TaaS環境の設定が完了したら、テスト管理者およびテスト設計者が事前タスクを実行すると、テスト実施者がテストを開始できるようになります。一般的に、タスクは次のとおりです。
テスト管理者は、クラウドの環境に対するアクセス権と割当て制限、テスト・アセット、およびOracle Load Testingテスト・ドライバの仮想ユーザー・テスト制限を指定します。
テスト設計者は、ユーザーが消費するテスト・アセット(事前パッケージされたテスト・スクリプトとシナリオ)およびテスト環境(Oracle Assembliesに基づいたテスト下のアプリケーション用のテンプレート)を作成します。
テスト実施者は、テスト設計者が作成したテストのテスト・アセットとテスト環境のコンシューマです。テスト実施者は、テスト結果の計画、実行および分析も行います。
表37-1 TaaSのタスク
作業 | 方法 | ロール |
---|---|---|
前提条件が満たされているかどうかの確認 |
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テスト管理者、テスト設計者、テスト実施者 |
アプリケーションの追加 |
|
テスト管理者 |
テスト・ドライバの定義 |
Oracle Load Testingテスト・ドライバの設定 Oracle Functional Testingテスト・ドライバの設定 |
テスト管理者 |
割当て制限の設定 |
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テスト管理者 |
テスト環境およびテスト・アセットの発行 |
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テスト管理者 |
チャージバック・サービスの設定 |
|
テスト管理者 |
テスト・アセットの作成 |
テスト・アセットの作成 - Oracle Load Testing テスト・アセットの作成 - Oracle Functional Testing |
テスト設計者 |
テスト環境の作成 |
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テスト設計者 |
使用可能なテスト・アセットおよびテスト環境の確認 |
|
テスト実施者 |
テストの作成 |
テストの作成 - Oracle Load Testingテスト テストの作成 - Oracle Functional Testing Testsテスト |
テスト実施者 |
試行の作成および実行 |
Oracle Functional Testing試行の作成および実行 |
テスト実施者 |
進行中の試行の監視 |
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テスト実施者 |
試行結果の比較 |
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テスト実施者 |
アクティビティおよび使用状況情報の表示 |
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テスト実施者 |
デプロイメント情報の表示 |
|
テスト実施者 |
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用する場合、次の前提条件を満たしていることを確認します。
作業を行う前に
クラウド環境を管理するためにEnterprise Manager Cloud Controlが設定されていることを確認します。
Testing as a ServiceはSSAプラグインの一部であるため、セルフ・サービス・アプリケーション・プラグインがインストールされていることを確認します。
テスト設計者に固有の前提条件
Testing as a Service (TaaS)テスト設計者オプションにアクセスする権限があります。このユーザーにはEM_TAAS_DESIGNER
ロールが必要です。
Enterprise Managerを使用してテストするアプリケーションおよびその構造(データベース・サーバー、アプリケーション・サーバー、サーバーの構成など)の知識が必要です。
Oracle Application Testing Suiteのスクリプティング・ツールOpenScript、Oracle Load Testingシナリオ、自己包含.scnzipファイルおよび自己包含.zipファイルを含むOracle Functional Testingシナリオを使用してテスト・スクリプトを作成済です。スクリプトの作成および記録の詳細は、次からドキュメント・セットをダウンロードすることで入手できるOracle Application Testing Suiteドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/oem/downloads/index-084446.html
Enterprise Manager Cloud Control機能に精通している必要があります。
Oracle Load Testing、Oracle Functional TestingまたはOracleアセンブリに基づくその他のテスト・ドライバおよびテスト環境のスクリプトおよびシナリオに基づくテスト・アセットを作成済です。
クラウド・ゾーンでのデプロイ権限があります(ない場合は、デプロイ・プランを作成できません)。
クラウド・インフラストラクチャへのアクセス権を持っています。
テスト管理者に固有の前提条件
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・テスト管理者オプションにアクセスする権限があります。このユーザーにはEM_SSA_ADMINISTRATOR
ロールが必要です。
Enterprise Managerを使用してデプロイ、管理およびテストするアプリケーションおよびその構造(データベース・サーバー、アプリケーション・サーバー、サーバーの構成など)の知識が必要です。
基本的なDB管理の知識および仮想化技術の十分な理解が必要です。
Enterprise Manager Cloud Control機能に精通している必要があります。
テスト設計者がテスト・アセットおよびテスト環境を作成していることを確認します。
テスト実施者にテスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのユーザー・オプションにアクセスする権限があることを確認します。
テスト・アセット、テスト環境およびテスト・ドライバをテスト実施者ロールおよびEM_SSA_USERロールに公開します。
クラウド・ゾーンでのデプロイ権限があります(ない場合は、デプロイ・プランを作成できません)。
クラウド・インフラストラクチャへのアクセス権を持っています。
テスト実施者およびSSAユーザーに固有の前提条件
EM_SSA_USERロールを持っている必要があります。
テスト設計者がテスト・アセットおよびテスト環境を作成していることを確認します。
テスト管理者がテスト・アセット、テスト環境およびテスト・ドライバにテスト実施者ロール(EM_SSA_USER)を割り当てていることを確認します。
TaaSテスター・オプションにアクセスする権限を持っています。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ユーザー・オプションにアクセスする権限があります。
Enterprise Manager Cloud Control機能に精通している必要があります。
Enterprise Managerでは、TaaSテスト管理者によるテスト・アクティビティのアプリケーション・インフラストラクチャの管理、セルフサービス・テストのユーザー・アクティビティの定義、ならびにテスト環境およびテスト・アセットの管理が可能です。
具体的には次のような役割があります。
テスト・ドライバを管理します。
ユーザー・ロールおよびテスト・ドライバへのアクセスを管理します(該当するプラグインおよびアクセスするユーザーを指定します)。
ユーザーおよびロールに基づいてテスト環境およびテスト・アセットのアクセスを管理します。
OVMおよびゾーン権限を次のロールおよびユーザーに割り当てます。
OVM - テスト設計者およびテスト管理者の表示権限
ゾーン - テスト設計者およびテスト管理者のオペレータ権限
TaaSはユーザー・デプロイメントに存在するゾーンおよびOracle仮想マシンを事前に確認できないため、スーパー管理者、クラウド管理者または各ターゲット所有者が使用するゾーンおよびOracle仮想マシンを決定します。
