Eメール・ヘッダーでサポートされているワンクリック・サブスクライブ解除
顧客がマーケティングEメールをオプトアウトし、主要なEメール・プロバイダからの要件に準拠しやすくするために、ワンクリック・サブスクライブ解除機能が導入されました。
この更新では、一括電子メールへの特別なヘッダーの追加がサポートされており、GmailやOutlookなどの電子メール・サービスの受信者に「サブスクライブ解除」オプションがより表示され、使いやすくなっています。
Gmailの例
変更内容
以前:
マーケティングEメールには、基本的な「mailto:」サブスクライブ解除リンクが含まれています。 Outlookのような一部のプロバイダーは、あらゆる種類の「購読解除」リンクを認識しましたが、Gmailには特別な「ワンクリック」オプションが必要です。
現在:
新しい「One-Click Unsubscribe」のサポート:
一括Eメールには、Gmailの最新要件を満たす"List-Unsubscribe"ヘッダーを含めることができます。
Gmailや他のプロバイダは、受信者にEメール・インタフェース内にわかりやすい「登録解除」ボタンを表示します。
ビジネス価値:
1回のクリックによるサブスクライブ解除を有効にすると、受信者が受信したくないEメールを簡単かつ便利にオプトアウトできるようになるため、カスタマ・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能の新しい構成設定があります:
MAILER_LIST_UNSUBSCRIBE_HEADERは、Eメールに追加されるサブスクライブ解除情報のタイプを制御します。
- Eメール・ベース('mailto:')のサブスクライブ解除(デフォルト)
- ワンクリック・サブスクライブ解除(サーベイ・オプトイン)
- ワンクリック・サブスクライブ解除(グローバル・オプトイン)
ヒントと考慮事項
「ワンクリック・サブスクライブ解除」が別のEメール・プロバイダで確実に機能するには、Eメール設定で次のことが必要です:
- DKIMおよびSPF認証チェックに合格
- 有効なSSL証明書でセキュア(https)リンクを使用
- 送信者の評判が高いドメインから電子メールを送信
- サブスクライブ解除リンクは、Eメール・プロバイダのサーバー(ユーザー自身のネットワークまたは内部ネットワークからのみ)からアクセスできることを確認
- 特定のOutlookバージョンなどの一部の電子メール・クライアントでは、プロバイダによってサポートが異なる可能性があるため、ワン・クリック・オプションが常に表示されるとはかぎりません。
- Oracle B2C Serviceは、25C以上のバージョンである必要があります。
アクセス要件
- CX 25C+