1 登録、サインインおよびアクセシビリティ・オプション

このドキュメントの内容は次のとおりです。

関連項目:

My Oracle Supportの登録の問題の詳細は、My Oracle Supportの「登録FAQ」を参照してください。

http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=mos_en&id=MSREG


質問に回答し、My Oracle Supportの問題を解決する際に役立つ重要なナレッジ・ベース・ドキュメントを提供します。

1.1 登録およびサインイン

お客様はMy Oracle Supportを使用して、Oracleのナレッジ・ベースの検索、支援が必要な場合のサービス・リクエスト(SR)の管理、パッチのダウンロード、サポート・コミュニティでの対話を行い、システム管理のプロアクティブな機能を利用することができます。My Oracle Supportを使用するには、Oracleシングル・サインオン(SSO)アカウントを作成し、少なくとも1つのサポートID (SI)をMy Oracle Supportに登録する必要があります。

関連項目:

SSOアカウントの作成の詳細は、「Oracleシングル・サインオン・アカウントのリクエスト」の項を参照してください。My Oracle SupportにSIを登録する方法の詳細は、「サポートIDの登録」の項を参照してください。

SIは、会社で購入した製品と、資格があるサポートのレベルを識別します。1つのSIしかない会社もありますが、ほとんどの会社は複数のSIを所有しています。SIは、会社の契約書に記載された技術担当者にオラクル社から送付されるウェルカム・レターに記載されています。

My Oracle Supportのお客様のユーザー・アカウントは、カスタマ・ユーザー管理者(CUA)ロールで、組織内の個人によって管理されます。ほとんどの組織には、複数のCUAがいます。CUAは、会社のSIへのアクセス権を管理して、My Oracle Supportへアクセスを承認または拒否します。

最初に登録を行うユーザーには、CUAロールの受入れを促すプロンプトが表示されます。続行するには組織のCUAロールを受け入れる必要があります。

関連項目:

CUAの詳細は、「カスタマ・ユーザー管理者としての登録」の項を参照してください。

1.1.1 Oracleシングル・サインオン・アカウントのリクエスト

My Oracle Supportにアクセスするには、Oracleシングル・サインオン(SSO)アカウントが必要です。

注意:

Oracle Technology Network (OTN)を使用したことがあるか、または「登録」を選択してoracle.comで登録プロセスを完了した場合は、すでにSSOアカウントが作成されています。

SSOアカウントをリクエストする手順は、次のとおりです。

  1. ブラウザに次のURLを入力します。

    https://support.oracle.com
    
  2. 「新規ユーザーはこちらで登録してください」をクリックして、Oracleシングル・サインオン(SSO)アカウントを作成します。

  3. 「電子メール」ボックスに会社の電子メール・アドレスを入力し、フォームの残りの項目に入力して、「アカウントの作成」をクリックします。

    注意:

    電話番号は次のように国際電話形式を使用して入力し、アナリストの場所に関係なく、お客様に連絡できるようにする必要があります。
    +countrycode-areacode-phonenumber
    

    国コード、地域コードおよび電話番号の長さは、国およびリージョンに応じて異なります。たとえば、米国とカナダの場合、番号を+1-123-234-2345のように入力します(1は国コード、123は地域コード、234-2345は電話番号です)。イギリスの場合、番号を+44-1234-567-8910のように入力します(44は国コード、1234は地域コード、567-8910は電話番号です)。

    地域コードから最初の数字0を省略します。たとえば、イギリスで地域コードが020の場合は、20と入力します。

    注意:

    Oracleの承認を円滑にするには、会社名と一致するドメインを使用した有効な電子メール・アドレス(john.doe@somecompany.comなど)を入力してください。support@somecompany.comのような汎用の電子メール・アドレスは使用しないでください。個人の電子メール・アドレスは使用しないでください。

    50文字を超える電子メール・アドレスは使用しないでください。SSOではそのような電子メール・アドレスも使用できますが、My Oracle Supportは長い電子メール・アドレスをまだサポートしていません。

    Oracle製品ベースのサポートのニュースレターを受信するには、Oracle製品、サービスおよびイベントに関する電子メール通知を受信するオプションを選択してください。登録が完了したら、電子メール・アカウントを確認するために、Oracleから受信した電子メールのリンクをクリックします。

  4. アカウント作成済ページで、「続行」をクリックします。

    My Oracle Supportのホームページが表示されます。

    注意:

    oracle.comのページが表示されたら、support.oracle.comにアクセスし、サポートIDとアカウントの関連付けのプロセスを続行します。
  5. 電子メール・アドレスを確認するよう求めるオラクル社からの電子メールの電子メール・アカウントをチェックします。

  6. 「電子メール・アドレスの確認」をクリックします。

1.1.2 サインイン

ブラウザにMy Oracle SupportのURL (https://support.oracle.com)を入力すると、My Oracle Supportのホームページが表示されます。サインインする手順は、次のとおりです。

  1. 言語を選択して「サインイン」をクリックします。

  2. サインイン・ページで、ユーザー名およびパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。

    注意:

    初めてサインインする前に、オラクル社から送信された電子メールにあるリンクを使用して、電子メール・アドレスを確認する必要があります。

パスワードの紛失

パスワードを忘れた場合は、次のようにします。

  1. My Oracle Supportページの「ユーザーID/パスワードをお忘れですか。」、またはサインイン・ページの「パスワードを紛失しましたか。」をクリックします。

  2. 登録してあるユーザー名(電子メール・アドレス)を入力し、「送信」をクリックします。

    注意:

    折り返し、一時的なパスワードがこの電子メール・アドレスに送信されます。登録した電子メール・アドレスが不明な場合または電子メール・アドレスが有効でなくなった場合は、再登録する必要があります。

1.1.3 サポートIDの登録

サポートID (SI)は、会社で購入した製品と、資格があるサポート・レベルを識別します。1つのSIしかない会社もありますが、ほとんどの会社は複数のSIを所有しています。お客様のSIは、会社の契約書に記載された技術担当者にオラクル社から送付されるウェルカム・レターに記載されています。これは、ライセンスを所有しサポート対象となる製品に関連付けられた、13434354のような数字です。SIの詳細は、「Oracleシングル・サインオン・アカウントのリクエスト」を参照してください。

My Oracle Supportのお客様のユーザー・アカウントは、カスタマ・ユーザー管理者(CUA)ロールで、組織内の個人によって管理されます。ほとんどの組織には、複数のCUAがいます。CUAは、会社のSIへのアクセス権を管理して、My Oracle Supportへアクセスを承認または拒否します。CUAの詳細は、「カスタマ・ユーザー管理者としての登録」を参照してください。