次のタスクは、テスト管理者が実行します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルでは、テスト管理者によるテスト・アクティビティのアプリケーション・インフラストラクチャの管理、セルフサービス・テストのユーザー・アクティビティの定義およびテスト環境とテスト・アセットの管理が可能です。具体的には次のような役割があります。
テスト・ドライバを管理します。
ユーザー・ロールおよびテスト・ドライバへのアクセスを管理します(該当するプラグインおよびアクセスするユーザーを指定します)。
ユーザーおよびロールに基づいてテスト環境およびテスト・アセットのアクセスを管理します。
OVMおよびゾーン権限を次のロールおよびユーザーに割り当てます。
OVM - テスト設計者およびテスト管理者の表示権限
ゾーン - テスト設計者およびテスト管理者のオペレータ権限
TaaSはユーザー・デプロイメントに存在するゾーンおよびOracle仮想マシンを事前に確認できないため、スーパー管理者、クラウド管理者または各ターゲット所有者が使用するゾーンおよびOracle仮想マシンを決定します。
注意: テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、テストするアプリケーション・タイプを設定します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルの「アプリケーション・タイプ」をクリックして、アプリケーション・タイプを定義します。
「追加」をクリックして、テストに使用できるアプリケーション・タイプの名前および説明を定義します。
名前および説明を定義して、「保存」をクリックします。
テスト・ドライバは、デプロイ・プランに基づいてテスト・システムに対してテストまたはワークロードを生成するためにEnterprise Managerで使用するソフトウェアのパッケージです。
Oracle Load TestingとOracle Functional Testingの2つのタイプのドライバが提供されています。Oracle Load Testingテスト・ドライバは、ロード、スケーラビリティおよびストレス・テストに使用されます。同時に、このソフトウェアを使用して、数百または数千のユーザーをシミュレートできます。Oracle Functional Testingテスト・ドライバは、機能および回帰テストに使用されます。
Oracle Load TestingおよびOracle Functional TestingはOracleが作成するため、Oracleは、テスト・ドライバの詳細を認識しており、これらのドライバへのシームレスな統合を提供します。
テスト製品およびソフトウェアを含むアセンブリのデプロイメント・プランを作成するかぎり、独自のタイプのテスト・ドライバを登録できます。ただし、カスタム・テスト・ドライバを作成する場合、テストの起動方法および監視方法に関してスクリプトを指示する必要があります。
カスタム・テスト・ドライバにより、テスト実施者はサード・パーティ・ベンダーのテスト・ツールをTaaSとともに使用できます。カスタム・テスト・ドライバ・タイプを使用して、特定のテスト要件を満たすテスト・ドライバ・タイプを定義および登録します。
次の各項では、特定のテスト・ドライバを登録する方法について説明します。
Oracle Load Testingテスト・ドライバは、ロード、スケーラビリティおよびストレス・テストに使用されます。同時に、このソフトウェアを使用して、数百または数千のユーザーをシミュレートできます。
注意: Oracle Load Testingテスト・ドライバを設定する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
Oracle Load Testingテスト・ドライバを登録するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルの「テスト・ドライバ」をクリックします。テスト・ドライバ・ページが表示されます。
「登録」メニューから、「Oracle Load Testing」を選択します。
次の情報を指定します。
名前: このテスト・ドライバのわかりやすい名前を入力します。
デプロイ・プラン: テスト・ドライバのベースとなるデプロイ・プランを選択する拡大鏡をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、テスト・ドライバに使用するデプロイ・プランを選択して、「選択」をクリックします。
テスト設計者およびテスト管理者がデプロイ・プランをゾーン上に作成することを確認します。また、このゾーンに正しい権限があることを確認します。デプロイ・プランの詳細は、Oracle Enterprise Manager Lifecycle Managementの管理者ガイドを参照してください。
バージョン: 「バージョン」フィールドは自動的に入力されます。この情報は、デプロイ・プランから導出されます。
エージェントのデプロイ・プラン: エージェントのデプロイ・プランを選択するための拡大鏡をクリックします。
エージェントのデプロイ・プランは、クラウド上の独立したエージェント・マシンを定義する構成ファイルです。TaaSは、エージェント・デプロイ・プランをテスト・ドライバに登録するため、エージェント・マシン・インスタンスがテスト・ドライバ・デプロイ・プランと一緒に使用され、ロード・テストが作成されます。
このため、TaaSは独立したエージェント・マシンをクラウド上に作成でき、テスト・ドライバのロード生成容量を試行の構成および要求に応じてスケール・アップできます。
エージェント・デプロイ・プランが拡張可能であることを確認します。
注意: Application Testing Suiteのデプロイ・プランのバージョンとApplication Testing Suiteのエージェント・デプロイ・プランのバージョンは同じである必要があります。
説明: テスト・ドライバの説明を入力します。
「登録」をクリックします。
すでに登録されているテスト・ドライバの詳細を表示するには、表のテスト・ドライバをハイライト表示します。デプロイ・プラン、エージェント・デプロイ・プランおよびアセンブリ構造の情報が提供されます。
Oracle Functional Testingテスト・ドライバは、機能および回帰テストならびにアプリケーション機能の検証に使用されます。
注意: Oracle Load Testingテスト・ドライバおよびOracle Functional Testingテスト・ドライバを設定する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
Oracle Functional Testingテスト・ドライバを登録するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト・クラウド・セルフ・サービスの設定ページが表示されます。
左側ペインの「テスト・ドライバ」をクリックします。「テスト・ドライバ」ペインが表示されます。
「登録」メニューから、「Oracle Functional Testing」を選択します。
次の情報を指定します。
名前: このテスト・ドライバのわかりやすい名前を入力します。
デプロイ・プラン: テスト・ドライバのベースとなるデプロイ・プランを選択する拡大鏡をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、テスト・ドライバに使用するデプロイ・プランを選択して、「選択」をクリックします。
テスト設計者およびテスト管理者がデプロイ・プランをゾーン上に作成することを確認します。また、このゾーンに正しい権限があることを確認します。デプロイ・プランの詳細は、Oracle Enterprise Manager Lifecycle Managementの管理者ガイドを参照してください。
バージョン: 「バージョン」フィールドは自動的に入力されます。この情報は、デプロイ・プランから導出されます。
説明: テスト・ドライバの説明を入力します。
結果のストレージ: 結果ファイル・システムまたはリポジトリを使用します。結果ファイル・システムを使用すると、長い期間にわたる機能テストの結果をサイズ制限なしで格納および管理でき、これらにアクセスできます。これらの結果へは、HTTPおよびNFSプロトコルを使用して、外部のWebクライアントおよびサーバーからアクセスできます。
