承認済分類バッチの手動訂正トレーニング・セットの更新
既存の手動訂正トレーニング・セットに分類バッチが承認された後、その分類バッチに入力された手動訂正を追加できるようになりました。 または、訂正の保存に使用する新しいトレーニング・セットに名前を付けることもできます。

既存のトレーニング・セットへの手動訂正の追加
この更新の前に、支出レコードに適用された手動カテゴリ割当訂正をバッチで収集する場合は、データ管理者が常に新しいトレーニング・セットを作成する必要がありました。
この更新では、複数の異なる分類バッチ間で行われた手動訂正が1つのトレーニング・セットに保持されるため、支出データの再分類に使用されるナレッジ・ベースを改善するために使用できる訂正レコードの管理が容易になります。 これにより、ナレッジ・ベースの初期チューニング時に生成できる手動訂正トレーニング・セットの急増を減らすことで、支出分類アプリケーションの管理も簡略化されます。
有効化および構成ステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
複数のバッチにわたるレコードを含めることができるように、手動訂正トレーニング・セットの命名に注意を払う必要があります。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Oracle Fusion Cloud Procurement: 調達の使用』ガイドの支出分類を参照してください。
アクセス要件
費用分類へのアクセス権を持つユーザーは、「調達データ・アナリスト」抽象ロール(またはロール階層)があるかぎり、この新機能を使用するために追加の設定は必要ありません。