Oracle® Enterprise Manager資産の管理とモニタリングのためのOracle Auto Service Request (ASR)ユーザーズ・ガイド リリース13.1.0.1.0 E70365-01 |
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この章では、EMCLIコマンドを使用してOracle Auto Service Request (ASR)を管理する方法について説明します。
EMCLIコンソールから、次のOracle ASRコマンドが使用できます。
em_asr_asset_actcred em_asr_asset_activation_details em_asr_asset_activation_job em_asr_asset_exclude_list em_asr_asset_include_list em_asr_deregister em_asr_register
これらのコマンドで、次のタスクを実行できます。
このコマンドにより、Enterprise ManagerでのASRマネージャの機能が有効になります。検出された新規アセットのASRでのアクティブ化にMy Oracle Support(MOS)資格証明が使用されます。
Enterprise Managerのスーパー・ユーザーのみが、この操作を実行できます。
emcli em_asr_register -mosid="My Oracle Support (MOS) user name" [-passwd="MOS user password"] [-dontStartJob]
説明:
-mosid
- MOSのユーザー名を指定します。
-passwd
- MOSのユーザー・パスワードを指定します。パスワードを指定しない場合、コマンドラインでその入力を要求されます。
-dontStartJob
- 登録の一部としてASRのアクティブ化ジョブが開始されないようにフラグを設定します。このパラメータを使用しない場合、インクルード・リスト内の資格のあるすべてのターゲットに対するアクティブ化ジョブが自動的に開始されます。
このコマンドにより、ASRアセットのアクティブ化資格証明を追加または削除します。
emcli em_asr_asset_actcred [-add] [-remove] [-targetName="target name"] [-targetType="target type"] [-mosid="My Oracle Support (MOS) user name"] [-passwd="MOS user password"]
説明:
-add
- ASRアセットのアクティブ化資格証明を追加します。
-remove
- ASRアセットのアクティブ化資格証明を削除します。
-targetName
- ターゲット名を指定します。
-targetType
- ターゲット・タイプを指定します。
-mosid
- My Oracle Support (MOS)のユーザー名を指定します。
-passwd
- MOSのユーザー・パスワードを指定します。
注意: MOSのユーザー・パスワードを入力するように要求されることがあります。 |
このコマンドにより、ASRアセットのアクティブ化ジョブを管理し、ジョブのステータスを表示します。このコマンドを使用して、ジョブを開始または再スケジュールします。
emcli em_asr_asset_activation_job [-start] [-rescheduleNow]
説明:
-start
- まだ開始されていない場合に、現在の時刻に毎日(今日を含む)実行されるASRアセットのアクティブ化ジョブを開始します。
-rescheduleNow
- すでに開始されている場合に、現在の時刻に毎日(今日を含む)実行されるASRアセットのアクティブ化ジョブを再スケジュールします。
em_asr_asset_activation_details
このコマンドにより、ASRの登録を削除することでEnterprise ManagerでのASRマネージャ機能を無効にします。
emcli em_asr_deregister [-all] [-default]
Enterprise Managerのスーパー・ユーザーのみが、この操作を実行できます。
説明:
-all
- ユーザーのASR登録、およびASRに関連付けられているすべてのインシデント・ルールを削除します。
-default
- ユーザーのASR登録を削除します。ASRに関連付けられているインシデント・ルールは削除されません。
このコマンドにより、ASRエクスクルード・リストにターゲットを追加または削除します。
emcli em_asr_asset_exclude_list [-add] [-remove] [-all] [-targetName="target name"] [-targetType="target type"]
説明:
-add
- ASRエクスクルード・リストにターゲット(複数も可)を追加します。
-remove
- ASRエクスクルード・リストからターゲット(複数も可)を削除します。
-all
- フラグを設定すると、資格のあるすべてのターゲットが選択されます。
-targetName
- ターゲット名を指定します。
-targetType
- ターゲット・タイプを指定します。
このコマンドにより、ASRインクルード・リストにターゲットを追加または削除します。
emcli em_asr_asset_include_list [-add] [-remove] [-all] [-targetName="target name"] [-targetType="target type"]
説明:
-add
- ASRインクルード・リストにターゲット(複数も可)を追加します。
-remove
- ASRインクルード・リストからターゲット(複数も可)を削除します。
-all
- フラグを設定すると、資格のあるすべてのターゲットが選択されます。
-targetName
- ターゲット名を指定します。
-targetType
- ターゲット・タイプを指定します。