リポジトリを使用する場合、記憶域は10MBに制限されます。ローカルに格納された結果は2日後にパージされます。
「登録」をクリックします。
すでに登録されているテスト・ドライバの詳細を表示するには、表のテスト・ドライバをハイライト表示します。デプロイ・プランおよびアセンブリ構造の情報が提供されます。
カスタム・テスト・ドライバを使用すると、テスト実施者は、サード・パーティ・ベンダーのテスト・ツールをTaaSとともに使用できます。カスタム・テスト・ドライバ・タイプを使用して、特定のテスト要件を満たすテスト・ドライバ・タイプを定義および登録します。
Oracle Load TestingおよびOracle Functional TestingはOracleが作成するドライバのタイプであるため、Oracleはドライバの詳細を認識しています。ただし、テスト・ドライバを作成する場合、テストの起動方法および監視方法をスクリプトに指示する必要があります。テスト製品およびソフトウェアを含むアセンブリのデプロイメント・プランを作成するかぎり、独自のタイプのテスト・ドライバを登録できます。
注意: サード・パーティのテスト自動化ツールを使用している場合は、これらのツールをカスタム・テスト・ドライバとして登録する必要があります。Oracle Load Testingテスト・ドライバおよびOracle Functional Testingテスト・ドライバを設定する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。 |
カスタム・テスト・ドライバを登録するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト・クラウド・セルフ・サービスの設定ページが表示されます。
左側のパネルの「カスタム・タイプ」をクリックします。カスタム・テスト・ドライバ・タイプ・ページが表示されます
「作成」をクリックします。
カスタム・テスト・ドライバ・タイプの追加ダイアログで、次の情報を指定します。
わかりやすい名前および説明を入力します。
「作業ディレクトリ」は、操作が発生するテスト・ドライバの仮想マシン(VM)に作成されるフォルダです。
「結果ディレクトリ」は、テストの結果が表示される、テスト・ドライバ仮想マシン(VM)に作成されるフォルダで、TaaSは、フォルダ全体を圧縮してEnterprise Managerに送信します。
「実行前スクリプト」は、テストの実行前ステップを実行するファイルです。「ブラウズ」をクリックしてファイルを選択します。
「実行スクリプト」は、テストを起動するファイルです。「ブラウズ」をクリックしてファイルを選択します。
「進行状況の監視スクリプト」は、TaaSがテスト・ドライバで実行し、テストが実行中か完了しているか(およびその結果)を特定するスクリプトです。「ブラウズ」をクリックしてファイルを選択します。
テストが完了している場合、TaaSはテストの結果を報告します。TaaSは、このスクリプトによって戻される値を参照して、テストの結果(成功、失敗、警告)を判別します。
注意: TaaSで試行の結果を認識できるように、スクリプトにより、標準出力の最後の行として合格、失敗または警告のいずれかの結果が出力されることを確認します。
「実行後スクリプト」は、テストの実行後にクリーン・アップ・ステップを実行するファイルです。「ブラウズ」をクリックしてファイルを選択します。
「実行スクリプトの停止」は、TaaSがテストの実行を停止するためにテスト・ドライバ上で実行するスクリプトです。
「カスタム・パラメータ」は、テストの実行に渡される実行時パラメータを含むプロパティ・ファイルです。試行の発行中にこれらのパラメータを構成できます。
「OK」をクリックします。
これらの入力を指定したら、タイプが定義され、このタイプの新しいドライバを登録できます。
ドライバを登録するには、テスト・ドライバ・ページで、「登録」メニューから「カスタム」を選択します。
このテスト・ドライバのわかりやすい名前を指定します。
テスト・ドライバのベースとなるデプロイ・プランを選択する拡大鏡をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、カスタム・テスト・ドライバに使用する必要があるデプロイ・プランを選択して、「選択」をクリックします。
テスト・ドライバの説明を入力して、「登録」をクリックします。
リストのテスト・ドライバを選択し、コンポーネントをクリックして、デプロイ・プランの詳細にドリルダウンします。
Testing as a Serviceポータルを使用すると、テスト管理者は、特定のロールでテスト実施者の使用状況の割当て制限を設定できます。割当て制限を設定するには、次の手順に従います。
注意: 割当て制限を設定する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルの「割当て制限」をクリックします。割当て制限ページが表示されます。
「作成」をクリックします。
「ロール名」で、ロールを選択するための拡大鏡をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、割当て制限を設定するロールを選択して、「選択」をクリックします。
ゲストVM (仮想マシン)の数、CPUの数、メモリー (GB)、記憶域サイズ(GB)およびVU (仮想ユーザー)の数を入力して選択したロールに割り当て、「作成」をクリックします。
Testing as a Service (TaaS)ポータルでは、テスト管理者がテスト実施者用に結果ファイル・システムを設定できます。
結果ファイル・システムを使用すると、長い期間にわたる機能テストの結果をサイズ制限なしで格納および管理でき、これらにアクセスできます。これらの結果へは、HTTPおよびNFSプロトコルを使用して、外部のWebクライアントおよびサーバーからアクセスできます。
注意: テスト環境およびテスト・アセットを発行する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
結果ファイル・システムを設定するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルにある結果ファイル・システムをクリックします。結果ファイル・システム・リージョンが表示されます。
「追加」をクリックします。
結果ファイル・システムの追加ダイアログ・ボックスで、次の情報を指定します。
Name
エクスポート・パス - 結果を格納するファイルへのパス(例: nfs-server.mydomain.com:/export/OFTResults)
HTTPアクセスURL - 指定されたNFSパスに対応するHTTP URL
説明
「追加」をクリックします。
Testing as a Service (TaaS)ポータルでは、テスト・アセット、テスト環境およびテスト・ドライバをテストの作成中に使用できるように、テスト管理者が、選択されたロールにこれらを発行できます。
注意: テスト環境およびテスト・アセットを発行する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
テスト環境、テスト・アセットおよびテスト・ドライバを発行するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルの「発行」をクリックします。発行ページが表示されます。
「追加」をクリックします。
「テスト・アセット、テスト環境、テスト・ドライバの選択」リージョンの「追加」メニューから、「テスト・アセット」、「テスト環境」または「テスト・ドライバ」を選択します。表示されたダイアログ・ボックスで、適切な項目を選択して、「選択」をクリックします。
「詳細」リージョンには、各テスト・アセット、テスト環境およびテスト・ドライバ固有の情報が表示されます。
「ロールの選択」リージョンの「追加」をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスで、発行するロールを選択して、「選択」をクリックします。
すべてのテスト・アセット、テスト環境、テスト・ドライバ、およびロールを選択した後、「発行」をクリックします。
注意: チャージバック・サービスを設定する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
チャージバック・サービスの詳細は、『Oracle Enterprise Managerクラウド管理ガイド』の「チャージバックの管理」を参照してください。
次のプロセスに従って、テストするアプリケーションを設定します。
