統合学習カタログ管理とアクセス制御

新しい統合カタログ・リスト・ページを使用して、学習カタログ管理を簡素化します。このページでは、カタログ管理プロファイルを使用した学習カタログへの管理者アクセスの制御もサポートされます。「自分のクライアント・グループ」>「学習および開発」ページの新しい学習カタログ・タスクを使用します。ページを有効にすると、別の「コース」、「専門」、「講義」および「自己ペース学習」タスクが置き換えられます。

新規学習カタログ・タスクが表示された「自分のクライアント・グループ」>「学習および開発」ページ

「作成」ボタン・メニュー・オプションが表示された「学習カタログ」ページ

カタログ管理プロファイルで管理される簡略化された管理者アクセス

この機能により、コース、専門および講義の管理タスクの保護方法が変更されます。単一の学習カタログ・リストに切り替えると、既存のすべてのコース、講義および専門が「学習カタログ」ページに表示されます。この機能を有効にした後は、これらのデータ・ポリシーの既存のデータ・セキュリティ条件は適用されません:

管理者によるカタログ学習項目の表示
カタログ学習コースの管理
カタログ学習講義の管理
カタログ学習の専門の管理

管理者がこれらのデータ・セキュリティ・ポリシーを使用してコース、講義または専門に無制限にアクセスでき、管理者が学習カタログのすべての学習を管理できる場合、この機能を有効にする前に考慮する必要はありません。

ただし、現在、コース、講義または専門のサブセットへの管理者アクセスを制限している場合は、カタログ管理プロファイルを使用してその構成を簡素化できるようになりました。実行する必要がある手順を次に示します。

各プロファイルのカタログ項目を管理できるユーザーを定義するカタログ管理プロファイルを作成します。これらは、同じ目的のために以前使用されていたセキュリティ・ロールを置き換えます。所有するセキュリティ・ロールごとにカタログ管理プロファイルを作成する必要があります。
コース、講義および専門を更新して、該当するプロファイルに関連付けます。一括更新では、HCMデータ・ローダーCourseV3、OfferingV3およびSpecializationV3ビジネス・オブジェクトを使用できます。

「コース詳細」ページの「カタログ管理プロファイル」フィールド

この機能により、全体的なカタログ管理の効率と制御が向上し、生産性が向上します。

有効化のステップ

統合学習カタログ管理およびアクセス制御を設定するにはどうすればよいですか。

ヒントおよび考慮事項

この機能を有効にすると、「自己ペース学習」ページの既存の保存済検索は存在しません。「学習カタログ」ページで再作成する必要があります。
「コピー」および「機能」オプションは、この機能を有効にしない場合でも、クラシック・コース、講義、専門の詳細ページでも使用できるようになりました。
デフォルトのカタログ管理プロファイルを無効にした場合は、クラシック・コース、講義および専門の作成ページおよび編集ページで必要な「カタログ管理プロファイル」フィールドをmakeすることをお薦めします。「ページ・コンポーザ」を使用します。
統合された「学習カタログ」ページでは、これらの列にはコース、講義または専門の値がありません。次の学習タイプのサポートは、今後のリリースで追加されます:
- 使用箇所数
- 専門数で使用
- トピック数で使用
- コミュニティ数で使用
- アクティブなアサイメント数
- 完了済アサイメント数
- 評点数
- 表示
統合された「学習カタログ」ページでは、表示フィルタでは、コース、講義または専門ではなく、自分のペースで学習のみがフィルタされます。次のリリースでこれらの学習タイプをフィルタするためのサポートが追加されます。

主なリソース

自己ペース学習および学習カタログ管理の詳細は、次のドキュメントを参照してください:

リリース24D新機能「自己ペース学習Redwoodエクスペリエンスの管理」
My Oracle SupportのLearning Catalog Management: Redwoodエクスペリエンス[3052904.1]

アクセス要件

この機能が有効でない場合と比較して、各ロールの機能セキュリティ権限が実行する内容の要約を次に示します。

ロール	この機能を有効にした場合の動作	この機能の前の動作
学習カタログ・アイテムの表示	オープン・カタログ管理プロファイルまたは自分が作成できるプライベート・プロファイルで、自己ペース学習、コース、講義および専門の表示をユーザーに許可します。	ユーザーは、自分がコントリビュータであるオープン・カタログ管理プロファイルまたはプライベート・プロファイルで自己ペース学習を表示できます
カタログ学習コースの表示	もう必要ありません。	ユーザーは、管理者によるカタログ学習項目の表示データ・セキュリティ・ポリシーで定義されたコースを表示できます。
カタログ学習講義の表示	もう必要ありません。	ユーザーは、管理者によるカタログ学習項目の表示データ・セキュリティ・ポリシーで定義された講義を表示できます。
カタログ学習専門の表示	もう必要ありません。	ユーザーは、管理者によるカタログ学習項目の表示データ・セキュリティ・ポリシーで定義された専門を表示できます。
すべての学習カタログ・アイテムの表示	すべての自己ペース学習、コース、講義および専門の表示をユーザーに許可します。	すべての自己ペース学習の表示をユーザーに許可します。
自己ペース学習の管理	ユーザーは、デフォルト・カタログ管理プロファイルまたはコントリビュータである任意のプロファイルで自己ペース学習を作成および管理できます。	ユーザーは、デフォルトのカタログ管理プロファイルまたはコントリビュータである任意のプロファイルで自己ペース学習を作成および管理できます。
カタログ学習コースの管理	ユーザーは、デフォルト・カタログ管理プロファイルまたはコントリビュータである任意のプロファイルでコースを作成および管理できます。	ユーザーは、カタログ学習コースの管理データ・セキュリティ・ポリシーによって定義されたコースを作成および管理できます。
カタログ学習講義の管理	ユーザーは、デフォルト・カタログ管理プロファイルまたはコントリビュータである任意のプロファイルでオファリングを作成および管理できます。	ユーザーは、「カタログ学習講義の管理」データ・セキュリティ・ポリシーによって定義された講義を作成および管理できます。
カタログ学習の専門の管理	ユーザーは、デフォルト・カタログ管理プロファイルまたはコントリビュータである任意のプロファイルで専門を作成および管理できます。	ユーザーは、「カタログ学習専門の管理」データ・セキュリティ・ポリシーによって定義された専門を作成および管理できます。
すべての学習カタログ・アイテムの管理	すべての自己ペース学習、コース、講義および専門の管理をユーザーに許可します。	ユーザーがすべての自己ペース学習を管理できるようにします