Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Server 12.2.1の管理 12c (12.2.1) E69945-01 |
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この章では、クラスタをモニター、制御および構成する方法について説明します。WebLogic Serverクラスタは、同時に動作し、連携して高度なスケーラビリティと信頼性を実現する複数のWebLogic Serverサーバー・インスタンスで構成されます。
クライアントでは、1つのクラスタが、1つのWebLogic Serverインスタンスのように認識されます。クラスタを構成する複数のサーバー・インスタンスは同じマシン上で実行することも、複数のマシンに配置することもできます。クラスタの能力は、既存のマシン上のクラスタにサーバー・インスタンスを追加することによって強化できます。また、新たにサーバー・インスタンスを配置するためのマシンをクラスタに追加することもできます。クラスタ内の各サーバー・インスタンスでは、同一バージョンのWebLogic Serverを実行する必要があります。
クラスタの詳細は、『Oracle WebLogic Serverのクラスタの管理』を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
この項では、新しいクラスタを作成する方法を説明します。この項には、次の項目が含まれます。
構成済クラスタは、各サーバー・インスタンスを手動で構成して追加するクラスタです。
新しい構成済クラスタを作成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。
「作成」をクリックして、「クラスタ」を選択します。
次の各ページで、新しい構成済クラスタの構成オプションを定義します。
「作成」をクリックします。
「クラスタのプロパティ」ページで、新しい構成済クラスタの一般的なクラスタ・プロパティを定義します。
名前: 構成済クラスタの一意の名前を入力します。
メッセージング・モード: このクラスタで使用するメッセージング・モードを選択します。
ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネル: ユニキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネルを入力します。このチャネルは、クラスタ内のメッセージを送信するために使用されます。チャネルを指定しなかった場合は、デフォルトのチャネルが使用されます。
マルチキャスト・アドレス: マルチキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、新しい構成済クラスタのマルチキャスト・アドレスを入力します。マルチキャスト・アドレスは、範囲が224.0.0.0 - 239.255.255.255のIPアドレスです。有効範囲は224.0.0.0から239.255.255.255です。WebLogic Serverで使用されるデフォルト値は239.192.0.0です。x.0.0.1の範囲のマルチキャスト・アドレスは使用しないでください。このアドレスは、このクラスタ固有のものである必要があるため、他のアプリケーションとは共有しないでください。
マルチキャスト・ポート: マルチキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、新しい構成済クラスタのマルチキャスト・ポートを入力します。マルチキャスト・ポートは、クラスタのメンバーが相互に通信するために使用されます。有効な値は1から65535です。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「サーバーの追加」ページで、必要に応じて、サーバーを「使用可能」列から「選択済」列に移動することで、1つまたは複数のサーバーを新しい構成済クラスタに追加できます。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
動的クラスタは、1つの共有サーバー・テンプレートに基づいた生成済(動的)サーバー・インスタンスを1つ以上備えたクラスタです。
新しい動的クラスタを作成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。
「作成」をクリックして、「動的クラスタ」を選択します。
次の各ページで、新しい動的クラスタの構成オプションを定義します。
「作成」をクリックします。
「クラスタのプロパティ」ページで、新しい動的クラスタの一般的なクラスタ・プロパティを定義します。
名前: 動的クラスタの一意の名前を入力します。
メッセージング・モード: このクラスタで使用するメッセージング・モードを選択します。
ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネル: ユニキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネルを入力します。このチャネルは、クラスタ内のメッセージを送信するために使用されます。チャネルを指定しなかった場合は、デフォルトのチャネルが使用されます。
マルチキャスト・アドレス: マルチキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、新しい動的クラスタのマルチキャスト・アドレスを入力します。マルチキャスト・アドレスは、範囲が224.0.0.0 - 239.255.255.255のIPアドレスです。有効範囲は224.0.0.0から239.255.255.255です。WebLogic Serverで使用されるデフォルト値は239.192.0.0です。x.0.0.1の範囲のマルチキャスト・アドレスは使用しないでください。このアドレスは、このクラスタ固有のものである必要があるため、他のアプリケーションとは共有しないでください。
