主コンテンツへ
Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
目次へ移動
目次

前
次

20.12.2.2 自動保存されたパラメータ・ファイルの使用

Replicatが正常に停止する前にパラメータ・ファイルが編集されるたびに、元のパラメータ・ファイルのコピーが保存されます。このパラメータ・ファイルに戻して、すべてのスレッドが最新のチェックポイントの位置にあったスレッドに対応するように、スレッドを再同期できます。スレッドを同期すると、新しいパラメータ・ファイルに切り替えてから、Replicatを起動できます。

  1. 新しいパラメータ・ファイルを別の名前に保存してから、保存されている元のパラメータ・ファイルを正しい名前(グループ名と同じ)に変更します。保存されたパラメータ・ファイルは、接尾辞が.backupで、Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリのdirprmサブディレクトリに格納されます。
  2. 次のコマンドを発行して、Replicatスレッドを最大のチェックポイントの位置に同期します。このコマンドによって、Replicatが自動的に起動され、スレッドが最大のチェックポイントの位置に到達するまでスレッドが実行されます。
    SYNCHRONIZE REPLICAT group
    
  3. STATUS REPLICATコマンドを、Replicatが正常に停止したことが表示されるまで発行します。
    STATUS REPLICAT group
    
  4. 元のパラメータ・ファイルを別の名前に保存してから、新しいパラメータ・ファイルをグループ名に変更します。
  5. Replicatを起動します。
    START REPLICAT group