保留中の BIOS アップグレードがある場合、ルーチンのリセットが予期したより長くかかり、サーバーの電源を切ってリブートする動作が複数回行われます。BIOS ファームウェアをアップグレードするためにはサーバーの電源を切って再投入することが必要であり、これは予期された動作です。アップグレードに FPGA 更新が含まれている場合は、完了するまでに 26 分かかることがあります。
次の条件の両方が当てはまる場合には、保留中の BIOS アップグレードが存在します。
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) を使用して BIOS およびサービスプロセッサのファームウェアを更新します。
BIOS アップグレードを延期する Oracle ILOM オプションを選択します。
ルーチンのサーバーリセットを行うつもりでサーバーをリブートしたが、代わりに (延期した) BIOS アップグレードが開始する場合、アップグレードが完了するまで待ちます。プロセスを中断するとファームウェアが壊れてサーバーにダウンタイムが生じる可能性があるため、中断しないでください。
![]() | 注意 - データの破損とシステムの停止時間。ファームウェアのアップグレードプロセスを中断すると、ファームウェアが壊れて、サーバーが操作不可能になることがあります。アップグレードを中断しないでください。プロセスが終了するまで待ってください。 |
詳細は、『Oracle X6 シリーズサーバー管理ガイド』(http://www.oracle.com/goto/x86admindiag/docs) の「BIOS およびサービスプロセッサのファームウェアを更新する (Oracle ILOM)」を参照してください。