スキル・ライブラリ・エンリッチメント・エージェントを使用したスキルへのシノニムの追加
スキル・ライブラリ・エンリッチメント・エージェントがスキル提示を処理する際にスキルのシノニムを含めるように構成できるようになりました。 これらのスキル提案は、シノニムとともにターゲット・スキル・カタログに追加されます。
スキル・シノニムは、短縮名、略称、業界固有の用語など、スキルに対して一般的に使用される代替名です。 たとえば、Python Scripting Frameworkというスキルがある場合は、Python Scriptingや単にPythonなど他の名前が使用される場合があります。 これらのシノニムごとに個別のスキルをスキル・カタログに作成するかわりに、Python Scriptingという1つのスキルが追加され、そのスキルにシノニムが追加されます。

スキル項目カタログに追加されたスキル・シノニム
スキル・ライブラリ・エンリッチメント・エージェントを構成する際には、デフォルトで「スキルのシノニムを含める」チェック・ボックスが選択されています。 このエージェントを実行すると、スキルごとに最大10個のシノニムが追加されます。 このチェック・ボックスの選択を解除すると、シノニムなしでスキルがスキル・カタログに追加されます。

スキル・ライブラリ・エンリッチメント・エージェントの構成
ノート: このエージェントによって生成されてダウンロードされたスプレッドシートでは、シノニムを使用できません。 ただし、項目カタログ・アプリケーションを使用して表示できます。 シノニムを追加または削除するには、このアプリケーションを使用するか、HCMデータ・ローダーを使用します。
この機能により、スキル・カタログに追加できるシノニムを探すための時間と労力を節約できます。 また、スキルを検索するときに、従業員がよく知っているスキル名を使用して、適切なカタログ・スキルを選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするための具体的なステップはありません。 ただし、エージェントを構成して実行する必要があります。 これを行うには、次を参照してください:「スキル・ライブラリ・エンリッチメント・エージェントを構成および実行するにはどうすればよいですか。」
主なリソース
スキル・エンリッチメント・エージェントの詳細は、Oracle Help Centerのスキル・ライブラリのエンリッチのトピックを参照してください。
スキル項目カタログでのシノニムの管理の詳細は、「学習および開発」>「ダイナミック・スキル」で入手可能な25A新機能のスキル項目カタログのスキルへのシノニムの追加を参照してください。