクティビティ数が上位N人のユーザーに対して、特定の日付の後に発生したアクティビティの数。
構文
showASStatistics(appName, year, month, day, cnt, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
year
|
ここで指定した年以降のアクティビティ・ストリームの統計が報告されます。 例: 2014。 |
month
|
ここで指定した月以降のアクティビティ・ストリームの統計が報告されます。 たとえば、1月なら1、2月なら2のように入力します。 |
day
|
ここで指定した日以降のアクティビティ・ストリームの統計が報告されます。 |
cnt
|
レポートに含めるポータルまたはユーザーの数。たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)の上位50個のポータルと上位50人のユーザーについて、2014年12月6日以降のアクティビティ・ストリームの統計を報告します。
wls:/weblogic/serverConfig> showASStatistics(appName='webcenter', year=2014, month=7, day=18, cnt=3)
============================================================
Cutoff Date = 7/18/12 12:23 PM
Top Count = 3
1. Portals with most activity count are:
Portal Finance Count =10
Portal Photography Count =9
Portal Sport Count =7
2. Users with most activity count are:
User Monty Count =30
User Karen Count =20
User Dave Count =10
3. Total Activities after 7/18/14 12:23 PM =80
4. Portals with most activity count after specific date, are:
Portal Photography Count =9
Portal Finance Count =6
Portal Sport Count =6
5. Users with most activity count after specific date, are:
User Monty Count =10
User Dave Count =8
User Josie Count =7
表2-6に示すコマンドを使用して、BPELサーバー接続を管理してWebCenter Portalのメンバーシップおよび他の通知を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-6 ワークリスト・コマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションのBPELサーバーへの接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のBPELサーバー接続を編集します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されているすべてのBPELサーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのBPELサーバーへの接続を作成します。BPELサーバー接続を使用して、WebCenter Portalのメンバーシップおよび通知を管理できます。WebCenter Portalは、BPELサーバーへの単一の接続のみサポートします。複数のBPELサーバー接続はサポートされていません。
WebCenter Portalがその内部ワークフローのために使用するBPELサーバー接続を指定するには、setSpacesWorkflowConnectionName
コマンドを使用します。「setSpacesWorkflowConnectionName」を参照してください。
構文
createBPELConnection(appName, name, url, [policy, recipientKeyAlias, linkUrl, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
url
|
BPELサーバーにアクセスするために必要なURLを示します。
BPELサーバーのURLは、アプリケーション内で一意である必要があります。 |
policy
|
オプション。この接続は、認証のために使用するSAMLトークン・ポリシーを示します。任意の有効なポリシーを入力します。有効な値は次のとおりです。
この引数を指定しない場合、接続はデフォルトで |
recipientKeyAlias |
オプション。メッセージ保護SAMLポリシー認証に使用される受信者キー別名。BPELサーバー接続が認証用にSAMLトークン・ポリシーを使用しており、アプリケーションのワークリストが複数のBPELサーバー接続を使用している場合にのみ必要です。 デフォルトは、nullです。 Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のWS-Securityの構成に関する項も参照してください。 |
linkUrl |
オプション。BPELサーバーにリンクするために使用されるURL。
デフォルトは、nullです。 パフォーマンス上の理由から、HTTPSまたはSSO環境では、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、デフォルト・セキュリティ・ポリシーを使用するWebCenter Worklist
という名前の接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createBPELConnection(appName='webcenter', name='WebCenter Worklist', url='http://myhost.com:8001', policy='oracle/wss10_saml_token_client_policy)
次の例では、メッセージ保護されたセキュリティ・ポリシーを使用する接続を作成し、特定のリンクURLを定義します。
wls:/weblogic/serverConfig> createBPELConnection(appName='webcenter', name='WebCenter Worklist',url='http://myhost.com:8001', policy='oracle/wss10_ saml_token_with_message_protection_client_policy', recipientKeyAlias='myalias', linkUrl='http://mySSO.com:7777')
次の例では、グローバル・ポリシー・アタッチメント(GPA)をサポートする環境で使用される接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createBPELConnection(appName='webcenter', name='WebCenter Worklist', url='http://myhost.com:8001', policy='GPA')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のBPELサーバー接続を編集します。
WebCenter Portalの内部ワークフローに対して使用されるBPELサーバー接続を指定するには、setSpacesWorkflowConnectionName
コマンドを使用します。「setSpacesWorkflowConnectionName」を参照してください。
構文
setBPELConnection(appName, name, [url, policy, recipientKeyAlias, linkUrl, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のBPELサーバー接続の名前を示します。 |
url
|
オプション。BPELサーバーにアクセスするために必要なURLを示します。 使用するフォーマットは、 BPELサーバーのURLは、アプリケーション内で一意である必要があります。 |
policy
|
オプション。この接続は、認証のために使用するSAMLトークン・ポリシーを示します。任意の有効なポリシーを入力します。有効な値は次のとおりです。
この引数を指定しない場合、接続はデフォルトで |
recipientKeyAlias |
オプション。メッセージ保護SAMLポリシー認証に使用される受信者キー別名。BPELサーバー接続が認証用にSAMLトークン・ポリシーを使用しており、アプリケーションのワークリストが複数のBPELサーバー接続を使用している場合にのみ必要です。 デフォルトは、nullです。 Oracle WebCenter Portalの管理のWS-Securityの構成も参照してください。 |
linkUrl |
オプション。BPELサーバーにリンクするために使用されるURL。 たとえば、 デフォルトは、nullです。 パフォーマンス上の理由から、HTTPSまたはSSO環境では、Link URLには、HTTPSまたはSSO Webサーバーを介したBPELワークリスト・アイテムへのユーザー・アクセスを指定し、BPEL SOAP URLには、HTTPSまたはSSO Webサーバーを介したリダイレクションを使用しないBPEL Webサービスへの直接アクセスを指定します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Worklist
という名前の接続のBPELサーバーURL、セキュリティ・ポリシー、受信者キー別名およびリンクURLを更新します。
wls:/weblogic/serverConfig> setBPELConnection(appName='webcenter', name='WebCenter Worklist',url='http://myhost.com:6666', policy='oracle/wss10_ saml_token_with_message_protection_client_policy', recipientKeyAlias='myalias', linkUrl='http://mySSO.com:7777')
次の例では、グローバル・ポリシー・アタッチメント(GPA)を使用するようにセキュリティ・ポリシーを変更します。
wls:/weblogic/serverConfig> setBPELConnection(appName='webcenter', name='WebCenter Worklist', policy='GPA')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
このコマンドは、引数を指定せずに使用すると、指定されたアプリケーションに対して構成したすべてのBPEL接続が指定されます。現在、接続を使用していない場合も、すべてのBPEL接続が指定されます。
構文
listBPELConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。BPELサーバー接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数を |
name
|
オプション。既存のBPELサーバー接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。 すべての接続を表示するには、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して構成されているすべてのBPELサーバー接続の名前を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listBPELConnections(appName='webcenter')
------------------
WebCenter Worklist
------------------
------------------
Human Resources Worklist
------------------
次の例では、WebCenter Portalに対して構成されているすべてのBPELサーバー接続の名前および詳細を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listBPELConnections(appName='webcenter', verbose=1)
------------------
WebCenter Worklist
------------------
Connection Name: WebCenter Worklist
PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
URL:http://myhost.com:8001
------------------
Human Resources Worklist
------------------
Connection Name: Human Resources Worklist
PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
URL:http://myhost.com:8888
------------------
表2-7に示すコマンドを使用して、コンテンツ・リポジトリの接続を管理し、WebCenter Portal用のドキュメント・サービスを構成します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』を参照してください。
表2-7 コンテンツ・リポジトリWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
Oracle WebCenter Contentリポジトリへの接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のOracle WebCenter Contentリポジトリ接続を編集します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションに対して構成されている個々またはすべてのOracle WebCenter Contentリポジトリの接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalで使用中のバックエンドのContent Serverのプロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalで使用されるバックエンドのContent Serverのプロパティを変更します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalで使用されるバックエンドのContent Serverのプロパティを削除します。 |
オンライン |
|
Oracle WebCenter Contentリポジトリへの接続を削除します。 |
オンライン |
|
Folders_gデータを指定された場所にエクスポートします。 |
オンライン |
|
Folders_gデータをFrameworkFoldersに移行します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション用のOracle WebCenter Contentリポジトリへの接続を作成します。
構文
createContentServerConnection(appName, name, socketType, [url, serverHost, serverPort, keystoreLocation, keystorePassword, privateKeyAlias, privateKeyPassword, webContextRoot, clientSecurityPolicy, cacheInvalidationInterval, binaryCacheMaxEntrySize, adminUsername, adminPassword, extAppId, timeout, isPrimary, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
socketType
|
Oracle WebCenter ContentのContent Serverが、コンテンツ・サーバー・リスナー・ポートとWebサーバー・フィルタのどちらで接続するか、リスナー・ポートでSSLが有効になっているかどうかを指定します。 有効な値は、 次の中から選択します。
|
url
|
オプション。コンテンツ・サーバーのURL。 URLは次の形式で指定する必要があります。 http://hostname:port/web_root/plugin_root 例: |
serverHost
|
オプション。Content Serverを実行しているマシンのホスト名。 |
serverPort
|
オプション。Content Serverがリスニングするポート。
このプロパティは、Content Server構成ファイル内の |
keystoreLocation
|
オプション。セキュリティ・アサーションに署名するための秘密鍵を含むキーストアの場所。 キーストアの場所は絶対パスであることが必要です。 |
keystorePassword
|
オプション。キー・ストアにアクセスするために必要なパスワードを示します。 |
privateKeyAlias
|
オプション。クライアントのキー・ストア内の秘密鍵別名を示します。このキーを使用すると、サーバーのメッセージに署名することができます。この秘密鍵に対応する公開鍵をサーバーのキーストアにインポートする必要があります。
|
privateKeyPassword
|
オプション。キー・ストア内の秘密鍵別名に使用するパスワードを示します。 |
webContextRoot
|
オプション。Content ServerのWebサーバー・コンテキスト・ルート。
注意: これらのOracle WebCenter Content機能を完全に有効にするには、Oracle HTTPS Server (OHS)経由でWebCenter Portalにアクセスして、コンテンツ・サーバーとアプリケーションを同じホストとポートで公開する必要があります。アプリケーションとコンテンツ・サーバーの両方で、シングル・サインオンを使用することも必要です。フロントエンドのWebCenter Portalに対するOHSの設定の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・サーバーの構成に関する項を参照してください。 アプリケーションが複数のContent Serverに接続している場合、OHSのリダイレクトが適切に機能するように各Content Serverに一意のWebサーバー・コンテキスト・ルートを設定することをお薦めします。 |
clientSecurityPolicy
|
オプション。 グローバル・ポリシー・アタッチメント(GPA)がサポートされている環境の場合は、フィールドを空白のままにします。 |
cacheInvalidationInterval
|
オプション。外部Content Serverのコンテンツの変更を確認する間隔(分単位)。WebCenter Portalは、変更されたアイテムをキャッシュから自動的にクリアします。最小の間隔は2分です。 デフォルトでは、キャッシュの無効化は無効( |
binaryCacheMaxEntrySize
|
オプション。Content Serverバイナリ・ドキュメントのキャッシュ可能な最大サイズ(バイト単位)。このサイズより大きいドキュメントは、WebCenter Portalによってキャッシュされません。 デフォルトは102400バイト(100K)です。 使用マシンのメモリー構成と、キャッシュされることが期待されるバイナリ・ドキュメントのタイプに基づいて、この値を調整してください。 Content Serverに格納されている大部分のドキュメントは、バイナリ・コンテンツ、つまりイメージ、プレーン・テキスト、Wordドキュメントなどとみなされます。唯一の例外は、仮想コンテンツ・リポジトリ(VCR)のキャッシュ(またはノード・キャッシュ)内のデータ・ファイル(CDFファイル)およびキャッシュに別々に格納されているSite Studioコンテンツです。 |
adminUsername
|
この引数は、 デフォルトは |
adminPassword
|
オプション。 |
extAppId
|
オプション。Content Serverに対してユーザーを認証するために使用される外部アプリケーション。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。
|
timeout
|
接続タイムアウト・メッセージが表示されるまでContent Serverへのログインに許容される時間の長さ(ミリ秒単位)、および接続タイプが タイムアウト・プロパティが設定されていない場合は、次の値が使用されます。
|
isPrimary
|
オプション。有効な値は、
この引数のデフォルトは、 WebCenter Portalでは、プライマリ接続はポータル固有のコンテンツおよびホーム・ポータル・コンテンツの格納に使用されます。 注意: プライマリとして接続をマークする場合、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ポート4444
のmyhost.com
で実行中のOracle WebCenter Contentリポジトリへのソケットベース接続を作成します。認証のために、myExtApp
という名前の既存の外部アプリケーションを使用します。「createExtAppConnection」も参照してください。
wls:/weblogic/serverConfig> createContentServerConnection(appName='webcenter', name='myContentServerConnection', socketType='socket', serverHost='myhost.com', serverPort=4444, extAppId='myExtApp', isPrimary=1)
次の例では、Oracle WebCenter ContentリポジトリへのSSLソケットベース接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createContentServerConnection(appName='webcenter', name='myContentServerConnection', socketType='socketssl', serverHost='myhost.com', serverPort=4444, keystoreLocation='d:/keys/here', keystorePassword='AlphaSquad7', privateKeyAlias='enigma', privateKeyPassword='S0larPl3x1s', extAppId='myExtApp')
次の例では、Oracle WebCenter ContentリポジトリへのJAX-WS (Java API for XML Web Services)接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createContentServerConnection(appName='webcenter' name='myContentServerConnection', socketType='jaxws', url='http://myhost.com:9044/idcnativews', adminUsername='weblogic', clientSecurityPolicy='oracle/wss10_saml_token_client_policy')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のOracle WebCenter Contentリポジトリ接続を編集します。このコマンドを使用すると、appName
とname
の値および1つの追加引数を指定する必要があります。
構文
setContentServerConnection(appName, name, [socketType, url, serverHost, serverPort, keystoreLocation, keystorePassword, privateKeyAlias, privateKeyPassword, webContextRoot, clientSecurityPolicy, cacheInvalidationInterval, binaryCacheMaxEntrySize, adminUsername, adminPassword, extAppId, timeout, isPrimary, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のOracle WebCenter Contentリポジトリ接続の名前。 |
socketType
|
オプション。Oracle WebCenter ContentのContent Serverが、コンテンツ・サーバー・リスナー・ポートとWebサーバー・フィルタのどちらで接続するか、リスナー・ポートでSSLが有効になっているかどうかを指定します。 有効な値は、 次の中から選択します。
|
url
|
オプション。コンテンツ・サーバーのURL。 URLは次の形式で指定する必要があります。 http://hostname:port/web_root/plugin_root 例: |
serverHost
|
オプション。Content Serverを実行しているマシンのホスト名。 |
serverPort
|
オプション。Content Serverがリスニングするポート。
例, |
keystoreLocation
|
オプション。セキュリティ・アサーションに署名するための秘密鍵を含むキーストアの場所。 キーストアの場所は絶対パスであることが必要です。 |
keystorePassword
|
オプション。キー・ストアにアクセスするために必要なパスワードを示します。 |
privateKeyAlias
|
オプション。クライアントのキー・ストア内の秘密鍵別名を示します。 この引数の値は、文字列であり、特殊文字もスペースも含まない必要があります。 |
privateKeyPassword
|
オプション。キー・ストア内の秘密鍵別名に使用するパスワードを示します。 |
webContextRoot
|
オプション。コンテンツ・サーバーのフロントエンドがOracle HTTP Server (OHS)である場合のコンテンツ・サーバーのWebサーバー・コンテキスト・ルート。 コンテンツ・プレゼンタを使用してSite Studioコンテンツを作成または編集する場合は、Oracle HTTP Server (OHS)を介してWebCenter Portalにアクセスにすることをお薦めします。Oracle HTTP Server (およびWebContextRoot構成)がなくても、コンテンツ・プレゼンタ内からSite Studioコンテンツの作成や編集を行えますが、作成および編集アクションは、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フロー内で開かれるのではなく、新しいブラウザ・ウィンドウ(またはタブ)が起動されます。 注意: これらの機能を完全に有効にするには、Oracle HTTPS Server (OHS)経由でWebCenter Portalにアクセスして、コンテンツ・サーバーとアプリケーションを同じホストとポートで公開する必要があります。さらに、アプリケーションとコンテンツ・サーバーの両方で、シングル・サインオンを使用することも必要です。フロントエンドのWebCenter Portalに対するOHSの設定の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のWebCenter PortalのOracle HTTP Serverの構成に関する項を参照してください。
|
clientSecurityPolicy
|
オプション。 グローバル・ポリシー・アタッチメント(GPA)がサポートされている環境の場合は、フィールドを空白のままにします。 |
cacheInvalidationInterval
|
オプション。外部Content Serverのコンテンツの変更を確認する間隔(分単位)。WebCenter Portalは、変更されたアイテムをキャッシュから自動的にクリアします。最小の間隔は2分です。 デフォルトでは、キャッシュの無効化は無効( |
binaryCacheMaxEntrySize
|
オプション。Content Serverバイナリ・ドキュメントのキャッシュ可能な最大サイズ(バイト単位)。このサイズより大きいドキュメントは、WebCenter Portalによってキャッシュされません。デフォルトは102400バイト(100K)です。 使用マシンのメモリー構成と、キャッシュされることが期待されるバイナリ・ドキュメントのタイプに基づいて、この値を調整してください。 |
adminUsername
|
オプション。このContent Serverインスタンスの管理権限を持つユーザー名。このユーザーは、プロファイルに基づいてコンテンツ・タイプ情報をフェッチするため、およびキャッシュ無効化の目的でドキュメントの変更を追跡するために使用されます。 デフォルトは |
adminPassword
|
オプション。 |
extAppId
|
オプション。Content Serverに対してユーザーを認証するために使用される外部アプリケーション。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。
|
timeout
|
接続タイムアウト・メッセージが表示されるまでContent Serverへのログインに許容される時間の長さ(ミリ秒単位)、および接続タイプが タイムアウト・プロパティが設定されていない場合は、次の値が使用されます。
|
isPrimary
|
オプション。有効な値は、
この引数のデフォルトは、 WebCenter Portalでは、プライマリ接続はポータル固有のコンテンツおよびホーム・ポータル・コンテンツの格納に使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、Oracle WebCenter Contentリポジトリへのソケットベース接続を編集します。
wls:/weblogic/serverConfig>setContentServerConnection(appName='webcenter', name='myContentServerConnection', socketType='socket', serverHost='myhost.com', serverPort=4444, extAppId='myExtApp', isPrimary=1)
次の例では、Oracle WebCenter ContentリポジトリへのSSLソケットベース接続を編集します。
wls:/weblogic/serverConfig>setContentServerConnection(appName='webcenter', name='myContentServerConnection', socketType='socketssl', serverHost='myhost.com', serverPort=8443, keystoreLocation='d:/keys/here', keystorePassword='T0PS3CR3T', privateKeyAlias='TekJansen', privateKeyPassword='LadyNocturne', extAppId='myExtApp', isPrimary=1)
次の例では、Oracle WebCenter ContentリポジトリへのJAX-WS (Java API for XML Web Services)接続を編集します。
wls:/weblogic/serverConfig> setContentServerConnection(appName='webcenter', socketType='jaxws', url='http://myhost.com:9044/idcnativews', adminUsername='weblogic', clientSecurityPolicy='oracle/wss10_saml_token_client_policy')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
引数を指定せずに、このコマンドを使用すると、指定されたアプリケーションに対して構成されているすべてのOracle WebCenter Contentリポジトリの接続が一覧表示されます。
構文
listContentServerConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。コンテンツ・リポジトリ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数のデフォルトは、 |
name
|
オプション。既存のOracle WebCenter Contentリポジトリ接続の名前。 指定した場合、特定のOracle WebCenter Contentリポジトリの接続に関する詳細を表示できます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対して構成されているOracle WebCenter Contentリポジトリの接続を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listContentServerConnections(appName='webcenter')
次の例では、myContentServerConnection1
という名前のOracle WebCenter Contentリポジトリの接続のすべてのプロパティを一覧表示します。myContentServerConnection1
という名前の接続が存在し、それがOracle WebCenter Contentリポジトリ接続である必要があります。
wls:/weblogic/serverConfig>listContentServerConnections(appName='webcenter', verbose=1, name='myContentServerConnection1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ポータル固有ドキュメントおよびホーム・ポータル・ドキュメントを格納するためにWebCenter Portalによって使用されているバックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリのプロパティを一覧表示します。このコマンドは、WebCenter Portalに対してのみ有効です。
構文
listContentServerProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ポータル固有ドキュメントおよびホーム・ポータル・ドキュメントを格納するためにWebCenter Portalインスタンス(webcenter
)によって使用されているバックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリのプロパティを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listContentServerProperties(appName='webcenter')
The Documents Portal Server identifier is "/EnterpriseLibraries"
The Documents repository administrator is "sysadmin"
The Documents security group is "/WebCenter1109"
The Documents primary connection is "myContentServerConnection"
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ポータル関連データを格納するためにWebCenter Portalによって使用されている、バックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリのプロパティを変更します。
構文
setContentServerProperties(appName, [portalServerIdentifier, adminUserName, securityGroup, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
portalServerIdentifier
|
オプション。WebCenter Portalコンテンツが格納されているルート・フォルダを示します。この引数の値は、 たとえば、
注意: この引数の値を変更した場合、 |
adminUserName
|
オプション。コンテンツ・リポジトリ管理者のユーザー名を示します。たとえば、 WebCenter Portalユーザーにかわって操作を実行するには、この接続に対する管理権限が必要です。WebCenter Portalユーザーにかわって操作を実行するには、この接続に対する管理権限が必要です。 |
securityGroup
|
オプション。WebCenter Portalで作成されるコンテンツ・サーバーのファイルに割り当てられるセキュリティ・グループの値として使用する一意の識別子。この名前を使用して、複数のWebCenter Portalインスタンスの間に共有で使用しているWebCenter Contentインスタンスのデータを分離されます。この名前は、WebCenter Portalインスタンスの間で一意である必要があります。 この引数の値は、文字で始まる必要があります。文字の後に英数字またはアンダースコアを続けます。文字列には、30次の文字を入力ことができます。 注意: この引数の値を変更する場合、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ポータル関連ドキュメントを格納するためにWebCenter Portalによって使用されている、バックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリの接続プロパティを変更します。
wls:/weblogic/serverConfig> setContentServerProperties(appName='webcenter', portalServerIdentifier='/AccountingSpaces', adminUserName='admin', securityGroup='WCAccounting')
次の例では、ポータル関連ドキュメントを格納するためにWebCenter Portalによって使用されている、バックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリの管理者のユーザー名を変更します。
wls:/weblogic/serverConfig> setContentServerProperties(appName='webcenter', adminUserName='sysadmin')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalによって使用されているバックエンドOracle WebCenter ContentリポジトリのadminUserName
、applicationName
および spacesRoot
のプロパティを削除します。
構文
deleteContentServerProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalによって使用されているバックエンドOracle WebCenter Contentリポジトリの接続プロパティ(adminUserName
、applicationName
、spacesRoot
)を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deleteContentServerProperties(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたOracle WebCenter Contentリポジトリ接続を削除します。
構文
deleteContentServerConnection(appName, name)
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
削除する既存のOracle WebCenter Contentリポジトリ接続の名前。 |
例
次の例では、MyContentServerConnectionという名前のOracle WebCenter Contentリポジトリの接続を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deleteContentServerConnection(appName='webcenter' name='MyContentServerConnection')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WLSTコマンドmigrateFoldersGToFrameworkFolders
を使用してデータをFrameworkFoldersに移行できるように、Folders_gデータを指定された場所にエクスポートします。Folders_gデータをFrameworkFoldersに移行した後、エクスポートされたFolders_gデータから比較レポートを生成して、すべてのファイルとフォルダがFrameworkFoldersに移行されたことを検証できます。
構文
exportFoldersGData(appName,server,[connectionName,directoryPath,applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName |
この操作を実行するアプリケーションの名前。WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server |
アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 注意: アプリケーションが同じコンテンツ・サーバー接続を共有するクラスタ環境では(つまり、アプリケーションが同じコンテンツ・サーバーに接続し、同じルート・フォルダとセキュリティ・グループを共有)、このコマンドは1台の管理対象サーバーに対してのみ実行してください。 |
connectionName |
オプション。コンテンツ・サーバーの接続名。デフォルトでないコンテンツ・サーバー接続でFolders_gデータをエクスポートする場合にのみ必要です。 この引数が指定されない場合、デフォルトのコンテンツ・サーバー接続、つまり、 |
directoryPath |
オプション。移行するFolders_gデータの宛先ディレクトリ。 この引数が指定されない場合、Folders_gデータは、 |
applicationVersion |
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WC_Portal
管理対象サーバーにデプロイされたWebCenter PortalアプリケーションのFolders_gデータをエクスポートします。WebCenter Portalのデフォルト・コンテンツ・サーバー接続の詳細を使用して、Folders_gデータが、デフォルトの場所、(WCP_ORACLE_HOME
/common/wlst/FRAMEWORK_FOLDER_MIGRATION
ディレクトリ)にエクスポートされます。
exportFoldersGData(appName='webcenter',server='WC_Portal')
次の例では、WC_Portal
管理対象サーバーにデプロイされたWebCenter PortalアプリケーションのFolders_gデータをエクスポートします。MyContentServerConnection
というContent Server接続が使用され、Folders_gデータが/scratch/myTemp_Dir
ディレクトリにエクスポートされます。
exportFoldersGData(appName='webcenter',server='WC_Portal',connectionName='MyContentServerConnection',directoryPath='/scratch/myTemp_Dir/')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Folders_gデータをFrameworkFoldersに移行して、移行されたデータの整合性を検証します。
構文
migrateFoldersGDataToFrameworkFolders(appName,server,contentDbConnectionUrl,contentDbUserName,[connectionName,directoryPath,reportMode,applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName |
