Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成 12c (12.2.0.1) E70107-04 |
|
![]() 前 |
![]() 次 |
注意:
この例では、必要なスタンバイREDOログ・ファイルを「ダウンストリーム・マイニング・データベースの構成」に記載されているように作成してあるものとします。
次の例では、統合キャプチャ・セッションをダウンストリーム・マイニング・データベースDBMSCAPにデプロイし、データベースDBMS1、DBMS2およびDBMS3から変更をキャプチャします。次のユーザーが存在するものとします。
DBMS1にユーザーGGADM1。Extractはこの資格証明を使用して、DBMS1からデータとメタデータをフェッチします。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()
プロシージャをコールして、DBMS1で適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。
DBMS2にユーザーGGADM2。Extractはこの資格証明を使用して、DBMS2からデータとメタデータをフェッチします。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()
プロシージャをコールして、DBMS2で適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。
DBMS3にユーザーGGADM3。Extractはこの資格証明を使用して、DBMS3からデータとメタデータをフェッチします。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()
プロシージャをコールして、DBMS3で適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。
DBMSCAPにユーザーGGADMCAP。Extractはこの資格証明を使用して、論理変更レコードをダウンストリーム・マイニング・データベースのログマイニング・サーバーから取得します。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()
プロシージャをコールして、ダウンストリーム・マイニング・データベースDBMSCAPで適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。
この手順では、ダウンストリーム・マイニング・データベースがアーカイブ・ログ・モードで構成されていることも前提とします。
この例では、DBMS3によって送信されるREDOデータはリアルタイム・モードでマイニングされ、DBMS1およびDBMS2から送信されるREDOデータはアーカイブログのみモードでマイニングされます。
REDOデータは、ダウンストリーム・マイニング・データベースのスタンバイREDOログに受け入れられるため、正しいサイズに設定されたスタンバイREDOログが適切な数存在する必要があります。スタンバイ・ログを構成していない場合は、「ダウンストリーム・マイニング・データベースの構成」を参照してください。
この手順では、DBMS1およびDBMS2によって送信されたアーカイブ・ログからキャプチャするようダウンストリーム・データベースでExtractを設定します。
DBMSCAPダウンストリーム・マイニング・データベースで次の手順を実行します。
DBMSCAPダウンストリーム・マイニング・データベースで次の手順を実行します。