テスト管理者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト中」の順に選択します。テスト管理者ページが表示されます。
左側のパネルの「チャージバック」をクリックして、チャージバック・サービスを定義します。
「チャージ・プランの構成」をクリックして、拡張チャージ・プランを定義します。構成や使用状況によってプランを定義できます。使用状況によってプランを定義する場合、チャージはユニバーサル・メトリック(CPU、メモリー、記憶域)やターゲットに固有のメトリックに基づくことができます。拡張チャージ・プランを使用して、個々の価格を設定します。
「ターゲットの構成」をクリックして、チャージ・プランを割り当てます。チャージ・プランをターゲットに割り当てる必要があります。ターゲットがゾーンにグループ化されている場合、チャージ・プランはゾーンに割り当てることができ、そのゾーン内のすべてのターゲットに適用されます。複数のゾーンがある場合、各ゾーンに異なるチャージ・プランを割り当てることができます。セルフサービス・アプリケーション(SSA)管理者は、既存のチャージ・プランを様々なゾーンに割り当てることで、チャージバックの価格設定を決定できます。
「コスト・センターの構成」をクリックして、コスト・センターを設定します(オプション)。コスト・センターはユーザーのグループ間でコストを集約するよう設定できますが、必須ではありません。コスト・センターが設定されている場合、コスト・センター別チャージバック・レポートを使用できるのはSSA管理者のみです。
次のタスクは、テスト設計者が実行します。
テスト・アセットとは、テスト環境に対して実行可能なテスト・アーティファクト(シナリオ、スクリプト、テスト)の集まりです。テスト・アセットは、テスト環境に対してワークロードを再現するために実行する必要があるアクションを定義します。テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルで、テスト設計者は、テスト管理者が定義した使用可能なテスト・ドライバに基づいたテスト・アセットを作成できます。
テスト設計者は、テスト下のアプリケーションおよびそれに関連するキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を確認する必要があります。テスト設計者は、実行するテスト・シナリオのビジネス・ユースケースも確認する必要があります。具体的には次のような役割があります。
テスト設計者は、Oracle OpenScriptに精通している必要があります。Oracle Load Testingテスト・ドライバを使用する場合、テスト設計者はOracle Load Testingに精通している必要があります。カスタム・テスト・ドライバを使用する場合、テスト設計者は、対応するテスト・スクリプト・ツールの使用方法に精通している必要があります。
テスト設計者は、DBAとしての経験が必要です。
Testing as a Serviceポータルを使用して、テスト・アセットを作成します。
Testing as a Serviceポータルを使用して、テスト環境を作成します。
テスト設計者が環境を作成する必要がある場合、テスト設計者はアセンブリの作成方法を把握する必要があります。
注意: テスト・アセットを作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、Oracle Load Testingテスト・アセットを作成します。
テスト設計者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「セルフ・サービス・ポータル」を選択します。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページが表示されます。
「マイ・テスト」をクリックします。「マイ・ライブラリ」タブが表示されます。
「テスト・アセット」をクリックして、ライブラリに追加するテスト・アセットを定義します。
「作成」メニューから、「Oracle Load Testing」を選択します。Oracle Load Testingアセット・プロパティ・ページが表示されます。
次の情報を指定します。
名前: このテスト・アセットのわかりやすい名前を入力します。
説明: このテスト・アセットの意味のある説明を入力します。
アプリケーション・タイプ: 「アプリケーション」ドロップダウン・リストをクリックして、リストからテストするアプリケーションを選択します。
タグ: キーワードとして使用するタグを入力して、このテスト・アセットを詳細に識別します。これらのタグによって、テスト・アセットの特定およびアセットの目的の理解が容易になります。
シナリオ: 「参照」をクリックし、アップロードするアセット・ファイルを選択します。Oracle Load Testingのファイル・タイプはSCNZIPです。テスト・アセットが、多くのエージェント・マシンを使用する大規模な拡張可能テストを実行するために使用されていた場合、シナリオ構成ファイルでは、ハードウエア見積り機能が有効化され、また、終了条件、ランプアップ・レートおよび仮想ユーザー数の値が指定されます。
構成可能なパラメータ: パラメータについて、「なし」、「任意」、「すべて」を選択します。選択したパラメータはTaaS内で公開され、パラメータをTaaSテスト実行用に変更できます。
すべての情報を指定したら、「発行」をクリックします。テスト・アセットがライブラリに追加されます。テスト・アセット名をクリックすると、テスト・アセット詳細ページにドリルダウンします。
次のプロセスに従って、Oracle Functional Testingテスト・アセットを作成します。
テスト設計者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「セルフ・サービス・ポータル」を選択します。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページが表示されます。
「マイ・テスト」をクリックします。「マイ・ライブラリ」タブが表示されます。
「テスト・アセット」をクリックして、ライブラリに追加するテスト・アセットを定義します。
「作成」メニューから、「Oracle Functional Testing」を選択します。Oracle Functional Testingアセット・プロパティ・ページが表示されます。
次の情報を指定します。
名前: このテスト・アセットのわかりやすい名前を入力します。
説明: このテスト・アセットの意味のある説明を入力します。
アプリケーション・タイプ: 「アプリケーション」ドロップダウン・リストをクリックして、リストからテストするアプリケーションを選択します。
タグ: キーワードとして使用するタグを入力して、このテスト・アセットを詳細に識別します。これらのタグによって、テスト・アセットの特定およびアセットの目的の理解が容易になります。
スクリプト: 「参照」をクリックし、アップロードするスクリプト・ファイルを選択します。Oracle Functional Testingのファイル・タイプはZIPです。(オープン・スクリプト・ツールからエクスポートされたテスト・スクリプトZip)
注意: 複数のスクリプトを選択する場合は順序が重要です。スクリプトは、リストに表示されている順序で実行されます。
すべての情報を指定したら、「発行」をクリックします。
テスト・アセットがライブラリに追加されます。Oracle Load Testingシナリオ・ファイルにハードウェア見積り結果が含まれている場合は、ハードウェア見積り可能ラベルがtrueに設定されます。
テスト・アセット名をクリックすると、テスト・アセット詳細ページにドリルダウンします。
次のプロセスに従って、カスタム・テスト・アセットを作成します。
テスト設計者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「セルフ・サービス・ポータル」を選択します。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページが表示されます。
「マイ・テスト」をクリックします。「マイ・ライブラリ」タブが表示されます。
「テスト・アセット」をクリックして、ライブラリに追加するテスト・アセットを定義します。
「作成」メニューから、「カスタム」を選択します。カスタム・テスト・アセット・プロパティ・ページが表示されます。
カスタム・テスト・ドライバのタイプを選択します。
