Redwoodスマート・ピッカー: 構成可能なレコード制限

Oracle Fusion Service全体のRedwoodスマート・ピッカー・ドロップダウンに表示されるレコード数を構成できるようになりました。 管理者は、smartPickerConfiguration変数を更新して、表示されるレコード数を増減できます。 これにより、標準およびカスタムのRedwoodフローでアカウント、担当者、サービス・プロファイルまたはSRを柔軟に検索できます。

  • 関連性の高いレコードを一度に表示することで、ユーザーの効率を向上させます。
  • 大量のデータを処理するサービス・エージェントのクリックおよびスクロールを削減します。
  • 特定のビジネス・プロセスおよびユーザー・ニーズに合わせてピッカーのエクスペリエンスを調整します。

有効化および構成ステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。 Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

有効化のステップ

  • スマート・ピッカー設定を更新するフラグメントまたはページ(サービス・センターや作業オーダーなど)に移動します。
    • cx-svc-sr-edit-fields、
    • cx-svc-sr-create、
    • cx-svc-sr-details-collapsedおよびルールセットCustomerWorkOrders。
  • Visual Builderで、「変数」に移動し、ターゲット・フラグメントのsmartPickerConfiguration変数を検索します。
  • オブジェクト(アカウント、担当者、serviceProfile、SRなど)ごとに、制限値を指定します。
  • 制限は、直接番号(たとえば、制限: 25)として、または詳細のあるオブジェクト(拡張制御)として設定できます。
  • $base.variables.smartPickerConfiguration = {
      account: {
        columnsDisplayed: { fields: ['PartyUniqueName', 'PrimaryAddress.FormattedAddress'] },
        limit: 25, // Show 25 records in the picker
        createEnabled: true,
        saveSearchEnabled: false,
      },
      // Repeat for other objects as needed
    };
  • vbEnterイベントまたはそのアクション・チェーン内で、更新された構成を割り当てます。
  • スマート・ピッカーでドロップダウンを開きます。 表示されるレコード数が新しい制限と一致することを確認します。

ノート

  • この制限は、スマート・ピッカーが構成済オブジェクトに使用されている場合に適用されます。
  • 制限設定では、柔軟性のために数値構文とオブジェクト構文の両方がサポートされています。
  • 高い値を慎重に使用し、使いやすさとパフォーマンスのバランスをとります。
  • 本番環境にデプロイする前に、より低い環境での変更をテストすることをお薦めします。

ヒントと考慮事項

該当なし

主なリソース

アクセス要件

  • Oracle Visual Builder Studio for Fusionアプリケーション拡張機能