Redwood: リスト・ページからの契約の検索および管理

Redwoodエクスペリエンスにオプト・インして、「契約」リスト・ページから契約を直接検索および管理できるようになりました。 この再設計されたワークスペースは、適応型検索(Elasticsearch)を利用した、より高速で直感的で高度に構成可能なインタフェースを提供します。 ユーザーは、契約フィールド間での検索、複数の動的フィルタの適用、レコードのグループ化、列のソート、お気に入りへのマーク付け、列の管理、リスト・ページ・レベルと契約レコード・レベルの両方の「処理」にアクセスできます。 リスト・ページには、購買意図契約のみが表示され、常に最新バージョンが表示されます。 「契約の作成」ボタンはページに直接表示できるため、契約を迅速かつ効率的に作成できます。

適応型検索では、テキスト、LOV、数値、dateおよびamount-basedフィールド(過去30日、前四半期、過去6か月など)などの構成可能な範囲、および金額フィールドの値範囲(より大きい、より小さいおよび範囲など)を使用したリアルタイム・フィルタリングを強化します。 ユーザーは、キー属性(ステータス、契約タイプ、ビジネス・ユニットなど)別に結果をグループ化したり、保存済検索を使用してワークスペースをパーソナライズしたり、様々なレコード・セットから選択したり、お気に入りをマークしたり、永続セッション動作のメリットを享受できます。

「アクション」メニューには、「保存」、「エクスポート」、「列の管理」、「関連性によるソート」および「保存済検索の管理」などの機能があります。 各契約行には、「プレビュー」などのコンテキスト処理が含まれ、契約ライフサイクル・ステータスに基づいて追加の処理が有効になります。

インテリジェント非互換性フラグは、各契約を評価し、Redwoodで契約をオープンできるかどうかを決定します。 互換性がない契約は、クラシック契約UIに自動的にルーティングされるため、すべての契約詳細への中断のないアクセスが保証されます。 次のいずれかの条件を満たす場合、契約はRedwoodと互換性がないとみなされます:

  • 構造化または簡略化された用語による契約
  • 契約にクラシックUIから作成された履行明細があります
  • 契約ステータスは保留です
  • AdobeSignおよびOneSpan電子署名が有効な契約タイプ
  • 契約に提出物があります

このようなすべての契約は、クラシック契約管理UIで自動的にオープンし、完全な機能を維持します。

主な機能

  • 適応型検索によるフィルタリング、グループ化およびソート
  • 複数の同時基準をサポートする動的「フィルタの追加」
  • 「Manage Columns(列の管理)」および「resize-to-fit(サイズ変更)」オプションを使用した構成可能な列
  • デフォルト・ビューおよびユーザー・パーソナライズをサポートする保存済検索
  • お気に入りマーキングおよびセッション永続検索基準
  • 適応型検索によるフィルタリング、グループ化およびソート
  • 動的な「フィルタの追加」 テキスト、LOV、数値、日付の各フィールド間での複数の同時基準のサポート
  • 日付および金額の範囲ベースのフィルタリング(過去30日間、前四半期、過去6か月などの構成可能なオプションを含む)および数値範囲オプション(次より大きい、次より小さい、次の間)
  • ステータス、契約タイプ、ビジネス・ユニット、プライマリ・パーティおよびその他の構成済属性によるグループ化(縮小可能グループあり)
  • 「列の管理」を使用した構成可能な列。水平スクロールおよび「列のサイズ変更」画面が表示されます。
  • デフォルトのビュー・サポート、パーソナライズ、表示オプションおよび永続セッション動作を使用した保存済検索
  • カスタマイズされた結果に対するレコード・セットの選択(例: 「自分の契約」、「すべての契約」、「自分が所有」、「自分がチームにいる」)
  • お気に入りマーキング
  • 契約作成のためのリスト・ページの「Create Contract(契約の作成)」ボタン
  • 保存、エクスポート、列の管理、関連性によるソート、保存済検索の管理をサポートする「処理」メニュー
  • 契約ステータスに基づく追加処理を含む、プレビューなどの契約レコード・レベルのコンテキスト処理

契約リスト ページ

契約リスト ページ

  1. 最新のレスポンシブなRedwoodユーザー・エクスペリエンス
  2. 高度なフィルタリングとグループ化による、迅速で柔軟な契約検索
  3. パーソナライズによるユーザーの生産性の向上

