このマニュアルの変更は、Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1の新機能を反映しています。
特に関連性の高い変更個所
「問題の分析」に関する情報が第2章「ミドルウェア・ターゲットの管理」に追加されました。
「問題の分析」では、特定のターゲットの問題に関連するすべての情報を1箇所で確認できます。メトリック・グラフで問題のある増加を選択し、システム・ナレッジに基づいて根本原因分析を行って、問題の範囲を迅速に絞り込むことができます。Cloud Controlの「問題の分析」ページを使用すると、トラブルシューティング中にメトリック、関連メトリック、ターゲット・ステータス情報、インシデントおよびログを検査できます。
ノード・マネージャの検出とモニタリングを行うことができるようになりました。詳細は、第2.2項「ミドルウェア・ターゲットのモニタリング」を参照してください。
マルチテナントを使用できるようになりました。
Oracle WebLogic Serverにおけるマルチテナントは、複数のアプリケーションに専用のサーバーとドメインを提供するドメイン・パーティションを意味します。詳細は、第2.2.9項「マルチテナントの使用」を参照してください。
このリリースでは、ユーザーがRUEIをEnterprise Managerに接続する方法が変更され、RUEIシステムとEnterprise Managerを簡単に接続できるようになりました。詳細は、第17.3項「RUEIまたはBTMシステムの登録」を参照してください。
このリリースでは、ビジネス・アプリケーションで新しいエンド・ユーザー・サービス・ターゲットがサポートされ、EUS、BTM、システムおよびサービス・アソシエーション・ターゲットのダッシュボードが提供されます。詳細は、第17.5項「ビジネス・アプリケーションのモニタリング」を参照してください。
このリリースでは、サービス・レベルとしてエンド・ユーザー・サービス(EUS)ターゲットが導入されています。このターゲットを使用すると、Enterprise ManagerでWebアプリケーションをモニターできます。これにはRUEIアソシエーションが必要であり、これによって、以前はRUEIのみで入手できた詳細にEnterprise Manager内でアクセスできるようになります。EUSは、RUEIアプリケーション、スイートまたはWebサービスと同じ名前が付けられ、ビジネス・アプリケーションを作成するために使用されます。詳細は、第17.6項「エンド・ユーザー・エクスペリエンスのモニタリング」を参照してください。
Enterprise Managerを使用してアプリケーションをトラブルシューティングする方法を説明する、第19章「Enterprise Managerを使用したミドルウェア・アプリケーションのトラブルシューティング」が追加されています。
このリリースでは、Java Workload Explorer (JWE)が導入されています。
Java Workload Explorerでは、JVMおよびJVMプール・ターゲットに関連付けられたすべてのパフォーマンス統計の詳細なビューが提供されます。詳細は、第21.13項「Java Workload Explorerの使用」を参照してください。
第23章「ミドルウェア診断アドバイザの使用」が更新されました。
JBoss Application Servers 7.xおよびその他の更新のサポート - 第35章「JBoss Application Serverの検出とモニタリング」
アプリケーションの依存性とパフォーマンスに関連する章と付録が削除されました。
この機能はEnterprise Manager 13cリリース1で非推奨になりました。