この操作を実行するアプリケーションの名前。WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server |
アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 注意: アプリケーションが同じコンテンツ・サーバー接続を共有するクラスタ環境では(つまり、同じコンテンツ・サーバーに接続し、同じルート・フォルダとセキュリティ・グループを共有)、このコマンドは1台のみの管理対象サーバーに対して実行してください。 |
|
WebCenter Contentスキーマ(名前付きOCS)があるデータベースの接続URL。 接続URL形式 |
|
移行するWebCenter Contentスキーマ(名前付きOCS)のユーザー名。 |
connectionName |
オプション。コンテンツ・サーバーの接続名。 デフォルトでないコンテンツ・サーバー接続でFolders_gデータを移行する場合にのみ必要です。 指定しない場合、デフォルトのコンテンツ・サーバー接続、つまり、 |
directoryPath |
オプション。移行するFolders_gデータを含んでいるディレクトリ。 指定しない場合、Folders_gデータは |
|
オプション。移行時に発生することを記述して、実際のデータを移行する前に検討できるレポートを作成するかどうかを示します。 有効な値は、
デフォルト値は |
applicationVersion |
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、Folders_gデータを、デフォルト・ディレクトリ(WCP_ORACLE_HOME
/common/wlst/FRAMEWORK_FOLDER_MIGRATION
)から、WC_Portal
管理対象サーバーにデプロイされたWebCenter PortalアプリケーションのFrameworkFoldersに移行し、移行されたデータを検証します。移行は、デフォルトContent Server接続の詳細と、指定されたWebCenter Contentデータベース接続およびユーザー名を使用して実行されます。
migrateFoldersGDataToFrameworkFolders(appName='webcenter',server='WC_Portal',contentDbConnectionUrl='wccdbhost.example.com:wccdbport:wccdbsid', contentDbUserName='SCHEMA_PREFIX_OCS')
次の例では、Folders_gデータを/scratch/myTemp_Dir
ディレクトリからFrameworkFoldersに移行し、WC_Portal
管理対象サーバーにデプロイされたWebCenter Portalアプリケーションの移行済データを検証します。MyContentServerConnection
という名前のContent Server接続と指定したWebCenter Contentデータベース接続およびユーザー名を使用して、移行が実行されます。
migrateFoldersGDataToFrameworkFolders(appName='webcenter',server='WC_Portal',contentDbConnectionUrl='wccdbhost.example.com:wccdbport:wccdbsid', contentDbUserName='SCHEMA_PREFIX_OCS',connectionName='MyContentServerConnection',directoryPath='/scratch/myTemp_Dir/)
次の例は、Folders_gデータがどのように、WC_Portal
にデプロイされたWebCenter PortalアプリケーションのFrameworkFoldersに移行されるかをレポートします。MyContentServerConnection
接続の詳細と、指定されたWebCenter Contentデータベース接続およびユーザー名を使用して移行レポートが作成され、Folders_gデータ(/scratch/myTemp_Dir
)と同じ場所に保存されます。
migrateFoldersGDataToFrameworkFolders(appName='webcenter',server='WC_Portal',contentDbConnectionUrl='wccdbhost.example.com:wccdbport:wccdbsid', contentDbUserName='SCHEMA_PREFIX_OCS',connectionName='MyContentServerConnection',directoryPath='/scratch/myTemp_Dir/', reportMode='true')
表2-8に示すコマンドを使用して、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー接続を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-8 ディスカッションおよび通知WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションの新しいディスカッション・サーバー接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のディスカッション・サーバー接続を編集します。 |
オンライン |
|
ディスカッションおよびお知らせのデフォルト接続を指定します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションに対して設定したディスカッション・サーバーのすべての接続を表示します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションのデフォルト・ディスカッション・サーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
追加のディスカッション・サーバー接続プロパティを設定します。 |
オンライン |
|
ディスカッション・サーバー接続プロパティを削除します。 |
オンライン |
|
ディスカッションのデフォルトを指定します。 |
オンライン |
|
ディスカッションのデフォルトを削除します。 |
オンライン |
|
ディスカッションの設定を一覧表示します。 |
オンライン |
|
お知らせのデフォルトを指定します。 |
オンライン |
|
お知らせのデフォルトを削除します。 |
オンライン |
|
お知らせの設定を一覧表示します。 |
オンライン |
|
ユーザーまたはグループにディスカッション・サーバーのシステム管理者パーミッションを付与します。 |
オンライン |
|
ユーザーまたはグループにディスカッション・サーバーのカテゴリ管理者権限を付与します。 |
オンライン |
|
ディスカッション・サーバーのプロパティを設定します。 |
オンライン |
|
ディスカッション・サーバーのプロパティ値を返します。 |
オンライン |
|
現在のディスカッション・サーバーのプロパティ値を削除します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの新しいディスカッション・サーバー接続を作成します。
ディスカッションおよびお知らせの両方の場合は、ディスカッション・サーバーの接続が必要です。ディスカッションおよびお知らせの両方で、同じディスカッション・サーバーの接続が使用されます。
1つのアプリケーションに対して複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、ディスカッション・サービスおよびお知らせサービスに対して使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブ)接続が使用されます。
構文
createDiscussionForumConnection(appName, name, url, adminUser, [timeout, default, policyURIForAuthAccess, policyURIForPublicAccess, recipientKeyAlias, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
url
|
ディスカッション・フォーラムおよび通知をホストしているディスカッション・サーバーのURLを示します。例: |
adminUser
|
ディスカッション・サーバー管理者の名前を示します。ディスカッションおよびお知らせは、WebCenter Portalユーザーにかわってこのアカウントを使用して管理操作を実行します。 このアカウントは、多くの場合、WebCenter Portalにおいてディスカッションとお知らせを管理するために使用されます。このユーザーは、 |
policyURIForAuthAccess
|
オプション。ディスカッション・サーバーWebサービスへの認証アクセスに必要なSAMLトークン・ベース・ポリシーへのURI。 指定するクライアント・ポリシーには、ディスカッション・サーバーで 有効なクライアント・ポリシー値には次のようなものがあります。
『Oracle WebCenter Portalの管理』のお知らせとディスカッションの管理に関する項も参照してください。 |
policyURIForPublicAccess
|
オプション。ディスカッション・サーバーWebサービスへのパブリック・アクセスに対して、メッセージ・セキュリティおよび整合性を強制するために必要なポリシーへのURI。 デフォルト値は、 指定するクライアント・ポリシーには、ディスカッション・サーバーで 有効なクライアント・ポリシー値には次のようなものがあります。
|
recipientKeyAlias
|
オプション。メッセージ保護ポリシーに使用される受信者キー別名( Oracle WebCenter Portalの管理のWS-Securityの構成も参照してください。 |
timeout
|
オプション。接続タイムアウト・メッセージを出す前にディスカッション・サーバーからの応答を受信する間のディスカッションの待機時間(秒単位)の長さを示します。 この引数のデフォルトは、 |
default
|
オプション。この接続は、ディスカッションおよびお知らせのデフォルト接続であることを示します。 有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createDiscussionForumConnection(appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', url='http://myhost.com:8888/owc_discussions', adminUser='admin', policyURIForAuthAccess='oracle/wss10_saml_token_client_policy', default=0)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のディスカッション・サーバー接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。
createDiscussionForumConnectionコマンドを使用して、接続が作成されます。
構文
setDiscussionForumConnection(appName, name, [url, adminUser, policyURIForAuthAccess, policyURIForPublicAccess, recipientKeyAlias, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のディスカッション・サーバー接続の名前を示します。 |
url
|
オプション。ディスカッション・サーバーへのURLを示します。 |
adminUser
|
オプション。ディスカッション・サーバー管理者の名前を示します。ディスカッションでは、このアカウントを使用して、WebCenter Portalユーザーの代理として管理操作が行われます。 このアカウントは、多くの場合、WebCenter Portalにおいてディスカッションとお知らせを管理するために使用されます。このユーザーは、 |
policyURIForAuthAccess
|
オプション。ディスカッション・サーバーWebサービスへの認証アクセスに必要なSAMLトークン・ベース・ポリシーへのURI。 指定するクライアント・ポリシーには、ディスカッション・サーバーで 有効なクライアント・ポリシー値には次のようなものがあります。
『Oracle WebCenter Portalの管理』のお知らせとディスカッションの管理に関する項も参照してください。 |
policyURIForPublicAccess
|
オプション。ディスカッション・サーバーWebサービスへのパブリック・アクセスに対して、メッセージ・セキュリティおよび整合性を強制するために必要なポリシーへのURI。 デフォルト値は、 指定するクライアント・ポリシーには、ディスカッション・サーバーで 有効なクライアント値は次のとおりです:
|
recipientKeyAlias
|
オプション。メッセージ保護ポリシーに使用される受信者キー別名( Oracle WebCenter Portalの管理のWS-Securityの構成も参照してください。 |
timeout
|
オプション。接続タイムアウト・メッセージを出す前に ディスカッション・サーバーからの応答を受信する間のディスカッションおよびお知らせの待機時間(秒単位)の長さを示します。この引数のデフォルトは、 |
default
|
オプション。この接続は、ディスカッションおよびお知らせのデフォルト接続であることを示します。1つまたは複数の接続が定義されている場合のみ必要です。 有効なオプションは、 ディスカッションとお知らせでこの接続を使用することを指定するには、値を この接続を無効に設定するには、removeDiscussionForumServicePropertyコマンドを使用します。
注意: 1つのアプリケーションに対して複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、ディスカッションおよびお知らせに対してデフォルト接続またはアクティブ接続のみ使用できます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyDiscussionsServer
という名前のセキュアなディスカッション・サーバー接続の属性を更新します。
wls:/weblogic/serverConfig> setDiscussionForumConnection(appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', url='http://myhost.com:7786/owc_discussions', adminUser='admin', policyURIForAuthAccess='oracle/wss10_saml_token_client_policy', default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・サーバー接続プロパティを設定します。使用しているディスカッション・サーバーに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。
このコマンドは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法を提供します。(createDiscussionForumConnectionおよびsetDiscussionForumConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)
注意:
createDiscussionForumConnectionまたはsetDiscussionForumConnection を使用して、利用可能な接続プロパティを設定するためにsetDiscussionForumConnectionPropertyを使用しないでください。それを試みても、効果はありません。
すべての既知の追加接続プロパティを表2-9に示します。
表2-9 追加のディスカッション・サーバー接続プロパティ
追加の接続プロパティ | 説明 |
---|---|
|
すべてのディスカッション・フォーラムが格納されているディスカッション・サーバー上のアプリケーション・ルート・カテゴリIDを示します。たとえば、3に設定すると、すべてのフォーラムがID 3のカテゴリに格納されます。 |
|
ユーザーをディスカッション・サーバーの管理コンソールにリンクするために使用するURL。createDiscussionForumConnectionまたはsetDiscussionForumConnection コマンドを使用して指定された 別のパブリック外部URLを指定する場合は、次の形式を使用します。 例: |
構文
setDiscussionForumConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のディスカッション・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
接続プロパティの名前を示します。表2-9も参照してください。 |
value
|
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。 |
secure
|
オプション。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効なオプションは、 パスワードを格納する場合は、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyDiscussionServer
という名前のディスカッション・サーバー接続のディスカッション・フォーラムの格納に使用するカテゴリを構成します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumConnectionProperty (appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='application.root.category.id', value='3')
次の例では、別のパブリック外部URLを構成し、ユーザーがディスカッション・サーバーの管理コンソールにアクセスできるようにします。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumConnectionProperty (appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='linkURL', value='http://example.com:7777')
次の例は、myProperty1
というカスタム・ディスカッション・サーバー接続プロパティをpropertyValue1
の値を付けて追加します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumConnectionProperty (appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='myProperty1', value='propertyValue1')
次の例では、値secureValue
を指定してsecuredProperty
というセキュアなディスカッション・サーバー接続プロパティを追加します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumConnectionProperty (appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='securedProperty', value='secureValue', secure=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・サーバー接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。
このコマンドを使用すると、setDiscussionForumConnectionProperty
コマンドを使用して追加したadditional接続プロパティのみ削除できます。
構文
deleteDiscussionForumConnectionProperty(appName, name, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のディスカッション・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
削除する接続プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、myProperty1
という名前のディスカッション・サーバー接続プロパティを削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deleteDiscussionForumConnectionProperty (appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='myProperty1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションで、ディスカッション・サービスとお知らせサービスが使用するディスカッション・サーバー接続の名前を示します。1つのアプリケーションに対して複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、ディスカッションおよびお知らせでは、デフォルト(またはアクティブ)という接続のみ使用されます。
構文
listDefaultDiscussionForumConnection(appName, [verbose, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalでディスカッションおよびお知らせが使用しているディスカッション・サーバー接続の名前を示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDefaultDiscussionForumConnection(appName='webcenter')
次の例では、WebCenter Portalでディスカッションおよびお知らせが使用しているディスカッション・サーバー接続の名前と詳細を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listDefaultDiscussionForumConnection(appName='webcenter', verbose=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションに対して設定したディスカッション・サーバーのすべての接続を一覧表示します。
構文
listDiscussionForumConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。有効なオプションは、
|
name
|
オプション。既存のディスカッション・サーバー接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のディスカッション・サーバーの接続に関する詳細情報を表示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、現在、WebCenter Portalに対して設定したディスカッション・サーバーのすべての接続の名前を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDiscussionForumConnections(appName='webcenter')
次の例は、現在、WebCenter Portalに対して設定したディスカッション・サーバーのすべての接続の名前とその詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDiscussionForumConnections(appName='webcenter', verbose=1)
この例は、myDiscussionsServer
という名前のディスカッション・サーバーの接続に関する詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDiscussionForumConnections(appName='webcenter', name='myDiscussionsServer')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションにおけるディスカッションおよびお知らせのデフォルト・ディスカッション・サーバー接続を指定します。
1つのアプリケーションに対して複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、ディスカッションとお知らせに対して使用される接続は、デフォルト(またはアクティブ)接続と呼ばれる1つのみです。
構文
setDefaultDiscussionForumConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のディスカッション・サーバー接続の名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるディスカッションおよびお知らせのmyDiscussionServer
という名前のデフォルト(またはアクティブ)接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> setDefaultDiscussionForumConnection (appName='webcenter', name='myDiscussionServer')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのディスカッションに使用するデフォルト値を指定します。
ディスカッションの構成可能なプロパティを表2-10に示します。
表2-10 ディスカッション - 構成可能なプロパティ
構成プロパティ | 説明 |
---|---|
|
ディスカッションによって検索してトピック・ビューに表示されるトピックの最大数を示します。 |
|
ディスカッションによって検索してフォーラム・ビューに表示されるフォーラムの最大数を示します。 |
|
ディスカッションによって検索して最新トピック・ビューに表示されるトピックの最大数を示します。 |
|
ディスカッションによって検索して表示済トピック・ビューに表示されるトピックの最大数を示します。 |
|
ディスカッションによって検索して表示済フォーラム・ビューに表示されるフォーラムの最大数を示します。 |
|
すべてのディスカッション・フォーラムが格納されているディスカッション・サーバー上のアプリケーション・ルート・カテゴリIDを示します。たとえば、3に設定すると、すべてのフォーラムがカテゴリ3内に格納されます。 |
|
メール配信リストによる通信は、ディスカッション・フォーラム投稿として公開できます。このパラメータはこの通信のゲートウェイを起動または停止します。 WebCenter Portalの場合、デフォルト値は |
構文
setDiscussionForumServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
value
|
プロパティの値を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、トピック・ビューに表示されるトピックのデフォルト数を変更します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumServiceProperty (appName='webcenter', property='topics.fetch.size', value='30')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・プロパティに設定されている現在の値を削除します。このコマンドを使用して、表2-10に一覧表示されている任意のプロパティを削除します。
これらのプロパティの値を削除すると予期しない動作を引き起こす可能性があるので、このコマンドを使用するときは注意してください。
注意:
このコマンド構文を使用して、現在、ディスカッション・サービスおよびお知らせサービスのために使用している接続を無効に設定します。
removeDiscussionForumServiceProperty('appName='webcenter', property='selected.connection')
このコマンドを使用すると、default
接続引数が0
に設定されます。「setDiscussionForumConnection」も参照してください。
構文
removeDiscussionForumServiceProperty(appName, property, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるディスカッションの現在のtopics.fetch.size
プロパティをクリアします。
wls:/weblogic/serverConfig> removeDiscussionForumServiceProperty (appName='webcenter', property='topics.fetch.size')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッションのすべての構成可能なプロパティを表示します。
構文
listDiscussionForumServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるディスカッションの構成プロパティを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listDiscussionForumServiceProperties(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのお知らせに使用するデフォルト値を指定します。
お知らせの構成可能なプロパティを表2-11に示します。
表2-11 お知らせ - 構成可能なプロパティ
構成プロパティ | 説明 |
---|---|
|
お知らせの小型ビューに表示されるお知らせの最大数を示します。 |
|
お知らせのメイン・ビューに表示されるお知らせの最大数を示します。 |
|
お知らせのリンク・ビューに表示されるお知らせの最大数を示します。 |
|
通知の有効期限を示します。 |
構文
setAnnouncementServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion})
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
value
|
プロパティ値。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalでお知らせを表示するデフォルト日数を変更します。
wls:/weblogic/serverConfig>setAnnouncementServiceProperty(appName='webcenter', property='announcements.expiration.days', value='21')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
お知らせプロパティに設定されている現在の値を削除します。このコマンドを使用して、表2-11に一覧表示されている任意のプロパティを削除します。
これらのプロパティの値を削除すると予期しない動作を引き起こす可能性があるので、このコマンドを使用するときは注意してください。
構文
removeAnnouncementServiceProperty(appName, property, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるお知らせのannouncements.expiration.days
プロパティをクリアします。
wls:/weblogic/serverConfig>removeAnnouncementServiceProperty (appName='webcenter', property='announcements.expiration.days')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション内のお知らせを対象とする、すべての構成可能なプロパティを一覧表示します。
構文
listAnnouncementServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるお知らせの構成プロパティを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listAnnouncementServiceProperties(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ユーザーまたはグループにディスカッション・サーバーのシステム管理者パーミッションを付与します。このコマンドは、現在の管理者のいずれも含まない新しいアイデンティティ・ストアにディスカッション・サーバーを接続する際に役立ちます。
構文
addDiscussionsServerAdmin(appName, name, [type, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するディスカッション・サーバー・アプリケーションの名前。たとえば、 |
|
ディスカッション・サーバーの管理者として追加するユーザーまたはグループの名前。 |
|
オプション。アイデンティティのタイプを識別します。有効な値は、 デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ユーザーweblogic
にディスカッション・サーバーのシステム管理者パーミッションを付与します。
addDiscussionsServerAdmin(appName='owc_discussions', name='weblogic', type='USER')
次の例では、Administrators
ユーザー・グループのすべてのユーザーにディスカッション・サーバーのシステム管理者パーミッションを付与します。
addDiscussionsServerAdmin(appName='owc_discussions', name='Administrators', type='GROUP')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
特定のカテゴリIDのユーザーまたはグループにディスカッション・サーバーのカテゴリ管理者権限を付与します。
構文
addDiscussionsCategoryAdmin(appName, categoryId, name, [type, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するディスカッション・サーバー・アプリケーションの名前。たとえば、 |
|
ディスカッション・サーバーのカテゴリのID(数値)。 |
|
ディスカッション・サーバーのカテゴリの管理者として追加するユーザーまたはグループの名前。 |
|
オプション。アイデンティティのタイプを識別します。有効な値は、 デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ユーザーweblogic
にディスカッション・サーバーのカテゴリ(ID=2)に対するカテゴリ管理者権限を付与します。
addDiscussionsCategoryAdmin(appName='owc_discussions', categoryId=2, name='weblogic', type='USER')
次の例では、Sales
ユーザー・グループに含まれるすべてのユーザーに、ディスカッション・サーバーのカテゴリ(ID=2)に対するカテゴリ管理者権限を付与します。
addDiscussionsCategoryAdmin(appName='owc_discussions', categoryId=2, name='Sales', type='GROUP')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・サーバー・プロパティを設定します。このコマンドを使用して、ディスカッション・サーバーのシステム・プロパティを設定します。
注意:
setDiscussionsServerProperty
などのディスカッション・サーバーWLSTコマンドを実行するには、管理サーバーの接続に使用するユーザーがディスカッション・サーバーの管理権限も持っている必要があります。
構文
setDiscussionsServerProperty(appName, key, value, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するディスカッション・サーバー・アプリケーションの名前。たとえば、 |
key
|
ディスカッション・サーバー・プロパティの名前。 たとえば、 |
value
|
ディスカッション・サーバー・プロパティの値。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、SSOのディスカッション・サーバーを構成するプロパティを設定します。example.com:8890/owc_discussions
はディスカッション・サーバーがデプロイされるWeb層のベースURLです。
wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='owc_discussions.sso.mode', value='true') wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='jiveURL', value='example.com:8890/owc_discussions')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・サーバー・プロパティの現在の値を返します。
注意:
getDiscussionsServerProperty
などのディスカッション・サーバーWLSTコマンドを実行するには、管理サーバーに接続するために使用するユーザーがディスカッション・サーバーの管理権限も持っている必要があります。
構文
getDiscussionsServerProperty(appName, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するディスカッション・サーバー・アプリケーションの名前。たとえば、 |
key
|
ディスカッション・サーバー・プロパティの名前。 たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、いくつかの主要なディスカッション・サーバー・プロパティの現在の値を返します。
wls:/weblogic/serverConfig>getDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='AuthFactory.className') wls:/weblogic/serverConfig>getDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='UserManager.className') wls:/weblogic/serverConfig>getDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='GroupManager.className')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ディスカッション・サーバー・プロパティに設定されている現在の値を削除します。
注意:
removeDiscussionsServerProperty
などのディスカッション・サーバーWLSTコマンドを実行するには、管理サーバーに接続するために使用するユーザーがディスカッション・サーバーの管理権限も持っている必要があります。
構文
removeDiscussionsServerProperty(appName, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するディスカッション・サーバー・アプリケーションの名前。たとえば、 |
key
|
ディスカッション・サーバー・プロパティの名前。 たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ディスカッション・サーバーの'SSO mode'プロパティの現在の値を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig>removeDiscussionsServerProperty(appName='owc_discussions', key='owc_discussions.sso.mode')
表2-12に示すコマンドを使用して、WebCenter Portalの外部アプリケーション接続を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、アプリケーションでただちに使用可能になります。つまり、管理対象サーバーを再起動する必要はありません。
表2-12 外部アプリケーションWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定したアプリケーションの外部アプリケーション接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存の外部アプリケーション接続を編集します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションに対して構成されている個々またはすべての外部アプリケーションを一覧表示します。 |
オンライン |
|
特定の外部アプリケーション接続の別のログイン・フィールドを追加します。 |
オンライン |
|
特定の外部アプリケーション・ログイン・フィールドの値およびdisplay-to-user設定を編集します。 |
オンライン |
|
外部アプリケーション・ログイン・フィールドを削除します。 |
オンライン |
|
外部アプリケーションの共有資格証明またはパブリック資格証明を指定します。 |
オンライン |
|
外部アプリケーションの共有資格証明またはパブリック資格証明を編集します。 |
オンライン |
|
現在、外部アプリケーションに対して設定されている共有資格証明またはパブリック資格証明を削除します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの外部アプリケーション接続を作成します。
構文
createExtAppConnection(appName, name, [displayName, url, authMethod, userFieldName, pwdFieldName, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。この名前は、WebCenter Portalのすべての接続タイプにおいて一意である必要があります。 |
displayName
|
オプション。外部アプリケーション表示名を示します。外部アプリケーションの、WebCenter Portalユーザーにとってわかりやすいユーザー・フレンドリな名前を示します。表示名は、WebCenter Portal内のすべての外部アプリケーション間で一意である必要があります。 |
url
|
オプション。外部アプリケーションのログインURLを示します。 アプリケーションのURLを確定するには、アプリケーションのログイン・ページに移動して、そのページのURLを記録します。 例: |
authMethod
|
オプション。外部アプリケーションで使用される認証メソッドを示します。有効なオプションは、 この引数のデフォルトは、 |
userFieldName
|
オプション。外部アプリケーション・ログイン・フォーム上のユーザー名フィールドまたはユーザーIDフィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン・ページのHTMLソースを参照します。この引数は、ユーザー資格証明を指定しません。 自動化されたADF外部アプリケーション・ログインを作成する場合は必須です。 |
pwdFieldName
|
オプション。外部アプリケーション・ログイン・フォーム上のパスワード・フィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン・ページのHTMLソースを参照します。この引数は、ユーザー資格証明を指定しません。 自動化されたADF外部アプリケーション・ログインを作成する場合は必須です。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)にMy Yahoo!
