Fusion添付構成の簡略化
Oracle Fusion Field Serviceのリリース26Aは、添付構成を合理化します。 Fusion添付を使用すると、Fusion APIアクセス用のアプリケーション認証を作成または保守する必要がなくなりました。 Oracle Fusion Field Serviceで追加されたファイルはFusion作業オーダーに転送され、Fusion作業オーダーに追加されたファイルは追加認証なしで転送されます。
仕組み
- Fusion添付ファイル オプションを選択すると、[アプリケーション]フィールドが[添付ファイル]ページまたはPDF生成が有効なフォームに表示されなくなります。
- Fusionビジネス・オブジェクトおよび添付カテゴリを選択して、交換時に各ファイルが正しい作業オーダーおよびカテゴリに関連付けられるようにします。
- アプリケーションでは、ユーザー・アサーション・フローを使用して、各添付に対してアクションを実行したユーザーの名前が表示されます。
ビジネス上の利点
- Oracle Fusion Field ServiceとFusionの間の添付統合を可能にするために必要な構成作業を削減します。
- 運用効率を改善し、管理オーバーヘッドを削減します。
有効化および構成ステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
次の場合でもアプリケーション構成が必要です。
- OCIオブジェクト・ストレージへのファイルのアップロード
- Oracle Field Service環境のすべてのタイプの添付用
これらのシナリオでは、OCIオブジェクト・ストレージまたはFusion環境が外部アプリケーションとして扱われるため、関連するAPIへのアプリケーション認証は引き続き必要です。 接続を成功させるために必要なすべてのアプリケーション資格証明および詳細を指定します。
アクセス要件
添付を正常に操作するには、ユーザーに次のロールが割り当てられている必要があります。
- ORA_MNT_MAINTENANCE_MANAGER_JOB (保守作業オーダー)
- ORA_SVC_CUSTOMER_SERVICE_MANAGER_JOB (サービス作業オーダー)