マルチキャスト・ポート: マルチキャスト・メッセージング・モードを使用している場合は、新しい構成済クラスタのマルチキャスト・ポートを入力します。マルチキャスト・ポートは、クラスタのメンバーが相互に通信するために使用されます。有効な値は1から65535です。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「動的サーバーのプロパティ」ページで、新しい動的クラスタの動的サーバー・プロパティを定義します。
動的クラスタ・サイズ: 新しい動的クラスタに必要な動的サーバー・インスタンスの数を入力します。
動的クラスタ最大サイズ: この動的クラスタに割り当てることができる実行中の動的サーバー・インスタンスの最大数を入力します。
サーバー名の接頭辞: 動的クラスタ内の動的サーバーに使用する命名規則を指定します。
「ドメインのデフォルトに基づいて新しいサーバー・テンプレートを作成する」または「このクラスタ用に既存のサーバー・テンプレートのクローンを作成する」を選択します。既存のテンプレートをクローンすることを選択した場合は、「クローンを作成するサーバー・テンプレート」でテンプレートを選択します。サーバー・テンプレートは、動的クラスタ内のすべてのサーバー・インスタンスに共通する特性を構成するときに使用します。サーバー・テンプレートが構成されていない場合は、自動的にテンプレートが作成されます。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「マシン・バインディング」ページで、動的クラスタ内の動的サーバーを複数のマシンに分散する方法を選択します。「このドメインに構成されている任意のマシンを使用する」、「すべての動的サーバーに単一マシンを使用する」または「このドメイン内の一部のマシンを使用する」を選択します。「すべての動的サーバーに単一マシンを使用する」を選択した場合は、使用するマシンを「選択したマシン」ドロップダウン・メニューから選択します。「このドメイン内の一部のマシンを使用する」を選択した場合は、「マシン名マッチング式」にマシンの名前の一致式を入力します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「リスニング・ポート・バインディング」ページで、動的サーバーをリスニング・ポートにバインドする方法を選択します。動的サーバーのリスニング・ポートは、サーバー・テンプレートに指定することも、一意になるよう動的に生成することもできます。
「各動的サーバーに一意のリスニング・ポートを割り当てる」を選択して、各動的サーバーに一意なリスニング・ポートを作成します。「最初のサーバーのリスニング・ポート」および「最初のサーバーのSSLリスニング・ポート」に、最初の動的サーバー・インスタンス用に必要なリスニング・ポートおよびSSLリスニング・ポートを入力します。
「各動的サーバーに固定のリスニング・ポートを割り当てます」を選択して、すべての動的サーバーに同じリスニング・ポートおよびSSLリスニング・ポートを割り当てます。「リスニング・ポート」および「SSLリスニング・ポート」に、必要なリスニング・ポートおよびSSLリスニング・ポートを入力します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
この項では、クラスタをモニターする方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。
ドメイン内で構成されているすべてのクラスタの実行時ステータスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。
クラスタ名
ステータス
クラスタ・タイプ
サーバー
クラスタ・アドレス
クラスタ・メッセージング・モード
移行基準
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタのデフォルト・ネットワーク通信などの構成情報を表示するクラスタの名前を選択します。
クラスタ内のサーバーのステータスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「サマリー」を選択します。
「サマリー」表には、クラスタ内のすべてのサーバーのステータスに関する次のような情報が表示されます。
名前
状態
マシン
リスニング・アドレス
リスニング・ポート
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタのヘルスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「ヘルス」を選択します。
「ヘルス・サマリー」ページでは、クラスタとそのサブシステムのヘルス情報をモニターできます。
詳細は、構成オプションを参照してください。
クラスタ内のサーバー・インスタンスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「サーバー」を選択します。
「サーバー」表には、クラスタ内のサーバーに関する次のような情報が表示されます。
サーバー
タイプ
ステータス
クラスタ
マシン
状態
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタ内のすべてのデプロイメントをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「環境」、「クラスタ」の順に選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「デプロイメント」を選択します。
「サマリー」ページの「デプロイメント」表には、クラスタにデプロイされているすべてのアプリケーションおよびモジュールに関する次のような情報が表示されます。
名前
状態
ヘルス
タイプ
デプロイメント順序
ターゲット