という名前の外部アプリケーションの接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createExtAppConnection(appName='webcenter', name='yahoo', displayName='My Yahoo!', url='http://login.yahoo.com/config/login', authMethod='POST', userFieldName='login', pwdFieldName='password')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存の外部アプリケーション接続を編集します。
構文
setExtAppConnection(appName, name, [displayName, url, authMethod, userFieldName, pwdFieldName, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
displayName
|
オプション。外部アプリケーション表示名を示します。外部アプリケーションの、WebCenter Portalユーザーにとってわかりやすいユーザー・フレンドリな名前を示します。 表示名は、WebCenter Portal内のすべての外部アプリケーション間で一意である必要があります。 |
url
|
オプション。外部アプリケーションのログインURLを示します。アプリケーションのURLを確定するには、アプリケーションのログイン・ページに移動して、そのページのURLを記録します。 |
authMethod
|
オプション。外部アプリケーションで使用される認証メソッドを示します。 有効なオプションは、 |
userFieldName
|
オプション。外部アプリケーション・ログイン・フォーム上のユーザー名フィールドまたはユーザーIDフィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン・ページのHTMLソースを参照します。この引数は、ユーザー資格証明を指定しません。
|
pwdFieldName
|
オプション。外部アプリケーション・ログイン・フォーム上のパスワード・フィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン・ページのHTMLソースを参照します。この引数は、ユーザー資格証明を指定しません。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、yahoo
という名前の外部アプリケーションの表示名属性を更新します。
wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppConnection(appName='webcenter', name='yahoo', displayName='My Favorite Yahoo!')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
appName
引数のみを指定して、このコマンドを使用すると、現在、指定されたWebCenter Portalアプリケーションに対して設定したすべての外部アプリケーションの名前が表示されます。
構文
listExtAppConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。外部アプリケーションの詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数を |
name
|
オプション。既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)で現在使用されているすべての外部アプリケーションの名前を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter')
app1
app2
app3
次の例は、外部アプリケーションのapp1
、app2
およびapp3
の詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter', verbose=1)
----
app1
----
Name: app1
Display Name: Application1
Login URL: http://app1
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Disabled
----
app2
----
Name: app2
Display Name: Application2
Login URL: http://app2
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Additional Fields: {Account1:1, Accout2:DefVal:0}
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Enabled
----
app3
----
Name: app3
Display Name: Application3
Authentication Method: POST
Shared Credential: Enabled
Public Credential: Enabled
次の例は、外部アプリケーションapp1
のみの詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter', verbose=1, name='app1')
----
app1
----
Name: app1
Display Name: Application1
Login URL: http://app1
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Disabled
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
特定の外部アプリケーション接続の別のログイン・フィールドを追加します。たとえば、外部アプリケーションでは、ユーザー名およびパスワードの他に、Host
およびMailAddress
などその他のログイン条件も入力する必要がある場合があります。
オプションで、ユーザーが追加ログイン・フィールを指定できるように外部アプリケーションのログインに表示されます。
別のログイン・フィールドを追加し、かつ外部アプリケーションで共有またはパブリック資格証明を使用する場合、WLSTコマンドaddExtAppCredential
およびsetExtAppCredential
を使用して、共有またはパブリック資格証明を更新できます「addExtAppCredential」および「setExtAppCredential」を参照してください。
構文
addExtAppField(appName, name, fieldName, [fieldValue, displayToUser, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
fieldName
|
ログイン・フィールド名を示します。HTMLログイン・フォーム上のフィールドを識別する名前を示します。アプリケーションでは、認証メソッドとしてBASICを使用している場合、このフィールドを該当しません。 |
fieldValue
|
オプション。ログイン・フィールド値を示します。ログイン・フィールドにデフォルト値を入力するか、または、ユーザーが値を入力できるようにフィールドを空に設定します。デフォルトで、この引数は空です。 |
displayToUser
|
オプション。外部アプリケーションのログイン画面にログイン・フィールドが表示されるかどうかを指定します。 有効なオプションは、 この引数を |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
この例は、ABC
という外部アプリケーションにusername.default.example
のデフォルト値でAccount
という名前の追加フィールドを作成します。このフィールドは、ABC
のログイン・ページに表示されます。
wls:/weblogic/serverConfig> addExtAppField(appName='webcenter', name='ABC', fieldName='Account', fieldValue='username.default.example', displayToUser=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在、外部アプリケーションに対して設定されている1つまたは複数のログイン・フィールドのフィールド値およびdisplay-to-user設定を変更します。外部アプリケーションの名前およびログイン・フィールド名とともにfieldValue
またはdisplayToUser
を指定する必要があります。fieldValue
およびdisplayToUser
引数は、オプションです。
このコマンドを使用すると、この外部アプリケーションに対して作成された共有資格証明またはパブリック資格証明を使用する必要があります。displayToUser
を1
に変更すると、場合によっては、既存の共有ユーザー資格証明またはパブリック・ユーザー資格証明を更新することも必要です。「setExtAppCredential」も参照してください。
構文
setExtAppField(appName, name, fieldName, [fieldValue, displayToUser, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
fieldName
|
既存のログイン・フィールドの名前を示します。 |
fieldValue
|
オプション。新しいまたは変更したログイン・フィールド値を示します。 ログイン・フィールドにデフォルト値を入力するか、または、ユーザーが値を入力できるようにフィールドを空に設定します。デフォルトで、この引数は空です。 |
displayToUser
|
オプション。外部アプリケーションのログイン画面にログイン・フィールドが表示されるかどうかを指定します。有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、Account
というログイン・フィールドのデフォルト値を指定し、外部アプリケーションの資格証明配信画面にそのフィールドを表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppField(appName='webcenter', name='ABC', fieldName='Account', fieldValue='admin', displayToUser=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
外部アプリケーション接続からログイン・フィールドを削除します。
このコマンドを使用すると、この外部アプリケーションに対して作成された任意の共有資格証明またはパブリック資格証明の使用を考慮する必要があります。つまり、共有ユーザー資格証明またはパブリック・ユーザー資格証明からログイン・フィールドを削除する必要があります。
必要に応じて、setExtAppCredential
コマンドを使用して、ログイン・フィールドを削除できます。たとえば、外部アプリケーションのmyApp
には、Account
という追加フィールドがあり、次のコマンドを使用してパブリック資格証明が前に指定されています。
addExtAppCredential(appName='webcenter', name='myApp', type='PUBLIC', username='admin', password='mypublic.password', field='Account:admin@myhost.com')
Account
フィールドを削除すると、次のコマンドを実行して、資格証明を変更できます。
setExtAppCredential(appName='webcenter', name='myApp', type='PUBLIC', username='admin', password='mypublic.password')
setExtAppCredential
の使用に関する詳細情報については、「setExtAppCredential」を参照してください。
構文
removeExtAppField(appName, name, fieldName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。 |
fieldName
|
削除するログイン・フィールドを示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、ABC
という外部アプリケーションからAccount
という名前の追加ログイン・フィールドを削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> removeExtAppField(appName='webcenter, name='ABC', fieldName='Account')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
特定の外部アプリケーションの共有ユーザー資格証明またはパブリック・ユーザー資格証明を設定します。
共有資格証明を指定すると、ここで定義したユーザー名およびパスワードを使用して、WebCenter Portalにアクセスするすべてのユーザーが認証されます。WebCenter Portalユーザーには、ログイン・フォームは表示されません。
WebCenter Portalを使用してこの外部アプリケーションにアクセスするパブリック・ユーザーは、ここで定義したパブリック資格証明を使用してログインします。
すでに資格証明が存在する場合は、setExtAppCredential
コマンドを使用する必要があることを示す報告メッセージが表示されます。
構文
addExtAppCredential(appName, name, type, username, password, [field, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
type
|
資格証明のタイプを示します。有効な値は、 |
username
|
共有ユーザーまたはパブリック・ユーザーの名前を示します。 |
password
|
共有ユーザーまたはパブリック・ユーザーのパスワードを示します。 |
field
|
オプション。追加のログイン・フィールドの値を示します。形式として、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、外部アプリケーションABC
のパブリック資格証明を指定します。パブリック・ユーザー名は、mypublic.username
で、パスワードは、mypublic.password
であり、Account
という追加フィールド名が存在します。
wls:/weblogic/serverConfig> addExtAppCredential(appName='webcenter', name='ABC', type='PUBLIC', username='mypublic.username', password='mypublic.password', field='Account:username.example')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在、外部アプリケーションに対して設定した共有ユーザー資格証明またはパブリック・ユーザー資格証明を変更します。すでに資格証明が指定されていない場合は、addExtAppCredential
を使用する必要があることを示す報告メッセージが表示されます。「addExtAppCredential」を参照してください。
setExtAppCredential
は、既存の資格証明のみ計算するので、username
およびpassword
の引数をオプションです。パラメータusername
、password
またはfield
の少なくとも1つを指定する必要があります。
数日当たりにパスワードを変更する必要があるシステムのパスワードを更新するには、setExtAppCredential
コマンドを使用できます。
構文
setExtAppCredential(appName, name, type, [username, password, field, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
type
|
資格証明のタイプを示します。有効な値は、 |
username
|
オプション。共有ユーザーまたはパブリック・ユーザーのユーザー名を示します。 |
password
|
オプション。共有ユーザーまたはパブリック・ユーザーのパスワードを示します。 |
field
|
オプション。追加のログイン・フィールドの値を示します。形式として、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、外部アプリケーションABC
のパブリック・ユーザーのログイン資格証明を変更します。
wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppCredential(appName='webcenter',name='ABC', type='PUBLIC', username='username.example', password='password.example', field='Account:username.example')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在、外部アプリケーションに対して設定した共有ユーザー資格証明またはパブリック・ユーザー資格証明を削除します。
資格証明が存在しない場合、エラーが表示されます。
構文
removeExtAppCredential(appName, name, type, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。 |
type
|
資格証明のタイプを示します。有効な値は、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、外部アプリケーションABC
に対して指定した共有資格証明を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> removeExtAppCredential(appName='webcenter', name='ABC', type='SHARED')
表2-13に指定されているコマンドを使用して、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-13 インスタント・メッセージおよびプレゼンスWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションの新しいインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を編集します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を変更します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続プロパティを削除します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションでサポートされるプレゼンス・サーバーを一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションに対して構成したすべてのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションに対して構成したデフォルト・インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定した接続をデフォルト・インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続として設定します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンスのデフォルトを指定します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンスのデフォルトを削除します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンスのプロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続に適した外部アプリケーションを作成します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を作成します。
サポートされているインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーのタイプを探すには、listIMPAdapters コマンドを使用します。初期の設定では、WebCenter PortalはMicrosoft Office Communications Server 2007 SP1 (OCS)およびMicrosoft Lync 2010をサポートしています。
WebCenter Portalには複数のプレゼンス・サーバー接続を登録できますが、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスにより使用されるのは、1つの接続、つまりデフォルト(アクティブ)接続のみです。
構文
createIMPConnection(appName, name, adapter, url, [appId, poolName, userDomain, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
adapter
|
アダプタ名。インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーに一致するアダプタを指定します。有効な値は Microsoft Office Communications Server 2007およびMicrosoft Lyncの場合、 |
url
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスをホストしているサーバーのURLを示します。 例: |
domain
|
非推奨。 setIMPServicePropertyコマンドを使用して、IMアドレスを解決します。 |
appId
|
オプション。プレゼンス・サーバー接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。 指定した場合、OCSまたはLyncサーバーに対してユーザーの認証を行うために外部アプリケーション資格証明情報が使用されます。OCSおよびLyncサーバー接続の場合は、この引数は必須です。 インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスに対して構成する外部アプリケーションでは、 「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。 |
poolName
|
オプション。OCSまたはLync接続を作成するために必要なプール名。プール名の詳細は、Microsoft Office Communications ServerまたはMicrosoft Lync Serverに関するドキュメントを参照してください。 OCSおよびLyncサーバー接続の場合は、この引数は必須です。 |
userDomain
|
OCSまたはLyncサーバー上のActive Directoryドメイン。 OCSまたはLyncサーバー接続の場合、この引数は必須です。 |
timeout
|
オプション。接続タイムアウト・メッセージを出す前にプレゼンス・サーバーからの応答を受信する間のインスタント・メッセージおよびプレゼンスの待機時間(秒単位)の長さを示します。この引数のデフォルトは、
|
default
|
オプション。この接続は、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。 有効な値は、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myOCSPresenceServer
という名前のMicrosoft Office Communications Serverへのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createIMPConnection(appName='webcenter', name='myOCSPresenceServer', adapter='OCS2007', url='http://myocshost.com/owc/ocs', appId='OCSExtApp', userDomain='OCS', poolName='pool01.myocshost.com', timeout=60, default=1)
次の例では、myLyncServer
という名前のMicrosoft Lync Serverへのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createIMPConnection(appName='webcenter', name='myLyncServer', adapter='OCS2007', url='http://mylynchost.com:8888' appId='LyncExtApp', userDomain='LYNC', poolName='pool05.mylynchost.com', timeout=60, default=1))
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーの接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。
createIMPConnection コマンドを使用して、接続が作成されます。
構文
setIMPConnection(appName, name, [adapter, url, appId, poolName, userDomain, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のプレゼンス・サーバー接続の名前を示します。 |
adapter
|
オプション。アダプタ名。インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーに一致するアダプタを指定します。有効な値は Microsoft Office Communications ServerおよびMicrosoft Lync Serverの場合、 |
url
|
オプション。インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスをホストしているサーバーのURLを示します。 |
domain
|
非推奨。 setIMPServicePropertyコマンドを使用して、IMアドレスを解決します。 |
appId
|
プレゼンス・サーバー接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。 指定した場合、OCSまたはLyncサーバーに対してユーザーの認証を行うために外部アプリケーション資格証明情報が使用されます。OCSおよびLyncサーバー接続の場合は、この引数は必須です。 インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスに対して構成する外部アプリケーションでは、 「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。 |
poolName
|
OCSまたはLync接続を作成するために必要なプール名。プール名の詳細は、Microsoft Office Communications ServerまたはMicrosoft Lync Serverに関するドキュメントを参照してください。 OCSおよびLyncサーバー接続の場合は、この引数は必須です。 |
userDomain
|
OCSサーバー上のActive Directoryドメイン。 OCSまたはLyncサーバー接続の場合、この引数は必須です。 |
timeout
|
オプション。接続タイムアウト・メッセージを出す前にプレゼンス・サーバーからの応答を受信する間のインスタント・メッセージおよびプレゼンスの待機時間(秒単位)の長さを示します。 この引数のデフォルトは、 |
default
|
オプション。この接続は、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、 インスタント・メッセージおよびプレゼンスで、この接続を使用することを指定するには、値を この接続を無効に設定するには、removeIMPServicePropertyコマンドを使用します。
1つのアプリケーションに対して複数のプレゼンス・サーバー接続を登録できますが、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービスに対して使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブ)接続が使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、既存のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続の属性を設定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setIMPConnection(appName='webcenter', name='myOCSPresenceServer', adapter='OCS2007', url='http://myocshost.com/owc/ocs', timeout=120, default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続プロパティを設定します。使用しているプレゼンス・サーバーに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。これは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法です。(createIMPConnection およびsetIMPConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)
すべての既知の追加接続プロパティを表2-14に示します。
表2-14 追加のインスタント・メッセージおよびプレゼンス接続プロパティ
追加の接続プロパティ | 説明 |
---|---|
|
プレゼンス・サーバーへのURLを示します。プレゼンスを別のサーバーにデプロイした場合に指定する必要があります。 |
|
接続管理サービスへのURLを示します。コンテンツ管理サービスを別のサーバーにデプロイした場合に指定する必要があります。 |
|
サード・パーティ・コール・サーバーのURLを示します。値を指定しなかった場合、 |
|
値
|
|
|
|
ユーザー・プロファイルからユーザーの電話番号を読み取るために使用する属性を示します。デフォルトはBUSINESS_PHONEです。この属性値は、 |
|
WebCenterユーザー・アイデンティティをドメインで修飾し( ユーザー・アイデンティティをドメインで修飾し、プレゼンス・サーバーに同じ |
注意:
setIMPConnectionPropertyを使用して、createIMPConnection またはsetIMPConnection の利用可能なプロパティを設定しないでください。それを試みても、効果はありません。
構文
setIMPConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のプレゼンス・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
接続プロパティの名前を示します。表2-14を参照してください。 |
value
|
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。 |
secure
|
オプション。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効なオプションは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、デフォルト値のadmin
でadmin.user
というカスタム・インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続プロパティを追加します。
wls:/weblogic/serverConfig>setIMPConnectionProperty(appName='webcenter', name='MyLCSPresenceServer', key='admin.user', value='admin')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。
このコマンドを使用すると、setIMPConnectionPropertyコマンドを使用して追加したadditional
接続プロパティのみ削除できます。
構文
deleteIMPConnectionProperty(appName, name, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のプレゼンス・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
削除する接続プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、admin.user
という名前のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続プロパティを削除します。
wls:/weblogic/serverConfig>deleteIMPConnectionProperty(appName='webcenter', name='MyOCSPresenceServer', key='admin.user')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle WebCenter Portalでサポートされるインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーのタイプを一覧表示します。初期の設定では、WebCenter PortalはMicrosoft Office Communications Server 2007 SP1 (OCS)およびMicrosoft Lync 2010をサポートしています。
構文
listIMPAdapters()
例
次の例では、サポートされるプレゼンス・サーバーを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listIMPAdapters()
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションに対して構成したすべてのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を一覧表示します。
構文
listIMPConnections(appName,[verbose, name, server, applicationVersion)
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。プレゼンス・サーバー接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、
|
name
|
オプション。既存のプレゼンス・サーバー接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のプレゼンス・サーバーの接続に関する詳細情報を表示します。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対して構成したすべてのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listIMPConnections(appName='webcenter')
次の例では、WebCenter Portalに対して構成したすべてのインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続を冗長モードで一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listIMPConnections(appName='webcenter', verbose=1)
次の例は、impConnection1
という名前のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーの接続に関する詳細情報を指定します。
wls:/weblogic/serverConfig> listIMPConnections(appName='webcenter', name='impConnection1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションでインスタント・メッセージおよびプレゼンスによって使用される接続を一覧表示します。WebCenter Portalに対して複数のプレゼンス・サーバー接続を登録できますが、インスタント・メッセージおよびプレゼンスに対して使用される接続は、デフォルト(またはアクティブ)接続の1つのみです。
利用可能なプレゼンス・サーバー接続が、1つのみ存在する場合は、その接続がデフォルト接続と想定されます。
構文
listDefaultIMPConnection(appName, verbose, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。利用可能であれば、デフォルト・プレゼンス・サーバー接続が冗長モードで表示されます。 有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)でインスタント・メッセージおよびプレゼンスによって使用される接続の名前および詳細情報を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDefaultIMPConnection(appName='webcenter', verbose=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション内のインスタント・メッセージおよびプレゼンスのデフォルト接続を指定します。1つのアプリケーションに対して複数のプレゼンス・サーバー接続を登録できますが、インスタント・メッセージおよびプレゼンスに対して使用される接続は、デフォルト(またはアクティブ)接続の1つのみです。
利用可能なプレゼンス・サーバー接続が、1つのみ存在する場合は、その接続がデフォルト接続と想定されます。
構文
setDefaultIMPConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のインスタント・メッセージおよびプレゼンス接続の名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)におけるインスタント・メッセージおよびプレゼンスのmyPresenceServer
という名前のデフォルト(またはアクティブ)接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDefaultIMPConnection(appName='webcenter', name='myPresenceServer')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンスのデフォルト値を指定します。
インスタント・メッセージおよびプレゼンスの構成可能なプロパティを表2-15に示します。
表2-15 インスタント・メッセージおよびプレゼンス - 構成可能なプロパティ
構成プロパティ | 説明 |
---|---|
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンスによって使用される接続を示します。 |
|
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・データのキャッシュ・タイムアウトを示します。デフォルトでは60秒です。 |
|
ユーザー表示名は、欠落している場合、表示する項目を確定します。 表示名は、プレゼンス・データでは必須でありません。WebCenter Portalで表示名がデフォルトで提供されないことがあり、なおかつその情報が重要と思われる場合、表示名が常に表示されるように、 |
|
ユーザー名をIMアドレスに、IMアドレスをユーザー名にマップするために使用されるリゾルバの実装。 デフォルト設定は、
|
|
ユーザーのIMアドレスを決定するために使用されるユーザー・プロファイル属性。デフォルト設定は、 |
構文
setIMPServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
value
|
プロパティの値を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)内のインスタント・メッセージおよびプレゼンス・データのデフォルト・キャッシュ・タイムアウトを変更します。
wls:/weblogic/serverConfig>setIMPServiceProperty(appName='webcenter', property='rtc.cache.time', value='30')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・プロパティに設定されている現在の値を削除します。このコマンドを使用して、表2-15に一覧表示されている任意のプロパティを削除します。
これらのプロパティの値を削除すると予期しない動作を引き起こす可能性があるので、このコマンドを使用するときは注意してください。
注意:
このコマンドの構文を使用して、現在、インスタント・メッセージおよびプレゼンスによって使用されている接続を無効にします。
removeIMPServiceProperty('appName='webcenter', property='selected.connection')
このコマンドを使用すると、default
接続引数が0
に設定されます。「setIMPConnection」も参照してください。
構文
removeIMPServiceProperty(appName, property, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal内のインスタント・メッセージおよびプレゼンスのキャッシュ有効期限値をクリアします。
wls:/weblogic/serverConfig>removeIMPServiceProperty(appName='webcenter', property='rtc.cache.time')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンスのすべての構成可能なプロパティを一覧表示します。
構文
listIMPServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)内のインスタント・メッセージおよびプレゼンスの構成可能なプロパティを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listIMPServiceProperties(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続に適した外部アプリケーションを作成します。外部アプリケーションは、必須の追加プロパティauthMethod=POST
、および追加フィールドfieldName='Account'
とdisplaytoUser=1
で構成されます。
構文
createIMPExtAppConnection(appName, name, [displayName, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
|
オプション。外部アプリケーション表示名を示します。アプリケーションのユーザーが識別するユーザー・フレンドリな名前。 表示名は、アプリケーション内のすべての外部アプリケーション間で一意である必要があります。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバー接続に適したIMPxAppという名前の外部アプリケーションを作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createIMPExtAppConnection(appName='webcenter', name='IMPxApp', displayName='IMP Ext App')
表2-16に示すコマンドを使用して、指定されたアプリケーションのメール・サーバー接続を管理します。
WebCenter Portalでは、複数のメール接続がサポートされています。default=1
を使用して設定したメール接続は、WebCenter Portal内のメール・サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Portalでは、ユーザーがユーザー・プリファレンスを使用して利用する接続を選択できます。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-16 メールWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションのメール・サーバー接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のメール・サーバー接続を編集します。 |
オンライン |
|
メール・サーバー接続プロパティを設定します。 |
オンライン |
|
メール・サーバー接続プロパティを削除します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されているすべてのメール・サーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されているデフォルトのメール・サーバー接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定した接続をデフォルト・メール・サーバー接続として設定します。 |
オンライン |
|
メールのデフォルトを指定します。 |
オンライン |
|
メールのデフォルトを削除します。 |
オンライン |
|
メールのプロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
メール接続に適した外部アプリケーションを作成します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのメール・サーバー接続を作成します。
WebCenter Portalでは、Microsoft Exchange Serverや、IMAP4およびSMTPをサポートするすべてのメール・サーバーをサポートしています。メール・サーバー接続の重要な属性として、imapHost
、imapPort
、imapSecured
、smtpHost
、smtpPort
およびsmtpSecured
があります。
複数のメール・サーバー接続に登録できます。WebCenter Portalでは、複数のメール接続がサポートされています。default=1
を使用して設定したメール接続は、WebCenter Portal内のメール・サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Portalでは、ユーザーがユーザー・プリファレンスを使用して利用する接続を選択できます。
構文
createMailConnection(appName, name, [imapHost, imapPort, smtpHost, smtpPort, imapSecured, smtpSecured, appId, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
imapHost
|
オプション。IMAPサービスが実行しているマシンのホスト名を示します。 |
imapPort
|
オプション。IMAPサービスのリスン先ポートを示します。 |
smtpHost
|
オプション。SMTPサービスが実行しているマシンのホスト名を示します。 |
smtpPort
|
オプション。SMTPサービスのリスン先ポートを示します。 |
imapSecured
|
オプション。IMAPサーバーに接続したメール・サーバーでSSLが有効になっているかどうかを示します。 有効な値は、 |
smtpSecured
|
オプション。SMTPサーバーが保護されているかどうかを指定します。 有効な値は、 |
appId
|
メール・サーバー接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。 外部アプリケーション資格証明情報を使用して、IMAPおよびSMTPサーバーに対応するユーザーが認証されます。同じ資格証明を指定して、IMAPおよびSMTPサーバーの両方のサーバー上のユーザーが認証されます。 メールに対して構成する外部アプリケーションでは、
外部アプリケーションがまだ存在していない場合、WLSTコマンドcreateMailExtAppを使用して、必要な追加フィールドすべてを自動的に持つ外部アプリケーションを作成します。 「createExtAppConnection」も参照してください。 |
timeout
|
オプション。終了するまでのメールの待機時間(秒単位)の長さを示します。 この引数のデフォルトは、 |
default
|
オプション。この接続は、メールのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、 WebCenter Portalでは、複数のメール接続がサポートされています。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、メール・サーバー接続に適した外部アプリケーションを作成し、次に、WebCenter Portal (webcenter
)用のmyMailConnection
という名前のメール・サーバー接続を作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createMailExtApp(appName='webcenter', name='extApp_Mail', displayName='Mail Ext App') wls:/weblogic/serverConfig> reateMailConnection(appName='webcenter' , name='myMailConnection' , imapHost='myimaphost.com', imapPort=143 , smtpHost='mysmtphost.com' , smtpPort=25 , imapSecured=0, smtpSecured=0, appId='extApp_Mail', timeout=60, default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のメール接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。
createMailConnectionコマンドを使用して、接続が作成されます。
このコマンドを使用すると、createMailConnection
を使用して設定できない追加および任意のLDAPサーバーの属性を設定できます。LDAPの詳細が定義されている場合、メールがWebCenter Portalのポータル配信リストを作成、編集および削除します。ポータル配信リストは、それらのポータルにちなんで名付けられ(非Java識別子は除く)、ドメインが割り当てられます(@mycompany.com
など、domain
属性から導出されます)。LDAPの詳細情報を提供しない場合、ポータル配信リストが作成および保持されません。メール・サーバーとしてMicrosoft Exchange Serverを指定する必要があります。
構文
