アラート・コンポーザ - リソース・アラートのパフォーマンス
同じリソースに対して定義されている同時スケジュール・アラートを順番に実行できるようになりました(一方が完了した後にもう一方が実行されます)。これにより、大量のデータを取得するリソースのパフォーマンスが向上します。
この機能を有効にするには、新しいプロファイル・オプションアラート非互換性使用可能(プロファイル・コード: ORA_HRC_ALERT_INCOMPATIBILITY_ENABLED)の値を「Y」に設定します。たとえば、就業者などの同じリソースに対して2つのアラートが定義されていて、両方が午前0時に実行されるようにスケジュールされている場合、そのうちの1つのみを実行することが許可されます。次のアラートは、前のアラートが完了した後にのみ実行されます。
このプロファイル・オプションのデフォルト値はNです。これは、アラートの既存の動作が変更されないことを示します。たとえば、就業者などの同じリソースに対して2つのアラートが定義されていて、両方が午前0時に実行されるようにスケジュールされている場合、両方を同時に実行することが許可されます。
大量のデータの取得については、最適なパフォーマンスを得るために、このオプションを「Y」に設定し、アラートを連続して実行することをお薦めします。
新しいプロファイル・オプションを使用して、大量のデータのリソース・アラートのパフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
プロファイル・オプションの値を変更するには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」に移動し、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク・ページに移動し、ORA_HRC_ALERT_INCOMPATIBILITY_ENABLEDプロファイル・オプションを検索します。
- 値を「Y」に変更します。
- 変更を保存します。
アラート・プロファイル値の設定