カスタマ・ポータル: ページ・ロードでの独自のCaptchaの導入

25Cリリースでは、カスタマ・ポータル用の新しいウィジェットが導入され、CP管理者が「独自のCaptchaサービス」を統合および管理できるようになります。
この機能拡張により、CP管理者は、カスタマ・ポータルで使用する優先Captchaサービスを構成できます。
CP管理者は、選択したCaptchaを設定して、ボット攻撃や不要なクロールからポータルを保護するのに役立つ「ページのロード」を検証できます。 この柔軟性により、ポータルのセキュリティが強化され、自動化された非正規のリクエストを最小限に抑えることで、全体的なパフォーマンスが向上します。

サード・パーティのCaptchaサービスが構成されていない場合、ウィジェットには、デフォルトで単純な数学ベースのcaptchaが用意されています。

ビジネス価値:

  • セキュリティの強化: カスタムのCaptcha検証を活用することで、ボットや自動クローラからカスタマ・ポータルを保護します。
  • 柔軟性: 組織は、内部プリファレンスまたはコンプライアンス要件に従って、Captchaプロバイダを選択および管理できます。

有効化のステップ

  • CXバージョンを25Cに、およびカスタマ・ポータルを3.11にアップグレード
  • 構成設定エディタで、captchaプロバイダに基づいて、CAPTCHA_PROVIDER_URL、CAPTCHA_SECRET_KEY、CAPTCHA_VERIFY_URLおよびCAPTCHA_SITE_KEYに必要な値を入力します。
  • CP編集アクセス権を持つプロファイルを使用して、/cp/core/widgets/standard/utils/の下のWebDAVを介してBringYourOwnCaptchaウィジェットを構成し、構成設定を参照して必要に応じてカスタマイズします。 有効なサード・パーティ・サービスが設定されていない場合(構成設定が構成されていない場合など)、ウィジェットはデフォルトの数学ベースのcaptchaを自動的に使用します。
  • CP編集、ステージおよびプロモート・アクセス権を持つプロファイルがある「ci/admin」領域に移動し、関連するポータル・ページで開発モードでcaptcha機能をテストします。
  • テストに成功したら、変更を本番環境にプロモートします。

ノート: Captchaウィジェットを使用して、同じフォルダからのデフォルトのcaptchaを実装することもできます。

ヒントと考慮事項

  • 選択したCaptchaサービスが、組織のセキュリティおよびプライバシ基準に適合していることを確認します。
  • Captchaの有効性とパフォーマンスを定期的に監視し、シームレスなユーザー・エクスペリエンスを維持します。

アクセス要件

CP編集、ステージおよびプロモート