setMailConnection(appName, name, [imapHost, imapPort, smtpHost, smtpPort, imapSecured, smtpSecured, appId, default, ldapHost, ldapPort, ldapBaseDN, ldapAdminUser, ldapAdminPassword, ldapSecured, domain, defaultUser, timeout, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のメール・サーバー接続の名前を示します。 |
imapHost
|
オプション。IMAPサービスが実行しているマシンのホスト名を示します。 |
imapPort
|
オプション。IMAPサービスのリスン先ポートを示します。 |
smtpHost
|
オプション。SMTPサービスが実行しているマシンのホスト名を示します。 |
smtpPort
|
オプション。SMTPサービスのリスン先ポートを示します。 |
imapSecured
|
オプション。IMAPサーバーへの接続は、SSLが有効になっているかどうかを示します。有効な値は、 |
smtpSecured
|
オプション。SMTPサーバーへの接続は、SSLが有効になっているかどうかを示します。 有効な値は、 |
appId
|
オプション。メール・サーバー接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。 外部アプリケーション資格証明情報を使用して、IMAPおよびSMTPサーバーに対応するユーザーが認証されます。同じ資格証明を指定して、IMAPおよびSMTPサーバーの両方のサーバー上のユーザーが認証されます。 メールに対して構成する外部アプリケーションでは、
外部アプリケーションがまだ存在していない場合、WLSTコマンドcreateMailExtAppを使用して、必要な追加フィールドすべてを自動的に持つ外部アプリケーションを作成します。 「createExtAppConnection」も参照してください。 |
ldapHost
|
オプション。LDAPディレクトリ・サーバーが実行中であるマシンのホスト名を示します。 |
ldapPort
|
オプション。LDAPディレクトリ・サーバーのリスン先ポートを示します。 |
ldapBaseDN
|
オプション。LDAPスキーマのベースによって識別した名前を示します。例: |
ldapAdminUser
|
オプション。LDAPディレクトリ・サーバー管理者のユーザー名を示します。LDAPスキーマに値を入力する権限を持つ有効な管理者を示します。 |
ldapAdminPassword
|
オプション。LDAPディレクトリ・サーバー管理者のパスワードを示します。このパスワードは、保護したストアに保存されます。 |
ldapSecured
|
オプション。LDAPサーバーへの接続は、SSLが有効になっているかどうかを示します。 有効な値は、 |
domain
|
オプション。ポータル配信リストに追加したドメイン名を示します。 たとえば、ドメイン属性を |
defaultUser
|
オプション。管理に関する機能を付与する必要があるユーザーのカンマ区切りのリストを示します。これらのユーザーは、作成されるすべてのポータル配信リストのメンバーになります。指定したユーザーは、ベースLDAPスキーマ( |
timeout
|
オプション。終了するまでのメールの待機時間(秒単位)の長さを示します。 この引数のデフォルトは、 |
default
|
オプション。この接続は、メールのデフォルト(またはアクティブ)接続であるかどうかを示します。 有効な値は、 WebCenter Portalでは、複数のメール接続がサポートされています。
デフォルト接続を使用しないようにするには、次に示すようにremoveMailServicePropertyコマンドを使用します。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用に構成されたメール・サーバー接続の個々の属性を設定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', name='myMailConnection', imapHost='myimaphost.com', imapPort=143, smtpHost='mysmtphost.com' , smtpPort=25 , imapSecured=0, smtpSecured=0, appId='extApp_Mail', timeout=60, default=1)
次の例では、メール・サーバーに接続する個別の属性を設定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', name='myMailConnection', imapPort=993, imapSecured=1, smtpPort=465 , smtpSecured=1)
次の例では、メール・サーバーに接続するLDAPの属性を設定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', name='myMailConnection', domain='mycompany.com', defaultUser='admin', imapHost='myimaphost.com', imapPort=143, smtpHost='mysmtphost.com', imapSecured=0, smtpSecured=0, smtpPort=25, appId='extApp_Mail', default=1, ldapHost='myldaphost.com', ldapPort=389, ldapBaseDN='CN=Users,DC=exchange,DC=uk,DC=com', ldapAdminUser='administrator', ldapAdminPassword='adminpswd', ldapSecured=0, timeout=60)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
メール・サーバー接続プロパティを設定します。使用しているメール・サーバーに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。これは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法です。(createMailConnectionおよびsetMailConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)
構文
setMailConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のメール・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
接続プロパティの名前を示します。 |
value
|
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。 |
secure
|
オプション。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効なオプションは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、デフォルト値propertyValue1
でmyProperty1
というカスタム・メール・サーバー接続プロパティを追加します。
wls:/weblogic/serverConfig> setMailConnectionProperty(appName='webcenter', name='myMailServer', key='myProperty1', value='propertyValue1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
メール・サーバー接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。
このコマンドを使用すると、setMailConnectionProperty
コマンドを使用して追加したadditional接続プロパティのみ削除できます。
構文
deleteMailConnectionProperty(appName, name, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のメール・サーバー接続の名前を示します。 |
key
|
削除する接続プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、mailProperty1
という名前のメール・サーバー接続プロパティを削除します。
wls:/weblogic/serverConfig>deleteMailConnectionProperty(appName='webcenter', name='myMailServer', key='mailProperty1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成されているすべてのメール・サーバー接続を一覧表示します。
構文
listMailConnection(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。メール・サーバー接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
|
name
|
オプション。既存のメール・サーバー接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のメール・サーバーの接続に関する詳細情報を表示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して現在構成されているメール・サーバー接続の名前を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listMailConnections(appName='webcenter')
次の例では、現在、WebCenter Portalに対して構成されているメール・サーバーのすべての接続の名前とその詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listMailConnections(appName='webcenter', verbose=1)
この例は、mailConnection1
という名前のメール・サーバー接続の詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listMailConnections(appName='webcenter', name='mailConnection1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションでメールによって使用されているデフォルト・メール・サーバー接続を表示します。
複数メール・サーバーを登録できますが、デフォルト接続は、1つのみ存在します。default=1
を使用して設定したメール接続は、WebCenter Portal内のメール・サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Portalでは、ユーザーがユーザー・プリファレンスを使用して利用する接続を選択できます。
構文
listDefaultMailConnection(appName,[verbose, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。利用可能であれば、デフォルト・メール・サーバー接続が冗長モードで表示されます。有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalでメールが使用しているメール・サーバー接続の名前と詳細を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listDefaultMailConnection(appName='webcenter', verbose=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションにおけるメールのデフォルト・メール・サーバー接続を指定します。
複数メール・サーバーを登録できますが、デフォルト接続は、1つのみ存在します。default=1
を使用して設定したメール接続は、WebCenter Portal内のメール・サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Portalでは、ユーザーがユーザー・プリファレンスを使用して利用する接続を選択できます。
構文
setDefaultMailConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 説明 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のメール接続の名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalのデフォルト接続に、myMailServer
という名前の接続を使用するようメールを構成します。
wls:/weblogic/serverConfig>setDefaultMailConnection(appName='webcenter', name='myMailServer')
表2-17 メール - 構成可能なプロパティ
構成プロパティ | 説明 |
---|---|
|
複数のメール・アドレスを区切るために使用するデミリタを定義します。デフォルトではカンマが使用されます。 いくつかのメール・サーバーでは、 |
|
新しい受信電子メールについて、ポータル配信リストを確認する頻度(秒単位)。デフォルトは1800秒(30分)です。 ポータル配信リストによる電子メール通信は、ディスカッション・サーバー上でディスカッション・フォーラム投稿として公開できます。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の"ディスカッション・フォーラムでのポータル・メールの公開に関する項"を参照してください。 |
|
メールの受信トレーに表示されるメッセージの最大数を示します。 |
|
LDAPが構成されている場合に、ユーザー電子メール・アドレスがWebCenter Portalユーザー名に解決されるかどうかを決定します。有効な値は、
メールが電子メール・アドレスを提供するときにプレゼンス情報を取得できないため、インスタント・メッセージおよびプレゼンスがプレゼンス・ステータスを取得するためにユーザー名を必要とする場合は、このプロパティを |
|
メッセージの受信者の数を制限します。たとえば、この値を「500」に設定すると、受信者数が500に制限されます。 |
構文
setMailServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します |
value
|
プロパティの値を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)でメールの受信トレーに表示されるメッセージのデフォルト数を100個に増加します。
wls:/weblogic/serverConfig>setMailServiceProperty(appName='webcenter', property='mail.messages.fetch.size', value='100')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
メール・プロパティに設定されている現在の値を削除します。このコマンドを使用して、表2-17に一覧表示されている任意のプロパティを削除します。
これらのプロパティの値を削除すると予期しない動作を引き起こす可能性があるので、このコマンドを使用するときは注意してください。
注意:
このコマンド構文を使用すると、メールで現在のデフォルト接続を使用できなくなります。
removeMailServiceProperty('appName='webcenter', property='selected.connection')
このコマンドを使用すると、default
接続引数が0
に設定されます。「setMailConnection」も参照してください。
構文
removeMailServiceProperty(appName, property, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
property
|
構成プロパティの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるメールの現在のmail.messages.fetch.size
の設定をクリアします。
wls:/weblogic/serverConfig>removeMailServiceProperty(appName='webcenter', property='mail.messages.fetch.size')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
メールのすべての構成可能なプロパティを表示します。
構文
listMailServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるメールの構成可能なプロパティを一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listMailServiceProperties(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
メール・サーバー接続に適した外部アプリケーションを作成します。外部アプリケーションは、必須の追加プロパティauthMethod=POST
および次のいくつかの追加ログイン・フィールドで構成されます。
fieldName='Email Address'
およびdisplaytoUser=1
fieldName='Your Name'
およびdisplaytoUser=1
fieldName='Reply-To Address'
およびdisplaytoUser=1
構文
createMailExtAppConnection(appName, name, [displayName, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name |
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
|
オプション。外部アプリケーション表示名を示します。外部アプリケーションの、ポータル・ユーザーにとってわかりやすいユーザー・フレンドリな名前を示します。表示名は、アプリケーション内のすべての外部アプリケーション間で一意である必要があります。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、メール・サーバー接続に適したMailxApp
という名前の外部アプリケーションを作成します。
wls:/weblogic/serverConfig>createMailExtAppConnection(appName='webcenter', name='MailxApp', displayName='Mail Ext App')
表2-18に示すコマンドを使用して、指定されたアプリケーションにおける通知の設定を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-18 通知WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションで発生した通知のルーティングに使用する接続を指定します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションで発生した通知の送信に使用する接続に関する詳細を返します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションで発生した通知のルーティングに使用する接続を指定します。
既存のメール・サーバーまたはBPELサーバー接続を使用します。アプリケーションをBPELサーバーに接続している場合は、メール、SMSなど複数メッセージング・チャネルを通じた通知のルーティングにOracle User Messaging Service (UMS)を使用できます。通知でBPELサーバー接続を使用するように構成すると、使用可能な各メッセージング・チャネルに対して送信者の'From'アドレスを指定できます。つまり、送信者メール・アドレスとSMSアドレスを指定できます。
または、メール・サーバーを介して通知メッセージをルーティングすることもできます。通知がメール・サーバー接続を使用するように構成する場合、メール・サーバー接続に関連付けられている外部アプリケーションに共有資格証明が含まれている必要があります。共有資格証明は、アプリケーション全体の通知をルーティングするために必要です。
構文
setNotificationsConfig(appName, type, name, [senderMailAddress, senderSMSAddress, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
type
|
通知の送信に使用する接続のタイプ。有効な値は、 |
name
|
既存の接続の名前。 次の点を考慮してください。
|
senderMailAddress
|
オプション。すべてのメール通知の送信元となるメール・アドレス。 次の形式を使用します。
たとえば、 この引数は、BPELサーバーを介してルーティングされる通知に適用されます。BPELサーバーが使用されており、UMSが複数の電子メール・ドライバで構成されている場合は、このアドレスは適切な電子メール・ドライバを識別するためにも使用されます。 メール・サーバーが使用される場合、送信者アドレスは、関連付けられている外部アプリケーションの共有資格証明に対して指定されているものと同じユーザーです。 |
senderSMSAddress
|
オプション。すべてのSMS通知の送信元となるSMS番号。 通常、SMSアドレスの形式は、4-6桁の数字(-、空白または他の文字を含まない)です。例: この引数は、BPELサーバーを介してルーティングされる通知に適用されます。BPELサーバーが使用されており、UMSが複数のSMSドライバで構成されている場合は、このアドレスは適切なSMSドライバを識別するためにも使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)の通知でWebCenter-SMS
という名前のBPELサーバー接続が使用されることを指定し、さらにすべての通知の送信元となるメール・アドレスおよびSMSアドレスを定義します。
wls:/weblogic/serverConfig>setNotificationsConfig(appName='webcenter', type='BPEL', name='WebCenter-SMS', senderMailAddress='WebCenter Notification<notifications@webcenter.com>', senderSMSAddress='28734')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションで発生した通知の送信に使用する接続に関する詳細を返します。
構文
getNotificationsConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalで通知サービスによって使用される接続に関する詳細を返します。
wls:/weblogic/serverConfig>getNotificationsConfig(appName='webcenter') ConnectionType: BPEL ConnectionName: WebCenter-SMS SenderMailAddress: notifications@webcenter.com SenderSMSAddress: 28776
表2-19に示すコマンドを使用して、WebCenter Portal内のユーザー・プロファイル情報を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-19 ピープル・コネクションWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
LDAPストア内のプロファイル情報を、WebCenter Portalデータベース・スキーマと同期します。 |
オンライン |
|
特定のユーザーのプロファイル情報を同期します。 |
オンライン |
|
プロファイル同期プロセスを停止します。 |
オンライン |
|
プロファイルの同期が進行中かどうかを確認します。 |
オンライン |
|
プロファイルのプロパティを設定します。 |
オンライン |
|
現在のプロファイルのプロパティを返します。 |
オンライン |
|
現在のプロファイルのプロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
LDAPサーバーからWebCenterスキーマのユーザー・プロファイル写真を同期するかどうかを指定します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
LDAPストア内のプロファイル情報を、WebCenter Portalデータベース・スキーマと同期します。
構文
startSyncProfiles(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalのユーザー・プロファイルを同期します。
wls:/weblogic/serverConfig>startSyncProfiles(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
プロファイル同期プロセスが現在進行中の場合は、それを停止します。
構文
stopSyncProfiles(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalのプロファイル同期プロセスを停止します。
wls:/weblogic/serverConfig>stopSyncProfiles(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
プロファイルの同期が進行中かどうかを確認します。
構文
isSyncProfilesRunning(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して、プロファイル同期が進行中かどうかを確認します。
wls:/weblogic/serverConfig>isSyncProfilesRunning(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
LDAPストア内の特定のユーザーのプロファイル情報を、WebCenter Portalスキーマと同期します。
構文
syncProfile(appName, userName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
プロファイル情報を同期するユーザーの名前。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、chad
という名前のユーザーのプロファイル情報を同期します。
wls:/weblogic/serverConfig>syncProfile(appName='webcenter', userName='chad')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのプロファイルのプロパティを設定します。パラメータを省略した場合、対応する構成は変更されません。
構文
setProfileConfig(appName, ProfilePageVersion, ProfileSyncHourOfDay, ProfileSyncFrequencyInDays, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
オプション。使用するプロファイル・ページのバージョンを指定します。 ProfilePageVersionの有効な値は、次のとおりです。
デフォルト値は |
|
オプション。プロファイルの同期をいつ開始するか(時間単位)を指定します。 0から23までの任意の値。デフォルト値は午後11時を示す |
|
オプション。プロファイルの同期が発生する頻度(日単位)を指定します。 0より大きい任意の値。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ProfilePageVersion
およびProfileSyncHourOfDay
構成設定に新しい値を設定します。
他のすべての設定は変更されません。
wls:/weblogic/serverConfig>setProfileConfig(appName='webcenter',ProfilePageVersion=v2, ProfileSyncHourOfDay=12)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの現在のプロファイル設定を返します。
構文
getProfileConfig(appName, key, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
プロファイル・プロパティの名前。有効な値は次のとおりです。 - ProfilePageVersion - ProfileSyncHourofDay - ProfileSyncFrequencyInDays |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、様々なプロファイル・プロパティの現在の設定を返します。
wls:/weblogic/serverConfig> getProfileConfig(appName='webcenter', key='ProfilePageVersion') wls:/weblogic/serverConfig> getProfileConfig(appName='webcenter', key='ProfileSyncHourOfDay') wls:/weblogic/serverConfig> getProfileConfig(appName='webcenter', key='ProfileSyncFrequencyInDays')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの現在のプロファイル設定を一覧表示します。
構文
listProfileConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用の現在のプロファイル設定を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listProfileConfig(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
LDAPの最新のユーザー・プロファイル写真をWebCenter Portalのプロファイル・キャッシュと同期するかどうかを指定します。同期を有効にすると、プロファイル・キャッシュが失効したときにプロファイル写真が同期されます。同期を無効にすると、プロファイル写真はWebCenter Portalのプロファイル・キャッシュと同期されません。
構文
setProfilePhotoSync(appName, enablePhotoSync, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
LDAPのユーザー・プロファイル写真を定期的に同期するかどうかを指定します。有効な値は
デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにおけるプロファイル写真の同期を有効にします。
wls:/weblogic/serverConfig>setProfilePhotoSync(appName='webcenter', enablePhotoSync=1)
表2-20に示すコマンドを使用して、指定されたアプリケーションの個人イベント・サーバー接続を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-20 個人イベントWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションの個人イベント・サーバー接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存の個人イベント・サーバー接続を編集します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されているすべての個人イベント・サーバー接続を一覧表示します |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの個人イベント・サーバー接続を作成します。
個人イベントは、Microsoft Exchange Server 2007、Microsoft Exchange Server 2010およびMicrosoft Exchange Server 2013への接続をサポートします。WebCenter Portalに対して複数の個人イベント接続を登録できますが、個人イベント・サービスに対して使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブ)接続が使用されます。
構文
createPersonalEventConnection(appName, name, webServiceUrl, adapterName, appId, [default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
webServiceUrl
|
イベント・アプリケーションを公開するWebサービスのURL。 次の形式を使用します。 protocol://host:port/appWebServiceInterface/WSName |
adapterName
|
個人イベント・サーバーに一致するアダプタを指定します。有効な値は、 各アダプタは、認証およびデータ交換のための独自のメカニズムを備えています |
appId
|
個人イベント・サービスを提供するMicrosoft Exchange Serverに関連付けられている外部アプリケーション。指定した場合、Microsoft Exchange Serverに対してユーザーの認証を行うために外部アプリケーション資格証明情報が使用されます。 |
default
|
オプション。この接続が、個人イベント・サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、 個人イベントでこの接続を使用することを指定するには、値を WebCenter Portalに対して複数の接続を登録できますが、個人イベント・サービスに対して使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブ)接続が使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)用にMyPEConnection
という名前の接続を作成します。この接続は、Microsoft Exchange Server 2007を指し、個人イベント・サービスのデフォルト接続として指定されています。
wls:/weblogic/serverConfig>createPersonalEventConnection(appName='webcenter', name='MyPEConnection', webServiceUrl='http://myexchange.com/EWS/Services.wsdl', adapterName='MSEx2007', appId='ExtPEApp', default=1)
次の例では、WebCenter Portalに対してMyPEConnection
という名前の接続を作成します。この接続は、Microsoft Exchange Server 2007を指します。
wls:/weblogic/serverConfig>createPersonalEventConnection(appName='webcenter', name='MyPEConnection', webServiceUrl='http://myexchange.com/ExchangeWS/PersonalEventsWebService.asmx', adapterName='MSEx2007', appId='ExtPEApp')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成された、既存の個人イベント・サーバー接続を編集します。
構文
setPersonalEventConnection(appName, name, [webServiceUrl, adapterName, appId, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の個人イベント・サーバー接続の名前。 |
webServiceUrl
|
イベント・アプリケーションを公開するWebサービスのURL。 次の形式を使用します。 protocol://host:port/appWebServiceInterface/WSName |
adapterName
|
オプション。個人イベント・サーバーに一致するアダプタを指定します。有効な値は、 各アダプタは、認証およびデータ交換のための独自のメカニズムを備えています |
appId
|
オプション。個人イベント・サービスを提供するMicrosoft Exchange Serverに関連付けられている外部アプリケーション。指定した場合、Microsoft Exchange Serverに対してユーザーの認証を行うために外部アプリケーション資格証明情報が使用されます。 |
default
|
オプション。この接続が、個人イベントのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、 個人イベントでこの接続を使用することを指定するには、値を WebCenter Portalに対して複数の接続を登録できますが、個人イベント・サービスに対して使用される接続は1つのみであり、デフォルト(またはアクティブ)接続が使用されます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyPEConnection
という名前の接続のWebサービスURLを更新します。
wls:/weblogic/serverConfig>setPersonalEventConnection(appName='webcenter', name='MyPEConnection', webServiceUrl='http://myexchange.com/EWS/Services.wsdl')
次の例では、MyPEConnection
という名前の接続を、WebCenter Portalの個人イベント・サービスのデフォルト接続にします。
wls:/weblogic/serverConfig>setPersonalEventConnection(appName='webcenter', name='MyPEConnection', default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成されているすべての個人イベント・サーバー接続を一覧表示します。
構文
listPersonalEventConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。冗長モードの個人イベントの接続詳細を表示します。有効なオプションは、
|
name
|
オプション。既存の個人イベント接続の名前。この引数を使用して、特定の個人イベント・サーバーに関する接続詳細を表示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、現在、WebCenter Portal (webcenter
)に対して構成した個人イベント・サーバーのすべての接続の名前とその詳細情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listPersonalEventConnections(appName='webcenter', verbose=1)
次の例では、MyPEConnection
という名前の個人イベント・サーバー接続の接続詳細を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listPersonalEventConnections(appName='webcenter', verbose=1, name='MyPEConnection')
表2-21に示すコマンドを使用して、WebCenter Portalで使用されるポートレット・プロデューサを管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して行ったすべての構成変更は、アプリケーションでただちに有効になります。
表2-21 ポートレット・プロデューサWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
WSRPプロデューサを作成し登録します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサの登録に関する詳細情報を表示します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサを登録解除し、関連付けられるWSRPおよびWebサービス接続を削除します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサによってサポートされる登録プロパティを表示します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサでサポートされる可能性がある任意のユーザー・カテゴリを表示します。 |
オンライン |
|
WSRPプロデューサによってサポートされるユーザー・カテゴリに、指定したアプリケーションで定義されているロールをマップします。 |
オンライン |
|
Oracle PDK-Javaプロデューサを作成し登録します。 |
オンライン |
|
PDK-Javaプロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。 |
オンライン |
|
登録済のOracle PDK-Javaプロデューサを表示します。 |
オンライン |
|
Oracle PDK-Javaプロデューサを登録解除し、関連付けられる接続を削除します。 |
オンライン |
|
ページレット・プロデューサを作成し登録します。 |
オンライン |
|
ページレット・プロデューサの登録に関する詳細を編集します。 |
オンライン |
|
ページレット・プロデューサの登録に関する詳細を一覧表示します。 |
オンライン |
|
ページレット・プロデューサを登録解除し、関連付けられている接続を削除します。 |
オンライン |
|
現在、名前付きのプロデューサによって提供されたポートレットが反映されるようにそのプロデューサに対して格納したメタデータを最新の状態にします。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションのポートレット・クライアントの構成を一覧表示します。 |
オンライン |
|
ポートレット・クライアントの構成設定を編集します。 |
オンライン |
|
ポートレット・クライアントの構成設定を返します。 |
オンライン |
|
Oracle WebCenter Portalの初期状態のプロデューサを登録します。 |
オンライン |
|
Oracle WebCenter Portalの初期状態のプロデューサを登録解除します。 |
オンライン |
|
Oracle WebCenter Portalのサンプル・プロデューサを登録します。 |
オンライン |
|
サンプル・プロデューサを登録解除します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WSRPポートレット・プロデューサへの接続を作成し、WRSPプロデューサを指定されたアプリケーションに登録します。WSRPプロデューサ接続を作成すると、<name>-wsconn
という名前のWebサービス接続も作成されます。ここで、<name>
は、name引数に対して指定した値を示します。
構文
registerWSRPProducer(appName, name, url, [proxyHost], [proxyPort], [timeout],[externalApp],[registrationProperties],[tokenType],[issuer],[defUser], [keyStorePath],[keyStorePswd],[sigKeyAlias],[sigKeyPswd],[encKeyAlias], [encKeyPswd],[recptAlias], [enforcePolicyURI], [server],[applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 ここで指定した名前は、Composer (Portletsフォルダの下)に表示されます。 |
url
|
プロデューサWSDL URL。構文は、WSRPの実装によって異なります。例:
説明:
次に例を示します。
|
proxyHost
|
オプション。プロキシ・サーバーのホスト名またはIPアドレスを示します。 プロキシは、アプリケーションとリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで隔てられている場合には、必要です。HTTPプロキシは、プロデューサと通信するために必要です。 |
proxyPort
|
オプション。プロキシ・サーバーのリスン先のポート番号を示します。 |
timeout
|
オプション。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによってポータル・ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。この引数のデフォルトは、 個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。 |
registrationProperties
|
オプション。登録プロパティとその値のリストを示します。有効な登録プロパティを指定する場合、カンマ区切りのフォーマットを使用する必要があります。各プロパティの後には、等号および値が続きます。例: |
tokenType
|
オプション。このWSRPプロデューサで認証するために使用するトークン・プロファイルのタイプを示します。 引数が
引数が |
issuer
|
オプション。トークンの発行者の名前を示します。発行者名は、テーマの検証を保証する要素です。たとえば、 この引数は、トークン・タイプが |
defUser
|
オプション。ポータル・アプリケーションでユーザーが認証されていない場合、リモート・プロデューサにアサートするユーザー名。 認証されていない場合、アイデンティティanonymousがアプリケーション・ユーザーに関連付けられます。場合によっては、値anonymousはリモート・プロデューサに対して不適切であるため、かわりのアイデンティティをここで指定する必要があります。ただし、この場合、アプリケーションによってそのユーザーは認証されていないため、指定したデフォルト・ユーザーは、リモート・プロデューサにおいて権限が低いユーザーであることに注意してください。そのユーザーがアプリケーションに対して認証済である場合、デフォルト・ユーザーではなく、そのユーザーのアイデンティティがアサートされます。 この引数は、トークン・タイプが |
|
オプション。この引数は、tokenTypeが |
keyStorePath
|
オプション。SOAPメッセージのセキュリティ・トークンおよびSOAPメッセージの本体など一部にサインするために使用される秘密鍵および証明書を含むキー・ストアへの絶対パスを示します。選択したファイルは、Javaキー・ツールを使用して作成したキー・ストアである必要があります。 |
keyStorePswd
|
オプション。キー・ストアの作成時に設定されていたキー・ストアのパスワードを示します。 |
sigKeyAlias
|
オプション。サインするために使用した秘密鍵に関連付けられる証明書の識別子を示します。 |
sigKeyPswd
|
オプション。 |
encKeyAlias
|
オプション。暗号化のために使用されるキー別名を示します。有効な値は、指定したキー・ストアにあるキー別名の1つです。 |
encKeyPswd
|
オプション。暗号化キーにアクセスするパスワードを示します。 |
recptAlias
|
オプション。プロデューサの証明者に関連付けられるキー・ストア別名を示します。この証明者を使用して、プロデューサへのメッセージを暗号化します。
|
enforcePolicyURI
|
オプション。有効な値は、
デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)にWSRPSamples
という名前のWSRPプロデューサを登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples', url='http://myhost.com:9999/ portletapp/portlets/wsrp2?WSDL')
次の例では、保護されたWSRPプロデューサを登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples2', url='http://myhost.com:8899/portletapp/portlets/wsrp2?WSDL', tokenType='WSS11_SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION', issuer='www.oracle.com', defUser='anonymous', keyStorePath='/keys/mykeystore.jks', keyStorePswd='Test1', sigKeyAlias='mysigalias',sigKeyPswd='mysigpswd', encKeyAlias='myencalias', encKeyPswd='myencpswd', recptAlias='myrcptalias')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のWSRPプロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。
構文
setWSRPProducer(appName, name, [url], [proxyHost], [proxyPort], [timeout], [externalApp], [tokenType],[issuer], [defUser], [keyStorePath], [keyStorePswd] [sigKeyAlias], [sigKeyPswd], [encKeyAlias], [encKeyPswd], [recptAlias], [enforcePolicyURI], [server], [applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のWSRPプロデューサの名前を示します。 |
url
|
オプション。WSRPプロデューサURL。構文は、WSRPの実装によって異なります。例:
説明:
次に例を示します。
|
proxyHost
|
オプション。プロキシ・サーバーのホスト名またはIPアドレスを示します。 プロキシは、アプリケーションとリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで隔てられている場合には、必要です。HTTPプロキシは、プロデューサと通信するために必要です。 |
proxyPort
|
オプション。プロキシ・サーバーのリスン先のポート番号を示します。 |
timeout
|
オプション。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによってポータル・ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。 この引数のデフォルトは、 個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。 |
|
オプション。この引数は、 |
tokenType
|
オプション。このWSRPプロデューサで認証するために使用するトークン・プロファイルのタイプを示します。 引数が
|
tokenType
continued...
