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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.156 SOURCECATALOG

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

SOURCECATALOGパラメータでは、オブジェクトの完全識別に3つの部分からなるオブジェクト名を必要とする後続のTABLE文またはMAP文のうち、2つの部分からなる名前が含まれる文に対して次のいずれかを指定します。

  • デフォルトのソースOracleプラガブル・データベース(PDB)

  • デフォルトのソースSQL/MXユーザー・カタログ

このパラメータは、Oracle統合データベースやSQL/MXデータベースのソース・オブジェクトを指定するときに、3つの部分からなる完全なオブジェクト名(container.schema.objectcatalog.schema.object)を指定するかわりに使用できる効率的な方法です。SOURCECATALOGを使用するときは、2つの部分からなる名前(schema.object)のみを後続のTABLE文またはMAP文に指定します。複数のSOURCECATALOGインスタンスを使用して、様々なTABLE文(またはOracleの場合はSEQUENCE文)のセットに異なるデフォルトのコンテナやカタログを指定できます。

SOURCECATALOGの後に3つの部分からなる名前を指定すると、TABLE文、MAP文または入力としてオブジェクト名をとるその他のパラメータでのSOURCECATALOGの指定より優先されます。

デフォルト

なし

構文

SOURCECATALOG {container | catalog}
container

TABLE文またはMAP文で指定したオブジェクトが含まれるOracleプラガブル・データベースの名前。

catalog

TABLE文またはMAP文で指定したオブジェクトが含まれるSQL/MXユーザー・カタログの名前。

次の例では、SOURCECATALOGを使用して、Extractパラメータ・ファイルで3つの異なるソースOracle PDBを指定します。

SOURCECATALOG FINANCETABLE SAP.*;
TABLE REPORTS.*;
SOURCECATALOG HRTABLE SIEBEL.*;
TABLE REPORTS.*;
SOURCECATALOG MFG
TABLE CUSTOMER.ORDERS;
TABLE REPORTS.*;
TABLE HQ.LOCATIONS.*;

この例では、Extractは次のものを取得します。

  • FINANCE PDBのSAPスキーマおよびREPORTSスキーマ内のすべての表。

  • HR PDBのSIEBELスキーマおよびREPORTSスキーマ内のすべての表。

  • MFG PDBのCUSTOMERスキーマおよびREPORTSスキーマ内のすべての表。

  • 最後のTABLE文に対して、ExtractはHQ PDBのLOCATIONSスキーマ内のすべての表を取得します。この文は、3つの部分からなる完全修飾名で、前に指定したSOURCECATALOGより優先されます。