3 補助マウス・ツールの操作
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補助マウス機能は、運動機能障害や運動機能制限のあるユーザーに対して、マウスの代替使用方法を提供します。これらの機能は、GNOMEデスクトップのユニバーサル・アクセス設定パネルのポイントとクリックセクションでカスタマイズします。
GNOME Classicデスクトップからポイントとクリックセクションにアクセスするには:
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「アプリケーション」メニューから、「システム・ツール」、「設定」の順に選択します。
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「すべての設定」ウィンドウで、ユニバーサル・アクセスアイコンをクリックして、ユニバーサル・アクセス設定パネルを開きます。
GNOMEデスクトップからポイントとクリックセクションにアクセスするには:
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デスクトップの最上部のバーで、「アクティビティ」をクリックして「アクティビティ」の概要を開きます。
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「検索するタイプ」フィールドで、「universal access」と入力し、ユニバーサル・アクセスアイコンをクリックしてユニバーサル・アクセス設定パネルを開きます。
アクセシビリティのためのマウス・ツールのカスタマイズ
次の設定を、ユニバーサル・アクセス設定パネルのポイントとクリックセクションでカスタマイズできます。
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マウス・キー: キーボードのテンキー・パッドを使用してマウス・ポインタを制御できます。
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クリック・アシスト: ハードウェア・ボタンを使用せずに様々なマウス・クリックを実行できます。このツールには、シミュレートされたセカンダリ・クリック、ドウェル・クリック、およびポインタ・キャプチャの機能も含まれています。
クリック・アシスト機能はMousetweaksツールによって提供され、コマンドラインを使用して起動することもできます。ツールの最新のコマンドライン使用方法を取得するには、man mousetweaksコマンドを実行します。
クリック・アシストウィンドウで、次のいずれかまたは両方のオプションを有効にできます。
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セカンダリ・クリックのシミュレート: プライマリ・ボタンを押したまま、セカンダリ・クリックをトリガーします。受入れ遅延スライダを調整することにより、遅延の時間の長さを(ショートからロングまで)指定できます。
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ホバー・クリック: ポインタを重ねたときにクリックをトリガーします。遅延の長さ(ショートからロングまで)を指定するには、「遅延」スライダを調整します。
モーションしきい値範囲(小から大)を指定するには、モーションしきい値スライダを調整します。
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ダブルクリック遅延: クリックがダブルクリックとして登録されるように、2回のクリック間の遅延を構成できます。
詳細は、GNOMEデスクトップでのユニバーサル・アクセスについてを参照してください。