|
引数が |
issuer
|
オプション。トークンの発行者の名前を示します。発行者名は、テーマの検証を保証する要素です。たとえば、 この引数は、トークン・タイプが |
defUser
|
オプション。アプリケーションでユーザーが認証されていない場合、リモート・プロデューサをアサートするユーザー名を示します。 認証されていない場合は、anonymousというアイデンティティがアプリケーション・ユーザーに関連付けられます。場合によっては、値anonymousはリモート・プロデューサに対して不適切であるため、かわりのアイデンティティをここで指定する必要があります。ただし、この場合、アプリケーションによってそのユーザーは認証されていないため、指定したデフォルト・ユーザーは、リモート・プロデューサにおいて権限が低いユーザーであることに注意してください。そのユーザーがアプリケーションに対して認証済である場合、デフォルト・ユーザーではなく、そのユーザーのアイデンティティがアサートされます。 この引数は、トークン・タイプが |
keyStorePath
|
オプション。SOAPメッセージのセキュリティ・トークンおよびSOAPメッセージの本体など一部にサインするために使用される秘密鍵および証明書を含むキー・ストアへの絶対パスを示します。選択したファイルは、Javaキー・ツールを使用して作成したキー・ストアである必要があります。 |
keyStorePswd
|
オプション。キー・ストアの作成時に設定されていたキー・ストアのパスワードを示します。 |
sigKeyAlias
|
オプション。サインするために使用した秘密鍵に関連付けられる証明書の識別子を示します。 |
sigKeyPswd
|
オプション。 |
encKeyAlias
|
オプション。戻りメッセージを暗号化するためにプロデューサによって使用されるキーの別名。有効な値は、指定したキー・ストアにあるキー別名の1つです。指定しない場合、プロデューサでは、戻りメッセージの暗号化のために署名鍵を使用します。 |
encKeyPswd
|
オプション。暗号化キーにアクセスするパスワードを示します。 |
recptAlias
|
オプション。プロデューサの証明者に関連付けられるキー・ストア別名を示します。この証明書を使用して、プロデューサへのアウトバウンド・メッセージを暗号化します。
|
enforcePolicyURI
|
オプション。有効な値は、
デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
この例では、WSRPSamples
のプロデューサのタイムアウトを60秒に増加します。
wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples', timeout=60)
この例は、保護されたWSRPプロデューサ上のセキュリティ・プロパティを更新します。
wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples2', tokenType='WSS11_SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION', issuer='www.oracle.com', defUser='anonymous', keyStorePath='/keys/mykeystore.jks', keyStorePswd='Test1', sigKeyAlias='mysigalias', sigKeyPswd='mysigpswd',encKeyAlias='myencalias', encKeyPswd='myencpswd', recptAlias='myrcptalias')
この例は、保護されたWSRPプロデューサ上に設定したセキュリティ・プロパティをすべて削除します。
wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples2', tokenType='')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのWSRPプロデューサの登録に関する詳細情報を一覧表示します。
構文
listWSRPProducers(appName, [name, verbose, server, [applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
オプション。既存のWSRPプロデューサの名前を示します。指定しない場合、このアプリケーションに対して構成したWSRPプロデューサの接続に関する詳細情報が表示されます。 |
verbose
|
オプション。WSRPプロデューサの接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数を |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに登録されているWSRPプロデューサをすべて一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducers(appName='webcenter', verbose=0) ---------------------- WSRPSamples-connection ----------------------
次の例では、WebCenter Portalに、WSRPSamples-connection
として登録されているWSRPプロデューサの詳細な接続情報を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducers(appName='webcenter', name='WSRPSamples-connection', verbose=1) ---------------------- WSRPSamples-connection ---------------------- Connection Name: WSRPSamples-connection Web Service Connection Name: WSRPSamples-connection-wsconn Proxy Host: None Proxy Port: None Timeout: 0 WSDL URL: http://example.com:7777/portletapp/portlets/wsrp2?WSDL
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WSRPプロデューサを登録解除し、関連付けられるWSRPおよびWebサービス接続を削除します。
構文
deregisterWSRPProducer(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のWSRPプロデューサの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、WebCenter Portal (webcenter
)内のWSRPSamples
プロデューサを登録解除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deregisterWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WSRPポートレット・プロデューサによってサポートされる登録プロパティを表示します。
構文
listWSRPProducerRegistrationProperties(appName, url, [proxyHost, proxyPort, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
url
|
WSRPプロデューサURL。構文は、WSRPの実装によって異なります。例:
説明:
次に例を示します。
|
proxyHost
|
オプション。プロキシ・サーバーのホスト名またはIPアドレスを示します。 プロキシは、アプリケーションとリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで隔てられている場合には、必要です。HTTPプロキシは、プロデューサと通信するために必要です。 |
proxyPort
|
オプション。プロキシ・サーバーのリスン先のポート番号を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、WSRPプロデューサの有効な登録プロパティおよび指定したWSDL URLを表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducerRegistrationProperties (appName='webcenter', url='http://myhost:9999/portletapp/portlets/wsrp2?WSDL') Registration Property hint : hint text Registration Property label : label text Registration Property language : en Registration Property name : {urn:xyz:wlp:prop:reg:registration}consumerRole Registration Property value : None
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WSRPプロデューサでサポートされる可能性がある任意のユーザー・カテゴリを表示します。WebCenter Portalユーザーは、WLSTコマンドのmapWSRPProducerUserCategoryを使用して、アプリケーションのロールをプロデューサのユーザー・カテゴリにマップできます。
構文
listWSRPProducerUserCategories(appName, name, [server, [pplicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のWSRPプロデューサの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、WSRPSamples
という名前のWSRPプロデューサに関連付けられるカテゴリを表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducerUserCategories(appName='webcenter', name='WSRPSamples') User Category Name : categoryTwo User Category Description : Custom role two. User Category Mapped Local Roles : None User Category Name : categoryOne User Category Description : Custom role one. User Category Mapped Local Roles : None
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WSRPプロデューサによってサポートされるユーザー・カテゴリに対して指定したアプリケーションに定義したロールをマップします。listWSRPProducerUserCategoriesを使用して、ユーザー・カテゴリを検索可能です。
構文
mapWSRPProducerUserCategory(appName, name, localRole, producerUserCategory, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のWSRPプロデューサの名前を示します。 |
localRole
|
アプリケーションのマップするロールの名前を示します。 |
producerUserCategory
|
WebCenter PortalロールをマップするWSRPプロデューサのユーザー・カテゴリ。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、アプリケーション・ロールadmin
をWSRPユーザー・カテゴリwrsp-admin
にマップします。
wls:/weblogic/serverConfig> mapWSRPProducerUserCategory(appName='webcenter', name='WSRPProducer1', localRole='admin', producerUserCategory='wsrp-admin')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサへの接続を作成し、Oracle PDK-Javaプロデューサを指定されたアプリケーションに登録します。
構文
registerPDKJavaProducer(appName, name, url, [serviceId, proxyHost, proxyPort, subscriberId, sharedKey, timeout, establishSession, externalApp, mapUser, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
url
|
Oracle PDK-JavaプロデューサのURLを示します。次の構文を使用します。
説明:
次に例を示します。
|
serviceId
|
オプション。プロデューサのサービスIDを示します。 PDK-Javaでは、1つのアダプタ・サーブレットの下に複数のプロデューサをデプロイできます。プロデューサは、それらのユニークなサービスIDで識別されます。サービスIDがURLのエンド・ポイントに追加されていないときにのみ、指定する必要があります。 たとえば、次のURLのエンドポイントには、サービスIDとして
ただし、次のURLのエンドポイントには、サービスIDを指定する必要はありません。
サービスIDを使用して、 |
proxyHost
|
オプション。プロキシ・サーバーのホスト名またはIPアドレスを示します。 プロキシは、アプリケーションとリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで隔てられている場合には、必要です。HTTPプロキシは、プロデューサと通信するために必要です。 |
proxyPort
|
オプション。プロキシ・サーバーのリスン先のポート番号を示します。この引数のデフォルトは、 |
sharedKey
|
オプション。リモート・プロデューサのメッセージを認証するために使用する共有キーを示します。メッセージを認証すると、受信メッセージが共有キーを持つホストから送信されます。この引数のデフォルトは、nullです。 共有キーは、10文字から20文字までの英数字を含むことができます。 |
subscriberId
|
オプション。必要に応じて、コンシューマの識別子を示します。 アプリケーションにプロデューサを登録すると、プロデューサに呼出しが行われます。コール中、コンシューマが(このインスタンスの場合は、WebCenter Portal)サブスクライバIDの値をプロデューサに渡します。サブスクライバIDを使用するためにプロデューサがコード化される可能性があります。 |
timeout
|
オプション。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによってポータル・ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。 この引数のデフォルトは、 個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。 |
establishSession
|
オプション。このプロデューサからポートレットを実行するときには、ユーザー・セッションを有効にします。有効な値は、 セッションを有効に( |
externalApp
|
オプション。プロデューサに関連付けられるために使用する外部アプリケーションの名前を示します。プロデューサのポートレットの1つを認証する必要がある場合、必須です。 |
mapUser
|
オプション。外部アプリケーションからマップしたユーザー名をプロデューサに渡す必要があるかどうかを示すフラグ。 有効な値は、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、WebCenter Portal (webcenter
)のJPDKSamples
という名前のOracle PDK-Javaプロデューサを作成し登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerPDKJavaProducer(appName='webcenter', name='JPDKSamples', url='http://myhost:9999/jpdk/providers/sample')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のPDK-Javaプロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。
構文
setPDKJavaProducer(appName, name, url, [serviceId, proxyHost, proxyPort, subscriberId, sharedKey, timeout, establishSession, externalApp, mapUser, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のPDK-Javaプロデューサの名前を示します。 |
url
|
Oracle PDK-JavaプロデューサのURLを示します。次の構文を使用します。
説明:
次に例を示します。
|
serviceId
|
オプション。プロデューサのサービスIDを示します。 PDK-Javaでは、1つのアダプタ・サーブレットの下に複数のプロデューサをデプロイできます。プロデューサは、それらのユニークなサービスIDで識別されます。サービスIDがURLのエンド・ポイントに追加されていないときにのみ、指定する必要があります。 たとえば、次のURLのエンドポイントには、サービスIDとして
ただし、次のURLのエンドポイントには、サービスIDを指定する必要はありません。
サービスIDを使用して、 |
proxyHost
|
オプション。プロキシ・サーバーのホスト名またはIPアドレスを示します。 プロキシは、アプリケーションとリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで隔てられている場合には、必要です。HTTPプロキシは、プロデューサと通信するために必要です。 |
proxyPort
|
オプション。プロキシ・サーバーのリスン先のポート番号を示します。 |
subscriberId
|
オプション。必要に応じて、コンシューマの識別子を示します。 アプリケーションにプロデューサを登録すると、プロデューサに呼出しが行われます。呼び出し中に、コンシューマ(このインスタンスではWebCenter Portal)は、プロデューサにサブスクライバIDの値を渡します。プロデューサは、サブスクライバIDの希望する値を表示しない場合、登録の呼出しを拒否する可能性があります。 |
sharedKey
|
オプション。共有キーを使用して、リモート・プロデューサのメッセージを認証します。メッセージを認証すると、受信メッセージが共有キーを持つホストから送信されます。 |
timeout
|
オプション。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによってポータル・ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。 個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。 |
establishSession
|
オプション。このプロデューサからポートレットを実行するときには、ユーザー・セッションを有効にします。有効な値は、 セッションを有効に( |
externalApp
|
オプション。このプロデューサに関連付けられる外部アプリケーションの名前を示します。 |
mapUser
|
オプション。外部アプリケーションからマップしたユーザー名をプロデューサに渡す必要があるかどうかを示すフラグ。有効な値は、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、プロキシ・サーバーを使用するためにMyApp
に登録されたPDK-Javaプロデューサを変更します。
wls:/weblogic/serverConfig> setPDKJavaProducer(appName='MyApp',name='MyProducer',
url='http://myhost.com/jpdk/providers/sample', proxyHost='myproxy.com', proxyPort=80)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle PDK-Javaプロデューサを登録解除し、指定されたアプリケーションに関連付けられる接続を削除します。
構文
deregisterPDKJavaProducer(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のPDK-Javaプロデューサの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、wc-OmniPortlet
プロデューサを登録解除し、関連付けられる接続を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deregisterPDKJavaProducer(appName='webcenter', name='wc-OmniPortlet') Already in Domain Runtime Tree Producer wc-OmniPortlet has been deregistered. Already in Domain Runtime Tree "wc-OmniPortlet" successfully deleted Already in Domain Runtime Tree "wc-OmniPortlet-urlconn" successfully deleted
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションに登録された1つまたは複数のOracle PDK-Javaプロデューサの詳細情報を表示します。
構文
listPDKJavaProducers(appName, [name, verbose, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
オプション。既存のPDK-Javaポートレット・プロデューサの名前を示します。指定しない場合、このアプリケーションに対して構成したすべてのPDK-Javaプロデューサの接続に関する詳細情報が表示されます。 |
verbose
|
オプション。PDK-Javaプロデューサの接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数を |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、JPDKSamples
プロデューサのすべての接続プロパティ(冗長モード)を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listPDKJavaProducers(appName='webcenter', name='JPDKSamples', verbose=1) ---------------------- wc-OmniPortlet ---------------------- Service Id: None Shared Key: None External Application Id: None Subscriber Id: None URL: http://myhost:9999/portalTools/omniPortlet/providers/omniPortlet
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに、ページレット・プロデューサを登録します。
構文
registerPageletProducer(appName, name, url, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 ここで指定する名前は、デフォルトではComposer (Mash-ups >Pagelet Producersフォルダの下)に表示されます。 |
url
|
ページレット・プロデューサがデプロイされているサーバーへのアクセスに必要なURL。次の構文を使用します:
URLには、完全修飾ドメイン名を含める必要があります。次に例を示します。
ページレットがセキュアなデータを伝送する場合、登録されるURLは
注意: WebCenter Portalでは、ページレット・プロデューサURLがOracle Access Manager (OAM)によって保護されている場合、ページレット・カタログのURLを除外する(アクセス制御を使用しないで直接マップする)必要があります。そのようにしない場合、RESTを使用したときにカタログが空で表示されます。ページレット・カタログのURLは、次のとおりです。 http://proxy_host:proxy_port/api/v2/ensemble/pagelets |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)にページレット・プロデューサを登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerPageletProducer(appName='webcenter', name='MyPageletProducer', url='http://myhost.com:7001/pagelets')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のページレット・プロデューサの接続詳細を編集します。
構文
setPageletProducer(appName, name, [url, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のページレット・プロデューサ接続の名前。 |
url
|
オプション。ページレット・プロデューサがデプロイされているサーバーへのアクセスに必要なURL。次の構文を使用します:
URLには、完全修飾ドメイン名を含める必要があります。次に例を示します。
注意: WebCenter Portalでは、ページレット・プロデューサURLがOracle Access Manager (OAM)によって保護されている場合、ページレット・カタログのURLを除外する(アクセス制御を使用しないで直接マップする)必要があります。そのようにしない場合、RESTを使用したときにカタログが空で表示されます。ページレット・カタログのURLは、次のとおりです。 http://proxy_host:proxy_port/api/v2/ensemble/pagelets |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyPageletProducer
という名前の既存のページレット・プロデューサ接続の管理者ユーザー名およびパスワード詳細を更新します。
wls:/weblogic/serverConfig> setPageletProducer(appName='webcenter', name='MyPageletProducer', url='http://mypagelethost.com:7778/pagelets')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに登録されている1つまたはすべてのページレット・プロデューサの接続詳細を一覧表示します。
構文
listPageletProducers(appName, [name, verbose, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
オプション。既存のページレット・プロデューサ接続の名前。この引数を使用して、特定のページレット・プロデューサの接続詳細を表示します。 指定しない場合、このアプリケーションに対して構成したページレット・プロデューサの接続に関する詳細情報が表示されます。 |
verbose
|
オプション。ページレット・プロデューサの接続詳細を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数を |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して登録されているすべてのページレット・プロデューサの接続名および詳細を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listPageletProducers(appName='webcenter', verbose=1) ---------------------- MyPageletProducer ---------------------- URL: http://myhost.com:7001/pagelets ---------------------- TestPageletProducer ---------------------- URL: http://testhost.com:7002/pagelets ----------------------
次の例では、MyPageletProducer
という名前の1つのページレット・プロデューサ接続の詳細を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listPageletProducers(appName='webcenter', name='MyPageletProducer', verbose=1) ---------------------- MyPageletProducer ---------------------- URL: http://myhost.com:7001/pagelets
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに現在登録されているページレット・プロデューサを登録解除します。
構文
deregisterPageletProducer(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のページレット・プロデューサ接続の名前。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して現在構成されているMyPageletProducer
という名前のページレット・プロデューサ接続を登録解除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deregisterPageletProducer(appName='webcenter', name='MyPageletProducer')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
名前付きのプロデューサによって提供されたポートレットが反映されるようにそのプロデューサに対して格納したメタデータを最新の状態にします。
構文
refreshProducer(appName, producerName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
producerName
|
既存のプロデューサの名前を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例は、WebCenter Portal (webcenter
)内のWSRPSamples
プロデューサを最新の状態にします。
wls:/weblogic/serverConfig> refreshProducer(appName='webcenter', producerName='WSRPSamples')
Producer WSRPSamples has been refreshed.
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのポートレット・クライアントの構成を一覧表示します。
構文
listPortletClientConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalのポートレット・クライアント構成を一覧表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> listPortletClientConfig(appName='webcenter')
-------------------------------------
Portlet Client Configuration Settings
-------------------------------------
Application Striping: 0
Content Cache Enabled: 0
Maximum Content Cache Objects: 2000
Maximum Content Cache Size: 10000000
Default Timeout: 30
Maximum IFrame Querystring Length: 0
Maximum Resource URL Length: 1500
Maximum Timeout: 60
Minimum Timeout: 2
Parallel Pool Size: 20
Parallel Queue Size: 40
Maximum Rendition Cache Objects: 1000
Resource Proxy Path: /resource-proxy
Supported Locales: en, de, fr
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのポートレット・クライアントの構成を編集します。パラメータを省略した場合、対応する構成設定は変更されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
構文
setPortletClientConfig(appName, [applicationStriping, contentCacheEnabled, contentCacheMaxObjects, contentCacheMaxSize, defaultTimeout, maximumIframeQueryStringLength, maximumResourceUrlLength, maximumTimeout, minimumTimeout, parallelPoolSize, parallelQueueSize, renditionCacheMaxObjects, resourceProxyPath, supportedLocales, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
applicationStriping
|
オプション。アプリケーションのストライプ化を有効にするかどうかを指定します。有効な値は、 デフォルト値は |
contentCacheEnabled
|
オプション。ポートレット・クライアントのコンテンツ・キャッシュを有効にするかどうかを指定します。有効な値は、 デフォルト値は |
contentCacheMaxObjects
|
オプション。ポートレット・クライアントのコンテンツ・キャッシュに格納するオブジェクトの最大数。 デフォルト値は |
contentCacheMaxSize
|
オプション。ポートレット・クライアントのコンテンツ・キャッシュの最大サイズ(バイト単位)。 デフォルト値は |
defaultTimeout
|
オプション。プロデューサに対するリクエストのデフォルトのタイムアウト期間(秒単位)。 デフォルト値は |
maximumIframeQueryStringLength
|
オプション。URL短縮が適用されるまでのポートレット・インライン・フレームURLの最大長。 デフォルト値は |
maximumResourceUrlLength
|
オプション。ポートレット・リソースURLの最大長。 デフォルト値は |
maximumTimeout
|
オプション。プロデューサに対するリクエストの最大タイムアウト期間(秒単位)。 デフォルト値は |
minimumTimeout
|
オプション。プロデューサに対するリクエストの最小タイムアウト期間(秒単位)。 デフォルト値は |
parallelPoolSize
|
オプション。タスクのパラレル実行に使用するスレッドの数。 デフォルト値は |
parallelQueueSize
|
オプション。パラレル実行でキューに入れることができるタスクの数。 デフォルト値は |
renditionCacheMaxObjects
|
オプション。ポートレットをインライン・フレームにレンダリングするときに使用するポートレット・レンディションを格納するために、ポートレット・クライアントによって使用されるキャッシュ内のオブジェクトの最大数。 デフォルト値は |
resourceProxyPath
|
オプション。アプリケーションのコンテキスト・ルートからの相対位置で示した、ポートレット・リソース・プロキシ・サーブレットのベース・パス。 デフォルト値は |
supportedLocales
|
オプション。ポートレット・クライアントによってサポートされる1つ以上のロケールを指定します。デフォルト値は たとえば、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ContentCacheEnabled
、MinimumTimeout
、MaximumTimeout
およびParallelQueueSize
構成設定の新しい値を設定します。他のすべての設定は変更されません。
wls:/weblogic/serverConfig> setPortletClientConfig(appName='webcenter', contentCacheEnabled=0, minimumTimeout=10, maximumTimeout=120, parallelQueueSize=25)
次の例では、SupportedLocales
構成設定の値を英語、フランス語およびスペイン語に設定します。他のすべての設定は変更されません。
wls:/weblogic/serverConfig> setPortletClientConfig(appName='webcenter', supportedLocales='en, fr, es')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
特定のポートレット・クライアントの構成設定値、または指定されたアプリケーションのすべての設定値を返します。
構文
getPortletClientConfig(appName, [configSetting, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
configSetting
|
オプション。返すポートレット・クライアント構成設定の名前。次のいずれかの値になる。
注意: 値では大文字と小文字が区別されます。 すべての設定の名前と値を返す場合は、このパラメータを省略します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対するDefaultTimeout
構成設定の値を返します。
wls:/weblogic/serverConfig> defaultTimeout =
getPortletClientConfig(appName='webcenter', configSetting='DefaultTimeout')
次の例では、WebCenter Portalのすべてのポートレット・クライアント構成設定の名前および値を返します。
wls:/weblogic/serverConfig> settingsDict =
getPortletClientConfig(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalにいくつかの即時利用可能なプロデューサ(OmniPortletおよびWSRP Tools)を登録します
構文
registerOOTBProducers(producerHost, producerPort, appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
producerHost
|
初期状態のプロデューサをホストするサーバーのホスト名およびIPアドレスを示します。 ロード・バランサによってフロント処理されるクラスタでは、そのロード・バランサのホスト名を入力します。 |
producerPort
|
初期状態のプロデューサをホストするサーバーのポート番号を示します。 ロード・バランサによってフロント処理されるクラスタでは、そのロード・バランサのポート番号を入力します。 |
appName
|
初期状態のプロデューサを登録するアプリケーションの名前を示します。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに即時利用可能なプロデューサを登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerOOTBProducers(producerHost='myhost.com', producerPort=9999, appName='webcenter') Registering Out-of-the-Box Producers Registering producers at http://myhost.com:9999 Registering Omniportlet Created connection wc-OmniPortlet-urlconn Created connection wc-OmniPortlet Producer connection wc-OmniPortlet has been registered. Registering WSRP Tools Created connection wc-WSRPTools-wsconn Created connection wc-WSRPTools Producer connection wc-WSRPTools has been registered.