テスト・アセットの名前および説明を入力します。加えて、カスタム・アセット・タイプの場合は、ユーザーに公開されるパラメータを決定します。
「アプリケーション」ドロップダウン・リストをクリックして、リストからテストするアプリケーションを選択します。
キーワードとして使用するタグを入力して、このテスト・アセットを詳細に識別します。これらのタグによって、テスト・アセットの特定およびアセットの目的の理解が容易になります。
「参照」をクリックし、アップロードするアセット・ファイルを選択します。カスタムのファイル・タイプは、含まれるテスト・ドライバによって認識されるファイル・タイプのいずれかです。
「OK」をクリックします。テスト・アセットがライブラリに追加されます。テスト・アセット名をクリックすると、テスト・アセット詳細ページにドリルダウンします。
テスト環境はアプリケーション・スタック全体を表すエンティティの集まりなので、環境は次の要素で構成されます。
テスト下のアプリケーション(AuT): ソフトウェア・ビットおよびアプリケーション・データを含みます。たとえば、デプロイされたSiebelアプリケーションなどで、エンド・ユーザーはアプリケーションの設定、構成およびパラメータを変更できます。
テスト下のインフラストラクチャ(IaT): これらは、テスト下のアプリケーションが依存するエンティティです(クラウド・デプロイメント内のクラウド設定/インフラストラクチャなど)。通常、インフラストラクチャは、管理者によってエンド・ユーザーの使用のために作成されます。
注意: テスト環境を作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、テスト環境を作成します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト設計者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「セルフ・サービス・ポータル」を選択します。セルフ・サービス・ページが表示されます。
「マイ・テスト」をクリックします。「マイ・ライブラリ」タブが表示されます。
「テスト環境」をクリックして、ライブラリに追加するテスト環境を定義します。
「作成」をクリックします。テスト環境プロパティ・ページが表示されます。
テスト環境の名前および説明を入力します。
「アプリケーション」ドロップダウン・リストをクリックして、リストからテストするアプリケーションを選択します。
キーワードとして使用するタグを入力して、このテスト環境を詳細に識別します。これらのタグによって、テスト環境の特定および環境の目的の理解が容易になります。
拡大鏡アイコンをクリックして、このテスト環境に使用するデプロイ・プランを選択します。
デプロイ・プランは、テスト設計者またはテスト管理者がオペレータ権限を持っているゾーン上ですでに作成済である必要があります。また、そのゾーンは同じテスト設計者またはテスト管理者に表示権限が割り当てられているOracle VM Managerの一部である必要があります。
テスト環境にWebアプリケーションが含まれている場合は、「はい」をクリックします。
「Webアプリケーションの選択」ドロップダウンをクリックして、環境がクラウドにデプロイされる場合にアプリケーションまたはWebサーバーとして機能するアプライアンスを選択します。
「OK」をクリックします。テスト環境がライブラリに追加されます。テスト環境名をクリックすると、テスト環境詳細ページにドリルダウンします。デプロイ・プラン名をクリックすると、デプロイメント・プランの詳細ページにドリルダウンします。
テスト管理者およびテスト設計者がそれぞれのタスクの実行を完了すると、テスト実施者がテストを開始できるようになります。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルによって、テスト実施者は、テスト・アクティビティを実行するため、テスト・アセットおよびテスト環境からテストを作成できます。テスト実施者は、テスト管理者が割り当てたテスト・アセットおよびテスト環境を使用して、テストを作成します。
テスト実施者は、テスト下のアプリケーションおよびそれに関連するキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を確認する必要があります。テスト実施者は、実行するテスト・シナリオのビジネス・ユースケースも確認する必要があります。具体的には次のような役割があります。
テスト設計者が作成してテスト管理者が割り当てたテスト・アセットおよびテスト環境を使用して、テストを実行。
クラウドのリソースの予約、今後の予約の取消し、予約されているリソース(CPU、メモリーなど)の構成の更新。
テスト設計者が設定したテスト・シナリオを編集して、ランタイム・テスト・パラメータを指定して実行用のテストをスケジュール。
アプリケーションおよびビジネス・ユースケースに関連する様々なメトリックを比較するテスト実行分析を実行。
次のタスクは、テスト実施者が実行します。
デプロイメント情報の表示(「マイ・デプロイメント」の参照)
テスト実施者は、テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用して、テスト管理者が割り当てたテスト・アセットおよびテスト環境を確認できます。
注意: 使用可能なテスト・アセットおよびテスト環境を確認する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、ロールに割り当てられたテスト・アセットおよびテスト環境を確認します。
テスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ホーム・タブが表示されます。
「マイ・ライブラリ」タブをクリックします。「マイ・ライブラリ」タブには、テスト管理者が発行するテスト環境およびテスト・アセットが表示されます。
「テスト環境」をクリックします。
環境をクリックして、環境の詳細を表示します。コンポーネントをクリックして、アセンブリ構造詳細にドリルダウンします。
「テスト・アセット」をクリックします。
テスト・アセットをクリックして、アセットの詳細を表示します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルによって、テスト実施者は、テスト・アクティビティを実行するため、テスト・アセットおよびテスト環境からテストを作成できます。テスト実施者は、テスト管理者が割り当てたテスト・アセットおよびテスト環境を使用して、テストを作成します。
注意: テストを作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
作成できるテストのタイプについては、次の項を参照してください。
注意: テストを作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、Oracle Load Testingテストを作成します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
「作成」メニューから、「Oracle Load Testing」を選択します。テストの作成ページが表示されます。
名前と説明を指定します。また、拡大鏡アイコンをクリックし、このテストに使用するテスト・アセットを選択して、「続行」をクリックします。
ソースを選択し、拡大鏡アイコンをクリックして、このテストに使用するテスト環境を選択します。必要に応じて、「マッピングURL」設定を変更します。
「テスト・ドライバ」ドロップダウンをクリックして、クラウドのテストを実行するために使用するテスト・ドライバを選択します。
テスト・ドライバがエージェント・デプロイ・プランで構成されている場合、テスト・アセットおよびテスト・ドライバに基づいて、このテストに使用するエージェント・マシンの推奨数がハードウェア見積りリージョンに表示されます。
「OK」をクリックします。テストは、アセット、環境およびテスト・ドライバを指定するライブラリに追加されます。テスト名をクリックすると、詳細ページにドリルダウンします。
注意: テストを作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、Oracle Functional Testingテストを作成します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
「作成」メニューから、「Oracle Functional Testing」を選択します。テストの作成ページが表示されます。
名前と説明を指定します。