CUAが見つからない(またはCUAである)場合、あるいはSIが見つからない場合、次のようにします。

  • CUAはどのようにして検索するのですか。」を参照してください

  • 該当する場合、詳細は、サポート更新の見積り書を参照してください。

  • サポート提供マネージャに連絡してください(すべてのお客様に適用されるわけではありません)。

  • 各地域のOracleサポートの営業担当者に連絡してください。Oracleサポートの連絡先グローバル・ディレクトリを表示するには、ブラウザで次のURLを入力します:

    http://www.oracle.com/support/contact.html

少なくとも1つのサポートID(SI)をMy Oracle Supportに登録する必要があります。

または、CUAによって提供されるSIを登録できます。SIがない場合、CUAに確認してください。SIグループの詳細は、「サポートIDグループとは何ですか。」を参照してください。

最初にMy Oracle Supportへの登録を行うユーザーには、CUAロールの受入れを促すプロンプトが表示されます。続行するには組織のCUAロールを受け入れる必要があります。

最初のSIを登録する手順は、次のとおりです。

注意:

以前にSIを1つ登録してあり、新たなSIを追加する場合には、「設定」のヘルプで「どのようにSIをプロファイルに追加するのですか。」を参照してください。
  1. 電子メール・アドレスを登録、検証し、My Oracle Supportにサインインします。

    初めてMy Oracle Supportにログインする場合は、サポートIDの追加ページが表示されます。

  2. SIを入力して「アクセスのリクエスト」をクリックし、SIを所有する組織の名前の最初の5文字(ウェルカム・レターに記載されている)を入力して、「検証」をクリックします。表にSIが表示されます。SIは、組織を識別する一意の整理番号です。

    登録する最初のユーザーである場合、カスタマ・ユーザー管理者(CUA)ロールを受け入れることが求められます。続行するには、組織のCUAロールを受け入れる必要があります。CUAは、組織のMy Oracle Supportへのユーザー・アクセスを管理します。

    注意:

    CUAロールを受け入れることが求められた場合に、承認済のCUAを含むその他のSIが組織にある場合、ユーザーの電子メール・ドメインがそれらのいずれかと一致すると、そのリクエストは自動的に承認されます。SIを登録する最初のユーザーの電子メール・ドメインが、関連付けられている契約の連絡先の電子メール・ドメインと一致する場合、そのユーザーのリクエストは自動的に承認されます。それ以外の場合は、Oracleがリクエストを承認する必要があります。
  3. 必要な場合は、CUAに対するノートを「承認者へのメモ」に入力します。

    このノートは、追加を要請しているSIに関連付けられるすべてのCUAに送信される電子メール・アラートに表示されます。CUAがリクエストを確認するときにもこのノートが表示されます。CUAは、自身のノートを追加することもできます。

  4. SIが複数ある場合は、手順1を繰り返します。

    注意:

    「送信」をクリックしても、テキスト・ボックスのテキストはクリアされません。すべてのリクエストでノートが同一または類似で、多数のSIにアクセスしなければならない場合のために、このテキストは保存されます。次のリクエストのためにノートをクリアするには、テキスト・ボックス内をクリックし、[Ctrl]キーを押しながら[A]を押してテキストを選択します。これで、選択したテキストに上書きできます。
  5. すべてのSIを追加したら、「次へ」をクリックします。リクエストが自動承認されなかった場合、CUA (またはOracle)は、SIを使用する前に、リクエストを承認する必要があります。

  6. 必要に応じて、連絡先情報を更新します。

  7. タイムゾーンを指定し、「次」をクリックします。

    My Oracle Supportにおける時間情報はすべて、このタイムゾーン設定に従って表示されるので、必ず正しいタイムゾーンを選択してください。また、タイムゾーンは、サービス・リクエスト(SR)の最初のレスポンス時間、ソフトウェアSRのタイムゾーン、ハードウェアSRのアセット・レベル時間を計算するためにも、My Oracle Supportでユーザーのタイムゾーンの日時を表示するためにも使用されます。

  8. 使用条件を確認し、同意ボックスを選択して「送信」をクリックします。

    手続き終了ページが表示されます。

    登録リクエストは、ステップ1で指定したSIに該当する組織のCUAに送信されます。管理者が登録リクエストを承認または拒否すると、電子メールがユーザーに送信されます。承認後は、サインインし、My Oracle Supportを使用できます。

  9. 承認のステータスをチェックするには、My Oracle Supportにサインインしてください。

    承認されるまで、My Oracle Supportでアクセスできるのはアカウント・ページのみです。承認されると、サインインしてMy Oracle Supportのすべてのページを使用できるようになります。使用できるページは、SIとCUAによって付与されるアクセス権のレベルによって異なります。

  10. 必要に応じて、「個人情報」セクションを更新します。

  11. SR電子メール通知でプロファイル内のSIに対するSRの詳細を受信するには、「電子メールによるサービス・リクエスト更新」を選択します。

    この選択を行うには、CUAにより電子メールによるサービス・リクエスト更新機能がSIレベルで有効化されている必要があります。詳細は、「サービス・リクエスト」のヘルプの「電子メールによるSR詳細とは何ですか。」を参照してください。

リクエストが、2、3日の間に承認されなかった場合、リクエストを承認するようSIのCUAに通知するメッセージが送信されます。これを行うには、「設定」タブのアカウント・ページに移動し、「サポートID」表の「管理者」列の「表示」リンクをクリックして、新しいメッセージを入力します。それでも問題が発生した場合は、Oracle Global Customer Supportに連絡してください。Oracleグローバル・カスタマ・サポートの電話番号は、次のWebサイトを参照してください。

http://www.oracle.com/support

1.1.4 電子メール・アドレスの検証および変更

1.1.4.1 電子メール・アドレスはどのように検証するのですか。

My Oracle Supportのユーザー・プロファイルに電子メール・アカウントを追加するには、次のようにしてアカウントを検証する必要があります。

  1. 追加した電子メール・アカウントの受信ボックスに移動します。

  2. オラクル社からの検証の電子メールを探します。

  3. メールを開いて、検証リンクをクリックします。
    リンクがブラウザで開かれます。

  4. 要求された場合は、Oracle SSOを入力します。

  5. 表示される画面の指示に従います。

1.1.4.2 検証の電子メールが届かない場合はどうすればよいですか。

検証の電子メールが届かない場合は、次の手順に従います。

  1. ブラウザのキャッシュおよびcookieをクリアします。

    1. すべてのブラウザ・セッションを閉じます。

    2. ブラウザを新しく開きます。

    3. キャッシュおよびcookieをクリアします。

    4. My Oracle Supportにサインインします。

    5. ポップアップ・メッセージの「電子メールの送信」リンクをクリックします。

  2. 検証の電子メールがまだ届かない場合は、ブラウザにprofile.oracle.comと入力し、アカウントを検証してくださいリンクをクリックします。これで検証の電子メールが生成されます。