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
クラスタ・デプロイメント情報をモニターするには、適切なページを選択します。
Webアプリケーション: クラスタにデプロイされているWebアプリケーションをモニターします。これには、アプリケーションがデプロイされているマシンやサーバーなど、アプリケーションに関する情報、およびWebアプリケーションに関連付けられたサーブレットおよびセッションに関する統計が含まれます
詳細は、構成オプションを参照してください。
リソース・アダプタ: インバウンド・リスナーおよびアウトバウンド接続プールのステータスをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
EJB: ステートレス、ステートフル、エンティティ、シングルトンおよびメッセージドリブンの各EJBに関する統計および情報をモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
Webサービス: このクラスタにデプロイされているすべてのWebサービスをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
Webサービス・クライアント: このクラスタ内のすべてのWebサービス・クライアントをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
JAX-RSアプリケーション: このクラスタ内で実行されているすべてのJAX-RSアプリケーションをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
ワークロード: このクラスタ内のアプリケーション・デプロイメント用に構成されているワーク・マネージャ、制約およびポリシーの統計をモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
特定のクラスタに関連付けられているJDBCデータソースをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「JDBCデータソース」を選択します。
「JDBCデータソース」表には、すべてのJDBCデータソースのステータスに関する次のような情報が表示されます。
名前
タイプ
リソース
スコープ
サーバー
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタに関連付けられたJMSサーバーのステータスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから、「環境」、「クラスタ」の順に選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「メッセージング」を選択します。
このクラスタのメッセージング情報をモニターするには、適切なページを選択します。
JMSサーバー: 現在のWebLogic Serverクラスタで作成されているJMSサーバーをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
ストア・アンド・フォワード・エージェント: SAFエージェントの統計をモニターし、エージェントへの受信リクエストの休止などのメッセージ管理操作を実行します
詳細は、構成オプションを参照してください。
JMSリソース: すべてのJMSシステム・モジュール用に作成されたすべてのJMSリソースをモニターします。これには、キューとトピック宛先、コネクション・ファクトリ、JMSテンプレート、宛先ソート・キー、宛先割当て、分散宛先、外部サーバー、ストア・アンド・フォワード・パラメータがあります
詳細は、構成オプションを参照してください。
JMSモジュール: このクラスタ内に作成されたJMSモジュールをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
メッセージング・ブリッジ: このクラスタ内のアクティブなサーバーに構成されたすべてのメッセージング・ブリッジのステータスをモニターします
詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して、いずれかのページで次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタのフェイルオーバー情報をモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「フェイルオーバー」を選択します。
「フェイルオーバー・サマリー」ページには、次の情報が表示されます。
プライマリ・セッションの総数
セッション・レプリカの総数
バックアップ・クラスタのセッション更新の総数
「フェイルオーバー」表には、クラスタのフェイルオーバーおよびステータスに関する次のような情報が表示されます。
サーバー
タイプ
マシン
状態
バックアップ・サーバー
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
クラスタのパフォーマンス・サマリーをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「パフォーマンス・サマリー」を選択します。
「パフォーマンス・サマリー」ページには、パフォーマンスの一般情報、またこのクラスタに関連付けられたサーブレット、JSPおよびデータソースに関するパフォーマンス情報が表示されます。
表示するメトリックを選択するには、「メトリック・パレットの表示」をクリックします。
表オプションにアクセスするには、「ビュー」を選択します。
追加の表オプションにアクセスするには、「オーバーレイ」を選択します。
即座に完了する管理タスク(デプロイメント、サービスの移行、管理対象サーバーの起動/停止の試行など)もあれば、完了するまでに要する時間が異なる管理タスクもあるため、「非同期タスク・サマリー」ページでは、すべてのタスクの完了ステータスをモニターできます。
