2 A/BTestプロパティ

次のトピックでは、wcs_properties.jsonファイルのABTestカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

2.1 A/BTestカテゴリのプロパティについて

WebCenter Sites wcs_properties jsonファイルのA/BTestカテゴリの下に分類されたプロパティは、WebCenter Sites A/Bテスト機能を構成します。A/Bテストがコンテンツ管理スイートで作成されたかどうか、どのWebCenter SitesインスタンスでA/Bテストが配信される必要があるかを判断し、どのサイトの訪問者がA/Bテストのターゲットであるかを評価します。

2.2 A/BTestカテゴリのプロパティ

表2-1では、ABTestカテゴリに関連するwcs_properties.jsonファイルの各プロパティについて説明します。

表2-1 A/BTestプロパティ

プロパティ	説明
`abtest.autosave.enabled`	A/Bテストの作成時に、プロンプトを最小限に抑えるために、自動保存操作を有効にするかどうかを指定します。可能な値: `true`\|`false` デフォルト値: `false`
`abtest.delivery.enabled`	このWebCenter SitesインスタンスがA/Bテストを配信する必要があるかどうかを指定します。可能な値: `true`\|`false` デフォルト値: `false`
`abtest.minvariantvisitors`	A/Bテストの当選者を計算する前に監視する、バリアントごとの訪問者の最低数を指定します。デフォルト値: `1000`
`abtest.visitors.profile`	訪問者のA/Bテストに対する適格性の評価時に使用するVisitor Servicesプロファイルを指定します。
`abtest.analytics.provider`	A/BテストのAnalyticsプロバイダを指定します。値: GoogleAnalytics。
`abtest.ga.application.name`	A/BテストのGoogle Analyticsのアプリケーション名を指定します。
`abtest.ga.keyfile.name`	Google Analyticsのキーファイル(p12またはjson)の名前を指定します。注意: ファイルはclasspath、通常はconfigフォルダにある必要があります。
`abtest.ga.service.email`	A/BテストのGoogle Analyticsのサービス・アカウントの電子メールを指定します。
`abtest.ga.account.id`	A/BテストのGoogle AnalyticsのアカウントIDを指定します。
`abtest.ga.webproperty.id`	A/BテストのGoogle AnalyticsのwebプロパティIDを指定します。