  3. これでも問題が解消しない場合は、オラクル社からの電子メールがスパムに指定されていないことを確認し、電子メールのアドレス帳にoracle-acct_ww@oracle.comを追加してから、再試行しします。

  4. それでも電子メールを受信しない場合、http://www.oracle.comに移動し、「サインイン」をクリックし、「アカウント」をクリックして、手順に従いアカウントを確認します。

1.1.4.3 電子メール・アドレスはどのように変更するのですか。

My Oracle Supportプロファイルに関連付けられている電子メール・アドレスを変更するには、次の手順に従います。

  1. 「設定」タブに移動して「アカウント」をクリックし、「個人情報」セクションで現在の電子メール・アドレスの隣にある鉛筆アイコンをクリックします。

  2. 表示されるメッセージ・ボックスで、「電子メールの変更」をクリックします

  3. プロファイル・ページで、現在の電子メール・アドレスの隣にある「編集」をクリックします。

  4. 新しい電子メール・アドレスを入力し、「OK」をクリックします。

    注意:

    新しい電子メール・アドレスは、使用する前に検証する必要があります。
  5. 要求された場合は、新しい電子メール・アドレスが正しいことを確認します。

  6. 新しい電子メール・アドレスでサインインします。

    注意:

    電子メール・アドレスが検証されていない場合は、次のメッセージを受信します。

    アカウント設定がまだ処理中です。後で確認してください。

    問題が発生した場合は、Oracleサポート(http://www.oracle.com/us/support)に連絡してください

My Oracle Supportのプロファイルには、自分専用の電子メール・アドレスで、事業主のドメインが含まれるもの(john.doe@somecompany.comなど)を使用してください。support@somecompany.comのような汎用の電子メール・アドレスや、john.doe@gmail.comなどの個人のアドレスは使用しないでください。現在、汎用の電子メール・アドレスを使用している場合は、この項の手順に従って、電子メール・アドレスを別のユーザーに固有の会社の電子メール・アドレスに変更する必要があります。汎用の電子メール・アドレスを介してMy Oracle Supportにアクセスする他のユーザーは、そのユーザーに固有の会社の電子メール・アドレスを使用してMy Oracle Supportに登録する必要があります

注意:

プライマリCUAが使用できない場合、バックアップとして機能できるように、各サポートIDに対して少なくとも2つのCUAを割り当てる必要があります。

プロファイルの電子メール・アドレスを変更する場合、サポートID、ブックマーク、お気に入りなどのプロファイル設定はすべて維持されます。新しい電子メール・アドレスが検証されるまで、My Oracle Supportにはサインインできません。処理が完了すると電子メール通知が届き、新しい電子メール・アドレスでサインインできるようになります。

My Oracle Supportで電子メール・アドレスを変更すると、この変更は、Oracle Training、Oracle Technology Network、Oracle Partner NetworkなどすべてのOracleサイトに影響を与えます。

1.1.5 SIの期限の通知

SIの期限に注意しておくことは重要です。契約の期限が切れると、サービス・リクエストの登録など、My Oracle Supportの機能にアクセスできなくなります。

SIの期限を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「設定」タブで、「アカウント」を選択します。

  2. 表の「サポートID」列で、SIのリンクをクリックします。

    日付は、「サポートIDライセンス情報」表の、各SIの対応する行の「契約失効」列にリストされます。

古いSIを使用して作成された古いクローズ済SRを表示する場合は、その失効したSIを削除しないでください。古いSRがない場合、古いSIをプロファイルから安全に削除できます。履歴を残すには、アカウント内に保持しておく必要があります。

1.1.6 雇用の変更

オラクル社ではユーザーのデータのセキュリティを重要なものとして扱います。雇用主が変わったために電子メールが変更になった場合は、My Oracle Supportで電子メール・アドレスを変更し、個人の詳細やナレッジ記事へのリンクなどを保存できます。電子メール・アドレスが変更されたら、「設定」タブのアカウント・ページでSIを確認し、前の会社のSIを削除して、現在の会社の新しいSIを追加する必要があります。

1.1.7 カスタマ・ユーザー管理者としての登録

カスタマ・ユーザー管理者(CUA)は、どの従業員にSIへのアクセス権を付与し、そのSIに対して各ユーザーにどのアクセス権を付与するかを管理します。CUAは、ハードウェア・アセットも管理し、ASR対応と認定されたアセットのOracle自動サービス・リクエスト(ASR)を有効にします。またCUAは、各SIに対する個々のユーザーの次のアクセス権も管理できます。

注意:

新しいCUAは、ビデオ「CUAになる方法」を参照することをお薦めします:
http://bcove.me/s4qjsals

CUAの詳細は、ナレッジ・ドキュメント1544004.2「カスタマ・ユーザー管理者(CUA)ロールと責任」を参照してください:

https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1544004.2

ユーザーのアクセス オプション
サービス・リクエスト 「なし」、「読取り専用」、「作成と更新」
パッチ 「ダウンロード」、「表示のみ」
アセット 「表示」、「非表示」およびアセット管理者

注意: ユーザーにアセット管理ロールを割り当てない場合は、CUAがそのアセット管理ロールを実行できます。

電子メールでのSR詳細 「有効」、「無効」

SIのCUAである場合は、「設定」タブの「ユーザーの管理」セクションで、各SIのデフォルト・アクセス権を確認するか、変更して確定します。新規ユーザーを承認する際、My Oracle Supportから権限が推奨されます。提案された値を変更することも、変更せずそのままにすることもできます。ユーザー・アカウントの管理の詳細は、「設定」のヘルプの「ユーザーの管理または表示」の項を参照してください。

CUAとしての登録

SIへのアクセスを最初にリクエストするユーザーは、CUAの職責を受け入れるよう求められます。この職責を受け入れる場合には、承認が必要です。ユーザーの電子メール・ドメインが、関連付けられているサービス契約の連絡先の電子メール・ドメインと一致する場合、または組織に承認済のCUAを含むその他のSIがあり、ユーザーの電子メール・ドメインがそれらのいずれかと一致する場合は、自動的に承認されます。それ以外の場合は、オラクル社がリクエストを確認します。CUAリクエストは、24時間週7日レビューして承認されます。承認がエスカレーションされないかぎり、承認は通常その日のうちに付与されます。必須情報が入力されていることが承認の条件です。リクエストは拒否される場合もあります。