クラスタ内の非同期タスクのステータスをモニターするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターするクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「モニタリング」を選択し、「非同期タスク」を選択します。
「非同期タスク・サマリー」ページでは、次のような情報を表示することで、すべてのタスクの完了ステータスをモニターできます。
説明
タイプ
ステータス
開始時間
終了時間
ターゲット
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
この項では、クラスタを制御する方法を説明します。この項には次のトピックが含まれます:
クラスタに割り当てられているサーバー・インスタンスの起動、再開、中断または停止ができます。クラスタ内のサーバーのSTANDBY
またはADMIN
からRUNNING
状態への移行の詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーのライフ・サイクルの理解に関する項を参照してください。
始める前に:
管理対象サーバーで制御操作を行うには、ノード・マネージャを起動する必要があります。管理対象サーバーをスタンバイ・モードで起動するには、ドメイン全体の管理ポートが必要です。
ドメイン内に構成されているクラスタのサーバー・インスタンスを制御するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。
名前
ステータス
クラスタ・タイプ
サーバー
クラスタ・アドレス
クラスタ・メッセージング・モード
移行基準
デフォルトのロード・アルゴリズム
レプリケーションのタイプ
クラスタのブロードキャスト・チャネル
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
表で、管理するクラスタの行を選択して、次の制御操作のいずれかを選択します。
起動: クラスタ内のサーバー・インスタンスをSHUTDOWN
状態からRUNNING
に移行します。
再開: クラスタ内のサーバー・インスタンスをSTANDBY
またはADMIN
状態からRUNNING
に移行します。
中断: クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行するオプションを選択します。
作業完了時: クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行し、進行中の作業が正常に処理されるようにします。SUSPENDING
状態のときに、ワーク・マネージャは、アプリケーション・スレッドで保留されている処理中の作業を完了します。
ただちに強制中断: 進行中の作業を正常に処理せずに、クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態にただちに移行します。
停止: クラスタ内のサーバー・インスタンスを停止するオプションを選択します。
作業完了時: クラスタ内のサーバー・インスタンスを正常に停止します。新しいリクエストは拒否されますが、処理中のリクエストはサーバー・インスタンスの停止前に完了します。
ただちに強制中断: クラスタ内のサーバー・インスタンスをただちに停止します。処理中のリクエストは削除され、新しいリクエストは受け入れられず、サーバー・インスタンスはただちに停止します。
SSLの再起動: SSLリスニング・ソケットを再起動してキーストアの変更を有効にします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「作成」をクリックして新しいクラスタを作成します。クラスタの作成の詳細は、「クラスタの作成」を参照してください。
動的クラスタのオンデマンド・スケーリングを制御するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成する動的クラスタの名前を選択します。
「概要」ページに、動的クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「制御」、「スケール・アップまたはスケール・ダウン」の順に選択します。
「スケール・アップまたはスケール・ダウン」ページで、次の値が表示できます。
実行中のサーバーの現在の数
現在のクラスタ・サイズ
最大クラスタ・サイズ
最小クラスタ・サイズ
「必要なサーバー数」フィールドに、このクラスタに必要な実行中の動的サーバー・インスタンスの数を入力します。また、矢印を使用してこのフィールドの値を変更できます。
「スケール・アップ/ダウン」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
クラスタに割り当てられているサーバー・インスタンスの起動、再開、中断または停止ができます。クラスタ内のサーバーのSTANDBY
またはADMIN
からRUNNING
状態への移行の詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーのライフ・サイクルの理解に関する項を参照してください。
始める前に:
管理対象サーバーで制御操作を行うには、ノード・マネージャを起動する必要があります。管理対象サーバーをスタンバイ・モードで起動するには、ドメイン全体の管理ポートが必要です。
クラスタ内のサーバー・インスタンスを制御するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメインで構成されたクラスタに関する情報が表示されます。
「クラスタ」表で、管理するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「制御」、「サーバー」の順に選択します。
