標準および標準補完会計文書取得での追加のCFOPコードの使用

サポートされている経理会計フローに加えて、標準フローと標準補完フローの両方で、商品の返品または修理のために受け取った商品の場合に会計文書を取得するために追加のCFOPコードを使用できます。

経理会計フローに加えて、標準会計フローでさらに利用できるようになるCFOPは、次のとおりです。

会計フロー

CFOP

支払フラグ

アクティブ

標準

5916

いいえ

いいえ

標準

6916

いいえ

いいえ

標準補完

5916

いいえ

いいえ

標準補完

6916

いいえ

いいえ

バイヤーとしての標準

1916

いいえ

いいえ

バイヤーとしての標準

2916

いいえ

いいえ

バイヤーとしての標準補完

1916

いいえ

いいえ

バイヤーとしての標準補完

2916

いいえ

いいえ

これらのCFOPは修理送金ビジネス・フローに使用され、品目が修理に出されて戻ってくるときに、アウトバウンドCFOPである5916または6916と、インバウンドCFOPである1916または2916が使用されます。

この機能を使用すると、新規購買と、同じサプライヤから修理後に戻ってきた品目を単一の会計フローで記録できるため、会計コンプライアンスが簡素化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • これらのCFOPは、支払フラグが「いいえ」に設定されている場合に標準会計フローで使用されます。 これらはソースなし会計文書明細として処理され、同じものに対する受入または請求書は発生しません。
  • 標準会計文書に対する手数料配賦または運送費配賦を実行するとき、これらの明細は、販売トランザクションではなくソースなし文書として取得されるため、対象に含められません。 これらの明細には手数料または運送費は配賦されません。
  • デフォルトでは、この新しい標準会計フローではこれらは無効になります。 経理ではなく標準会計フローで文書を処理するには、それらを手動で有効にする必要があります。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスできます。
    • 会計フローの設定(CMF_FISCAL_FLOWS)

    • 会計文書の取得(CMF_ENTER_FISCAL_DOCUMENT)

    • 電子会計文書の処理(CMF_PROCESS_E_FISCAL_DOCUMENTS)