Redwood: 品目原価のレビュー
「品目原価」ページでは、評価ユニットの品目の基準日原価を、原価組織および原価台帳に対して選択された原価方法に基づいて分析および理解できます。 また、原価方法が移動平均、実績原価および期間平均の場合、ドリルダウンして、品目原価を構成する受入レイヤーを表示することもできます。 このページはRedwoodで拡張され、検索および検索結果が原価方法別にストライピングされるようになっており、使いやすさとパフォーマンスが向上しています。 また、ドリルダウンして品目の最新の原価計算トランザクションおよび配分を表示できるようになりました。
原価方法別の品目原価のデータ・ストライピングによるパフォーマンスの向上
検索フィルタおよび検索結果を原価方法ごとに最適化
シームレスなナビゲーションで詳細にドリルダウン
データの説明の拡充
この新しいページには、次のような主な利点があります:
- 高パフォーマンス: 品目原価データが原価方法別に論理的にストライピングされ、ページ・パフォーマンスが向上しています。
- 意思決定のための実用的なインサイト: リアルタイムの品目原価、ドリルダウン機能および詳細なレポートによって財務管理が向上します。
- ユーザー経験の向上: 直感的な検索、フィルタおよびナビゲーションにより、手作業が減り、生産性が向上します。
- 他のページからのシームレスなナビゲーション: このページには関連する原価管理のページから簡単にアクセスできるため、ワークフローがスムーズになり、画面間の切り替えにかかる時間が短縮されます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_CST_REVIEW_ITEM_COSTS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「はい」に設定します。 デフォルト値は、Noです。
- はい = 機能を有効にします
- いいえ = 機能を無効にします
- 「保存して閉じる」をクリックします プロファイル値の変更は、次回サインインしたときに反映されます。
ヒントおよび考慮事項
- ガイド付きジャーニ・タスクを使用して、「品目原価」のコンテキストにおけるチュートリアル、会社ポリシーおよびベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供できます。
- 1つの品目について原価台帳間で原価方法が異なる場合は、詳細を表示するために複数の検索の実行が必要になる可能性があります。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 原価管理の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目原価の表示(CST_VIEW_ITEM_COST)
- Webサービスによる品目原価の表示(CST_VIEW_ITEM_COSTS_WEB_SERVICE)