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
組込みプロデューサ(OmniPortletおよびWSRPツール)をWebCenter Portalから登録解除します
構文
deregisterOOTBProducers(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
現在、初期状態のプロデューサが登録されているアプリケーションの名前を示します。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、初期状態のプロデューサを登録解除し、WebCenter Portal内のそれらに関連付けられている接続を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deregisterOOTBProducers(appName='webcenter')
Deregistering Out-of-the-Box Producers
Deregistering Omniportlet
Producer wc-OmniPortlet has been deregistered.
wc-OmniPortlet successfully deleted
wc-OmniPortlet-urlconn successfully deleted
Deregistering WSRP Tools
Producer wc-WSRPTools has been deregistered.
wc-WSRPTools successfully deleted
wc-WSRPTools-wsconn successfully deleted
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle WebCenter Portalで提供されているサンプル・プロデューサを、指定したアプリケーションに登録します。WSRPサンプルおよびJPDKサンプルの2つのサンプル・プロデューサがあります。
構文
registerSampleProducers(producerHost, producerPort, appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
producerHost
|
サンプル・プロデューサをホストするサーバーのホスト名およびIPアドレスを示します。 |
producerPort
|
サンプル・プロデューサをホストするサーバーのポート番号を示します。 |
appName
|
サンプル・プロデューサを登録するアプリケーションの名前を示します。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalにサンプル・プロデューサを登録します。
wls:/weblogic/serverConfig> registerSampleProducers(producerHost='myhost.com', producerPort=9999, appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle WebCenterのサンプル・プロデューサ(WSRPサンプル
およびJPDKサンプル
)を指定されたアプリケーションから登録解除します。
構文
deregisterSampleProducers(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
現在、サンプル・プロデューサが登録されているアプリケーションの名前を示します。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に 値を指定しない場合、この引数のデフォルトは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalからサンプル・プロデューサを登録解除します。
wls:/weblogic/serverConfig> deregisterSampleProducers(appName='webcenter')
表2-22に示すコマンドを使用して、指定されたアプリケーション内のツールおよびサービスによって使用されるプロキシ・サーバー設定を管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-22 RSS WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
ツールおよびサービスによって使用されるプロキシ・ホストとプロキシ・ポートを返します。 |
オンライン |
|
ツールおよびサービスによって使用されるプロキシ・ホストとプロキシ・ポートを指定します。 |
オンライン |
|
プロキシ・ホストおよびプロキシ・ポート設定を削除します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション内のRSSニュース・フィードおよびアクティビティ・ストリームによって使用されるプロキシ・ホストとプロキシ・ポートを返します。ネットワーク構成によっては、ご使用のアプリケーションでアクティビティ・ストリームの外部RSSニュース・フィードおよび外部リンクを表示するために、プロキシ詳細が必要な場合があります。
構文
getWebCenterProxyConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)内のツールおよびサービスによって使用されるプロキシ・ホストおよびプロキシ・ポートを返します。
wls:/weblogic/serverConfig> getWebCenterProxyConfig(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション内のRSSニュース・フィードおよびアクティビティ・ストリームによって使用されるプロキシ・ホストとプロキシ・ポートを指定します。ネットワーク構成によっては、ご使用のアプリケーションでアクティビティ・ストリームの外部RSSニュース・フィードおよび外部リンクを表示するために、プロキシ詳細が必要な場合があります。
構文
setWebCenterProxyConfig(appName, proxyHost, proxyPort, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
proxyHost
|
プロキシ・サーバーのホスト名を示します。 |
proxyPort
|
プロキシ・サーバーが実行しているポートを示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)内のツールおよびサービスによって使用されるプロキシ・ホストおよびプロキシ・ポートを設定します。
wls:/weblogic/serverConfig> setWebCenterProxyConfig(appName='webcenter', proxyHost='www-proxy.example.com', proxyPort='80')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成された現在のプロキシ・ホストおよびプロキシ・ポート設定を削除します。
構文
unsetWebCenterProxyConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対して構成されたプロキシ・ホストおよびプロキシ・ポート設定を削除します。
wls:/weblogic/serverConfig> unsetWebCenterProxyConfig(appName='webcenter')
表2-23に示すコマンドを使用して、WebCenter PortalのためのOracle Secure Enterprise Search (SES)接続および他のOracle SES検索関連プロパティを管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して設定に対して行った変更は、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
表2-23 検索 - Oracle SES WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーション用のOracle SESインスタンスへの接続を作成します。 |
オンライン |
|
既存のOracle SES検索接続を編集します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されている個々またはすべてのOracle SES検索接続を一覧表示します。 |
オンライン |
|
既存のOracle SES検索接続の検索設定を構成します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションのOracle SESプロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
Oracle (SES)インスタンス上にフェデレーション・トラステッド・エンティティを作成します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して現在構成されているOracle SESインスタンスのバージョン情報を取得および格納します。 |
オンライン |
|
指定したアプリケーションに対して構成されているOracle SESインスタンスのバージョン情報を返します。 |
オンライン |
|
デフォルトのドキュメント、ディスカッションおよびお知らせソースを使用して、Oracle SESインスタンス内にソース・グループを作成します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのOracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンスへの接続を作成します。
構文
createSESConnection(appName, name, url, appUser, appPassword,[default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
接続の名前を示します。名前は、アプリケーション内で(すべての接続タイプにわたって)一意である必要があります。 |
url
|
Oracle Secure Enterprise Searchによって検索の要求を有効にするために公開されたWebサービスのURLを示します。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/query/OracleSearch |
appUser
|
WebCenter Portalユーザーのかわりに検索を実行できるよう、Oracle Secure Enterprise Searchに対して信頼されるアプリケーションとして自身を認証するために、アプリケーションで使用するユーザー名。 指定したユーザーは、アプリケーションに対して構成したOracle Identity ManagementサーバーおよびOracle SESに対して構成したOracle Identity Managementサーバーの両方に存在する必要があります。 |
appPassword
|
指定したユーザーのパスワードを示します。 |
default
|
オプション。検索接続を積極的に使用するために検索を構成します。有効なオプションは、
この引数のデフォルトは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、Oracle SESインスタンスhttp://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch
を指す新しい検索接続を作成し、この接続を、WebCenter PortalのアクティブなSES検索接続として設定します。
wls:/weblogic/serverConfig>createSESConnection(appName='webcenter', name='SESConn1', url='http://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch', appUser='wpadmin', appPassword='password', default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの既存のOracle Secure Enterprise Search (SES)検索接続を編集します。
構文
setSESConnection(appName, name, [url, appUser, appPassword, default, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存の検索接続の名前を示します。 |
url
|
オプション。Oracle Secure Enterprise Searchによって検索の要求を有効にするために公開されたWebサービスのURLを示します。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/query/OracleSearch |
appUser
|
オプション。ポータル・ユーザーのかわりに検索を実行できるよう、アプリケーションでOracle Secure Enterprise Searchにログインするために使用するユーザー名。 |
appPassword
|
オプション。ポータル・ユーザーのかわりに検索を実行できるよう、アプリケーションでOracle Secure Enterprise Searchにログインするために使用するパスワード。 |
default
|
オプション。検索接続を積極的に使用するために検索を構成します。有効なオプションは、
この引数のデフォルトは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、SESConn1
という名前の検索接続のURLを変更し、この接続をWebCenter PortalのアクティブなOracle SES検索接続として設定します。
wls:/weblogic/serverConfig> etSESConnection(appName='webcenter', name='SESConn1', url='http://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch', appUser='wpadmin', appPassword='password', default=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成されているすべてのOracle Secure Enterprise Search (SES)検索接続の名前を一覧表示します。
構文
listSESConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
verbose
|
オプション。検索接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効なオプションは、
この引数のデフォルトは、 この引数を |
name
|
オプション。既存の検索接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalに対して構成されているすべてのOracle SES検索接続の接続詳細を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listSESConnections(appName='webcenter', verbose=1)
次の例では、SESConn1
という名前のOracle SES検索接続の接続詳細を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listSESConnections(appName='webcenter', verbose=1, name='SESConn1')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のOracle Secure Enterprise Search (SES)検索接続の検索設定を設定します。パラメータを指定しない場合、検索設定が変更されません。
構文
setSearchSESConfig(appName,[connectionName, dataGroup, topNRows, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
connectionName
|
オプション。検索に使用する接続の名前。 |
dataGroup
|
オプション。検索を行うSecure Enterpriseの検索データ・グループの名前を指定します。値を指定しない場合、Oracle Secure Enterprise Searchインスタンス中のすべての項目が検索されます。 |
topNRows
|
オプション。調整されたデータを収集するために検索結果の一番上のN行数を示します。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、検索でSESConn1
という名前のSES検索接続を使用してgroup2
という名前のデータ・グループを検索することを指定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setSearchSESConfig(appName='webcenter',connectionName='SESConn1', dataGroup='group2', topNRows=200);
次の例では、検索により返される結果の最大数を変更します。この例では、接続の名前が指定されていないので、構成に関する変更が現在のデフォルト(またはアクティブ)接続に適用されます。
wls:/weblogic/serverConfig>setSearchSESConfig(appName='webcenter', topNRows=500);
Already in Domain Runtime Tree
Restart is needed for the service connection changes to take effect.
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのOracle SES検索設定を一覧表示します。
構文
listSearchSESConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)のOracle SES検索構成情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listSearchSESConfig(appName='webcenter')
Already in Domain Runtime Tree
-----------------
Search SES Config
-----------------
connectionName: SESConn1
dataGroup: group2
topNRows: 200
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたエンティティ名およびパスワードに対するフェデレーション・トラステッド・エンティティをOracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンス上に作成します。
構文
createFederationTrustedEntity(appName, sesUrl, sesPassword, entityName, entityPassword, desc, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
sesUrl
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
sesPassword
|
Oracle SES管理ユーザー( |
entityName
|
エンティティ名。 |
entityPassword
|
エンティティ・パスワード。 |
desc
|
エンティティの簡単な説明。 または、空の文字列 |
sesSchema
|
Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myEntity
という名前のフェデレーション・トラステッド・エンティティをOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777/search/query/OracleSearch
上に作成します。
wls:/weblogic/serverConfig> createFederationTrustedEntity(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', entityName='myEntity', entityPassword='password', desc='This is a my sample entity')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したアプリケーションに対して構成されているOracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンスのバージョン情報を取得し、そのバージョンを後から検索問合せに使用するために格納します。
バージョン情報は、Oracle SES接続が検索問合せのデフォルト接続として設定されている場合に使用されます。
構文
setSESVersion(appName, sesUrl, sesSchema, sesPassword, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
sesUrl
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
sesSchema
|
Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。たとえば、 |
sesPassword
|
Oracle SES管理ユーザーのパスワード。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、Oracle SESインスタンスhttp://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch
のバージョン情報を取得し、その情報をWebCenter Portalで使用できるようにします。
wls:/weblogic/serverConfig>setSESVersion(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='searchsys', sesPassword='password')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションによって使用されているOracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンスのバージョン番号を返します。
構文
listSESVersion(appName, sesUrl, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
sesUrl
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
sesUrl
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
sesSchema
|
Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。たとえば、 |
sesPassword
|
Oracle SES管理ユーザーのパスワード。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、Oracle SESインスタンスhttp://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch
のバージョン情報を返し、そのバージョン情報がWebCenter Portal内に保存されていることを確認します。
wls:/weblogic/serverConfig>listSESVersion(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService') ----------------- SES Version Config ----------------- url: http://myhost.com:7777/search/api/admin/AdminService version: 11.1.2.2.0
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
特定のホスト、ポート、アプリケーション名、共有ドキュメント、ディスカッション・ソースおよびお知らせソースに対するデフォルト名のソース・グループをOracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンス内に作成します。
構文
createDefaultSourceGroup(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, defaultHost, defaultPort, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
sesUrl
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。 次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
sesPassword
|
Oracle SES管理ユーザーのパスワード。 |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
デフォルト・ソースが構成されているマシンのホスト名。 |
|
デフォルト・ソースの構成先で使用されているポート番号。 |
sesSchema
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://webhost:8888/webcenter
にあるWebCenter Portalに対するデフォルト・ソース・グループを、Oracle SESインスタンスhttp://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch
内に作成します
デフォルト・ソース・グループには、http://mydefaultHost:8989
にあるドキュメントおよびディスカッション・ソースも含まれます。
wls:/weblogic/serverConfig>createDefaultSourceGroup(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='webhost', port='8888', defaultHost='mydefaultHost', defaultPort='8989')
表2-24に示すコマンドを使用して、WebCenter PortalのOracle Secure Enterprise Search (SES)クローラを管理します。
Oracle SESクローラWLSTコマンドを実行した後に、アプリケーションを再起動する必要はありません。
表2-24 検索 - Oracle SESクローラWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
Oracle SESインスタンス上にWebCenter Portalオブジェクトのクローラを作成します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーション用のドキュメント・クローラをOracle SESインスタンス上に作成します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーション用のディスカッション・クローラとお知らせクローラをOracle SESインスタンス上に作成します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを返します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを返します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを返します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを起動します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを起動します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを起動します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを停止します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを停止します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを停止します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを削除します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを削除します。 |
オンライン |
|
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを削除します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上にWebCenter Portalオブジェクトのクローラを作成します。このコマンドは、WebCenter Portalデータソースを作成し、WebCenter Portalオブジェクト(ポータル、リスト、ページ、ピープルなど)をクロールするためのスケジュールを指定します。
構文
createSpacesCrawler(appName, host, port, sesUrl, sesPassword, crawlUser, crawlPassword, scratchDir, authUserIdFormat, crawlingMode, recrawlPolicy, freqType, startHour, hoursBetweenLaunches, startDayOfWeek, startDayOfMonth, daysBetweenLaunches, weeksBetweenLaunches, monthsBetweenLaunches, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
WebCenter Portalを実行しているマシンのホスト名。 |
|
WebCenter Portalにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
WebCenter Portalのクロール管理ユーザー。 このユーザーは、WebCenter Portalとバックエンドのアイデンティティ管理サーバーに存在する必要があり、適切な権限とロールが付与されている必要があります。たとえば、 |
|
|
|
Oracle SESが一時ステータス・ログを書き込めるローカル・ディレクトリ。このディレクトリは、Oracle SESがインストールされているシステム上に存在する必要があります。 |
|
アクティブ・アイデンティティ・プラグインのユーザーIDの形式。たとえば、ユーザー名、電子メール、ニックネーム、user_name。 |
|
ソース内のURLをクロールするためのモード。デフォルト・モードは、 ACCEPT_ALL: 索引付けのためにすべてのURLを自動的に受け入れます。ソース内のすべてのURLをクロールおよび索引付けします。それらのURL内で見つかったすべてのリンクの抽出および索引付けも行います。前にクロールされたURLは、それらが変更されていた場合にのみ再索引付けされます。 EXAMINE_URL: 索引付けする前にURLを確認します。ソース内のすべてのURLをクロールしますが、索引付けは行いません。それらのURL内で見つかったすべてのリンクのクロールも行います。 INDEX_ONLY: 索引付けのみ行います。ソース内のすべてのURLをクロールし、索引付けします。それらのURL内で見つかったどのリンクも抽出しません。このオプションは、前にEXAMINE_URLを使用してクロールされたソースに対して選択します。 |
|
すべてのドキュメントをクロールするか、変更されたドキュメントのみクロールするのかを指定します。有効な値は、 PROCESS_ALL - すぺてのドキュメントがクロールされます。このオプションは、フル・クロールを強制するために使用します。 PROCESS_CHANGED - 前回のクロール以降に変更されたドキュメントのみクロールします。この設定で、クローリング・プロセスを大幅に高速化できます。 |
|
スケジュール済クロールの頻度。有効な値は、 クロールをMONTHLY、WEEKLY、DAILYまたはHOURLYにスケジュールするには、追加の引数を次のように指定します。 MONTHLY: startHour、startDayOfTheMonth、monthsBetweenLaunches WEEKLY: startHour、startDayOfTheWeek、weeksBetweenLaunches DAILY: startHour、daysBetweenLaunches HOURLY: hoursBetweenLaunches 定期的なクロールが不要な場合は、 |
|
クロールを開始する時刻。1と24の間の任意の数字。 たとえば、2:00amであれば2、2:00pmであれば14を入力します。 |
|
クロール間の時間数。
|
|
週ごとのクロールを開始する曜日。たとえば、MONDAY、TUESDAYなどです。
|
|
月ごとのクロールを開始する日。たとえば、1日の場合は1、2日の場合は2のように入力します。
|
|
クロール間の日数。
|
|
クロール間の週数。
|
|
クロール間の月数。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上にSpacesクローラを作成します。
createSpacesCrawler(appName='webcenter', host='myhost.com', port='8888', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesPassword='sespassword', crawlUser='mycrawladmin', crawlPassword='password', scratchDir'/tmp', authUserIdFormat='username', crawlingMode='ACCEPT_ALL', recrawlPolicy= 'PROCESS_ALL', freqType='MANUAL', startHour=1, hoursBetweenLaunches=1, startDayOfWeek='MONDAY', startDayOfMonth=1, daysBetweenLaunches =1, weeksBetweenLaunches=1, monthsBetweenLaunches=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション用のドキュメント・クローラをOracle SESインスタンス上に作成します。
このコマンドは、Oracle WebCenter Contentリポジトリ・データソースを作成し、Oracle WebCenter Contentリポジトリ内のドキュメントをクロールするスケジュールを指定します。
構文
createDocumentsCrawler(appName, host, port, sesUrl, sesPassword, configUrl, user, password, scratchDir, httpEndpoint, displayUrl, realm, authUserIdFormat, pipelineName, crawlingMode, recrawlPolicy, freqType, startHour, hoursBetweenLaunches, startDayOfWeek, startDayOfMonth, daysBetweenLaunches, weeksBetweenLaunches, monthsBetweenLaunches, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
データ・フィード・タイプ、場所、セキュリティ属性など、ソースの詳細を提供するXML構成ファイルのURL。次のURL形式を使用します。 http://host:port/cs/idcplg?IdcService=SES_CRAWLER_DOWNLOAD_CONFIG&source=sourcename |
|
Oracle WebCenter ContentのContent Serverの管理ユーザー。例, 認証タイプがOracle SSOである場合、Oracle SSOによってフロント処理されているアイデンティティ管理サーバーにユーザーのユーザーID(およびパスワード)を入力します。このユーザーには、 |
|
指定した管理ユーザーのパスワード。 |
|
Oracle SESが一時ステータス・ログを書き込めるローカル・ディレクトリ。このディレクトリは、Oracle SESがインストールされているシステム上に存在する必要があります。 |
|
Content Server認可のためのHTTPエンドポイント。次に例を示します。 http://host:port/idc/idcplg |
|
相対アクセスURLの前に付けて完全な表示URLを形成するHTTPホスト情報文字列。次に例を示します。 http://host:port/idc |
|
制御およびデータ・フィードを提供するアプリケーションのレルム。このパラメータは、フィードにHTTPを介してアクセスしている場合に適しており、認証タイプが たとえば、 |
|
Content Server認可APIによって使用される(アクティブ・アイデンティティ・プラグイン内の)ユーザーIDの形式。たとえば、ユーザー名、電子メール、ニックネーム、user_name。 |
|
Oracle SES内で、このソースに対して作成されるドキュメント・サービス・パイプライン。 |
|
ソース内のURLをクロールするためのモード。デフォルト・モードは、 ACCEPT_ALL: 索引付けのためにすべてのURLを自動的に受け入れます。ソース内のすべてのURLをクロールおよび索引付けします。それらのURL内で見つかったすべてのリンクの抽出および索引付けも行います。前にクロールされたURLは、それらが変更されていた場合にのみ再索引付けされます。 EXAMINE_URL: 索引付けする前にURLを確認します。ソース内のすべてのURLをクロールしますが、索引付けは行いません。それらのURL内で見つかったすべてのリンクのクロールも行います。 INDEX_ONLY: 索引付けのみ行います。ソース内のすべてのURLをクロールし、索引付けします。それらのURL内で見つかったどのリンクも抽出しません。このオプションは、前にEXAMINE_URLを使用してクロールされたソースに対して選択します。 |
|
すべてのドキュメントをクロールするか、変更されたドキュメントのみクロールするのかを指定します。有効な値は、 PROCESS_ALL - すぺてのドキュメントがクロールされます。このオプションは、フル・クロールを強制するために使用します。 PROCESS_CHANGED - 前回のクロール以降に変更されたドキュメントのみクロールします。この設定で、クローリング・プロセスを大幅に高速化できます。 |
|
スケジュール済クロールの頻度。有効な値は、 クロールをMONTHLY、WEEKLY、DAILYまたはHOURLYにスケジュールするには、追加の引数を次のように指定します。 MONTHLY: startHour、startDayOfTheMonth、monthsBetweenLaunches WEEKLY: startHour、startDayOfTheWeek、weeksBetweenLaunches DAILY: startHour、daysBetweenLaunches HOURLY: hoursBetweenLaunches 定期的なクロールが不要な場合は、 |
|
クロールを開始する時刻。1と24の間の任意の数字。 たとえば、2:00amであれば2、2:00pmであれば14を入力します。 |
|
クロール間の時間数。
|
|
週ごとのクロールを開始する曜日。たとえば、MONDAY、TUESDAYなどです。
|
|
月ごとのクロールを開始する日。たとえば、1日の場合は1、2日の場合は2のように入力します。
|
|
クロール間の日数。
|
|
クロール間の週数。
|
|
クロール間の月数。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上にドキュメント・クローラを作成します。
createDocumentsCrawler(appName='webcenter', host='myhost.com', port='8888', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesPaswword='password', configUrl='http://myucmhost.com:9044/cs/idcplg?IdcService=SES_CRAWLER_DOWNLOAD_ CONFIG&source=mysource', user='adminuser', password='password', scratchDir='/scratch', httpEndpoint='http://myucmhost.com:9044/cs/idcplg', displayUrl='http://myucmhost:9044/cs', realm='jazn.com', authUserIdFormat='username', pipelineName='My UCM Pipeline', crawlingMode='ACCEPT_ALL', recrawlPolicy='PROCESS_ALL', freqType='MANUAL', startHour=1, hoursBetweenLaunches=1, startDayOfWeek='MONDAY', startDayOfMonth=1, daysBetweenLaunches=1, weeksBetweenLaunches=1, monthsBetweenLaunches=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンス上で、指定されたアプリケーションに対してディスカッション・フォーラム・クローラおよびお知らせクローラを作成します。
このコマンドは、2つのOracle SESデータベース・ソース(ディスカッション・フォーラム用に1つと、お知らせ用に1つ)を作成し、クロール・スケジュールを指定します。ディスカッション・フォーラム・ソースは、<appname_host_port>_forums
という名前で、FORUMCRAWLER_VW
というビューがあり、お知らせソースは<appname_host_port>_announcements
という名前で、ANNOUNCEMENTS_VW
というビューがあります。
構文
createDiscussionsCrawler(appName, host, port, sesUrl, sesPassword, dbConnString, user, password, authUserIdFormat, crawlingMode, recrawlPolicy, freqType, startHour, hoursBetweenLaunches, startDayOfWeek, startDayOfMonth, daysBetweenLaunches, weeksBetweenLaunches, monthsBetweenLaunches, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
ディスカッション・サーバーがインストールされているデータベースの接続URL。次の形式を使用します。 Oracle: IBM DB2: Microsoft SQL Server: |
|
ディスカッション・サーバーがインストールされているデータベースの管理ユーザー。 Oracle: ユーザー IBM DB2: ユーザー Microsoft SQL Server: ユーザー |
|
指定したディスカッション・サーバー管理ユーザーのパスワード。 |
|
ディスカッション・サーバー認可APIによって使用される(アクティブ・アイデンティティ・プラグイン内の)ユーザーIDの形式。たとえば、ユーザー名、電子メール、ニックネーム、user_name。 |
|
ソース内のURLをクロールするためのモード。デフォルト・モードは、 ACCEPT_ALL: 索引付けのためにすべてのURLを自動的に受け入れます。ソース内のすべてのURLをクロールおよび索引付けします。それらのURL内で見つかったすべてのリンクの抽出および索引付けも行います。前にクロールされたURLは、それらが変更されていた場合にのみ再索引付けされます。 EXAMINE_URL: 索引付けする前にURLを確認します。ソース内のすべてのURLをクロールしますが、索引付けは行いません。それらのURL内で見つかったすべてのリンクのクロールも行います。 INDEX_ONLY: 索引付けのみ行います。ソース内のすべてのURLをクロールし、索引付けします。それらのURL内で見つかったどのリンクも抽出しません。このオプションは、前にEXAMINE_URLを使用してクロールされたソースに対して選択します。 |
|
すべてのドキュメントをクロールするか、変更されたドキュメントのみクロールするのかを指定します。有効な値は、 PROCESS_ALL - すぺてのドキュメントがクロールされます。このオプションは、フル・クロールを強制するために使用します。 PROCESS_CHANGED - 前回のクロール以降に変更されたドキュメントのみクロールします。この設定で、クローリング・プロセスを大幅に高速化できます。 |
|
スケジュール済クロールの頻度。有効な値は、 クロールをMONTHLY、WEEKLY、DAILYまたはHOURLYにスケジュールするには、追加の引数を次のように指定します。 MONTHLY: startHour、startDayOfTheMonth、monthsBetweenLaunches WEEKLY: startHour、startDayOfTheWeek、weeksBetweenLaunches DAILY: startHour、daysBetweenLaunches HOURLY: hoursBetweenLaunches 定期的なクロールが不要な場合は、 |
|
クロールを開始する時刻。1と24の間の任意の数字。 たとえば、2:00amであれば2、2:00pmであれば14を入力します。 |
|
クロール間の時間数。
|
|
週ごとのクロールを開始する曜日。たとえば、MONDAY、TUESDAYなどです。
|
|
月ごとのクロールを開始する日。たとえば、1日の場合は1、2日の場合は2のように入力します。
|
|
クロール間の日数。
|
|
クロール間の週数。
|
|
クロール間の月数。
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上にディスカッション・フォーラム・クローラおよびお知らせクローラを作成します。
createDiscussionsCrawler(appName='webcenter', host='myhost.com', port='8888', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesPaswword='password', dbConnString='jdbc:oracle:thin:@myjivedbhost.com:1521/mysid', user='app_discussions_crawler', password='password', authUserIdFormat='nickname', crawlingMode='ACCEPT_ALL', recrawlPolicy='PROCESS_ALL', freqType='MANUAL', startHour=1, hoursBetweenLaunches=1,startDayOfWeek='MONDAY', startDayOfMonth=1, daysBetweenLaunches=1, weeksBetweenLaunches=1, monthsBetweenLaunches=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを返します。
構文
listSpacesCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, verbose, server, applicationVersion]
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
WebCenter Portalを実行しているマシンのホスト名。 |
|
WebCenter Portalにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
|
オプション。有効なオプションは、
|
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
内で構成されているSpacesクローラを返します。
listSpacesCrawler(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword'password', host='myhost.com', port='8888') Already in Domain Runtime Tree ----------------- Spaces Crawlers ----------------- webcenter_myhost.com_8888_portal