CUAとして登録するには、会社の電子メール・アドレスを使用する必要があります。GmailやYahooなどの電子メール・アカウントからのリクエストは拒否される場合があります。会社名と一致しない電子メール・アドレスを使用してアクセス権をリクエストする場合、準拠していない電子メール・アドレスの使用を会社が承認していることを文書に記したものが必要です。

すでに承認されているSIのCUAとして登録する場合は、そのSIの既存のCUAに、管理者ロールの付与を依頼する必要があります。SIのCUAを表示してメッセージを送信するには:

  1. 「設定」タブで、「アカウント」を選択します。

  2. 対象となるSIの行の「管理者」列で、「表示」をクリックします。

    「サポートIDの管理者」ウィンドウが表示されます。

    注意:

    SIを使用するリクエストのステータスが「保留中」の場合は、CUAの電子メール・アドレスを表示できませんが、メッセージは送信できます。リクエストを承認するリマインダを送信する必要がある場合は、「サポートIDの管理者」ウィンドウの「管理者に問い合せてください」セクションにメッセージを入力し、「通知の送信」をクリックします。SIのすべてのCUAがメッセージを受信します。

1.1.8 登録に関するその他のヘルプ

登録に関してその他のヘルプが必要な場合は、この章の最後の「ビデオ・トレーニング」の項に記載されたビデオを参照してください。

ビデオの参照後もヘルプが必要な場合は、Oracle Global Customer Supportに電話するか、「My Oracle Support」画面の右上にある「問合せ」をクリックします。Global Customer Supportの電話番号は、次のURLで確認できます。

http://www.oracle.com/us/support/contact/index.html

1.1.9 サポートされているブラウザ

次のブラウザを使用してMy Oracle Supportにアクセスできます。

  • Internet Explorer 9、10、11 (デスクトップ・バージョン。互換モードはサポートされません)

  • Mozilla Firefox 38以上

    注意:

    次のリリースのMy Oracle Supportでは、Firefox 43以上のみがサポートされます。
  • Chrome 46以上

    注意:

    次のリリースのMy Oracle Supportでは、Chrome 47以上のみがサポートされます。
  • Safari 8以上

  • Mac OS/iPAD iOS 7、8、9

注意:

My Oracle Supportのリリース後にリリースされたブラウザのバージョンは、次のリリースのサポートで考慮されます。

1.1.10 ブラウザの構成

My Oracle Supportを使用する前に、次のようにブラウザを構成します。

1.1.10.1 ポップアップ

すべてのブラウザで、ポップアップ・ブロッカを無効にするか、oracle.comからのポップアップを許可します。

1.1.10.2 Internet Explorer

  • ActiveXを有効にします。

    1. 「ツール」「インターネット オプション」を選択し、「セキュリティ」タブをクリックします。

    2. 「セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください」の下の「インターネット」を選択し、「レベルのカスタマイズ...」をクリックします。

    3. 「ActiveXコントロールとプラグイン」セクションで、次のオプションが有効になっていない場合は有効にします。

      • ActiveXコントロールとプラグインの実行

      • スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行

  • ネイティブXMLHTTPサポートを有効にします。

    1. 「ツール」「インターネット オプション」を選択し、「詳細設定」タブをクリックします。

    2. 「セキュリティ」セクションで、「ネイティブXMLHTTPサポートを有効にする」が選択されていることを確認します。

My Oracle Supportでは、Internet Explorer 8および9の互換表示はサポートされていません。互換モードを無効にするには、次の手順に従います。

  1. 「ツール」メニューから「互換表示設定」を選択します。

  2. 「互換表示ですべてのWebサイトを表示する」チェック・ボックスが選択されていないことを確認します。

  3. 「互換表示に追加したWebサイト」の下にhttps://support.oracle.comがリストされていないことを確認します。

1.2 Adobe Reader

PDFファイルを参照するには、Adobe Readerを使用します。

Adobe PDF Readerのインストール

My Oracle Supportの一部のコンテンツは、PDFドキュメントまたは添付ファイルとして提供される場合があります。Adobe PDF Readerがインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてください。

http://get.adobe.com/reader/

Adobe PDF Readerの構成

PDFファイルが表示されるようにブラウザを構成します。構成情報はwww.adobe.comで入手できます。

1.2.1 ブラウザ設定の確認

次のブラウザ設定を確認します。

  • サポートされているブラウザおよびバージョンを使用していること。詳細は、「サポートされているブラウザ」の項を参照してください。

  • Adobe Readerがインストールされていること。

1.3 キーボード・ショートカット

キーボード・ショートカットによって、ポインティング・デバイスのかわりにページを移動できます。キーボード・ショートカットには、次の5つのタイプがあります。

  • [Tab]キーおよび[Shift]+[Tab]キー: 画面上のUI要素間を移動します。

  • アクセラレータ・キー(ホット・キー): メニューおよびページ・ナビゲーションを省略し、操作を直接実行します([Ctrl]+[C]によるコピーなど)。

  • アクセス・キー: 特定のUI要素に移動します([Alt]+[F]による「ファイル」メニューなど)。

  • デフォルト・カーソル: キーボード・ユーザーが冗長なナビゲーションなしにページを操作できるようにコンポーネントを選択します。

  • [Enter]キー: カーソルが所定のフィールドにある場合、またはリンクやボタンが選択(ハイライト表示)されている場合に操作を起動します。

フォーカスとは、[Tab]キーまたはアクセス・キーを押したときにページ内を移動する選択枠のタイプを示します。フォーカスがデータ入力可能なフィールドに移動すると、そのフィールドにカーソルが表示されます。フィールドにすでにデータが含まれている場合、そのデータがハイライト表示されます。また、一部のコントロール(値リスト(LOV)や日時ピッカーなど)の使用後、カーソルまたはフォーカスの配置は、コンポーネントによって事前定義されている特定の場所に移動します。

デフォルト・カーソルによって、キーボード・ユーザーが冗長なナビゲーションなしにページを操作できるように、コンポーネントに最初のフォーカスが配置されます。

1.3.1 タブ・キー・ナビゲーション

[Tab]キーを使用して、ページ上の異なるUI要素間を移動できます。

[Tab]キーを使用して次の要素に、[Shift]+[Tab]を使用して前の要素に移動することで、ページ上のアクティブなすべての要素にアクセスできます。ほとんどの場合、要素が選択されていれば、[Enter]を押すことで操作を起動できます。

1.3.2 ショートカット・キー

My Oracle Supportでは、様々なキーボード・ショートカットを使用できます。表1-1に、メニュー、メニュー・バー、複数選択リスト、複数選択リスト・ボックスなどの一般的なコンポーネントに割り当てられたショートカット・キーを示します。

