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Oracle® Enterprise Manager ORAchk Healthchecks Plug-inユーザーズ・ガイド
リリース13.1.0.1.0
E70364-01
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1 ORAchkヘルス・チェック・プラグインの概要および要件

この章では、ORAchkプラグインの概要を説明し、構成の前に必要な前提条件をまとめます。

1.1 ORAchkヘルス・チェック・プラグインの概要

ORAchkプラグインにより、ORAchk/ExachkがOracle Enterprise Managerに統合されます。ORAchkプラグインをOracle Enterprise Manager Cloud Controlにインストールおよび統合すると、次のような利点がもたらされます。

  • 個別のホスト上でのコマンドラインにかわる、Enterprise ManagerコンソールからのORAchk/Exachkのインストールおよび設定。

  • ターゲット・レベルのコンプライアンス結果としてのORAchk結果の表示。

  • ORAchk結果に対する傾向分析、スコアリングおよびその他のコンプライアンス標準フレームワークの機能。

  • ORAchk/Exachkデーモンが停止した場合の通知の受信。

1.2 サポートされているハードウェアおよびソフトウェアのバージョン

ORAchkプラグインでは、様々なOracleのハードウェアおよびソフトウェア製品がサポートされています。

1.2.1 サポートされているハードウェアのバージョン

ORAchkプラグインでは、Exadata Database Machine、Exalogic Elastic Cloudのすべてのバリアントを含むエンジニアド・システム・ハードウェアがサポートされます。また、ORAchkプラグインでは、クラスタ・データベース、シングル・インスタンスなどの非エンジニアド・システムのハードウェアもサポートされます。

サポートされているハードウェアのタイプには次のものがあります。

  • Exadata (物理的構成のみ)

  • リカバリ・アプライアンス

  • Exalogic (仮想化構成)

  • Exalogic (物理的構成)

現在サポートされていないハードウェアのタイプには次のものがあります。

  • Exadata (仮想構成)

  • Oracle SuperCluster

  • Oracle Private Cloud Machine

1.2.2 サポートされているソフトウェアのバージョン

ORAchkヘルス・チェック・プラグインでは、Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c リリース13.1.0.1以上がサポートされています。

1.3 ORAchkプラグインの前提条件

プラグインをデプロイする前に、次の前提条件を満たす必要があります。

  1. 「サポートされているハードウェアおよびソフトウェアのバージョン」の説明に従い、エンジニアド・システムのハードウェアおよびソフトウェアがサポートされているレベルであるかを確認します。

  2. エンジニアド・システムのすべてのプラグインをデプロイする必要があります。

  3. インフィニバンド・スイッチおよびストレージ・セルは、それぞれのエンジニアド・システムでEnterprise Managerの管理対象ターゲットである必要があります。

  4. パッケージがホストにインストールされている必要があります。

1.4 ORAchkプラグインのダウンロード

プラグインをオンライン・モードまたはオフライン・モードでダウンロードできます。オンライン・モードとは、インターネット接続があり、My Oracle SupportからEnterprise Managerを通してプラグインを直接ダウンロードできる環境のことです。オフライン・モードとは、インターネット接続がない、またはMy Oracle Supportからプラグインを入手できない環境のことです。

いずれかのモードでのプラグインのダウンロードの詳細は、次の『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』プラグインの管理に関する章を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/doc.121/e24473/plugin_mngr.htm#CJGBEAHJ

1.5 プラグインのデプロイ

Enterprise Manager Cloud Controlコンソールを使用して、またはEM Command Line Interface (EMCLI)を使用して、プラグインをOracle Management Serviceインスタンスにデプロイできます。コンソールでは一度に1つのプラグインをデプロイできますが、コマンドライン・インタフェース・モードでは一度に複数のプラグインをデプロイでき、デプロイメント時間と、該当する場合は停止時間が短くなります。

プラグインのデプロイの手順については、次の『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』プラグインの管理に関する章を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/doc.121/e24473/plugin_mngr.htm#CJGCDHFG

1.6 プラグインのアップグレード

自己更新機能は、新規または更新機能が使用可能になるたびに、Enterprise Managerコンポーネントを更新してEnterprise Managerの機能を拡張できます。更新プラグインはEnterprise Managerストアから使用でき、この外部サイトは、ダウンロード可能な更新についての情報を得るためにEnterprise Manager Cloud Controlによって定期的にチェックされます。プラグインを更新する手順は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』Cloud Controlの更新に関する章を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/doc.121/e24473/self_update.htm

1.7 プラグインのアンデプロイ

プラグインをアンデプロイする手順は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』「プラグインの管理」の章を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/doc.121/e24473/plugin_mngr.htm#CJGEFADI