Oracle Analytics Publisherを使用したバイヤー・ネゴシエーションPDFの構成
新しいOracle Analytics Publisher (OAP)テンプレートおよびデータ・モデルを使用して、バイヤー用のネゴシエーションPDF文書を構成します。 テンプレートでは、ビジネス要件にあわせてバイヤー・ネゴシエーションPDFのフィールドを簡単に追加または削除できる他、レイアウトやその他のコンテンツを変更できます。 使用可能なシード済ネゴシエーションPDFテンプレートは2つあり、1つはバイヤー用、もう1つはサプライヤ用です。 これにより、サプライヤ用のPDF文書とは異なる、バイヤーおよびコラボレーション・チーム・メンバー用のネゴシエーションPDFを作成できます。
バイヤー用の新しいネゴシエーションPDFテンプレートが使用可能になりました。このテンプレートにより、高度なカスタマイズ機能を持つ大幅に改善されたビジネス文書が公開されます。
「ネゴシエーションの編集」ページの「概要」ステップの「ネゴシエーション管理」セクションに、「バイヤーのネゴシエーション・レイアウト」という新しいフィールドが1つ追加されています。 任意のカスタムのバイヤーPDFテンプレートを選択するか、使用可能なデフォルト・テンプレートを使用できます。
バイヤーのネゴシエーション・レイアウト
「バイヤーのネゴシエーション・レイアウト」フィールドの値は、「調達ビジネス機能の構成」からデフォルト設定されます。
ネゴシエーションの作成時に「バイヤーのネゴシエーション・レイアウト」を選択します。
バイヤーは「ネゴシエーションの表示」に移動し、「処理」->「表示」->「バイヤーPDF」からバイヤーPDFをダウンロードできます。
新規のバイヤーのネゴシエーション・レイアウト
概要および目次を含む新規のバイヤーのネゴシエーション・レイアウト
適切に構成されたPDF文書は、ネゴシエーション・プロセスにおけるチーム・メンバーとの効果的なコラボレーションに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
カスタムPDFテンプレートを作成し、バイヤーのネゴシエーション・レイアウトにリンクするには、このドキュメントの「任意の新機能の導入」を参照してください。
オプト・イン「Oracle Analytics Publisherを使用したバイヤー・ネゴシエーションPDFの構成」を使用して有効にできます。
バイヤーPDFのオプトイン
ビジネス・ユニットのデフォルトの設定:
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「設定および保守」作業領域で、「調達ビジネス機能の構成」タスクを使用します。
オファリング: 調達
機能領域: 調達ファウンデーション
タスク: 調達ビジネス機能の構成
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「調達ビジネス機能の構成」ページで、「文書タイプ」タブをクリックします。 タイプ- 見積依頼を選択し、新規属性「バイヤーのネゴシエーション・レイアウト」および「サプライヤのネゴシエーション・レイアウト」の値を選択します。これが、ネゴシエーションの作成時にデフォルトとして設定されます。
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バイヤーのネゴシエーション・レイアウトのレイアウトをデフォルト設定するには、「調達ビジネス機能の構成」ページでテンプレートを追加します。
調達ビジネス機能の構成
ヒントと考慮事項
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ベスト・プラクティスとして、バイヤーとサプライヤの両方に対して「Oracle Analytics Publisherを使用したバイヤー・ネゴシエーションPDFの構成」および「Oracle Analytics Publisherを使用したサプライヤ・ネゴシエーションPDFの構成」をオプトインし、両方の新規テンプレートをビジネス・ニーズに応じて構成できるようにすることをお薦めします。
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バイヤー・レイアウトのみをオプトインして有効にした場合、サプライヤPDFはアップグレード前の古いテンプレートを使用して生成されます。古いテンプレートはデータ・モデルを使用して構成されていません。
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カスタム・テンプレートを作成するには、標準テンプレートのコピーを作成し、OAPデータ・モデル'NegotiationPdfDataModel'を使用してフィールドを追加または削除します。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるProcurement向け分析とレポートの作成および管理ガイドのAnalytics Publisherの概要の章を参照してください。
- BIPサーバーにカスタム・フォントを追加することもできます。その場合は、Oracle Help CenterにあるAnalytics Publisherの概要を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- BI管理者ロール(BI管理者)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。