表1-1 一般的なコンポーネントに割り当てられたショートカット・キー

ショートカット・キー
コンポーネント 機能

[Enter]

[Space]

すべてのコンポーネント

コンポーネントをアクティブ化するか、またはフォーカスの配置されたコンポーネント要素をアクティブ化します。

[Tab]

[Shift]+[Tab]

すべてのコンポーネント

ThematicMap、GraphおよびGaugeなどのFlashコンポーネント

フォーカスを次の、または前の編集可能なコンポーネントに移動します。

[Ctrl]+[A]

すべてのコンポーネント

すべてを選択します。

[Alt]+[↓]

複数選択リスト

複数選択リスト・ボックス

リストを開きます。

矢印キーを使用して移動し、[Enter]または[Space]を押して選択します。

[Ctrl]+[Shift]+[Home]

[Ctrl]+[Shift]+[End]

複数選択リスト

複数選択リスト・ボックス

すべての項目を一番上から現在の選択箇所まで選択するか、すべての項目を現在の選択箇所から一番下まで選択します。

[←]

[→]

メニュー・バー

スプリッタ

入力数値スライダ

入力範囲スライダ

入力数値スピンボックス

メニュー・バーの異なるメニューにフォーカスを移動します。

フォーカス時にスプリッタを左右に移動します。

入力数値スライダまたは入力範囲スライダのフォーカス時にスライダを左右に移動します。

入力数値スピンボックスのフォーカス時に値を増分または減分します。

[↑]

[↓]

メニュー

スプリッタ

入力数値スライダ

入力範囲スライダ

メニュー内の異なるメニュー項目にフォーカスを移動します。

フォーカス時にスプリッタを上下に移動します。

入力数値スライダまたは入力範囲スライダのフォーカス時にスライダを上下に移動します。

[Enter]

[Space]

すべてのコンポーネント

コンポーネントをアクティブ化するか、またはフォーカスの配置されたコンポーネント要素をアクティブ化します。

[Tab]

[Shift]+[Tab]

すべてのコンポーネント

ThematicMap、GraphおよびGaugeなどのFlashコンポーネント

フォーカスを次の、または前の編集可能なコンポーネントに移動します。


1.3.2.1 スクリーン・リーダー・モードのショートカット・キー

スクリーン・リーダー・モードでは、My Oracle Supportコンポーネントは、アクセシビリティを向上するためにデフォルト・モードとは異なる方法でレンダリングされることがあります。たとえば、ツリー・コンポーネントには、行ごとにツリー・ノードを選択できるラジオ・コントロールの追加列が含まれます。

1.3.2.2 リッチ・テキスト・エディタ・コンポーネントのショートカット・キー

表1-2に、リッチ・テキスト・エディタ・コンポーネントに割り当てられたショートカット・キーを示します。通常モードでは、ツールバーのすべてのコントロールがリッチ・テキスト・エディタ領域の一番上に表示されます。

表1-2 リッチ・テキスト・エディタ・コンポーネントに割り当てられたショートカット・キー

ショートカット・キー
コンポーネント
機能

[Ctrl]+[B]

リッチ・テキスト・エディタ

太字

[Ctrl]+[I]

リッチ・テキスト・エディタ

イタリック

[Ctrl]+[U]

リッチ・テキスト・エディタ

下線

[Ctrl]+[5]

リッチ・テキスト・エディタ

取消し線

[Ctrl]+[E]

リッチ・テキスト・エディタ

中央配置

[Ctrl]+[J]

リッチ・テキスト・エディタ

両端揃え

[Ctrl]+[L]

リッチ・テキスト・エディタ

左配置

[Ctrl]+[R]

リッチ・テキスト・エディタ

右配置

[Ctrl]+[H]

リッチ・テキスト・エディタ

ハイパーリンクの作成

[Ctrl]+[M]

リッチ・テキスト・エディタ

インデントの増加

[Ctrl]+[Shift]+[M]

リッチ・テキスト・エディタ

インデントの縮小

[Ctrl]+[Shift]+[H]

リッチ・テキスト・エディタ

ハイパーリンクの削除

[Ctrl]+[Shift]+[L]

リッチ・テキスト・エディタ

箇条書きリスト

[Ctrl]+[Alt]+[L]

リッチ・テキスト・エディタ

番号付きリスト

[Ctrl]+[Shift]+[S]

リッチ・テキスト・エディタ

クリア・テキスト・スタイル

[Ctrl]+[Alt]+[-]

リッチ・テキスト・エディタ

下付き

[Ctrl]+[Alt]+[+]

リッチ・テキスト・エディタ

上付き

[Ctrl]+[Alt]+[R]

リッチ・テキスト・エディタ

リッチ・テキスト編集モードの有効化

[Ctrl]+[Alt]+[C]

リッチ・テキスト・エディタ

ソース・コード編集モードの有効化

[Ctrl]+[Y]

リッチ・テキスト・エディタ

再実行

[Ctrl]+[Z]

リッチ・テキスト・エディタ

元に戻す


スクリーン・リーダー・モードでは、リッチ・テキスト・エディタ・コンポーネントには、エディタのみが表示されます。ツールバー・コントロールは表示されません。スクリーン・リーダー・モードで適用されるリッチ・テキスト・エディタのショートカット・キーはありません。

1.3.2.3 表、ツリーおよびツリー表コンポーネントのショートカット・キー

表1-3に、通常のリッチ・モードで表、ツリーおよびツリー表に割り当てられたショートカット・キーを示します。スクリーン・リーダー・モードでのこれらのコンポーネントのショートカット・キーは、「表1-4」にまとめてあります。

表1-3 表、ツリーおよびツリー表コンポーネントに割り当てられたショートカット・キー

ショートカット・キー
コンポーネント
機能

[Tab]

[Shift]+[Tab]

ツリー表

フォーカスを次の、または前のセルあるいは編集可能なコンポーネントに移動します。

表のセル内で次の、または前の編集可能なコンテンツに移動します。表の行の最後のセルにフォーカスが配置されている場合、[Tab]キーを使用して次の行の最初の編集可能なセルにフォーカスを移動できます。同様に、[Shift]+[Tab]を使用して前の行にフォーカスを移動できます。

[Ctrl]+[A]

ツリー表

列ヘッダー、行ヘッダーおよびデータ領域を含むすべてのコンポーネントを選択します。

[Ctrl]+[Alt]+[M]

ツリー

ツリー表

コンテキスト・メニューを起動します。

コンテキスト・メニューは、[Ctrl]+[Alt]+[B]を押しても起動できます。

[Ctrl]+[Shift]+[^]

