Redwood: ピック確認中のソース・ピッキング事業所の改善されたソートの使用

オープン・ピッキング明細を確認する際に、倉庫内を効率的に移動できることが円滑な操作に不可欠です。 通路間を移動したり後戻りすることは、時間の無駄につながるとともに、複数のピッキング担当者がぶつかってしまうおそれがあります。 そのため、ピッキング担当者がモバイル・デバイスを使用してピックを確認するときに、オープン・ピッキング明細を論理的な順序でソートできるようにする必要があります。 このリリースより前には、モバイル・デバイスを使用してピッキングする際に、オープン・ピッキング明細をソースまたは搬送先の保管場所別にグループ化することが可能でした。 しかし、保管場所が保管棚管理されている場合は、明細がランダムな保管棚順序で表示されることがありました。 モバイル・デバイスを使用してピックを確認する際に、1つのピック・スリップ内のオープン・ピッキング明細を保管棚の昇順または降順でソートできるようになりました。

ピックを保管場所および保管棚の順にソート

ピックを保管場所および保管棚の順にソート

この機能により、ピッキング担当者がピッキング・タスクを行うときに倉庫内をより効率的に移動できます。

有効化のステップ

この機能をモバイル・ピック確認に対して使用可能にするには、Visual Builder Studioのエクスプレス・モードでビジネス・ルールを使用します。

ヒントおよび考慮事項

エクスプレス・モードでのアプリケーション・ページの拡張の詳細は、Visual Builder Studioのエクスプレス・モードでのOracle Cloud Applicationsの拡張を参照してください。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • レスポンシブ在庫を使用したピックの確認(INV_CONFIRM_PICK_PWA_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。