「サーバー(管理)」表で、管理するサーバー・インスタンスの行を選択して、次の制御操作のいずれかを選択します。
起動: サーバー・インスタンスをSHUTDOWN
状態からRUNNING
に移行します。
再開: サーバー・インスタンスをSTANDBY
またはADMIN
状態からRUNNING
に移行します。
中断: サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行するオプションを選択します。
作業完了時: サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行し、進行中の作業が正常に処理されるようにします。SUSPENDING
状態のときに、ワーク・マネージャは、アプリケーション・スレッドで保留されている処理中の作業を完了します。
ただちに強制停止: 進行中の作業を正常に処理せずに、サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態にただちに移行します。
停止: サーバー・インスタンスを停止するオプションを選択します。
作業完了時: サーバー・インスタンスを正常に停止します。新しいリクエストは拒否されますが、処理中のリクエストはサーバー・インスタンスの停止前に完了します。
ただちに強制中断: サーバー・インスタンスをただちに停止します。処理中のリクエストは削除され、新しいリクエストは受け入れられず、サーバー・インスタンスはただちに停止します。
SSLの再起動: SSLリスニング・ソケットを再起動してキーストアの変更を有効にします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
この項では、クラスタを構成する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。
クラスタの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「一般設定」の順に選択します。
「一般設定」ページでは、次のようなクラスタの一般設定を定義できます。
名前
デフォルトのロード・アルゴリズム
クラスタ・アドレス
クラスタ・アドレス内のサーバー数
トランザクション・アフィニティの有効化
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
クラスタのJTAを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「Java Transaction API (JTA)」の順に選択します。
「Java Transaction API (JTA)」ページでは、次のようなクラスタのJTA設定を定義できます。
タイムアウト
破棄タイムアウト
beforeCompletionの反復上限
最大トランザクション数
一意名の最大数
チェックポイント間隔
ヒューリスティックの無視
リソース登録解除の猶予期間
XA呼出しの並列実行
2フェーズ・コミットの有効化
密結合トランザクションの有効化
クラスタ全体の回復の有効化
決定子が構成されている場合は、リカバリ・ログが書き込まれます
決定子
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
クラスタではメッセージングを使用して、セッション、ロード・バランシングとフェイルオーバー、JMSおよびその他の情報をクラスタのメンバー間で共有します。ユニキャストまたはマルチキャスト・メッセージを使用できます。マルチキャストは、複数のアプリケーションが指定されたIPアドレスとポート番号にサブスクライブしてメッセージをリスニングできるようにする単純なブロードキャスト技術ですが、ハードウェアの構成とサポートが必要です。ユニキャストには、これらの要件がありません。
クラスタのメッセージングを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「メッセージング」の順に選択します。
「メッセージング」ページでは、クラスタの次のようなメッセージング設定を定義できます。
メッセージング・モード
ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネル
マルチキャスト・アドレス
マルチキャスト・ポート
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
クラスタ内のサーバー・インスタンスを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「サーバー」の順に選択します。
「サーバー」ページでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスの次のような設定を定義できます。
サーバー・テンプレート
現在のクラスタ・サイズ
最大クラスタ・サイズ
最小クラスタ・サイズ
サーバー名の接頭辞
計算済みリスニング・ポートの有効化
計算済みマシン関連付けの有効化
マシン名マッチング式
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「サーバー」ページで、クラスタ内で構成されている次のようなサーバーの情報を表示することもできます。
名前
タイプ
マシン
リスニング・ポート
リスニング・アドレス
このクラスタに新しいサーバー・インスタンスを追加するには、「追加」をクリックして追加するサーバー・インスタンスを選択します。このクラスタからサーバー・インスタンスを削除するには、そのサーバー・インスタンスの行の選択して「削除」をクリックします。
「保存」をクリックします。
クラスタのレプリケーションを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「レプリケーション」の順に選択します。
「レプリケーション」ページでは、次の設定を含め、クラスタにわたってWebLogic ServerがHTTPセッション状態をレプリケートする方法を構成できます。