テストに対して1つ以上の機能テスト・アセットを選択するには、「追加」をクリックします。アセットがリストされる順序は、試行でのその実行の順序になります。
「上に移動」および「下に移動」矢印を使用して、必要に応じて、アセットの順序を変更します。また、必要に応じてアセットを削除できます。
「続行」をクリックします。
ソースを選択し、拡大鏡アイコンをクリックして、このテストに使用するテスト環境を選択します。必要に応じて、マッピングURLを変更します。
「テスト・ドライバ」ドロップダウンをクリックして、クラウドのテストを実行するために使用するテスト・ドライバを選択します。
「OK」をクリックします。テストは、アセット、環境およびテスト・ドライバを指定するライブラリに追加されます。テスト名をクリックすると、詳細ページにドリルダウンします。
注意: テストを作成する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、カスタム・テストを作成します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
「作成」メニューから、「カスタム」を選択します。テストの作成ページが表示されます。
テストの名前および説明を入力します。
拡大鏡アイコンをクリックし、このテストに使用するテスト・アセットを選択して、「選択」をクリックします。
テスト・アセットを選択し、詳細を確認して、「続行」をクリックします。
ソースを選択し、拡大鏡アイコンをクリックして、このテストに使用するテスト環境を選択します。
テスト環境を選択して、「選択」をクリックします。
「テスト・ドライバ」ドロップダウンをクリックして、クラウドのテストを実行するために使用するテスト・ドライバを選択します。
「OK」をクリックします。テストは、アセット、環境およびテスト・ドライバを指定するライブラリに追加されます。テスト名をクリックすると、詳細ページにドリルダウンします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用すると、テスト実施者は、ポータルで作成されたテスト・インスタンスから試行を作成および実行できます。テスト実施者は、テスト・アセットおよびテスト環境に基づいて試行を実行し、進行中の試行を監視して、完了した試行の結果を分析します。
注意: 試行を作成および実行する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
作成および実行できる試行のタイプについては、次の項を参照してください。
次のプロセスに従って、Oracle Load Testing試行を作成し、実行します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
この試行に実行するテストを選択します。
「試行」セクションの作成...をクリックします。試行の作成ページが表示されます。
試行の名前および説明を入力します。
「テスト下のアプリケーション」リージョンで、テスト下のアプリケーション・インスタンスの詳細を指定します。
新しいインスタンスの作成: テスト下のアプリケーションに対してクラウドに新しい仮想マシンを作成できます。
既存のインスタンスの使用: このテストまたはこのアプリケーションのインスタンスを以前に作成していた場合、新規作成ではなく仮想マシンの同じセットを再利用できます。
既存のインスタンスを再利用すると、インスタンスをデプロイする必要がなくなるため、時間を短縮できます。
新しいインスタンスを作成する場合は、ルート・パスワードの任意のパスワードを入力し、確認のため再入力します。
重要: この値は取得できません。このパスワードを忘れないでください。 |
(オプション)「インスタンスの停止」および「インスタンスの削除」設定を指定して、「続行」をクリックします。
「テスト・アセット・パラメータ」リージョンで、次の操作を実行できます。
各スクリプトの「試行仮想ユーザー」列で、この試行に実行する仮想ユーザーの数を変更します。
(アセットを作成した)テスト設計者がユーザーによる値の上書きを許可した場合のみ、これらの値を設定できます。それ以外の場合、アプリケーションはアセットで使用可能な情報を使用し、これらのコントロールはグレー表示されます。
この試行のランプアップ率設定を指定します。
アセットを作成したテスト設計者がユーザーによる値の上書きを許可した場合のみ、これらの値を変更できます。それ以外の場合、アプリケーションはアセットで使用可能な情報を使用し、これらのコントロールはグレー表示されます。
試行の「終了条件」設定を設定して、「続行」をクリックします。
(アセットを作成した)テスト設計者がユーザーによる値の上書きを許可した場合のみ、これらの値を設定できます。それ以外の場合、アプリケーションはアセットで使用可能な情報を使用し、これらのコントロールはグレー表示されます。
テスト終了条件を設定しない場合、テストは手動で停止するまで実行されます。
テスト・アセット・パラメータを確認した後に、「続行」をクリックします。
「テスト・ドライバ」リージョンで、新しいインスタンスを作成したり既存のインスタンスを使用したりできます。既存のインスタンスが別の試行によって使用されている場合は使用できません。
マスター・パスワードに選択したパスワードを入力し、確認のために再入力します。これは、テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルでOracle Load Testing仮想マシンおよびOracle Load Testingのすべてのアカウントに設定するパスワードです。
「インスタンスの停止」および「インスタンスの削除」設定を指定して、「続行」をクリックします。
ハードウェア見積りリージョンで、エージェント・マシンの見積りおよび追加を行えます(ハードウェア見積り機能)。
これが試行の場合、エージェント・デプロイ・プランを持つテスト・ドライバを使用します。前のステップおよびエージェント・デプロイ・プランで設定されたパラメータに基づいて数が計算されます。また、新しい数値を指定することもできます。ハードウェア見積り設定は、テスト・ドライバにエージェント・デプロイ・プランがある場合にのみ有効です。
「スケジュール」リージョンで、試行を即時に開始するか、後で実行するようにスケジュールするかを指定します。新しい試行が実行するために作成および発行されます。
「OK」をクリックします。試行の初期実行は、仮想マシンのデプロイ、必要なソフトウェアのコピーおよびテストの開始に時間がかかる場合があります。
次のプロセスに従って、Oracle Functional Testing試行を作成し、実行します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
この試行に実行するテストを選択します。
「試行」セクションの作成...をクリックします。試行の作成ページが表示されます。
試行の名前および説明を入力します。
「テスト下のアプリケーション」リージョンで、テスト下のアプリケーション・インスタンスの詳細を指定します。
新しいインスタンスの作成: ユーザーは、テスト下のアプリケーションに対してクラウドに新しい仮想マシンを作成できます。
既存のインスタンスの再利用: ユーザーがこのテストまたはこのアプリケーションのインスタンスを以前に作成した場合、新規作成ではなく仮想マシンの同じセットを再利用できます。
既存のインスタンスを再利用すると、インスタンスをデプロイする必要がなくなるため、時間を短縮できます。
新しいインスタンスを作成する場合は、マスター・パスワードの任意のパスワードを入力し、確認のため再入力します。
重要: この値は取得できません。このパスワードを忘れないでください。 |
「インスタンスの停止」および「インスタンスの削除」設定を指定します。
アセットの実行設定リージョンで、実行するアセットを選択します。「続行」をクリックします。
再生設定リージョンで、必要に応じてこの試行の設定を変更します。時間を節約するために、別のアセットから設定をコピーできます。
この試行に対して元の設定に戻すには、「リセット」をクリックします。
データ・バンク・リージョンで、このアセットで使用されるデータ・バンクを確認し変更します。「続行」をクリックします。
「テスト・ドライバ」リージョンで、テスト・ドライバの新しいインスタンスを作成するか、既存のインスタンスを使用します。
既存のインスタンスが別の試行によって使用されている場合は使用できません。
マスター・パスワードに選択したパスワードを入力し、確認のために再入力します。
「インスタンスの停止」および「インスタンスの削除」設定を指定します。
