6 Connectorプロパティ

次のトピックでは、WebCenter Sitesのwcs_properties.jsonファイルのConnectorカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

6.1 Connectorカテゴリについて

Connectorの下に分類されたプロパティは、WCCコネクタでの条件の最適化およびトラブルシューティングのために使用されます。WCCコネクタはWebCenterコンテンツ統合の一部であり、これによりコンテンツの同期を設定および管理できます。

WebCenterコンテンツ統合の詳細は、『Oracle WebCenter Sitesの管理』のOracle WebCenter Contentとの統合に関する項を参照してください。

6.2 Connectorカテゴリのプロパティ

次の表では、WebCenter Sitesのwcs_properties.jsonファイルのConnectorの下に分類された各プロパティについて説明します。

表6-1 Connectorカテゴリのプロパティ

プロパティ	説明
`wcc.batch.autorepeat`	`true`に設定されている場合、コネクタは自動的に次のバッチのダウンロードを開始します。デフォルト値: `true`
`wcc.batch.size`	各フェッチごとにリモートのUCMサーバーからダウンロードされるzipファイルの数を指定します。デフォルト値: `50`
`wcc.conversions`	サポートされるUCM変換のセミコロン区切りリスト。デフォルト値: `html;images`
`wcc.download.autoclean`	`true`に設定されている場合、コンテンツ(zipファイル)は処理されると削除されます。デフォルト値: `true`
`wcc.download.dir`	UCMからのコンテンツ(zipファイル)が最初にダウンロードされるフォルダの名前を指定します。
`wcc.keyfield`	キーとして使用されるフィールドの名前を指定します。デフォルト値: `name`
`wcc.queuetoken`	リモートUCMサーバーにダウンロードされるキューの位置を参照する現在のトークン。
`wcc.renditions`	サポートされるUCMレンディションのセミコロン区切りリスト。デフォルト値: `pimary;web`
`wcc.rule.case-sensitive`	ルールの大文字と小文字が区別されるかどうかを指定します。デフォルト値: `true`
`wcc.server.password`	リモートUCMサーバーへのパスワードを指定します。
`wcc.server.url`	リモートUCMサーバーへのURLを指定します。
`wcc.server.user`	リモートUCMサーバーへの名前を指定します。