ツリー

ツリー表

1レベル上げます。

[Enter]

[Shift]+[Enter]

ツリー

ツリー表

列の次の編集可能なセルまたは前の編集可能なセルに移動します。

列ヘッダーにフォーカスが配置されている場合、表データを昇順にソートします。もう一度[Enter]を押すと、列を降順にソートします。

フィルタ・セルにフォーカスが配置されている場合、表のフィルタを実行します。

クリック編集の表では、セルにフォーカスが配置されている場合、編集モードが有効になります。

[←]

[→]

ツリー表

フォーカスを移動します。

[↑]

[↓]

ツリー表

フォーカスを移動します。

行が選択されている場合、フォーカスを前の行または次の行に移動します。行が選択されていない場合、表を1行分上または下にスクロールします。

最初の行が選択されている場合、フォーカスを列ヘッダーに移動します。

[Ctrl]+[↑]

[Ctrl]+[↓]

フォーカスを移動します。

編集モードの場合、現在の行で行った変更を送信し、前の行または次の行に移動します。

クリック編集の表では、現在の行が読取り専用になり、移動先の行は編集可能になります。

[Ctrl]+[←]

[Ctrl]+[→]

フォーカスを移動します。

編集モードの場合、現在の行は編集モードのままで、左または右のセルに移動します。

[Shift]+[←]

[Shift]+[→]

ツリー表

フォーカスを移動して選択に追加します。

[Ctrl]+[Shift]+[←]

[Ctrl]+[Shift]+[→]

ツリー表

選択列を左または右に移動します。

[Shift]+[↑]

[Shift]+[↓]

ツリー表

ツリー

複数行を選択します。

[Page Up]

[Page Down]

ツリー表

行が選択されている場合、スクロールして次または前のページの同じ行を選択します。

行が選択されていない場合、1ページ分スクロールします。

[Alt]+[Page Up]

[Alt]+[Page Down]

ツリー表

表を水平方向に右または左にスクロールします。

[Space]

[Ctrl]+[Space]

ツリー

ツリー表

ノードを選択します。

複数のノードを選択または削除するには、[Ctrl]+[Space]を押します。

[Shift]+[Space]

ツリー表

複数行を選択します。

[Esc]

ツリー表

選択を解除します。

セルにフォーカスが配置されている場合、クリック編集モードを終了し、セルの値が元の値に戻り、フォーカスがセルに戻ります。[Esc]キーをもう一度押すと、フォーカスが行ヘッダーに移動します。

F2

ツリー表

行のクリック編集モードをアクティブ化します。[F2]をもう一度押すと、セル・ナビゲーション・モードが無効になります。


1.3.2.4 スクリーン・リーダー・モードでの表、ツリーおよびツリー表コンポーネントのショートカット・キー

表1-4に、スクリーン・リーダー・モードでツリー、表およびツリー表コンポーネントに割り当てられたショートカット・キーを示します。

表1-4 スクリーン・リーダー・モードでコンポーネントに割り当てられたショートカット・キー

ショートカット・キー
コンポーネント
機能

[Space]

ツリー

ツリー表

コンポーネントを選択します。ノードを選択するには、[Tab]を押してフォーカスをコンポーネントまたはそのラジオ・コントロールに移動します。コンポーネントにフォーカスが配置されているときに[Space]を押します。

[Space]は複数選択にも使用できます。

選択されたコンポーネントに対して[Space]を押すと、選択が解除されます。

[Enter]

ツリー

列ヘッダーにフォーカスが配置されている場合、列を昇順にソートします。もう一度[Enter]を押すと、列を降順にソートします。

ツリーの公開アイコンにフォーカスが配置されている場合、そのノードを開くか、または閉じます。

フィルタ・セルにフォーカスが配置されている場合、表のフィルタを実行します。

[Tab]

[Shift]+[Tab]

フォーカスを次の、または前のセルあるいは編集可能なコンポーネントに移動します。

[↑]

[↓]

[←]

[→]

フォーカスを移動します。

[Ctrl]+[Shift]+[←]

[Ctrl]+[Shift]+[→]

ツリー表

選択列を左または右に移動します。

[Shift]+[←]

[Shift]+[→]

ツリー表

選択された列のサイズを左または右から25ピクセル分変更します。

[Ctrl]+[Shift]+[^]

ツリー

階層セレクタ・アイコンにフォーカスが配置されている場合、階層セレクタ・ポップアップが表示されます。

[Ctrl]+[Alt]+[M]

[Ctrl]+[Alt]+[B]

ツリー

ツリー表

本体コンテキスト・メニューを起動します。

[Space]

ツリー

ツリー表

コンポーネントを選択します。ノードを選択するには、[Tab]を押してフォーカスをコンポーネントまたはそのラジオ・コントロールに移動します。コンポーネントにフォーカスが配置されているときに[Space]を押します。

[Space]は複数選択にも使用できます。

選択されたコンポーネントに対して[Space]を押すと、選択が解除されます。

[Enter]

ツリー

列ヘッダーにフォーカスが配置されている場合、列を昇順にソートします。もう一度[Enter]を押すと、列を降順にソートします。

ツリーの公開アイコンにフォーカスが配置されている場合、そのノードを開くか、または閉じます。

フィルタ・セルにフォーカスが配置されている場合、表のフィルタを実行します。


スクリーン・リーダー・モードでは、ツリー・コンポーネントには、行ごとにツリー・ノードを選択できるラジオ・コントロールの追加列が含まれます。ツリーの次の列には、ツリー・ノード自体が含まれます。開くことができるノードには、オープンまたはクローズ状態を示す公開リンクがあります。クローズ状態の公開リンクを開くと、より多くのツリー・ノードが表示され、ページ上で移動できるようになります。

注意:

スクリーン・リーダー・モードでは、表およびツリー表コンポーネントにおいて次の機能はサポートされません。
  • クリック編集モード

  • 最初の行から現在の行まで、または現在の行から最後の行までのすべての行の選択

  • すべての行の選択

  • すべての列の選択の解除


1.3.2.5 データ視覚化コンポーネントのショートカット・キー

表1-5に、ガント・チャート、ADF階層ビューア・コンポーネント、ADF地理マップなどのデータ視覚化コンポーネントに割り当てられたショートカット・キーを示します。

表1-5 データ視覚化コンポーネントに割り当てられたショートカット・キー

ショートカット・キー
コンポーネント
機能

[←]

[→]