有効化および構成ステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 企業契約

1.Redwood契約管理オプトイン使用可能

  1. 「設定および保守」に移動します。
  2. 「設定: 企業契約」→「変更機能オプトイン」にナビゲートします。

Redwood契約管理オプトイン

Redwood契約管理オプトイン

  1. Redwood Contract Management
    (オプトイン・コード: ORA_OKC_ENABLE_REDWOOD_MANAGE_CONTRACTS    )を検索して有効にします。
  2. 「保存してクローズ」をクリックします。
  3. 新しい契約 (新規)オプションがナビゲータに表示されるようになりました契約管理。

契約(新規)オプション

契約(新規)オプション

左側のメニューの「契約(新規)」オプション

左側のメニューの「契約(新規)」オプション

2. 契約の適応型検索の有効化および構成

「設定および保守」->「適応型検索の構成」->「設定」に移動して、次の順序で完了します。

  1. クイック・タブ- オブジェクトの有効化

  • 「クイック」サブタブで、「契約」を見つけてボックスを選択し、適応型検索を有効にします。

適応型検索- 設定(クイック)

適応型検索- 設定(クイック)

  1. 「拡張」タブ- 検索、あいまいなロジックおよびキーワード検索のサポートの有効化
  • 「詳細」サブタブに切り替えます。
  • 左側のオブジェクト・ツリーで、「契約」(ヘッダー/明細/パーティ)を展開します。
  • 各必須フィールド(契約番号、名前、ステータス、プライマリ・パーティ、金額、日付など)について:
    • 有効化 ->適応型検索(Elasticsearch)でフィールドを使用可能にして、索引付けおよび問合せできるようにします。 これがないと、フィールドは検索、フィルタ、グループ化またはソートの対象になりません。
    • 分析テキスト検索 ->フリーテキスト検索のファジー・ロジックおよび拡張テキスト処理を有効にします。、提供 スペル・トレランスや部分語の一致などの機能。 たとえば、"agreemenr"を検索しても、"agreement"の結果が返されます。
    • キーワード検索に含める -> Redwoodリスト・ページの上部にあるグローバル検索バーにユーザーが直接入力する場合、フィールドを使用できます。 つまり、フィールドは、特定のフィルタを追加せずに実行されるキーワード検索に参加します。

適応型検索- 設定詳細

適応型検索- 設定詳細

  1. 「UIの構成」タブ- 「Redwoodリスト」ページに表示される内容の制御
  • 「UIの構成」タブに移動します。
  • オブジェクト・リストから「契約」を選択します。
  • 「機能」で、次を有効にします。
    • 作成
    • エクスポート
  • フィールド表:
    • 列またはフィルタとして表示されるすべてのフィールドについて、「UIで表示」を有効にします。
    • (オプション)フィルタ・グループを日付または数値のセグメンテーション(本日、前四半期、0-30日など)に定義します。
    • (オプション)「グループ化基準」を有効にして、Redwoodリスト・ページのグループ化をサポートします

適応型検索- UIの構成

適応型検索- UIの構成

  1. パブリッシュ
    1. 「適応型検索の構成」ページで、「設定」 -> 「拡張」をクリックします。
    2. 「アクション」メニューから、「公開」を選択します。

ノート:適応型検索の変更の公開には、完了までにかなりの時間がかかる場合があります。 契約データの量によっては、パブリッシュ プロセスに最大12時間かかる場合があります。 ユーザーへの影響を回避するために、時間外に公開アクションを実行することをお薦めします。

ヒントと考慮事項

  • 購入目的契約のみ、最新バージョンのみを表示します。
  • フィルタリング、グループ化および列オプションは、「UIの構成」設定によって厳密に制御されます。

主なリソース

  • 適応型検索の設定、権限およびベスト・プラクティスの詳細なガイダンスは、https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/fassr/overview-of-adaptive-search-setup.htmlを参照してください。

アクセス要件

Redwoodの「契約」リスト・ページで契約を表示して操作するには、ユーザーに適切な機能権限およびオブジェクト共有ルールが割り当てられている必要があります。 リスト ページで契約レコードを返すには、どちらも必須です。

機能権限(必須)

ユーザーには、次の権限を付与する必要があります。

  • OKC_VIEW_CONTRACT_PRIV - 契約レコードの表示をユーザーに許可します。

オブジェクト共有ルール(少なくとも1つのルールが必要)

  • リスト・ページの契約表示は、アクセス・グループのオブジェクト共有ルールによって制御されます。 「契約」リスト・ページに関連する契約レコードを表示するには、「すべての契約」、「契約所有者読取りアクセス」、「契約所有者フル・アクセス」、または組織によって構成されたその他のルールなど、適用可能なアクセス・グループ・ルールが少なくとも1つ割り当てられている必要があります。

追加情報については https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/fasrd/run-setup-assistant.html#u30250326を参照してください。