Redwood: スプレッドシートを使用した予約インタフェース・レコードの管理

予約は、需要と、その需要履行のために使用する供給との間のリンクです。 たとえば、ある品目の特定の手持数量を重要な顧客の販売オーダーにリンクするために予約を作成します。 この予約を作成しておくと、指定された数量が特定の日付に確実に使用可能になるため、この販売オーダーを予定どおりに履行できます。 予約の作成にRESTリソースまたはファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用する場合、予約の作成に使用されるデータが正しくないというケースがありえます。 このようなレコードは最終的に、予約インタフェース内でエラー・ステータスになり、修正および再送信を待つことになります。 この状況では、予約インタフェース内にある、エラーが発生したレコードをすばやく表示および管理する方法が必要です。 Oracle Visual Builder Add-in for Excelを使用して、構成された事前定義済スプレッドシート・テンプレートを使用してこれらの予約インタフェース・レコードを管理できるようになりました。

「在庫管理」作業領域から「スプレッドシートでの予約インタフェース・レコードのダウンロード」タスクを選択すると、予約Visual Builder Excelアドインが起動します。 これによりオープンされるExcelシートには、在庫予約インタフェース表内で処理待ちとなっているレコードが記録されています。

在庫予約インタフェース

スプレッドシートでの予約インタフェース・レコードのダウンロード

この機能により、予約インタフェース表に存在する予約レコードを効率的にレビューおよび管理できます。

有効化のステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。 Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_INV_RESERVATIONS_INTERFACE_SPREADSHEET_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  3. 「プロファイル値」セクションで、サイト・レベルを「はい」または「いいえ」に設定します。 デフォルト値は「いいえ」です。
  • はい = 機能を有効にします
  • いいえ = 機能を無効にします
  1. 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

ヒントおよび考慮事項

Oracle Visual Builder Add-in for Excelの最新バージョンをダウンロードします。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 在庫予約インタフェース・プロセスの管理(INV_MANAGE_INVENTORY_RESERVATION_INTERFACE_PROCESS_PRIV)

この職務ロールはこの更新で新規です。