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを返します。
構文
listDocumentsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, verbose, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
|
オプション。有効なオプションは、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
内で構成されているドキュメント・クローラを返します。
listDocumentsCrawler(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword'password', host='myhost.com', port='8888') Already in Domain Runtime Tree ----------------- Documents Crawlers ----------------- webcenter_myhost.com_8888_documents
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを返します。
構文
listDiscussionsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, verbose, server, applicationVersion]
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
|
オプション。有効なオプションは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
内で構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを返します。
listDiscussionsCrawler(appName='webcenter', sesUrl='http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888') Already in Domain Runtime Tree ----------------- Discussions Crawler ----------------- webcenter_myhost.com_8888_forums webcenter_myhost.com_8888_announcements
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを起動します。
構文
startSpacesCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
WebCenter Portalを実行しているマシンのホスト名。 |
|
WebCenter Portalにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているSpacesクローラを起動します。
startSpacesCrawler(appName='webcenter', sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを起動します。
構文
startDocumentsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion]
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているドキュメント・クローラを起動します。
startDocumentsCrawler(appName='webcenter', sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle Secure Enterprise Search (SES)インスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを起動します。
構文
startDiscussionsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portal (webcenter
)に対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを起動します。
startDiscussionsCrawler(appName='webcenter', sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを停止します。
構文
stopSpacesCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
WebCenter Portalを実行しているマシンのホスト名。 |
|
WebCenter Portalにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているSpacesクローラを停止します。
stopSpacesCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを停止します。
構文
stopDocumentsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているドキュメント・クローラを停止します。
stopDocumentsCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを停止します。
構文
stopDiscussionsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを停止します。
stopDiscussionsCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上でWebCenter Portalに対して構成されているSpacesクローラを削除します。
構文
deleteSpacesCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port,[sesSchema, server,applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
WebCenter Portalを実行しているマシンのホスト名。 |
|
WebCenter Portalにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるwebcenter
というWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているSpacesクローラを削除します。
deleteSpacesCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているドキュメント・クローラを削除します。
構文
deleteDocumentsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [sesSchema, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているドキュメント・クローラを削除します。
deleteDocumentsCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
Oracle SESインスタンス上で指定したアプリケーションに対して構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを削除します。
構文
deleteDiscussionsCrawler(appName, sesUrl, sesPassword, host, port, [server], [applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
|
Oracle SES管理APIのWebサービスURL。次の形式を使用します。 http://host:port/search/api/admin/AdminService |
|
Oracle SES管理ユーザー( |
|
アプリケーションを実行しているマシンのホスト名。 |
|
アプリケーションにアクセスするために使用されるポート番号。 |
|
オプション。Oracle SES管理ユーザーのユーザー名。デフォルト値は |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、http://myhost.com:8888/webcenter/portal
にあるWebCenter Portalに対してOracle SESインスタンスhttp://myseshost.com:7777
上で構成されているディスカッション・クローラとお知らせクローラを削除します。
deleteDiscussionsCrawler(appName='webcenter',sesUrl'http://myseshost.com:7777/search/api/admin/AdminService', sesSchema='eqsys', sesPassword='password', host='myhost.com', port='8888')
表2-25に示すコマンドを使用して、WebCenter Portal用の検索設定とクロール・オプションを管理します。
これらのWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、ただちに有効になります。再起動は不要です。
表2-25 WebCenter Portal検索WLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションの検索設定を変更します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションの検索プロパティを一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションのクロール・プロパティを指定します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションの現在のクロール設定を返します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの検索設定を変更します。パラメータを指定しない場合、検索設定は変更されません。
構文
setSearchConfig(appName,[numSavedSearches, numResultsRegion, numResultsMain, executionTimeout, prepareTimeout, showAllExecutionTimeout, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
numSavedSearches
|
オプション。保存済検索項目のドロップ・ダウン(メイン検索ページ)に表示する保存済検索項目数を示します。 |
numResultsRegion
|
オプション。保存済検索タスク・フローに表示される保存済検索項目数を示します。 |
numResultsMain
|
オプション。メイン検索ページから提出された検索項目に対して、ツールまたはサービスごとに表示される検索結果の数を示します。 |
executionTimeout
|
オプション。ツールまたはサービスで検索を許可されている最大時間(ミリ秒単位)を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。 |
prepareTimeout
|
オプション。ツールまたはサービスで検索の初期化を許可されている最大時間(ミリ秒単位)を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。 |
showAllExecutionTimeout
|
オプション。ツールまたはサービスで検索結果の表示を許可されている最大時間(ミリ秒単位)を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、保存済の検索には、ツールまたはサービスごとに5個の検索結果が表示されることを示します。また、検索を行うために必要なタイムアウト時間は、7秒です。
wls:/weblogic/serverConfig>setSearchConfig(appName='webcenter', numResultsRegion=5, executionTimeout=7000);
次の例では、保存済検索ドロップダウン・リストの保存済検索の数値を8に増やします。
wls:/weblogic/serverConfig>setSearchConfig(appName='webcenter', numSavedSearches=8);
次の例は、検索を実行するタイムアウトを5秒に設定し、各ツールまたはサービスで、タイムアウト前に15秒まで検索結果を表示できます。
wls:/weblogic/serverConfig>setSearchConfig(appName='webcenter', executionTimeout=5000, showAllExecutionTimeout=15000);
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの検索設定を一覧表示します。
構文
listSearchConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalの検索構成情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listSearchConfig(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter PortalのOracle SESクロール・プロパティを指定します。
WebCenter PortalをOracle SESがクロールすることにより、WebCenter Portalオブジェクト(具体的にはポータル、リスト、ページ、ピープル(プロファイル)、Wiki、ブログ、ドキュメント、ディスカッションおよびお知らせ)にわたる、より高度に統合された、より高速な検索エクスペリエンスを実現できます。これは、次の3種類のクローラによって可能になります。
Spacesクローラ(ポータル、リスト、ページおよびピープル用)
ドキュメント・クローラ(ドキュメント、Wiki、ブログ用)
ディスカッション・クローラ(ディスカッションとお知らせ用)
このコマンドを使用して、WebCenter PortalのOracle SESクローラを有効化または無効化します。Oracle SESクローラを使用するには、3つのすべてのクローラを有効にする必要があります。
このコマンドを使用して、Spacesクローラに対してフル・クロールを実行する間隔を指定することもできます。フル・クロール中に、Spacesクローラのコンテンツがすべて再読取りされます。初期の設定では、Spacesクローラのフル・クロールは7日間ごとに実行されますが、ご使用のインストールに合せて異なる頻度を指定できます。
3種類のすべてのクローラにおいて、増分クロールは、Oracle SESから実行されるスケジューラ主導になります。これらの増分クロール中は、前回のクロール以降に追加または更新されたコンテンツのみが処理されます。
構文
setSpacesCrawlProperties(appName, [fullCrawlIntervalInHours, spacesCrawlEnabled, documentCrawlEnabled, discussionsCrawlEnabled, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fullCrawlIntervalInHours
|
オプション。フル・クロール間の時間数。デフォルトは168時間、つまり7日間です。 |
spacesCrawlEnabled
|
オプション。SpacesクローラをOracle SESで有効化するかどうかを指定します。有効な値は、
|
documentCrawlEnabled
|
オプション。ドキュメント・クローラをOracle SESで有効にするかどうかを指定します。有効な値は、
|
discussionsCrawlEnabled
|
オプション。ディスカッション・クローラとお知らせクローラをOracle SESで有効にするかどうかを指定します。有効な値は、
|
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter PortalにおけるOracle SESクローラを有効にし、WebCenter PortalがSpacesクローラを使用したフル・クロールを8日ごとに実行するように指定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setSpacesCrawlProperties(appName='webcenter', fullCrawlIntervalInHours=192, spacesCrawlEnabled=1, documentCrawlEnabled=1, discussionsCrawlEnabled=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
フル・クロール間の時間数(Spacesクローラ)、Oracle SESクローラが有効かどうかなど、指定されたアプリケーションの現在のクロール設定を返します。
構文
getSpacesCrawlProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)の現在のクロール設定を返します。
wls:/weblogic/serverConfig>getSpacesCrawlProperties(appName='webcenter')
Spaces Crawl Properties:
-----------------
fullCrawlIntervalInHours: 124
spacesCrawlEnabled: 1
documentCrawlEnabled: 1
discussionsCrawlEnabled: 1
表2-26に示すコマンドを使用して、WebCenter Portalに対するワークフロー設定およびメタデータを管理します。
表2-26 WebCenter PortalアプリケーションのWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
WebCenter Portalが内部ワークフローに対して使用しているBPELサーバー接続の名前を返します。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalワークフローに対して使用されるBPELサーバー接続を指定します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalが内部ワークフロー(ポータル・メンバーシップの通知、ポータル・サブスクリプションの要求など)に対して使用しているBPELサーバー接続の名前を返します。
構文
getSpacesWorkflowConnectionName(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalが内部ワークフローに対して現在使用しているBPELサーバー接続の名前を示します。
wls:/weblogic/serverConfig> getSpacesWorkflowConnectionName(appName='webcenter')
WorkflowConfigConnectionName: WebCenter-Worklist
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalが内部ワークフローに対して使用しているBPELサーバー接続を指定します。WebCenter Portalでは、内部ワークフロー(ポータル・メンバーシップの通知、ポータル・サブスクリプションの要求など)をホストするためにOracle SOAスイートに含まれているBPELサーバーが使用されます。ここで指定された接続の名前は、有効なBPELサーバー接続である必要があります。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行った構成変更は、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動した後のみ有効になります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。
構文
setSpacesWorkflowConnectionName(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
name
|
既存のBPELサーバー接続の名前を示します。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portalが、その内部ワークフローのためにWebCenter-Worklist
という名前のBPELサーバー接続を使用することを指定します。
wls:/weblogic/serverConfig>setSpacesWorkflowConnectionName(appName='webcenter', name='WebCenter-Worklist')
表2-27に示すコマンドを使用して、アプリケーションのアイデンティティ・ストアを検索するためのオプションを構成します。
表2-27 WebCenter Portalアイデンティティ・ストアWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
指定されたアプリケーションのアイデンティティ・ストアを検索するための構成オプションを変更します。 |
オンライン |
|
指定されたアプリケーションのアイデンティティ・ストアを検索するための現在の構成オプションを一覧表示します。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションのアイデンティティ・ストアを検索するための構成オプションを変更します。これらの設定を使用して、WebCenter Portalでのアイデンティティ・ストアの(ユーザーおよびロールの)検索を最適化します。
アイデンティティ・ストアの検索パラメータはadf-config.xml
に格納されています。検索パラメータを指定しない場合、それは変更されません。
構文
setWebCenterIdStoreSearchConfig(appName,[narrowSearchTimeout, broadSearchTimeout, maxSearchFilters, maxFetchRecords, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
narrowSearchTimeout
|
オプション。アイデンティティ・ストアから単一のユーザーをフェッチするなど、小さい単純な検索に対して許容される最大時間(ミリ秒単位)。 初期状態でのデフォルトは30000ミリ秒です。 |
broadSearchTimeout
|
オプション。名前パターンに一致するユーザーおよびロールを返すなど、大きな結果セットを返すために許容される最大時間(ミリ秒単位)。 初期状態でのデフォルトは60000です。 |
maxSearchFilters
|
オプション。アプリケーションのアイデンティティ・ストアに許容される検索フィルタの数。初期状態では最大許容数は100です。 いくつかのアイデンティティ・ストアの検索は、LDAP検索コールに変換される検索フィルタを使用して実行されます。関連付けられているLDAPサーバーによって検索条件が制限される場合は、そのLDAPサーバー設定に一致するように |
maxFetchRecords
|
オプション。各検索問合せから返されるレコードの最大数。初期状態でのデフォルトは この設定の値は、LDAPサーバーのパフォーマンスに影響を与えるため、この検索結果制限を増やす場合はそれを考慮してください。 LDAPサーバーではそれ自体の検索結果制限が適用されるため、実際に使用される制限は、2つの値のうち、より小さい方になります。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、両方のアイデンティティ・ストア検索タイムアウトを増やします。
wls:/weblogic/serverConfig>setWebCenterIdStoreSearchConfig(appName='webcenter', narrowSearchTimeout=60000, broadSearchTimeout=100000);
次の例では、返されるレコードの最大数を100に制限します。
wls:/weblogic/serverConfig>setWebCenterIdStoreSearchConfig(appName='webcenter', maxFetchRecords=100);
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーション(WebCenter Portal)のアイデンティティ・ストアを検索するための現在の構成オプションを一覧表示します。
アイデンティティ・ストアの検索パラメータはadf-config.xml
に格納されています。
構文
listWebCenterIdStoreSearchConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対するアイデンティティ・ストア検索の構成情報を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig>listWebCenterIdStoreSearchConfig(appName='webcenter');
----------------- User role search configuration parameters ----------------- Narrow search timeout : 30000 Broad search timeout : 60000 Maximum search filters : 100 Maximum records to fetch : 200
表2-28に示すコマンドを使用して、WebCenter Portal用のライフサイクル操作を実行します。
表2-28 ライフサイクルWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
ステージ環境から本番環境にポータルをデプロイします。 |
オンライン |
|
指定されたポータルのメタデータを、ステージ環境から本番環境に伝播します。 |
オンライン |
|
指定された1つ以上のポータルをポータル・アーカイブ( |
オンライン |
|
指定された1つ以上のポータル・テンプレートをポータル・アーカイブ( |
オンライン |
|
1つ以上のポータルまたはポータル・テンプレートをポータル・アーカイブ( |
オンライン |
|
ポータル・アーカイブの内容を一覧表示し、そのポータル・アーカイブを指定された場所に抽出します。 |
オンラインまたはオフライン |
|
接続構成情報をソースのWebCenter Portal環境から指定されたファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
新しいWebCenter Portal接続を、指定された接続プロパティ・ファイルからインポートします。 |
オンライン |
|
ポータルをオフラインにするか、ポータルをオンラインにします。 |
オンライン |
|
ポータル・アセットをエクスポート・アーカイブ( |
オンライン |
|
ポータル・アセットをエクスポート・アーカイブ( |
オンライン |
|
WebCenter Portalの変換をインポートします。 |
オンライン |
|
WebCenter Portalアプリケーションをエクスポート・アーカイブ( |
オンライン |
|
WebCenter Portalアプリケーションをエクスポート・アーカイブ( |
オンライン |
|
エクスポート・アーカイブにポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズとパーソナライズをエクスポートします。 |
オンライン |
|
エクスポート・アーカイブからポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズとパーソナライズをインポートします。 |
オンライン |
|
メタデータのインポートが失敗したプロデューサの名前およびそれらの失敗の理由を表示します。 |
オンライン |
|
残りのプロデューサ・メタデータのインポートを試行します |
オンライン |
|
WebCenter Portalで使用される管理対象サーバーをクローニングします。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ステージ環境から本番環境にポータルをデプロイします。
注意:
管理対象サーバーの名前は、ステージ環境と本番環境の両方で一致している必要があります。
本番環境への接続は、ステージ・インスタンスで定義されている必要があります。
少なくともWebLogicの「監視」
ロールとWebCenter Portalの権限であるPortals - Manage Security and Configuration
を持っている必要があります。
構文
deployWebCenterPortal(appName, portalName, targetConnectionName, [deployCustomizations, deployPortalContent, deploySecurity, deployData, deployActivities, deploySharedAssets, deployConnections, overwrite, savePortal, deployLog, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
portalName
|
デプロイするポータルの名前。たとえば、 注意: ここにポータルの表示名を入力しないでください。ポータルのURL内で使用されているポータル名を入力する必要があります。不明な場合は、ポータル名を「ポータルについて」ダイアログで確認します。 |
targetConnectionName
|
ターゲット本番インスタンスへの接続方法を指定する、ソース・ステージ・インスタンス上の接続名。 注意: 接続が存在しない場合は、Enterprise ManagerまたはWLSTコマンド |
deployCustomizations
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
deployPortalContent
|
オプション。ポータルのコンテンツ・フォルダをターゲット・サーバーにデプロイするかどうかを指定します。有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、 |
deploySecurity
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
deployData
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
deployActivities
|
オプション。アクティビティ・ストリーム・メッセージをターゲットにデプロイするかどうかを示します。このオプションは 有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、1です。 |
deploySharedAssets
|
オプション。非シード共有アセットをターゲットにデプロイするかどうかを示します。有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、0です。 |
deployConnections
|
オプション。ポータルに関連付けられている接続をターゲットにデプロイするかどうかを示します。有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、1です。 |
overwrite
|
オプション。ポータルがターゲット内にすでに存在する場合に、そのポータルを再デプロイするかどうかを指定します。有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、0です。 |
savePortal
|
オプション。ポータルを再デプロイする前に、ターゲット・インスタンス上のポータルをバックアップするかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
deployLog
|
オプション。デプロイ操作の詳細情報を含むローカル・ログ・ファイルの名前と場所。 指定しない場合、 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、コンテンツ・フォルダなしでmyPortal
という名前のポータルをデプロイします。
wls:/weblogic/serverConfig> deployWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection')
注意:
adf_createHttpUrlConnection
WLSTコマンドを使用すると、MyProductionConnectionを作成できます。次に例を示します。
adf_createHttpURLConnection(appName='webcenter', name='MyProductionConnection', url='http://example.com:7777', user='myuser', password='mypassword', realm='ProductionRealm')
次の例では、myPortal
という名前のポータルを、それに関連付けられたコンテンツすべてとともにデプロイし、デプロイ・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
wls:/weblogic/serverConfig> deployWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection', deployPortalContent=1, deployLog='/mydeploylogs/myPortal_deploy.log')
次の例では、ポータルおよびすべての関連付けられたコンテンツを再デプロイする前にターゲットでmyPortal
をバックアップします。
wls:/weblogic/serverConfig> deployWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection', deployPortalContent=1, savePortal=1, overwrite=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたポータルのメタデータ変更を、ステージ環境から本番環境に伝播します。
次のメタデータの変更が伝播されます。
含める:
ポータル・ページ、システム・ページ、ポートレット、アセットおよびタスク・フローに関するポータル・レベルのカスタマイズ(メタデータの変更)
ポータル・ページ、ポートレットおよびタスク・フロー・インスタンスに関するユーザー・レベルのカスタマイズ(メタデータの変更)
対象外: セキュリティ、コンテンツとデータに対するすべての変更およびポータルの状態(オンライン/オフライン)
注意:
伝播できるのは、以前にdeployWebCenterPortalコマンドを使用して(ステージ環境から本番環境に)デプロイされたポータルのみです。
その他の変更を移行するには、exportWebCenterPortalsとimportWebCenterPortals,またはdeployWebCenterPortalの使用を検討してください。
注意:
管理対象サーバーの名前は、ステージ環境と本番環境の両方で一致している必要があります。
本番環境への接続は、ステージ・インスタンスで定義されている必要があります。
少なくともWebLogicの「監視」
ロールとWebCenter Portalの権限であるPortals - Manage Security and Configuration
を持っている必要があります。
構文
propagateWebCenterPortal(appName, portalName, targetConnectionName, [savePortal, propagateLog, propagateSharedAssets, propagatePortalContent, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
portalName
|
伝播するポータルの名前。たとえば、 注意: ここにポータルの表示名を入力しないでください。ポータルのURL内で使用されているポータル名を入力する必要があります。不明な場合は、ポータル名を「ポータルについて」ダイアログで確認します。 |
targetConnectionName
|
ターゲット本番インスタンスへの接続方法を指定する、ソース・ステージ・インスタンス上の接続名。 注意: 接続が存在しない場合は、Enterprise ManagerまたはWLSTコマンド |
savePortal
|
オプション。ポータルの変更を伝播する前に、ターゲット・インスタンス上のポータルをアーカイブにバックアップするかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
propagateLog
|
オプション。伝播操作の詳細情報を含むローカル・ログ・ファイルの名前と場所。 指定しない場合、 |
propagateSharedAssets
|
オプション。非シード共有アセットのメタデータ変更をターゲットに伝播するかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
propagatePortalContent
|
オプション。ポータルに関連付けられているコンテンツの変更をターゲット・インスタンスに伝播するかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPortal
という名前のポータルのメタデータに対する変更を伝播します。
wls:/weblogic/serverConfig> propagateWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection')
注意:
adf_createHttpUrlConnection
WLSTコマンドを使用すると、MyProductionConnection
を作成できます。次に例を示します。
adf_createHttpURLConnection(appName='webcenter', name='MyProductionConnection', url='http://example.com:7777', user='myuser', password='mypassword', realm='ProductionRealm')
次の例では、すべての関連付けられたコンテンツとともにmyPortal
という名前のポータルをバックアップし、そのポータルのメタデータ変更を伝播します。
wls:/weblogic/serverConfig> propagateWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection', savePortal=1)
次の例では、myPortal
という名前のポータルのメタデータに対する変更を伝播し、その伝播ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
wls:/weblogic/serverConfig> propagateWebCenterPortal(appName='webcenter', portalName='myPortal', targetConnectionName='MyProductionConnection', propagateLog='/mypropagationlogs/myPortal_propagation.log')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたファイル名を使用して、1つ以上の指定されたポータルをポータル・アーカイブ(.par
ファイル)にエクスポートします。
ポータル・アーカイブ・ファイルには、1つ以上のポータル・データ・アーカイブ(.pdr
ファイル)が含まれます。このアーカイブは、エクスポートするポータルごとに1つ存在します。
いずれかのポータルを適切にエクスポートできなかった場合は、エクスポート操作が続行されます。指定されたポータルごとに、エクスポート操作が成功または失敗したことを示すステータス・メッセージがWLSTコンソールに表示されます。エクスポートできなかったポータルは、.par
ファイルから除外されます。
注意:
このコマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「監視」
ロールとWebCenter Portalの権限であるPortals - Manage Security and Configuration
を持っている必要があります。
ポータルが2GBより大きい場合、exportWebCenterPortals
コマンドにexportConnections = 0
を設定します。exportWebCenterPortalConnections
コマンドを使用して、接続を移行します。
構文
exportWebCenterPortals(appName, fileName, [names, offlineDuringExport, exportPortalContent, exportConnections, exportSharedAssets, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
エクスポート・アーカイブ( 場所を指定しなかった場合、アーカイブはWLSTコマンドを実行したディレクトリ内に作成されます。 |
names
|
オプション。エクスポートする1つ以上のポータルの名前。複数のポータル名をカンマで区切ります。たとえば、 注意: ここにポータルの表示名を入力しないでください。ポータルのURL内で指定されている名前を入力する必要があります。ポータル名は、「ポータルについて」ダイアログで確認できます。
|
offlineDuringExport
|
オプション。エクスポート・プロセスを開始する前に、エクスポートするポータルをオフラインにする必要があるかどうかを示します。ユーザーによるポータルへのアクセスが許可されている場合、エクスポートの開始後に発生した変更はエクスポートされません。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
exportPortalContent
|
オプション。WebCenter Content Server上にある各ポータルのコンテンツ・フォルダをエクスポートするかどうかを指定します。 コンテンツ・フォルダは、ドキュメント・サービスを使用してポータル・ドキュメント(ファイル、フォルダ、Wikiおよびブログ)を作成、管理および格納するすべてのポータルに対して、自動的にContent Server上に作成されます。ポータルとともにエクスポートできるのは、このフォルダに格納されたコンテンツのみです。たとえば、Content Presenterを通じて表示されるWebコンテンツまたはページは、その情報がポータルのコンテンツ・フォルダに格納されないため、エクスポート対象に含まれません。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
exportConnections
|
オプション。WebCenter Portal接続を また、 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 『Oracle WebCenter Portalの管理』の接続プロパティ・ファイルの理解に関する項も参照してください。 |
exportSharedAssets
|
オプション。非シード共有アセットをエクスポートしてポータル・アーカイブ(.par)に含めるかどうかを指定します。有効な値は1および0です。
|
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPortal1
とmyPortal2
をmyPortalExport.par
にエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName='myPortalExport.par', names='myPortal1, myPortal2')
次の例では、myPortal1
をmyPortalExport.par
にエクスポートします。エクスポート操作の発生時にmyPortal1
がオフラインになるように、offlineDuringExport
を1
に設定しています。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName=myPortalOfflineExport.par', names='myPortal1', offlineDuringExport=1)
次の例では、ポータルのコンテンツ・フォルダを含むすべてのポータルをexportAllMyPortals.par
にエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName='exportAllMyPortals.par', exportPortalContent=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたファイル名を使用して、1つ以上の指定されたポータル・テンプレートをポータル・アーカイブ(.par
ファイル)にエクスポートします。ポータル・アーカイブ・ファイルには、エクスポートする各ポータル・テンプレートに対応した、ポータル・データ・アーカイブ(.pdr
ファイル)が含まれます。
各ポータル・データ・アーカイブには、テンプレート固有のデータ(ページ、ディスカッションおよびリスト)、カスタマイズ、セキュリティ情報およびオプションでポータル・テンプレートのコンテンツが含まれます。
いずれかのポータル・テンプレートを適切にエクスポートできなかった場合、エクスポート操作が続行されます。指定されたポータルごとに、エクスポート操作が成功または失敗したことを示すステータス・メッセージがWLSTコンソールに表示されます。エクスポートできなかったポータル・テンプレートは、.par
ファイルから除外されます。
注意:
このコマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「監視」
ロールとWebCenter Portalの権限であるポータル・テンプレート - すべて管理
を持っている必要があります。
構文
exportWebCenterPortalTemplates(appName, fileName, [names, exportPortalTemplateContent, exportConnections, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
エクスポート・アーカイブ( 場所を指定しなかった場合、アーカイブはWLSTコマンドを実行したディレクトリ内に作成されます。 |
names
|
オプション。エクスポートする1つ以上のポータル・テンプレートの名前。複数のテンプレート名をカンマで区切ります。たとえば、 注意: ここにポータル・テンプレートの表示名を入力しないでください。ポータル・テンプレートのURL内で指定されている名前を入力する必要があります。ポータル名は、「ポータル・テンプレートについて」ダイアログで確認できます。
|
exportPortalTemplateContent
|
オプション。WebCenter Content Server上にある各テンプレートのコンテンツ・フォルダをエクスポートするかどうかを指定します。 コンテンツ・フォルダは、ドキュメント・サービスを使用してテンプレート・ドキュメント(ファイル、フォルダ、Wikiおよびブログ)を作成、管理および格納するすべてのテンプレートに対して、自動的にContent Server上に作成されます。ポータル・テンプレートとともにエクスポートできるのは、このフォルダに格納されたコンテンツのみです。たとえば、Content Presenterを通じて表示されるWebコンテンツまたはページは、その情報がポータル・テンプレートのコンテンツ・フォルダに格納されないため、エクスポート対象に含まれません。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
exportConnections
|
オプション。WebCenter Portal接続をconnection.propertiesという名前のファイルに抽出し、それをポータル・アーカイブ(.par)に含めるかどうかを指定します。有効な値は1および0です。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は1です。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPortalTemplate1
とmyPortalTemplate2
をmyPortalTemplateExport.par
にエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalTemplates(appName='webcenter', fileName='myPortalTemplateExport.par', names='myPortalTemplate1, myPortalTemplate2')
次の例では、ポータル・テンプレートのコンテンツを含むすべてのポータル・テンプレートをexportAllMyPortalTemplates.par
にエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalTemplates(appName='webcenter', fileName='exportAllMyPortalTemplates.par', exportPortalTemplateContent=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
1つ以上のポータルまたはポータル・テンプレートをポータル・アーカイブ(.par
ファイル)からインポートします。
注意:
このコマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「監視」
ロールとWebCenter Portalの権限であるPortals - Portals - Manage Security and Configuration
またはポータル・テンプレート - すべて管理
を持っている必要があります。
構文
importWebCenterPortals(appName, fileName, [names, parentPortal, importCustomizations, importPortalContent, importSecurity, importData, importActivities, overwrite, savePortals, forceOffline, importLog, importConnections, connPropertiesFile, importSharedAssets, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
インポートするポータルまたはポータル・テンプレートを含むポータル・アーカイブ( |
names
|
オプション。インポートする1つ以上のポータルまたはポータル・テンプレートの名前。たとえば、 複数の名前をカンマで区切ります。たとえば、 注意:ここに表示名を入力しないてください。ポータルまたはポータル・テンプレートのURL内で指定されている名前を入力する必要があります。
注意: |
parentPortal
|
オプション。アーカイブに含まれるポータルの配置先となる親ポータルの名前。指定した場合、インポートされたポータルは、その親ポータルのサブポータルになります。 この引数のデフォルトは、nullです。親を指定しなかった場合、アーカイブ済ポータルはルート・ポータルとしてインポートされます。 注意: アーカイブにポータル・テンプレートが含まれている場合、この引数は無視されます。 |
importCustomizations
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
importPortalContent
|
オプション。インスタンスのポータルに関連付けられているコンテンツをインポートするかどうかを指定します。有効な値は1および0です。 有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、0です。 注意: 大きいコンテンツ・フォルダを含むポータル・アーカイブは、ファイルの最大アップロード・サイズを超える場合があります(デフォルトでは2GB)。必要に応じて、この設定値を増やすことができます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のファイルの最大アップロード・サイズの変更に関する項を参照してください。 |
importSecurity
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
importData
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
importActivities
|
オプション。エクスポート・アーカイブからアクティビティ・メッセージをインポートするかどうかを示します。有効な値は1および0です。
この引数のデフォルトは、 注意: アーカイブにポータル・テンプレートが含まれている場合、この引数は無視されます。 |
overwrite
|
オプション。ターゲット内に存在するポータルまたはポータル・テンプレートを上書きするかどうかを指定します。 有効な値は
デフォルトは0です。 |
savePortals
|
オプション。インポート操作を開始する前に、既存のポータルをアーカイブに保存するかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 |
forceOffline
|
オプション。インポート・プロセスを開始する前に、既存のポータルをオフラインにするかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。
デフォルト値は0です。 注意: アーカイブにポータル・テンプレートが含まれている場合、この引数は無視されます。 |
importLog
|
オプション。インポート操作の詳細情報を含むローカル・ログ・ファイルの名前を指定します。 指定しない場合、 |
importConnections
|
オプション。インスタンスのポータルに関連付けられている接続をインポートするかどうかを指定します。有効な値は1および0です。 有効な値は
デフォルトは1です。 |
connPropertiesFile
|
オプション。接続プロパティ・ファイルの名前と場所を指定します。例: WebサービスおよびURL接続は、指定された接続プロパティ・ファイルからインポートされます。ターゲット上に存在しない接続がインポートされます。ターゲット上に存在する接続は無視されます。 注意: |
importSharedAssets
|
オプション。ポータル(.par)とともに非シード共有アセットをインポートするかどうかを指定します。共有アセット・ディレクトリはアーカイブに存在する必要があります。有効な値は1および0です。 有効な値は
デフォルトは0です。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPortalExport.par
にアーカイブされたsales
ポータルの新しいバージョンをインポートし、そのインポート・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。インポート操作の発生時に既存のsales
ポータルがオフラインになるように、forceOffline
を1に設定しています。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName='myPortalExport.par', names='sales', forceOffline=1, importLog='sales_import.log')
次の例では、myPortalExport.par
からsales
ポータルの新しいバージョンを再インポートする前に、sales
ポータルのコピーを保存します。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName='myPortalExport.par', names='sales', savePortals=1)
次の例では、myPortalTemplateExport.par
にアーカイブされたnewHire
ポータル・テンプレートをインポートし、そのインポート・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortals(appName='webcenter', fileName='myPortalTemplateExport.par', names='newHire', importLog='newHire.log')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンラインまたはオフライン
説明
ポータル・アーカイブの内容を一覧表示し、オプションでそのポータル・アーカイブを指定された場所に抽出します。
構文
listWebCenterPortalArchive(appName, fileName, [extractDir, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
ポータル・アーカイブの名前と場所。 |
extractDir
|
オプション。ポータル・アーカイブのコンテンツの抽出先となるディレクトリ。ディレクトリを指定した場合、ポータル・アーカイブはその場所に抽出されます。 指定しない場合、アーカイブ・コンテンツは一覧表示されますが、抽出されません。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPortal.par
のコンテンツを一覧表示し、アーカイブ・コンテンツをディレクトリ/myPortalArchives/myPortalContent
に抽出します。
wls:/weblogic/serverConfig> listWebCenterPortalArchive(appName='webcenter', fileName='/myPortalArchives/myPortal.par', extractDir='/myPortalArchives/myPortalContent')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
接続構成情報をソースのWebCenter Portal環境から指定されたファイルにエクスポートします。
次の接続がエクスポートされます。
分析コレクタ接続
コンテンツ・リポジトリ接続(Oracle WebCenter Content)
ディスカッション・サーバー接続
イベント・サーバー接続
外部アプリケーション接続
メール・サーバー接続
Oracle Secure Enterprise Search接続
ポートレット・プロデューサ接続(WSRPおよびPDK-Java)
ページレット・プロデューサ接続
プレゼンス・サーバー接続
URL接続
Webサービス接続(データ・コントロールによって使用されます)
BPELサーバー接続
注意:
exportWebCenterPortalConnections
コマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「管理」
ロールを持っている必要があります。
構文
exportWebCenterPortalConnections(appName, fileName, [connectionType, [connectionName,] logFile, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
接続プロパティ・ファイルの名前と場所を指定します。場所を指定しない場合、ファイルは現在のディレクトリ内に保存されます。 |
connectionType
|
オプション。エクスポートする接続のタイプ。複数の接続タイプをカンマで区切ります。次に例を示します。
空白のままにした場合、すべての接続タイプがエクスポートされます。 有効な接続タイプは、次のとおりです。
注意: |
connectionName
|
オプション。単一の たとえば、
注意: 名前を指定しない場合、指定された |
logFile
|
エクスポート接続操作の詳細情報を含むローカル・ログ・ファイルの名前を指定します。 指定しない場合、 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、すべてのWSRPプロデューサおよびWebサービス接続の接続構成情報を、/myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイルにエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties', connectionType='wsrpProducerConnection,webServiceConnection')
次の例では、myWSRP1
およびmyWSRP2
という2つのWSRPプロデューサ接続の接続構成情報を、/myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイルにエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties', connectionType='wsrpProducerConnection', connectionName='myWSRP1,myWSRP2')
次の例では、すべての接続構成情報を、/myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイルにエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties')
次の例では、接続構成情報を、\myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイルにエクスポートします。エクスポート操作の詳細情報は、/myExportLogs
にあるexportConnections.log
にも記録されます。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties', logFile='/myExportLogs/exportConnections.log')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
新しいWebCenter Portal接続を、指定された接続プロパティ・ファイルからインポートします。ターゲット上に存在しない接続がインポートされます。ターゲット上に存在する接続は無視されます。
次の接続をエクスポートできます。
分析コレクタ接続
コンテンツ・リポジトリ接続(Oracle WebCenter Content)
ディスカッション・サーバー接続
イベント・サーバー接続
外部アプリケーション接続
メール・サーバー接続
Oracle Secure Enterprise Search接続
ポートレット・プロデューサ接続(WSRPおよびPDK-Java)
ページレット・プロデューサ接続
プレゼンス・サーバー接続
URL接続
Webサービス接続(データ・コントロールによって使用されます)
BPELサーバー接続
注意:
importWebCenterPortalConnections
コマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「管理」
ロールを持っている必要があります。
インポートできるのは、以前にexportWebCenterPortalConnectionsコマンドを使用してエクスポートされた接続情報のみです。
新しくインポートされたポートレット・プロデューサ、外部アプリケーション、URLおよびWebサービス接続は、ターゲット内でただちに使用可能になります。他の接続タイプの場合、新しい接続を使用可能にするために、WebCenter Portalがデプロイされた管理対象サーバーを再起動するよう求められます。
構文
importWebCenterPortalConnections(appName, fileName, [promptForPassword, logFile, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
接続プロパティ・ファイルの名前と場所を指定します。 |
promptForPassword
|
オプション。インポート操作中、新しい接続を作成するために資格証明が必要になった場合、ユーザーにパスワードを要求するかどうかを指定します。たとえば、新しいOracle-Secure Enterprise Search (SES)接続を作成するには、パスワードを入力する必要があります。 有効な値は1および0です。
デフォルトは1です。 |
logFile
|
オプション。インポート接続操作の詳細情報を記録するローカル・ログ・ファイルの名前を指定します。 値を指定しない場合、 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalアプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、/myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイル内で定義されている接続をインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties')
次の例では、\myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイル内で定義されている接続をインポートします。インポート操作の詳細情報は、importConnection.log
にも記録されます。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties', logFile='importConnection.log')
次の例では、\myConnections
にあるconnection.properties
という名前のファイル内で定義されている接続をインポートします。ユーザーに資格情報の入力(必要な場合)を要求しません。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterPortalConnections(appName='webcenter', fileName='/myConnections/connection.properties', promptForPassword=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
ポータルをオフラインにするか、ポータルをオンラインにします。
構文
setSpaceState(appName, spaceName, offline, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
|
オフラインまたはオンラインにするポータルの名前。 |
|
ポータルをオフラインにするか、オンラインに戻すかを指定します。有効な値は
|
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyPortal
をオフラインにします。
wls:/weblogic/serverConfig> setSpaceState(appName='webcenter', spaceName='MyPortal', offline=1)
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたファイル名を使用して、単一のアセット、デバイスまたはデバイス・グループをエクスポート・アーカイブ(.aar
ファイル)にエクスポートします。
アセットをエクスポートする場合、resourceGUID
またはresourceName
を指定できます。
デバイスまたはデバイス・グループをエクスポートする場合は、resourceName
のみを指定できます。
注意:
このコマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「監視」
ロールと、エクスポートするアセット、デバイスまたはデバイス・グループのタイプに対する適切な「作成」、「編集」または「削除」
権限を持っている必要があります。
詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のWebCenter Portalライフサイクル操作を実行するために必要な権限に関する項を参照してください。
初期状態のアセット、デバイスまたはデバイス・グループはエクスポートできません。
構文
exportWebCenterResource(appName, fileName, resourceType, [resourceGUID, resourceName, spaceName, exportContentDirectory, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
fileName
|
エクスポートを書き込むローカル・ファイルの名前を示します。 |
resourceType
|
エクスポートするリソースのタイプ(アセット、デバイスまたはデバイス・グループ)。 有効な値は、 説明:
初期状態のアセット、デバイスまたはデバイス・グループはエクスポートまたはインポートできません。 注意: このリリースでは、 |
resourceGUID
|
オプション。エクスポートするアセットの一意のID (GUID)。 内部IDは、アセットの「バージョン情報」ダイアログで確認できます。
|
resourceName
|
オプション。エクスポートするアセット、デバイスまたはデバイス・グループの表示名。 アセットの表示名は、アセットの「バージョン情報」ダイアログで確認できます。 デバイスまたはデバイス・グループ名は、デバイスまたはデバイス・グループの「編集」ダイアログで確認できます。 注意: 初期状態のアセット、デバイスまたはデバイス・グループはエクスポートできません。 |
spaceName
|
オプション。エクスポートするアセットを含むポータルの名前。この引数は、ポータル・アセット、つまり特定のポータルによって所有されているアセットをエクスポートするために使用します。 WebCenter Portalの共有アセットをエクスポートする場合は、この引数を省略します。この引数のデフォルトは、nullです(共有アセットがエクスポートされます)。
|
exportContentDirectory
|
非推奨。 アセットに関連付けられたMDSコンテンツをエクスポート・アーカイブに含めることはできなくなりました。レガシーMDSコンテンツを移行する必要がある場合は、標準のMDS WLSTコマンド |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、MyPortal
という名前のポータル(WebCenter Portal内)によって所有されているページ・テンプレートを、myPageTemplateExport.aar
というローカル・ファイルにエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterResource(appName='webcenter', fileName='myPageTemplateExport.aar', resourceType='pageTemplate', resourceGUID='gsr47d9a5ac_7398_439a_97d2_8b54ce905f7e, spaceName='MyPortal')
次の例では、MyPortal
という名前のポータルによって所有されている同じページ・テンプレートをエクスポートしますが、GUIDではなくテンプレートの表示名を指定します。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterResource(appName='webcenter', fileName='myPageTemplateExport.aar', resourceType='pageTemplate', resourceName='MyPageTemplate, spaceName='MyPortal')
次の例では、MyMobileDevice
という名前のデバイスをWebCenter Portalからエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterResource(appName='webcenter', fileName='myDeviceExport.aar', resourceType='device', resourceName='MyMobileDevice')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
単一のアセット、デバイスまたはデバイス・グループをアセット・エクスポート・アーカイブ(.aar
ファイル)からインポートします。
注意:
このコマンドを実行するには、少なくともWebLogicの「監視」
ロールと、インポートするアセット、デバイスまたはデバイス・グループのタイプに対する適切な「作成」、「編集」または「削除」
権限を持っている必要があります。
詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のWebCenter Portalライフサイクル操作を実行するために必要な権限に関する項を参照してください。
初期状態のアセット、デバイスまたはデバイス・グループはエクスポートまたはインポートできません。
構文
importWebCenterResource(appName, fileName, [resourceType, spaceName, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
fileName
|
インポートするアーカイブ・ファイルの名前。 |
resourceType
|
オプション。インポートするリソースのタイプ(アセット、デバイスまたはデバイス・グループ)。 有効な値は、 説明:
アーカイブ(
注意: このリリースでは、 |
spaceName
|
オプション。アセットのインポート先となるポータルの名前。 WebCenter Portalに共有アセットをインポートする場合は、この引数を省略します。 この引数のデフォルトは、nullです(共有アセットがインポートされます)。
|
overwriteContentDirectory
|
非推奨。 アセットに関連付けられたMDSコンテンツをエクスポート・アーカイブに含めることはできなくなりました。レガシーMDSコンテンツを移行する必要がある場合は、標準のMDS WLSTコマンド |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myPageTemplateExport.aar
という名前のアーカイブから、WebCenter Portal内のMyPortal
にページ・テンプレートをインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterResource(appName='webcenter',fileName='myPageTemplateExport.aar', spaceName='MyPortal', resourceType='pageTemplate')
次の例では、myDeviceExport.aar
という名前のアーカイブから、WebCenter Portalにデバイスをインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterResource(appName='webcenter',fileName='myDeviceExport.aar', resourceType='device')
モジュール: Oracle WebCenter
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalで使用するための変換済コンテンツ(XLFファイル)をMDSおよびWebCenter Portalリポジトリにインポートします。
構文
importWebCenterTranslations(appName, server, mdsRootDir, [applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
server
|
WebCenter Portalのデプロイ先となるターゲット管理対象サーバーの名前。たとえば、 |
mdsRootDir
|
変換済XLFファイルが含まれるファイル・システム上のMDSルート・ディレクトリ。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、ディレクトリ/scratch/shared/newmd
内の 変換済コンテンツをMDSおよびWebCenter Portalリポジトリにインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterTranslations(appName='webcenter', server='WC_Portal, mdsRootDir='/scratch/shared/newmd')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたファイル名を使用して、WebCenter Portalアプリケーション全体をエクスポート・アーカイブ(.par
ファイル)にエクスポートします。
構文
exportWebCenterApplication(appName, fileName, [connectionFileName, exportCustomizations, exportData, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
fileName
|
エクスポートの書込み先となるエクスポート・アーカイブ( |
connectionFileName
|
オプション。接続のエクスポートが実行される接続ファイルの名前。 |
exportCustomizations
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
exportData
|
オプション。この属性は非推奨です。 |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter PortalをmyAppExport.par
という名前のファイルにエクスポートし、接続をconnection.properties
ファイルにエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig>exportWebCenterApplication(appName='webcenter', fileName='myAppExport.par', connectionFileName='connection.properties')
次の例では、テストWebCenter Portalインスタンスをexport.par
という名前のファイルにエクスポートします。この場合、テスト時に作成したデータ(リスト、イベント、リンク、タグなど)はエクスポートされません。
wls:/weblogic/serverConfig>exportWebCenterApplication(appName='webcenter', fileName='export.par')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalアプリケーション全体をエクスポート・アーカイブ・ファイルから管理対象サーバーにインポートします。
WebCenter Portalのインポート後、アプリケーションのデプロイ先である管理対象サーバーを再起動する必要があります。
構文
importWebCenterApplication(appName, fileName, [connectionFileName, importConnections, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
fileName
|
インポートする必要があるエクスポート・アーカイブの名前。 |
connectionFileName
|
オプション。接続のインポートが実行される接続ファイルの名前。 |
importConnections
|
オプション。connectionFileNameパラメータまたはエクスポート・アーカイブから接続をインポートするかどうかを指定します。 有効な値は1および0です。デフォルト値は1です。 1 - 接続をインポートします 0 - 接続をインポートしません |
server
|
オプション。WebCenter Portalのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。WebCenter Portalの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、エクスポート・アーカイブmyAppExport.par
からWebCenter Portalをインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterApplication(appName='webcenter', fileName='myAppExport.par')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
WebCenter Portalのポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズとパーソナライズをエクスポートします。このコマンドは、指定したエクスポート・アーカイブ(.ear
ファイル)に、すべてのアプリケーションのプロデューサに関するメタデータをエクスポートします。特定のプロデューサのメタデータをエクスポートすることはできません。
構文
exportPortletClientMetadata(appName, fileName, [exportPersonalizations, server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
fileName
|
エクスポートの書込み先となるエクスポート・アーカイブ( |
exportPersonalizations
|
オプション。有効な値は、
この引数のデフォルトは、 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myExport.ear
という名前のエクスポート・アーカイブにポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズをエクスポートします。パーソナライズはエクスポートされません。
wls:/weblogic/serverConfig> exportPortletClientMetadata(appName='myApp', fileName='myExport.ear', exportPersonalizations=0)
次の例では、サーバーWC_CustomPortal1
にデプロイされたバージョン番号V2.0
のアプリケーションのポートレット・クライアント・メタデータをエクスポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> exportPortletClientMetadata(appName='myApp', fileName='myExport.ear', server='WC_CustomPortal1', applicationVersion='V2.0')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したエクスポート・アーカイブからポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズとパーソナライズをインポートします。
プロデューサのパーソナライズをエクスポートするかどうかはオプションです。指定されたエクスポート・アーカイブにパーソナライズが含まれている場合には、プロデューサのパーソナライズもインポートされます。
構文
importPortletClientMetadata(appName, fileName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
fileName
|
インポートする必要があるエクスポート・アーカイブの名前。 |
server
|
オプション。アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバーにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、myExport.ear
という名前のエクスポート・アーカイブから、ポートレット・クライアント・メタデータおよびプロデューサのカスタマイズとパーソナライズをインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> importPortletClientMetadata(appName='myApp', fileName='myExport.ear')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたアプリケーションの残りのプロデューサ・インポートを一覧表示します。
デプロイメントまたはインポート操作後に初めてアプリケーションを起動したときに、そのアプリケーションによって使用されるプロデューサを使用できない場合、プロデューサのインポートは失敗します。
構文
showProducerImportFailures(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
server
|
アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)に対するプロデューサのインポートの失敗を表示します。
wls:/weblogic/serverConfig> showProducerImportFailures(appName='webcenter')
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
残りのプロデューサ・メタデータをインポートします。
デプロイメントまたはインポート操作後に初めてアプリケーションを起動したときに、そのアプリケーションによって使用されるプロデューサを使用できない場合、プロデューサのインポートは失敗することがあります。このコマンドを使用して、前にメタデータのインポートが失敗したプロデューサのメタデータをインポートします。
構文
retryAllFailedProducerImports(appName, [server, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、名前は常に |
server
|
アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WebCenter Portal (webcenter
)の欠落しているプロデューサ・メタデータをインポートします。
wls:/weblogic/serverConfig> retryAllFailedProducerImports(appName='webcenter') Importing metadata from the following producers failed for application webcenter. Producer Description : Serialised stack trace: [[ oracle.portlet.client.container.PortletHttpException: HTTP <unknown method> request to URL... ... Failure Id : /oracle/adf/portlet/producerImportFailures/producerImportFailure2 Producer Id : /oracle/adf/portlet/JSR286FilePref Producer Name : JSR286FilePref Tried to re-import producer metadata for application webcenter. Attempt to re-import producer metadata succeeded.
注意:
以前にプロデューサのインポートを試みたときに発生したエラーと例外が表示されるため、このコマンドでどの失敗済のプロデューサを再インポートしようとしているかを確認できます。
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定されたベース管理対象サーバーと同じリソースを使用して、新しい管理対象サーバーを作成します。
構文
cloneWebCenterManagedServer(baseManagedServer, newManagedServer, newManagedServerPort, [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
ベース管理対象サーバーの名前。 |
|
新しいクローニングされた管理対象サーバーの名前。 |
|
新しい管理対象サーバーのポート番号。 |
|
オプション。管理対象サーバーを冗長モードで作成します。有効な値は
デフォルトは |
例
次の例では、WC_Portal
管理対象サーバーのクローンを作成します。新しい管理対象サーバーの名前は、WC_Portal2
になります。
wls:/weblogic/serverConfig> cloneWebCenterManagedServer(baseManagedServer='WC_Portal', newManagedServer='WC_Portal2', newManagedServerPort=1234)
表2-29に示すコマンドを使用して、前のOracle WebCenter Portalリリースからアップグレードします。
表2-29 Oracle WebCenter PortalのアップグレードWLSTコマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
WebCenter Portalをアップグレードします。 |
オンライン |
|
listDeprecatedFeaturesUsage | アップグレードされたWebCenter Portalアプリケーションで使用された非推奨の接続、タスクフローおよびポートレットをリストします。 |
オンライン |
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
リリース11g
からリリース12c
にWebCenter Portalをアップグレードします。
Oracle WebCenter Portalは、Content ServerのFrameworkFolderフォルダ・サービスをサポートします。既存のOracle WebCenter PortalインスタンスがFolders_gを使用するよう構成されている場合、このコマンドはWebCenter PortalおよびWebCenter Content ServerをFrameworkFoldersに移行し、WebCenter Portalをリリース12cにアップグレードします。
アップグレードの詳細は、Oracle WebCenterのアップグレードのOracle WebCenter Portalのアップグレードに関する項を参照してください。
注意:
upgradeWebCenterPortal
コマンドを実行する前に、ノード・マネージャが稼働していることを確認します。構文
upgradeWebCenterPortal(appName, server, migrationDirectory, [contentServerName, contentDbConnectionUrl, contentDbUserName, includeFolders, applicationVersion])
引数 | 定義 |
---|---|
appName
|
この操作を実行するアプリケーションの名前。 WebCenter Portalの場合、アプリケーション名は常に |
server
|
アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーの名前。たとえば、 アプリケーションが同じコンテンツ・サーバー接続を共有するクラスタ環境では(つまり、アプリケーションが同じコンテンツ・サーバーに接続し、同じルート・フォルダとセキュリティ・グループを共有)、このコマンドは1台の管理対象サーバーに対してのみ実行してください。 |
migrationDirectory
|
アップグレード・ログが書き込まれる(書込み権限がある)絶対ディレクトリ・パス。 WebCenter PortalがFolders_gベースのContent Serverを使用するよう構成されている場合、このディレクトリにはFolders_gからFrameworkFoldersへの移行に関連するデータが含まれます。 |
contentServerName
|
オプション。WebCenter Content Serverのデプロイ先の管理対象サーバーの名前。たとえば、 WebCenter PortalがContent Serverを使用するよう構成されている場合、この引数を指定します。 |
contentDbConnectionUrl
|
オプション。 WebCenter Contentスキーマ(名前付き |
contentDbUserName
|
オプション。 注意: contentDbConnectionUrlを指定する場合は必須です。 移行するWebCenter Contentスキーマ(名前付き |
includeFolders
|
オプション。Folders_gからFrameworkFoldersへの移行に含めるフォルダのカンマ区切りのリスト。 たとえば、Contribution FoldersとCommon Templatesを移行する場合、 |
applicationVersion
|
オプション。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。アプリケーションの複数のバージョンがデプロイされている場合に必要です。 |
例
次の例では、WC_Spaces
管理対象サーバーにデプロイされるWebCenter Portalをアップグレードします。アップグレード・ログは、ディレクトリ/tmp/upgrade
に書き込まれます。
wls:/weblogic/serverConfig> upgradeWebCenterPortal(appName='webcenter', server='WC_Spaces', migrationDirectory='/tmp/upgrade');
次の例では、WebCenter PortalおよびWebCenter Content ServerをFrameworkFoldersにアップグレードし、WC_Spaces
管理対象サーバーにデプロイされるWebCenter Portalをアップグレードします。アップグレード・ログは、ディレクトリ/tmp/upgrade
に書き込まれます。デフォルト・フォルダの他に、Contribution Folders
も移行されます。
wls:/weblogic/serverConfig> upgradeWebCenterPortal(appName='webcenter', server='WC_Spaces', migrationDirectory='/tmp/upgrade',
contentServerName='UCM_server1', contentDbConnectionUrl='wccdbhost.example.com:wccdbport:wccdbsid', contentDbUserName='SCHEMA_PREFIX_OCS', includeFolders='Contribution Folders');
注意:
upgradeWebCenterPermissions
WLSTコマンドを実行すると、権限がすでに存在する特定のエラー・メッセージが表示されます。次に例を示します。 Already in Domain Runtime Tree Command FAILED, Reason: JPS-04201: Cannot grant permission(s). Grant already exists for grantee [GranteeEntry: codeSource=null principals=[[AppRole: appID=webcenter name=webcenter#-#defaultadministrator displayName=null description=null category=null uniquename=cn=webcenter\#-\#defaultadministrator,cn=Roles,cn=webcenter,cn=wc_d omain,cn=JPSContext,cn=jpsRoot guid=66FBB210983411E49F671B16134D61DE members=[] classname=oracle.security.jps.service.policystore.ApplicationRole type=JPS_APPLICATION_ROLE]]].
そのようなエラー・メッセージによる機能への影響はありません。エラー・メッセージを無視しても問題なく、WebCenter Portalインスタンスのアップグレードを続行できます。
モジュール: Oracle WebCenter Portal
WLSTでの使用: オンライン
説明
アップグレードされたWebCenter Portalアプリケーションで使用された非推奨の接続、タスクフローおよびポートレットをリストします。このコマンドを実行して、単一のポータル、複数のポータルまたはアプリケーション全体の非推奨の使用状況をリストできます。このコマンドによって、詳細なレポートも生成されます。詳細は、Oracle WebCenterのアップグレードのOracle WebCenter Portalのアップグレードに関する項を参照してください。
構文
listDeprecatedFeaturesUsage(appName, server, reportDirectory, [portal, applicationVersion])
|
例
次の例では、WC_Spaces
管理対象サーバーにデプロイされるWebCenter Portalで使用された非推奨の接続、タスクフローおよびポートレットをリストします。レポートはディレクトリ/tmp/report
に書き込まれます。
wls:/weblogic/serverConfig>listDeprecatedFeaturesUsage(appName='webcenter', server='WC_Portal', reportDirectory='/tmp/report')
次の例では、WC_Portal
管理対象サーバーにデプロイされるHRPortalおよびFinancePortalで使用された非推奨の接続、タスクフローおよびポートレットをリストします。レポートはディレクトリ/tmp/report
に書き込まれます。
wls:/weblogic/serverConfig>listDeprecatedFeaturesUsage(appName='webcenter', server='WC_Portal', reportDirectory='/tmp/report', portal='HRPortal,FinancePortal')