「スケジュール」リージョンで、試行の実行を開始するスケジュールを指定し、「OK」をクリックします。新しい試行が実行するために作成および発行されます。試行の初期実行は、仮想マシンのデプロイ、必要なソフトウェアのコピーおよびテストの開始に時間がかかる場合があります。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用すると、テスト実施者は、実行中の試行を監視し、テスト下のアプリケーションのキー・パフォーマンス・インジケータのグラフを作成できます。
注意: 進行中の試行を監視する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、進行中のテストを監視します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
テストを選択して、試行の詳細を表示します。試行ステータス情報が「試行」ペインに表示されます。
「試行」ペインの試行名リンクをクリックして、試行ホーム・ページに移動します。
「ステータス」をクリックして、試行の進行状況を監視できます。試行のステータスが「進行中」の場合、試行名をクリックすると、試行ホームおよび残りの試行情報に移動します。
メトリック・ノードを開き、メトリックまたはカウンタを選択してグラフに表示します。Oracle Functional Testingの場合、試行結果の項目を選択して結果の詳細を表示できます。
テスト・ドライバ・インスタンス・セッションで現在の試行に関連付けられたエージェントの数を表示します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用すると、テスト実施者は、試行結果を比較し、テスト下のアプリケーションのキー・パフォーマンス・インジケータのグラフを作成できます。
注意: この機能は、Oracle Load Testingテスト・ドライバ・ベースの試行に対してのみ使用可能です。
注意: 試行結果を比較する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、試行結果を比較します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
テストを選択して、試行の詳細を表示します。試行ステータス情報が「試行」ペインに表示されます。
以前に実行した同じテストの2つの試行を選択します。
同じテストの2つの試行を選択するには、1つの試行を選択し、[Shift]/[Ctrl]をクリックして、もう1つの試行を選択します。試行は、同じテストに属する必要があります。
「結果の比較」をクリックします。2つの試行のメトリックを比較して、違いを表示できます。
このモードのときにメトリックを選択すると、選択した試行に1行ずつ、2行が表示されます。Oracle Load Testingセッション・サマリー・レポートを並べて比較することもできます。
二重手間を避けるために、他のユーザーとテストを共有できます。テストを作成および共有したユーザーは、共有テストに関連付けられたリソース使用に応じてチャージされることに注意してください。
テストを共有するには、次の手順を実行します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・テスト」タブをクリックします。
マイ・テスト・ページで、テストのリストからテストを選択します。
「共有」をクリックします。
テストを共有するユーザーを選択します。
「共有」をクリックします。
「ログアウト」をクリックします。
テストが共有されていることを確認するには、次の手順を実行します。
テストを共有したユーザーとしてログインします。
共有テストにアクセスできることを確認します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルによって、テスト実施者は、使用できるテスト・アセットおよびテスト環境のサマリー情報、ユーザー・ロール用にテスト管理者が定義した割当て制限、ハードウェア・リソースの現在の使用率、および発行およびスケジュールされた試行を表示できます。
注意: アクティビティおよび使用状況情報を表示する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、アクティビティおよび使用状況情報を表示します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「ホーム」タブをクリックします。このタブには、使用できるテスト・アセットおよびテスト環境のサマリー情報、ユーザー・ロール用にテスト管理者が定義した割当て制限、ハードウェア・リソースの現在の使用率、および発行およびスケジュールされた試行が表示されます。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用すると、テスト実施者は、テスト・アセットおよびテスト環境からテストを作成して、テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルを使用してテスト・アクティビティを実行できます。テスト実施者は、テスト管理者が割り当てたテスト・アセットおよびテスト環境を使用して、テストを作成します。テスト実施者は、テスト・アセットおよびテスト環境に基づいて試行を実行し、進行中の試行を監視して、完了した試行の結果を分析します。
注意: デプロイメント情報を表示する前に、前提条件が満たされていることを確認してください(「前提条件」を参照)。
次のプロセスに従って、アクティビティおよび使用状況情報を表示します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「マイ・デプロイメント」タブをクリックします。このタブには、デプロイされるすべての環境およびテスト・ドライバの表が表示されます。
テスト環境またはテスト・ドライバ・インスタンスを選択します。詳細ペインには、選択したテスト環境またはテスト・ドライバ・インスタンス内のアプライアンスが表示されます。
選択したテスト環境またはテスト・ドライバ・インスタンス内のアプライアンスをクリックして、アプライアンスの詳細表示に移動します。
ユーザーの「HOME」タブには、ユーザーが実行した内容(ユーザーが消費したリソースやユーザーが作成したテストなど)のサマリーが表示されます。「HOME」タブから、ユーザーは、結果の比較や詳細な実行後分析を行う目的で、以前に実行したテスト試行に迅速にアクセスできます。
テスト・ホームページには、進行中のテストの統計に関する情報が示されます。テスト・アセットおよびテスト環境、進行中のテストおよび試行、Oracle Load Testingおよびインフラストラクチャとともに、一般的な統計が示されます。プロビジョニングされるサーバーの数、CPUの数、RAMおよび記憶域など、サーバーの概要およびユーザーが使用するインフラストラクチャ・リソースも示されます。
テスト設計者としてログインした場合、「マイ・ライブラリ」タブのみが表示されます。テスト管理者としてログインした場合、「ホーム」タブが表示されます。スーパー管理者としてログインする場合、「ホーム」および「マイ・ライブラリ」タブの両方が表示されます。
「ホーム」タブのセクションは次のとおりです。
一般 - システムに存在するテスト合計、すべての試行で実行された試行合計など、システムで使用できる様々なアーティファクトの合計数。
テスト・アセット/環境 - テスト・クラウド内のテスト・アセット、環境および使用中のマシンの累積グラフ。数および傾向データが含まれます。これは、テスト実施者に関係なくTaaSポータル全体のテスト管理者の概要です。
テストおよび試行 - 作成されたテストの数の日次合計または試行の実行の数の日次合計。
インフラストラクチャ - インフラストラクチャ・リソース(CPU、メモリーおよびディスク領域の記憶域)の日次消費。
Oracle Load Testing (OLT) - 実行されたOLT仮想ユーザー(VU)の数の日次合計。Oracle Load Testingは、OpenScriptスクリプトを使用して、テスト下のアプリケーションにアクセスするユーザーをシミュレートします。
垂直軸は、各リージョンの表示選択に基づく日次使用状況の合計を示します。
「マイ・ライブラリ」タブは、テスト・アセットおよびテスト環境の詳細を示します。
テスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Managerにログインします。