クラスタ間レプリケーションのタイプ
リモート・クラスタ・アドレス
レプリケーション・チャネル
セッション永続性に使用するデータ・ソース
停止時にセッションを保持
セキュア・レプリケーションの有効化
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
クラスタ・サーバーで障害が発生すると、ノード・マネージャは、サーバー・インスタンスとそのサービスを別のマシンで自動的に再起動できます。ノード・マネージャが移行可能サーバーを再起動できるマシンと、サーバー移行時に使用されるデータソースを指定できます。
クラスタ内のサーバーの移行を構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「移行」の順に選択します。
「移行」ページでは、次のようなクラスタの移行に関連した設定を指定できます。
移行可能サーバーの候補マシン
移行基準
自動移行に使用するデータ・ソース
自動移行表名
メンバー停止検出の有効化
メンバー検出タイムアウト
リーダー・ハートビート期間
移行の追加試行回数
移行の試行間の休止時間
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
この項では、シングルトン・サービスを構成および制御する方法について説明します。
この項には、次の項目が含まれます。
クラスタのシングルトン・サービスの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「シングルトン・サービス」の順に選択します。
「シングルトン・サービス」表で、構成するシングルトン・サービスを選択します。
「構成」を選択し、「一般」を選択します。
「一般」ページでは、このシングルトン・サービスのクラスの関連付けの次のような設定を定義できます。
名前
クラス名
移行の追加試行回数
試行間のスリープ時間
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
クラスタのシングルトン・サービスの移行を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「シングルトン・サービス」の順に選択します。
「シングルトン・サービス」表で、構成するシングルトン・サービスを選択します。
「構成」を選択し、「移行」を選択します。
「移行」ページでは、このシングルトン・サービスの次のような移行設定を定義できます。
名前
ユーザーの優先サーバー
控えの候補サーバー
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
シングルトン・サービスのノートを作成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「シングルトン・サービス」の順に選択します。
「シングルトン・サービス」表で、構成するシングルトン・サービスを選択します。
「ノート」を選択します。
「ノート」ページでノートを入力します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
クラスタのシングルトン・サービスを移行するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「シングルトン・サービス」の順に選択します。
「シングルトン・サービス」表には、シングルトン・サービスに関する次のような情報が表示されます。
名前
クラス名
クラスタ名
優先サーバー
候補サーバー
控えの候補サーバー
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
表の中から移行するシングルトン・サービスを選択します。
「制御」ページを選択します。表で、移行するシングルトン・サービスの行を選択します。
詳細は、構成オプションを参照してください。
「移行」をクリックします。
「シングルトン・サービスの移行」ページで、「新しいホスト・サーバー」メニューからホスト・サーバーを選択します。
「OK」をクリックします。
ジョブ・スケジューリングでは、Java CommonJタイマーをクラスタに対応させ、特定のサーバー・インスタンスに依存せずにクラスタ内の任意の場所で定期的にジョブを実行できます。
クラスタ内でジョブ・スケジューリングを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「スケジューリング」の順に選択します。
「スケジューリング」ページでは、クラスタ内のサーバー間で情報を共有する方法を指定する構成設定を定義できます。
「ジョブ・スケジューラのデータ・ソース」フィールドで、使用するデータソースを選択します。
「ジョブ・スケジューラ表名」フィールドに、ジョブ・スケジューラでアクティブとなっているタイマーの格納に使用する表名を入力します。
「保存」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
クラスタのオーバーロードを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「オーバーロード」の順に選択します。
「オーバーロード」ページでは、オーバーロードまたは障害時に、このクラスタ内のWebLogic Serverインスタンスがどのように対応するかを制御する、クラスタ全体のデフォルトを構成できます。定義できる設定は、次のとおりです。
ワーク・マネージャの共有容量
障害時のアクション
危機的状況のアクション
空きメモリー比率の最大しきい値
空きメモリー比率の最小しきい値
スタック・スレッド最大時間
スタック・スレッド数
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
