あなたのアイデアがあなたの提案から届きました。Redwood: 受入時のみロットおよびシリアル番号の取得

ロットおよびシリアル追跡製品を処理する業界の業務を合理化するには、受入プロセス中にロットおよびシリアル番号を取得することが不可欠です。 商品が受入ドックに搬送されると、受入エージェントは、受入数量や品目の条件などの品目詳細を収集します。 ロット番号およびシリアル番号情報をこれらの詳細とともに使用すると、品目を効率的に格納できます。

現在は、アイテムが入荷ドックで配送されるときにロットおよびシリアル番号の詳細を取得できるため、倉庫オペレーターは、棚入時にアイテムを収集するために余分な時間と労力を費やす必要はありません。

受入中のすべての受入経路で使用可能な「ロットおよびシリアル番号の記録」処理

受入中のすべての受入経路で使用可能な「ロットおよびシリアル番号の記録」処理

受入明細ドロワーで使用可能なロットおよびシリアル番号詳細セクション     受入明細ドロワーで使用可能なロットおよびシリアル番号詳細セクション

受入明細ドロワーで使用可能なロットおよびシリアル番号詳細セクション

さらに、医薬品サプライ・チェーン・セキュリティ法(DSCSA)などの特定の規制への準拠では、組織が通常ロットおよびシリアル番号で商品を管理していない場合でも、レポート目的で受入中にロットおよびシリアル番号の詳細を取得することが義務付けられています。

受入アクティビティ時にのみ品目をロットおよびシリアル管理として指定できるようになりました。 これにより、レポート用にロットおよびシリアル番号の詳細が収集され、受入プロセスの完了後にこれらの品目を非ロット管理在庫のように管理できるようになります。

ロットおよびシリアル管理品目を含む受入トランザクションの場合、受入時にロットおよびシリアル番号の詳細を取得する必要があります。 これにより、ロットおよびシリアル管理品目は受入搬送を介して搬送できます。

この機能により、棚入ステージでロットおよびシリアル番号を記録するために余分な処理に費やす時間が短縮され、効率が向上します。 さらに、医薬品サプライチェーン・セキュリティ法のような特定の規制に準拠するのに役立ちます。

有効化および構成ステップ

受入中のすべての受入工順のロットおよびシリアル番号を取得するには、「受入パラメータ」タスクで、選択した組織の「受入時のロットおよびシリアル番号の取得」チェックボックスを選択します。

受入パラメータ- 受入時のロットおよびシリアル番号の取得

受入パラメータ- 受入時のロットおよびシリアル番号の取得

受入時に品目をロットおよびシリアル管理として排他的に指定するには、品目定義のロット管理またはシリアル生成属性を「受入時のみ追跡の入力」に設定します。

ロット管理属性とシリアル生成属性の新しい値

ロット管理属性とシリアル生成属性の新しい値

ヒントと考慮事項

  • ロットおよびシリアル番号管理品目の受入時にロットおよびシリアル番号の詳細を取得した後、受入または検査トランザクションの返品または訂正時にロットおよびシリアル番号を指定する必要があります。

  • ロット管理およびシリアル番号生成属性が「受入時トラッキングのみ入力」に設定されている場合、「受入時ロットおよびシリアル番号の取得」チェックボックスが選択されていない場合でも、品目の受入時にロットおよびシリアル番号の詳細を入力する必要があります。

  • 「受入時のロットおよびシリアル番号の取得」チェック・ボックスが選択されていない場合でも、受入によって搬送が作成される場合は、ロットおよびシリアル番号の詳細をロットおよびシリアル番号の管理品目の受入時に入力する必要があります。

  • ロットおよびシリアル管理品目について、受注明細に複数の配分があり、受入経路が標準受入の場合、搬送先に対して搬送作成が有効になっている場合でも、受入時に搬送は作成されません。 かわりに、ユーザーは棚入を実行する必要があります。

  • 組織の「受入時にロットおよびシリアル番号を取得」属性をチェックした後、Redwoodページを使用して受入トランザクションを実行する必要があります。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

次の権限または職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 受入出荷明細の受入(RCV_RECEIVE_RECEIVING_SHIPMENT_LINE_PRIV)
  • Inspect Receipts Using Responsive Receiving (RCV_INSPECT_RECEIPTS_USING_RESPONSIVE_RECEIVNG_PWA_PRIV)
  • 受入の棚入(RCV_PUT_AWAY_RECEIVING_RECEIPT_PRIV)
  • レスポンシブ受入を使用した返品(RCV_RETURN_RECEIVING_RECEIPT_PWA_PRIV)
  • Correct Receipts using Responsive Receiving (RCV_CORRECT_RECEIPTS_USING_RESPONSIVE_RECEIVING_PWA_PRIV)
  • レスポンシブ受入を使用した受入要約および取引履歴の表示(RCV_VIEW_RECEIPT_SUMMARY_TXN_HISTORY_PWA_PRIV)
  • レスポンシブ受入を使用した商品の受入(ORA_RCV_RECEIVE_GOODS_PWA_DUTY)
  • レスポンシブ受入を使用した商品の棚入(ORA_RCV_PUT_AWAY_GOODS_PWA_DUTY)
  • レスポンシブ受入アプリケーションを使用した商品の検査(ORA_RCV_INSPECT_GOODS_PWA_DUTY)

これらの権限および職務ロールは、この更新の前に使用できました。