「マイ・テスト」ラジオ・ボタンをクリックします。
「ホーム」タブをクリックします。
使用できるテスト・アセットおよびテスト環境のサマリー、ユーザー・ロール用にテスト管理者が定義した割当て制限、ハードウェア・リソースの現在の使用率、発行およびスケジュールされた試行が表示されます。
試行ページには、試行の結果、テスト環境、構成およびパフォーマンス情報が表示されます。
ページの上部には、試行のステータス、試行の結果、試行を停止するオプションを含む試行の開始時間、実行中のテスト、および使用中のテスト環境などの試行の一般情報が表示されます。
結果
注意: 「結果」タブは、Oracle Functional Testingのみに適用されます。
「結果」タブから、次の操作を実行できます。
別の時点で表示される結果のダウンロード
結果の場所の参照
BI Publisherで発行されるレポートの生成
テスト環境
「テスト環境」タブから、次の操作を実行できます。
テストに使用するゲスト仮想マシンの起動、停止および再起動
テストに使用するテスト・ドライバ・インスタンスの起動、停止および再起動
構成
「構成」タブから、次の操作を実行できます。
テストされたアプリケーションの詳細の表示
テストに使用されたテスト・ドライバ
使用されたテスト・アセット・パラメータのリスト
試行のスケジュール
パフォーマンス
注意: 「パフォーマンス」タブは、Oracle Load Testingの試行に対してのみ使用可能です。
「パフォーマンス」タブから、次の操作を実行できます。
すべての収集されたOracle Load TestingカウンタとEnterprise Managerターゲットのメトリックの表示
関心のあるカウンタ/メトリックの選択およびそれらのチャートでの表示
サマリー
注意: 「サマリー」タブは、Oracle Load Testingの試行に対してのみ使用可能です。
「サマリー」タブから、次の操作を実行できます。
この試行のサマリー・レポートおよびAWRレポート(使用可能な場合)の確認
Oracle Load Testing試行レポートおよびAWRレポート(使用可能な場合)の生成
試行に関する情報の共有を促進するために、TaaSは、Business Intelligence Publisher (BI Publisher)を使用してレポートを提供します。これらのレポートには、TaaS Oracle Functional Testing試行レポートおよびTaaS Oracle Load Testing試行レポートが含まれます。
これらのレポートを表示するには、次の手順に従います。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルのテスト実施者資格証明を使用して、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。インフラストラクチャ・クラウド・セルフ・サービス・ポータルにログインします。
「マイ・テスト」をクリックします。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータルの「ホーム」タブをクリックします。このタブには、使用できるテスト・アセットおよびテスト環境のサマリー情報、ユーザー・ロール用にテスト管理者が定義した割当て制限、ハードウェア・リソースの現在の使用率、および発行済、スケジュール済および完了した試行が表示されます。
試行をハイライト表示します。
「結果」タブで、「レポートの生成」をクリックします。
テスト・ドライバ・ハードウェア・リソース要件は、試行の仮想ユーザー数、ランプアップ・レート、スクリプト・ステップの数、スクリプトおよびスクリプト・タイプの変数の数などの要因によって異なります。
TaaSがテスト試行に対して適切な量のリソースを提供するように、TaaSはハードウェア見積り機能を提供しています。TaaSは、テスト試行でテスト・アセットによって消費されたCPUおよびメモリー・リソースの見積り結果に基づいてエージェント・マシンを計算し、作成します。
注意: ハードウェア見積り機能を使用する場合は、Oracle Load Testingアプリケーションでscenario.zipファイルを作成する際に、「エクスポート・ファイル」画面の「ハードウェア見積りデータ」オプションを選択しておく必要があります。 |
この機能を使用するには、テスト管理者およびテスト実施者は、次の手順を実行する必要があります。
Oracle Load Testingテスト・ドライバのエージェント・デプロイ・プランを定義します。
「設定」メニューから、「クラウド」、「テスト」の順に選択します。
テスト・クラウド・セルフ・サービスの設定ページでのナビゲーション・ツリーで、「テスト・ドライバ」を選択します。
「登録」メニューから、「Oracle Load Testing」を選択します。
名前、デプロイ・プランおよびバージョンなどの情報を指定します。
使用するデプロイ・プランは拡張可能であることを確認します。
テストOracle Load Testingアセットのハードウェア見積り結果を表示します。
「エンタープライズ」メニューから「クラウド」を選択し、「セルフ・サービス・ポータル」を選択します。
「マイ・テスト」を選択します。
テスト・クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページで、「マイ・ライブラリ」タブをクリックします。
「テスト・アセット」を選択します。関心のあるアセットをハイライト表示します。「シナリオ構成」セクションは、このアセットのハードウェア見積りが使用可能かどうかを示します。「X」は見積りが使用可能でないことを示し、一方、チェック・マークは使用可能であることを示します。
テスト・アセットを作成するには、「作成」をクリックし、「Oracle Load Testing」を選択します。必要な情報を指定します。
シナリオのzipファイルは、Oracle Load Testingアプリケーションからエクスポートされます。
ハードウェア見積りデータ機能の有効化は、シナリオzipファイルで設定されます。シナリオを作成する方法については、Oracle Application Testing Suiteのダウンロード・ページ(http://www.oracle.com/technetwork/oem/downloads/index-084446.html)から入手可能なOracle Load Testingユーザーズ・ガイド
を参照してください。
このアセットを使用して試行を作成する際、構成可能なパラメータを選択して、これらの設定を変更できます。
見積りリソース結果でテスト・ドライバを評価します。
「マイ・テスト」タブから、「作成」、「Oracle Load Testing」の順に選択します。
必要な情報を指定し、そのソース(テスト・アセット)がハードウェア見積りデータ機能を持っていることを確認します。
注意: エクスポート・ファイル・ページのハードウェア見積りデータ機能の有効化は、シナリオzipファイルで設定されます。
また、ハードウェア見積りリージョンには、選択したテスト・アセットのテストに使用するエージェント・マシンの推奨数が含まれていることに注意してください。
見積りリソース結果を使用してOracle Load Testing試行を開始します。
「マイ・テスト」タブをクリックします。試行に使用するテストをハイライト表示します。
「試行」セクションで、「作成」を選択します。
「試行の作成」画面で、次の操作を行います。
- 「概要」および「テスト下のアプリケーション」リージョンで、必要な情報を指定します。「続行」をクリックします。
- テスト・アセット・パラメータについて、必要な場合は試行の仮想ユーザー、ランプアップ・レートおよび終了条件の値を変更します。「続行」をクリックします。
- テスト・ドライバ、ハードウェア見積りおよびスケジュールのパラメータを指定します。「OK」をクリックします。
ハードウェア見積りリージョンでは、エージェントの数が、試行に必要なリソースを満たすようにTaaSによって計算されることに注意してください。ただし、必要に応じてエージェントの数を変更できます。
試行ホーム内のエージェント・ステータスを表示します
「マイ・テスト」タブで、目的の試行をハイライト表示します。
「マイ・デプロイメント」タブで、エージェントのステータスを表示します。
「マイ・デプロイメント」タブで、目的のデプロイメントをハイライト表示します。エージェントのステータスが、「エージェント」タブに表示されます。
異なるテスト・ドライバ・インスタンス間のエージェントを共有/共有解除します。