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Oracle® Server X6-2 Windows オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

Windows Server OS のインストールオプション

Windows Server OS は、単一のサーバーにインストールすることも、複数のサーバーにインストールすることもできます。 このドキュメントのスコープは、単一サーバーの OS インストールです。次の表に、これら 2 つのインストールオプションに関する情報を示します。

オプション
説明
複数のサーバー
Oracle Enterprise Manager Ops Center を使用すれば、OS を複数のサーバーにインストールできます。
詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/index.html にアクセスしてください。
単一のサーバー
次のいずれかの方法を使用して、OS を単一のサーバー にインストールします。
  • ローカル: サーバーでローカルに OS のインストールを実行します。このオプションは、サーバーのラック内への物理的な設置を完了したばかりのときにお勧めします。

  • リモート: リモートの場所から OS のインストールを実行します。このオプションでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して手動 OS インストールを実行します。

単一サーバーの OS インストール方法の詳細については、単一サーバーのインストール方法を参照してください。

単一サーバーのインストール方法

Windows のインストールメディアを提供する方法を選択します。次の情報を使用して、ニーズにもっとも適したローカルまたはリモートの OS インストールを決定します。

メディアの提供方法
追加要件
DVD ドライブを使用したローカル OS インストール – サーバーに接続された物理 DVD ドライブを使用します。
モニター、USB キーボードとマウス、USB DVD ドライブまたはフラッシュドライブ、および Windows Server 配布メディア。ローカルインストールの場合は、サーバーに直接接続されたローカルの DVD ドライブまたは USB フラッシュドライブを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows Server OS の手動インストールを参照してください。
DVD ドライブまたは DVD ISO イメージを使用したリモートからの OS インストール – Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを実行しているリモートシステム上でリダイレクトされた物理 DVD ドライブを使用します。
ブラウザを実行しているリモートシステム、物理 DVD ドライブまたはフラッシュドライブが接続されていること、Windows Server 配布メディア、サーバーの管理ポート (NET MGT) に対するネットワークアクセス。リモートインストールの場合は、リモートの DVD、USB フラッシュドライブ、または DVD ISO イメージを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows Server OS の手動インストールを参照してください。
WDS WIM イメージ – Windows 展開サービス (WDS) サーバー上のカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを使用します。
WDS を実行しているサーバー、および使用しているサーバー用にカスタマイズされた WIM イメージ。詳細は、Windows 展開サービスによる OS のインストールを参照してください。

Windows Server OS の手動インストール

この方法では、Windows Server の配布メディアを、ローカルまたはリモートの DVD ドライブ、USB デバイス、DVD イメージのいずれかで提供します。OS をインストールするには、配布メディアのインストールウィザードを使用します。

また、必要なドライバをすべてインストールすることも必要です。サポートされている OS のソフトウェアをサーバーにインストールするための推奨の方法は、InstallPack です。サーバーのドライバは、My Oracle Support の Web サイトから、OS 固有やサーバー固有のパッケージとして、あるいは ISO イメージファイルとして入手できます。手順については、サーバー固有のデバイスドライバと追加ソフトウェアをインストールするを参照してください。

My Oracle Support にアクセスするには、https://support.oracle.com に移動します。

Windows 展開サービスによる OS のインストール

展開サーバー環境から Windows Server OS をインストールできます。上級ユーザーは、Windows 展開サービス (WDS) を実行しているシステム上のサーバー用にカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを作成できます。こうしたインストールイメージファイルを作成しておくと、サーバーをそのネットワークカードからブートし、無人展開用に WDS システムからそのイメージを選択することが可能です。

WDS の詳細については、http://technet.microsoft.com/library/hh831620を参照してください。