すべてのガント・チャート・タイプのリスト・リージョン

プロジェクト・ガントのチャート・リージョン

スケジュール・ガントのチャート・リージョン

リソース使用率ガントのチャート・リージョン

ADF地理マップ

ADF階層ビューア - ノード

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

フォーカスを移動します。

スケジュール・ガントのチャート・リージョンにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで現在の行の前または次のタスク・バーを選択します。

リソース使用率ガントの時間バケットにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで現在の行の前または次の時間バケットを選択します。

ADF地理マップにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで左または右に少しずつパンします。[Home]または[End]キーを押すと大きくパンします。

ADF階層ビューアのノード・コンポーネントにフォーカスが配置されている場合、[Ctrl]+矢印キーを押して、コンポーネントを選択せずにフォーカスを左右に移動します。

矢印キーを使用して編集可能ピボット・テーブルのセルを移動する場合、次のセルに移動する前に、フォーカスの配置されている各セルが編集用にアクティブ化され、ナビゲーションの速度が遅くなります。フォーカスの配置されているセルの編集モードを解除してナビゲーションを高速化するには、[Esc]キーを押します。セルを編集するには、[F2]または[Enter]キーを押します。

ピボット・テーブルのデータ・セルにフォーカスが配置されている場合、[Ctrl]+[←]を押して対応する行ヘッダー・セルに移動します。ロケールが双方向の場合(アラビア語など)、[Ctrl]+[→]を押して対応する行ヘッダー・セルに移動します。

[↑]

[↓]

すべてのガント・チャート・タイプのリスト・リージョン

プロジェクト・ガントのチャート・リージョン

スケジュール・ガントのチャート・リージョン

リソース使用率ガントのチャート・リージョン

ADF地理マップ

ADF階層ビューア - ノード

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

フォーカスを移動します。

プロジェクト・ガントのチャート・リージョンにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで前または次の行を選択します。

スケジュール・ガントのチャート・リージョンのタスク・バーにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで前の行または次の行の最初のタスク・バーを選択します。

リソース使用率ガントの時間バケットにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで前の行または次の行の時間バケットを選択します。

ADF地理マップ・コンポーネントにフォーカスが配置されている場合、矢印キーのナビゲーションで上または下に少しずつパンします。

ADF階層ビューアのノード・コンポーネントにフォーカスが配置されている場合、[Ctrl]+矢印キーを押して、コンポーネントを選択せずにフォーカスを上下に移動します。

矢印キーを使用して編集可能ピボット・テーブルのセルを移動する場合、次のセルに移動する前に、フォーカスの配置されている各セルが編集用にアクティブ化され、ナビゲーションの速度が遅くなります。フォーカスの配置されているセルの編集モードを解除してナビゲーションを高速化するには、[Esc]キーを押します。セルを編集するには、[F2]または[Enter]キーを押します。

ピボット・テーブルのデータ・セルにフォーカスが配置されている場合、[Ctrl]+[↑]を押して対応する列ヘッダー・セルに移動します。

[Page Up]

[Page Down]

ADF地理マップ

ADF階層ビューア - ダイアグラム

ADF地理マップ・コンポーネントにフォーカスが配置されている場合、ページ・キーのナビゲーションで上または下に大きくパンします。

ADF階層ビューアのダイアグラムにフォーカスが配置されている場合、[Page Up]または[Page Down]キーを押したままにして、上または下に続けてパンします。[Ctrl]+[Page Up]または[Ctrl]+[Page Down]を押して、左または右に続けてパンします。

[+]

ADF地理マップ

ADF階層ビューア - ダイアグラム

ズーム・レベルを上げます。

ADF階層ビューアのダイアグラムにフォーカスが配置されている場合、数字キーの[1]から[5]を押すことで、10%から100%までズームできます。[0]を押すと、使用可能な領域内に収まるようにダイアグラムがズームします。

[-]

ADF地理マップ

ADF階層ビューア - ダイアグラム

ズーム・レベルを下げます。

ADF階層ビューアのダイアグラムにフォーカスが配置されている場合、数字キーの[1]から[5]を押すことで、10%から100%までズームできます。[0]を押すと、使用可能な領域内に収まるようにダイアグラムがズームします。

[Ctrl]+[Alt]+[M]

すべてのガント・チャート・タイプ

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

コンテキスト・メニューを起動します。

[Home]

ADF階層ビューア - ノード

現在のレベルの最初のノードにフォーカスを移動します。

[End]

ADF階層ビューア - ノード

現在のレベルの最後のノードにフォーカスを移動します。

[Ctrl]+[Home]

ADF階層ビューア - ノード

フォーカスを移動してルート・ノードを選択します。

[<]

ADF階層ビューア - ノード

アクティブなノードの前のパネルに切り替えます。

[>]

ADF階層ビューア - ノード

アクティブなノードの次のパネルに切り替えます。

[Ctrl]+[/]

ADF階層ビューア - ノード

すべてのノードを同期してアクティブなノードのパネルを表示します。

[Ctrl]+[Shift]+[^]

ADF階層ビューア - ノード

1レベル上げます。

[Ctrl]+[/]

ADF階層ビューア - ノード

コンテンツ・パネルを切り替えます。

[Ctrl]+[Alt]+[0]

ADF階層ビューア - ダイアグラム

アクティブなノードを中央に配置してダイアグラムを100%までズームします。

[Tab]

ADF階層ビューア - ノード

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

要素間でフォーカスを移動します。

[Esc]

ADF階層ビューア - ノード

格納ノードにフォーカスを戻します。

検索パネルにフォーカスが配置されている場合、パネルを閉じます。

ノード上にカーソルを合せたときに表示される詳細ウィンドウを閉じます。

[Space]

ADF階層ビューア - ノード

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

アクティブなノードを選択します。[Ctrl]+[Space]を押して、アクティブなノードの選択を切り替えたり、複数のノードを選択します。

[Enter]

ADF階層ビューア - ノード

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

アクティブなノードを分離して選択します。[Shift]+[Enter]を押してノードの状態を切り替えます。

[/]

ADF階層ビューア - ノード

コントロール・パネルを切り替えます。

[Ctrl]+[F]

ADF階層ビューア - ノード

ADF階層ビューア・コンポーネントが検索機能をサポートするように構成されている場合、検索パネルが開きます。

[Ctrl]+[Alt]+[1]から[Ctrl]+[Alt]+[5]

