Redwood: Redwoodページでの保存済検索の使用
倉庫での一般的な日常業務を行うときは、必然的に、特定のデータのセットをレビューする必要があります。 レビューするデータを検索するために特定の属性値を毎日、時には1日に何度も再入力することは、すぐに面倒な作業になります。 保存済検索を使用すると、最も関心のある属性値を入力して検索をすばやく実行できるため、対象となるものを見つけるために検索パラメータを毎回再入力する必要がなくなります。 Oracle Fusion Cloud Inventory Management全体の複数のページで、保存済検索を作成し、実行できるようになりました。
これらのRedwoodページで、検索を保存し、保存済検索を実行できるようになりました:
- 品目属性例外
- 品目トランザクション・デフォルト
- バーコード構成
- 品目数量
- 移動要求
- 転送オーダー
- 消費通知
- 品目供給と需要
- 移動要求
- 組織間パラメータ
- 預託在庫
- 転送オーダー
- 在庫トランザクション
- 待ち状態のトランザクション
- 在庫予約
- 在庫ピック
- ビジネス・イベント構成
- 循環棚卸
- 循環棚卸の記録
- 循環棚卸承認
- ロットおよびシリアル番号
- PAR棚卸概要
- 予想出荷明細
- 受入済明細
- 受入返品
- インバウンド出荷
- ASNの作成
- アウトバウンド出荷
- 品目不足
- 受入(サプライヤ・ポータル)
- 返品(サプライヤ・ポータル
- 預託在庫(サプライヤ・ポータル)
- 消費通知(サプライヤ・ポータル)
- 預託トランザクション(サプライヤ・ポータル)
品目供給と需要
「保存済検索」機能を使用して、次の処理を実行できます:
- 保存済検索をデフォルトとして設定します。
- 保存済検索に対して「保存」、「別名保存」、「編集」、「削除」の処理を実行します。
- 「リンクのコピー」機能を使用します。 たとえば、検索をコピーして、Eメールまたはテキスト・メッセージを使用してユーザーとの間で共有できます。 ユーザーは、その検索を実行して自分の個人用保存済検索に保存できます。
- システム検索を設定します。 HRC_MANAGE_SYSTEM_SEARCHES_PRIV権限がある場合は、検索がすべてのユーザーと共有されるように、検索をシステム検索として設定します。 また、すべてのユーザーが検索するときのシステム・デフォルトとしてマークすることもできます。
保存済検索
この機能を使用すると、日常的に最も多く使用するデータをより効率的に検索して見つけることができます。
有効化のステップ
保存済検索を有効にするには、次のステップを実行します:
Redwoodの保存済検索を使用するには初期収集を実行する必要がありますが、それには索引定義を作成してOSCSへの初期収集を実行するESSジョブというスケジュール済プロセスを送信する必要があり、これで索引定義が作成されてOracle Search Cloud Service (OSCS)への初期収集が実行されます。
このジョブの目的は、最新のメタデータを使用して保存済検索の索引を作成し、既存のすべてのデータをその索引に収集することです。 これは、Redwoodの「保存済検索」機能を使用するための前提条件となるステップです。
ノート: このジョブはリリースごとに1回、アップグレード後に実行する必要があります。
これらのステップを実行する前に、管理者からスケジュール済ジョブ定義の管理権限が付与されていることを確認してください。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者ユーザーとしてログインします。
- 「ツール」 > 「スケジュール済プロセス」にナビゲートし、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- プロセス名(索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ)を検索して選択します
- 再収集する索引名のパラメータ値。
- fa-hcm-savedsearch
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)
アクセス要件
次のジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER)
- 在庫マネージャ(ORA_INV_INVENTORY_MANAGER)
- 倉庫オペレータ(ORA_INV_WAREHOUSE_OPERATOR)
- サプライヤ在庫マネージャ(ORA_INV_SUPPLIER_INVENTORY_MANAGER)
- 受入エージェント(ORA_RCV_RECEIVING_AGENT)
- 出荷マネージャ(ORA_WSH_SHIPPING_MANAGER)
- 出荷エージェント(ORA_WSH_SHIPPING_AGENT)
これらのジョブ・ロールは、この更新の前から使用可能でした。