WebLogic Serverには、自己ヘルス・モニタリング機能が備わっており、この機能を使用することでWebLogic Serverドメイン内にあるサーバーの信頼性や可用性を向上させることができます。各サーバー・インスタンス内の選択されたサブシステムは、サブシステムに固有の条件に基づいて自身のヘルス・ステータスをモニターします。
クラスタのヘルス・モニタリング特性を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「ヘルス・モニタリング」の順に選択します。
「ヘルス・モニタリング」ページでは、このクラスタの次のようなヘルス・モニタリング特性を構成できます。
クラスタ間通信リンクのヘルス・チェック間隔
ヘルス・チェック間隔
分離までのヘルス・チェック待機回数
分離までの猶予期間
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
クラスタのHTTP設定を構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「HTTP」の順に選択します。
「HTTP」ページでは、このクラスタの次のようなHTTP設定を定義できます。
フロントエンド・ホスト
フロントエンドHTTPポート
フロントエンドHTTPSポート
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
クラスタのCoherence設定を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「Coherence」の順に選択します。
「Coherence」ページでは、このクラスタに使用するCoherenceクラスタを選択し、次のような設定を定義できます。
ローカル記憶域有効
Coherence Webローカル・ストレージの有効化
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
クラスタ構成のノートを作成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、ノートを作成するクラスタの名前をクリックします。
「概要」ページには、サーバーに関連する情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「管理」、「ノート」の順に選択します。
「ノート」ページでノートを入力します。
「保存」をクリックします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
動的クラスタの要求時スケーリングを構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、スケール・アップまたはスケール・ダウンする動的クラスタの行を選択します。
「スケール・アップ/ダウン」をクリックします。
「スケール・アップ/ダウン」ページで、「必要なサーバー数」フィールド内の矢印を使用して、動的クラスタで必要な実行中のサーバー・インスタンスの数を選択します。
「スケール・アップ/ダウン」をクリックします。
拡張度により、動的クラスタの自動スケーリングと要求に基づく関連リソースの再プロビジョニングが可能になります。リソースの使用状況をモニターするポリシーを構成し、そのポリシーに従って特定のスケーリングやその他の管理アクションを有効にするアクションを設定することにより、拡張度を有効にします。拡張度を構成して、オンデマンドのスケーリング、カレンダ・ベースのスケーリングまたはポリシー・ベースのスケーリングを用意できます。
この項には、次の項目が含まれます。
拡張度ポリシーは、動的クラスタ内の使用率を監視して、スケーリングの判断または他の管理アクション(動的クラスタへのサーバーの追加またはJDBC接続プールのサイズ調整など)を決定します。拡張度ポリシーがtrueと評価されると、そのポリシーに関連付けられている1つ以上のアクションが実行されます。
動的クラスタ内に構成されているエラスティック・ポリシーをモニターするには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターする動的クラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「拡張度」、「ポリシー」の順に選択します。
「ポリシー」表に、この動的クラスタ内で構成されているエラスティック・ポリシーに関する次のような情報が表示されます。
名前
スケール・タイプ
アクション名
診断モジュール
有効
アラームのタイプ
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して、いずれかのページで次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
ポリシーの作成および構成の詳細は、「新規のポリシーの作成」および「ポリシーの構成」を参照してください。
動的クラスタ内に構成されているエラスティック・アクションをモニターするには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表で、モニターする動的クラスタの名前を選択します。
「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。
「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから、「拡張度」、「アクション」の順に選択します。
「アクション」表に、この動的クラスタ内で構成されているエラスティック・アクションに関する次のような情報が表示されます。
名前
タイプ
有効
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して、いずれかのページで次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
アクションの作成および構成の詳細は、「新規のアクションの作成」および「アクションの構成」を参照してください。