Redwood: 新規ユーザー経験を使用した原価コンポーネント・マッピングの作成および編集
原価コンポーネントは原価要素にマップされ、Oracle Cost Managementはこれを使用して品目の原価をトラッキングします。 原価コンポーネント・マッピングを作成して、原価コンポーネントを原価要素にマップしたり、品目が在庫組織間で転送されるときのソース原価要素を宛先原価要素にマップできます。
Redwoodページを使用して、原価コンポーネント・マッピングを作成、変更、削除および検索できるようになりました。 自分がアクセス権を持つセットの原価コンポーネント・マッピングのみを管理できます。
原価コンポーネント・マッピングの検索、更新および削除
「原価コンポーネント・マッピング」ページでは、デフォルトではレコードが最終更新日の降順でソートされて表示されます。 既存の原価コンポーネント・マッピングを変更および削除することもできます。 編集時に、原価コンポーネントから原価要素へのマッピングおよびソース原価要素から宛先原価要素へのマッピングの詳細が表示され、これらを更新できます。 ページ下部のナビゲーション・リンクを使用して、関連する設定ページにすばやくアクセスできます。

「原価コンポーネント・マッピング」ページ
原価コンポーネント・マッピングの作成
原価コンポーネント・マッピングを作成するには、「追加」(+)ボタンをクリックします。

原価コンポーネント・マッピングの作成ページ
原価コンポーネント・マッピングを作成した後に、詳細ページで原価コンポーネントから原価要素へのマッピングおよびソース原価要素から宛先原価要素へのマッピングを定義できます。 このマッピングは、次の3つのセットにグループ化されます:
- 事前定義済原価コンポーネントから原価要素へのマッピング
- 荷揚原価コンポーネントから原価要素へのマッピング
- ソース原価要素から宛先原価要素へのマッピング
すべての事前定義済コンポーネントがリストに表示されるため、すばやくマッピングを作成および更新できます。

原価コンポーネント・マッピング・ページ - 事前定義済原価コンポーネントのマッピング

原価コンポーネント・マッピング・ページ - 荷揚原価コンポーネントのマッピング

原価コンポーネント・マッピング・ページ - ソース原価要素から宛先原価要素へのマッピング
この機能には、次のような利点があります:
- 柔軟な原価体系: 原価コンポーネント・マッピングのレビューおよび作成が簡単にできるため、品目原価を様々なビジネス・ニーズに応じて様々な粒度レベルで計算できます。
- すべての事前定義済原価コンポーネントが事前に用意されています。 マッピングのレビューおよび定義をUIから直接、すばやく行うことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 「設定および保守」作業領域では、この更新でRedwoodバージョンの「原価コンポーネント・マッピング」ページがデフォルトで使用可能になりますが、既存のバージョンの原価コンポーネント・マッピング・グループの管理ページは引き続き製造およびサプライ・チェーン資材管理オファリングで使用可能です。 既存のバージョンのページは、今後の更新でアプリケーションから削除されるため、できるだけ早くRedwoodバージョンのページに移行してください。
- ガイド付きジャーニ・タスクを使用して、原価コンポーネント・マッピング・グループのコンテキストにおけるチュートリアル、会社ポリシーおよびベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供できます。
- 原価コンポーネント・マッピング・グループは、セット・レベルで定義されます。 自分がアクセス権を持つセットの原価コンポーネント・マッピング・グループのみを管理できます。
- 原価プロセッサのエラーを回避するために、デフォルト原価コンポーネントから原価要素へのマッピングを定義します。
- 事前定義済原価コンポーネントについては、「在庫に含む」オプションが常に「はい」に設定されます。ただし、控除対象外税の場合は例外で、「いいえ」に設定されます。この設定は編集できません。
- 荷揚原価コンポーネント・マッピングの「在庫に含む」オプションは、そのマッピングが原価処理で使用される前であれば変更できます。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 原価管理の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 原価コンポーネント・マッピングの管理(CST_MANAGE_COST_COMPONENT)
- Webサービスによる原価コンポーネント・マッピングの管理(CST_MANAGE_COST_COMPONENT_MAPPING_WEB_SERVICE)