Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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SET_INSTANTIATION_CSN
では、ターゲット・データベース上でインスタンス化CSNを手動で設定します。このコマンドにはDBLOGIN
が必要です。ReplicatがDBOPTIONS ENABLE_INSTANTIATION_FILTERING
オプションを使用して、Oracle Datapumpインポートのインスタンス化情報を持たないオブジェクトがある場合に、指定されたCSN未満のレコードをフィルタ処理で除外できるようにします。@FILTER(@GETENV('TRANSACTION','CSN')
を指定する方法の代用です。
インスタンス化SCNフィルタリングを有効にするには、次を実行する必要があります。
Replicatパラメータ・ファイルにDBOPTIONS ENABLE_INSTANTIATION_FILTERING
が含まれている必要があります。
インスタンス化SCNが各表のターゲット・データベースに設定されている必要があります。
これを行うには、次の2つの方法のいずれかを使用します。
Oracle Datapumpエクスポートの前にADD TRANDATA PREPARECSN
またはADD SCHEMATRANDATA PREPARECSN
を使用して表がソース・データベースで準備されている場合は、インポート時にOracle DatapumpによってソースSCNが自動的に設定されます。
または
このコマンドを使用して、ターゲット・データベースでインスタンス化ソースSCNを手動で設定します。
構文
SET_INSTANTIATION_CSN csn FOR [schema.]table FROM source_database_name
例
SET_INSTANTIATION_CSN 12345678 FOR hr.employees FROM DBS1.US.COMPANY.COM