プロジェクト・リソース割当用の可変週次スケジュール
プロジェクトに労務リソースを直接割り当てるときに、詳細な週次スケジュールを定義します。 リソース・マネージャは、正式なリソース要求がなくても正確な週次割当を設定し、リアルタイムのプロジェクト要求に基づいてチーム・メンバーを割り当てます。 複数のリソース割当スケジュール時間を修正するか、可変週次時間数と他のスケジューリング方法を切り替えて、最新のスケジュール需要を反映します。 勤務可能状況とワークロード・バランスに対応するために、可変週次時間割当のリソースを置き換えます。
可変週次時間数の割当の作成
複数の割当の修正
可変週次時間数でスケジュールされたリソースの置換
この機能には、次のビジネス上の利点があります。
- 管理間接費の削減 - リソースを可変週次割当に直接割り当てることで、正式なリソース要求が不要になり、割当プロセスが合理化されます。
- アジリティの向上 - 割当スケジュールを効率的に修正することで、変化する需要に迅速に対応できます。
- プロジェクト効率の向上 - リソース・プランニングをプロジェクト・スケジュールと連携させ、ダウンタイムと遅延を最小限に抑えます。
- 勤務可能状況の変更への迅速な対応 - リソースを迅速に置換することで、中断を回避し、プロジェクトを予定どおりに進めることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 今後の更新では、次の追加機能が検討されています:
- 「リソース・スケジュールの管理」ガント・チャートでの可変週次割当の作成および修正。
- 可変週次時間数スケジュールが設定されたプロジェクトの直接割当の一括作成。
- プロジェクト管理に可変週次スケジュールが設定されたリソースの計画。
- 可変週次時間数が設定された割当を修正する際には、割当の開始日と終了日および期間への変更に基づいて割当時間数がシフトします:
開始日 |
終了日 | 期間 | 割当時間数変更 |
---|---|---|---|
早める |
早める | 同じ |
新しい開始日に基づいて、既存の週次時間をシフトします。 |
遅らせる | 遅らせる | 同じ |
新しい開始日に基づいて、既存の週次時間をシフトします。 |
早める | 変更なし | 長くなる |
新しい開始日に基づいて、既存の週次時間を前方にシフトします。 延びた期間の追加の週については、週次時間がデフォルトの週次時間数値に設定されます。 |
遅らせる | 変更なし | 短くなる |
割当に含まれなくなった日付の時間数を削除します。 割当の残りの週に設定された既存の週次時間数を保持します。 |
変更なし | 早める | 短くなる |
割当に含まれなくなった日付の時間数を削除します。 割当の残りの日付に設定された既存の日次時間数は保持します。 |
変更なし | 遅らせる | 長くなる |
割当に含まれなくなった日付の時間数を削除します。 割当の残りの日付に設定された既存の日次時間数は保持します。 |
早める | 遅らせる | 長くなる |
新しい開始日から開始するように既存の時間数をシフトし、期間に追加された追加週に対しては、各追加週にデフォルト週次時間を割当の最後まで追加します。 |
遅らせる | 早める | 短くなる |
新しい開始日に開始するよう既存の時間数をシフトします。 新しい期間でなくなった週の最後の時間数を削除します。 |
遅らせる | 遅らせる | 短くなる | 新しい開始日に開始するよう既存の時間数をシフトします。 新しい期間でなくなった週の最後の時間数を削除します。 |
主なリソース
- この機能により、25Aで最初にプロジェクト・リソース要求の可変週次リソース・スケジュールとして導入された可変週次時間数のスケジューリング機能が、プロジェクト・リソース管理での直接割当の作成に拡張されます。
アクセス要件
新しいアクセス要件はありません。