ADF階層ビューア - ノード

ダイアグラムのレイアウトを切り替えます。

[Shift]+[Alt]+矢印キー

ピボット・テーブル

ピボット・フィルタ・バー

行、列またはフィルタ・レイヤーを新しい場所にピボットすることで、レイアウトを変更します。[Shift]+[Alt]+矢印キーを使用して次の操作を実行します。

  • ヘッダー・レイヤーが選択されている場合、ビジュアル・フィードバックを提供してピボット操作の移動可能先を示します。

  • 異なる移動先の場所を選択します。

  • 選択されたヘッダー・レイヤーを指定された移動先に移動するか入れ替えます。


一部のデータ視覚化コンポーネントは、メニュー・バー、ツールバー、コンテキスト・メニューまたは組込みの「タスク・プロパティ」ダイアログ・ボックスを通じて共通の機能を提供します。これらの機能は、表示と非表示を切り替えたり、置換することができます。機能を非表示にするか、置換する場合、それらの機能に代替キーボード・アクセシビリティを割り当てる必要があります。

スクリーン・リーダー・モードでは、データ視覚化コンポーネントは、表1-6に示されているとおり、他のアクセス可能なコンポーネントに置き換えられます。

表1-6 スクリーン・リーダー・モードでのデータ視覚化コンポーネントの代替ADFコンポーネント

データ視覚化コンポーネント
代替コンポーネント

各ガント・タイプのチャート・リージョン

ハイパーリンク

[Tab]キーを使用してチャート・リージョン内でフォーカスを移動します。[Enter]または[Esc]キーを使用して、対応する「プロパティ」ダイアログ・ボックスを起動または終了します。

ADF地理マップ

標準のキーボード・ショートカットを使用してデータを移動します。

ADF地理マップ・インスタンスがデータにバインドされた複数のテーマを参照する場合、ドロップダウン・リストも、対応する表インスタンス間で切り替えられるようにレンダリングされます。

階層ビューア

ツリー表

標準のキーボード・ショートカットを使用してデータを移動します。


スクリーン・リーダー・モードでは、ピボット・テーブルとピボット・フィルタ・バーによって、ヘッダー・レイヤーとフィルタそれぞれに対して追加のアイコンがレンダリングされます。スクリーン・リーダー・ソフトウェアのユーザーは、[Tab]キーを使用してこれらのアイコン間でフォーカスを移動し、[Enter]を押すことで指定したピボット操作を実行できます。

1.3.3 製品の選択

製品リストから製品を選択したら、キーボード・ナビゲーションとスクリーン・リーダーを使用できます。

1.3.3.1 キーボード・ナビゲーション

[Tab]キーで製品リストに移動すると、製品リストがハイライト表示されます。製品リストがハイライト表示されたら、テキストを入力してリストをフィルタできます。最初のグループ・リストをハイライト表示するには、下矢印を押します。上矢印および下矢印キーを使用して、アイテム間を移動できます。[Tab]キーを押すと、「最近」、「ライセンス所有製品」、「すべての製品」などのグループ間を切り替えることができます。選択するアイテムをハイライト表示してから、[Enter]キーを押して選択します。

矢印キーを有効にするには、まず、[Tab]キーを使用してグループを選択する必要があります。グループは、点線で囲まれている場合に選択されます。リストの最後に到達したら、[Tab] (または[Shift]+[Tab])キーを使用して次の(前の)グループに移動します。

リストのフッターにあるリンクを使用して、リストと階層ビューを切り替えることができます。これらのリンクにアクセスするには、[Tab]キーを使用します。階層ビューでは、ナビゲーションは[Tab]キーを使用して制御します。リーフ・ノードを選択した後、[Enter]をクリックしてリーフ・ノードを選択します。親ノードの行にある「選択」リンクを使用して、グループ(親)ノード(コンポーネントで許可されている場合)を選択できます。

1.3.3.2 スクリーン・リーダー・モード

スクリーン・リーダー・モードの場合、入力フィールドで下矢印キーを押すと、先行入力(自動提案)リストが表示されます。リスト・ビューでは、上矢印および下矢印キーを使用して、リスト内を移動できます。[Tab]キーを使用して、グループ・リストを変更できます(「最近」、「すべて」など)。ハイライト表示された行で[Enter]キーを押して、その行を選択します。

階層ビューでは、[Tab]キーを使用してツリー階層内を移動します。リーフ・ノードを選択した後、[Enter]をクリックしてリーフ・ノードを選択します。親ノードの行にある「選択」リンクを使用して、グループ(親)ノード(コンポーネントで許可されている場合)を選択できます。

1.4 アクセシビリティ・オプション

高コントラストのサポート

2種類の高コントラスト・スタイル・シート(白地に黒または黒地に白)から1つを選択します。

テキスト・サイズ

デフォルトのフォント・サイズを選択します。小型のモニターでは、テキスト・サイズが大きいほど、必要なスクロール回数が多くなります。

メッセージの書式

アプリケーションからのメッセージ(画面上でリージョンを削除し、その操作を元に戻せることを示すメッセージなど)は、ウィンドウの右上のスライド式リージョンにデフォルトで表示されます。これは、画面拡大ソフトウェアを使用しているユーザーにはわかりにくい可能性があり、スクリーン・リーダーを使用している場合は伝わらない可能性があります。このオプションを選択すると、ダイアログ・ボックスが、これらのステータス・メッセージとオプションとともにプロンプト表示されます。

これらのオプションを設定した後は、「変更の適用」をクリックします。再初期化には多少の時間を要します。

キーボード・ユーザーと目の不自由なユーザーに関するヒント

  • リージョン数が多いページで左右のスクロールを少なくするには、並び順の変更、折りたたみ、およびダッシュボードのレイアウト変更で対応できます。「ページのカスタマイズ」リンクは、そのページが構成可能であることを示します。

  • リージョンを閉じるには、リージョンの先頭にある矢印をクリックします。

  • リージョンを最大化するには、リージョンのタイトル・バーの右側にある最大化アイコンをクリックします。

  • ページ上のリージョンを再配置するには、リージョンのタイトルをクリックしてリージョンをドラッグし、新しい場所にドロップします。

  • ドラッグ・アンド・ドロップできない場合は、リージョンの右上にある「クローズ」アイコンをクリックして、リージョンを削除します。「ページのカスタマイズ」をクリックし、[Tab]キーを押して選択するリージョンに移動し、[Space]キーを押してそのリージョンを全幅領域に追加します。これにより、リージョンが追加順に上から下に追加されます。場合によっては、リージョンをレイアウトから削除できないために、リージョンがそのままの状態で残ることがあります。すべてのリージョンを閉じるとすばやくナビゲーションできるようになり、リージョンのコンテンツに移動する必要があるときにそのリージョンを展開できます。

  • 通常、表にはリンクや他の機能を格納できます。[Space]キーは、第1列のリンクをクリックするなど、主なリンク・アクションを実行します。

1.5 ビデオ・トレーニング

登録に関するビデオ・トレーニングについては、次のリソースを参照してください: