シナリオのシフト例外の編集
この機能では、リソース・ユニット数、機材および労務リソースの可用性を編集してwhat-ifシナリオをシミュレートし、遅延や稼働率など、スケジュールの主要パフォーマンス・インジケータへの影響を分析できます。
デフォルト・モードでは、使用可能なデフォルト・ユニット数が1より大きいリソースのリソース使用レベルがガント・チャートに表示されます。 色は稼働率を示し、濃い赤は稼働率が高く、薄い緑は稼働率が低いことを表しています。 稼働率は、ツールチップの「現在使用されているユニット」および「現在使用可能なユニット数」フィールドを使用して計算されます。
使用可能なデフォルト・ユニット数が1より大きいリソースが表示されたガント・チャート。
「リソース可用性の編集」モードでは、各リソースのリソース・ユニットの可用性を時間の経過とともに表示できます。 コンテキスト・メニューの「リソース・ユニットの編集」処理を使用して、ダイアログでこれらの値を変更できます。 次の図に示す例では、リソースZR-Car-WCOR4のリソース・ユニットの値は、指定した日付範囲内の平日の毎日午前6時から午後2時の間は4に設定されています。
「リソース可用性の編集」モード
リソース可用性およびシフト例外を変更し終えたら、ガント・チャートのその他の処理を実行するために、「リソース可用性の編集」モードをオフにする必要があります。 このモードでは、工程ラベルが表示されないので工程を選択できません。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
「シナリオのシフト例外の編集」機能を使用する場合は、その親機能「生産スケジューリング」にオプト・インする必要があります。 この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
主なリソース
- Redwoodエクスペリエンスの詳細は、https://redwood.oracle.com/を参照してください。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。