Redwood: Redwoodページを使用した循環棚卸順序の管理
手持数量を正確に把握することは、需要と供給の管理、高水準サービスの維持および生産計画にとって非常に重要です。 循環棚卸により、アプリケーションに記録された手持数量と実際の手持数量の差を修正することによって、在庫レコードの正確性を維持できます。 循環棚卸を適切に行うためには、オープンの循環棚卸順序の棚卸数量を効率的にレビューして入力できることが不可欠です。 Redwoodページを使用して、このような循環棚卸順序を管理できるようになりました。
「在庫管理」作業領域の「棚卸」タスクから使用可能なRedwoodの「循環棚卸の記」ページを使用して、循環棚卸の記録トランザクションにアクセスできるようになりました。
ランディング・ページには、循環棚卸名、摘要および棚卸待ち数を含む複数の行が表示されます。 デフォルトでは、棚卸待ちのある循環棚卸のみが表示されます。 ただし、必要に応じてすべての循環棚卸の表示に切り替えることができます。 循環棚卸の1つを選択すると、「循環棚卸の記録」ページが表示されます。
「循環棚卸の記録」ランディング・ページ
「循環棚卸の記録」ページで、次の処理を実行できます:
- 棚卸順序のレビュー
- 棚卸の処理
- 棚卸詳細の更新
- 棚卸順序のエクスポート
- 手動棚卸順序の追加
さらに、次の3つのトグル・ボタンを使用して、品目をシリアル管理別にフィルタできます:
- すべて: シリアル管理と非シリアル管理の両方の品目が表示されます。
- 非シリアル管理: 非シリアル管理品目のみが表示されます。
- シリアル管理: シリアル管理品目のみが表示されます。
更新およびエクスポート処理
棚卸順序のレビュー
編集: 詳細ページにナビゲートすることなく、ランディング・ページで棚卸数量をすばやく更新ます。 棚卸を編集するには鉛筆アイコンをクリックし、棚卸数量を入力し、チェックマークをクリックして変更を保存します。
詳細付きの棚卸の記録: このページは、棚卸順序に関する詳細情報を表示して棚卸数量を入力するために使用します。 追加のフィールドには、「事由」、「コメント」、「棚卸日」などがあります。
詳細付きの棚卸の記録
要求当たり1つのシリアル管理タイプ: 「詳細付きの棚卸の記録」ページを使用して、個々のシリアル番号の棚卸数量を入力します。
要求当たり複数のシリアル管理タイプ: 「シリアル番号の記録」ページにナビゲートして、シリアル番号を管理します。
- シリアルの追加: この処理は、まだシステムに記録されていないシリアル番号を追加するために使用します。
- 記録済としてマーク: シリアル番号を記録済としてマークするには、レコードを選択して「記録済としてマーク」をクリックします。 次のステップに従って、「棚卸で記録」オプションを手動で選択または選択解除することもできます:
- 「編集」アイコンをクリックします。
- 「棚卸で記録」チェック・ボックスを選択または選択解除します。
- 「保存」アイコンをクリックして、変更を確定します。
- 不明としてマーク: システムに記録されているが棚卸にないシリアル番号を示します。
- フィルタ・オプション: コンテキスト・フィルタを使用してすべてのシリアル、記録済シリアルのみ、欠落しているシリアルおよび新しいシリアル番号を表示できます。
シリアル番号の記録
棚卸の処理
棚卸をレビューした後に、レコードを選択して「棚卸の処理」ボタンをクリックすると、調整または承認のためにその棚卸順序が処理されます。
- レコードのうち、選択済で棚卸数量がnull以外のもののみが処理対象として送信されます。
- すべてのレコードを一度に処理するには、「棚卸の処理」ボタンをクリックします。 選択されたレコードのうち、棚卸数量がnull以外のものすべてが送信されます。
棚卸詳細の更新
- レコードを1つ以上選択して、「事由」、「コメント」、「棚卸担当者」、「棚卸日」などのフィールドを更新します。
- 「処理」ボタンを使用して、棚卸詳細の更新を選択します。
棚卸の更新
棚卸順序のエクスポート
- レコードを選択して、ADFdiまたはインタフェース・ルートを介して処理するためのインタフェースにエクスポートします。
- 「処理」メニューの「インタフェースにエクスポート」オプションを使用します。
この機能により、改善されたユーザー経験を使用して、オープン循環棚卸順序をより効率的に表示および記録できます。
これらの機能のデモを次に示します:
有効化のステップ
この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:
- 「設定および保守」作業領域で、「在庫プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「在庫プロファイル・オプションの管理」ページで、「循環棚卸の記録のRedwoodページ使用可能」プロファイル表示名またはプロファイル・オプション・コードとしてORA_INV_RECORD_CYCLE_COUNTS_REDWOOD_ENABLEDを検索して選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、サイト・レベルを「はい」または「いいえ」に設定します。 デフォルト値は「いいえ」です。
- はい = 機能を有効にします
- いいえ = 機能を無効にします
- 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。
ヒントおよび考慮事項
- 要求当たり1つの管理タイプのシリアル番号付き品目の場合、明細レベルで「編集」処理を使用して棚卸数量をすばやく更新できるため、詳細ページにナビゲートする必要がありません。
- 処理対象レコードをすべて一度に送信するには、行レベルでレコードを選択することなく、「棚卸の処理」処理ボタンを使用します。 棚卸数量が入力された適格レコードがすべて送信されます。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 循環棚卸順序の記録(INV_RECORD_CYCLE_COUNT_SEQUENCE_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。