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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
ODAC 12c リリース4 (12.1.0.2) for Microsoft Windows
E72575-01
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OracleRowsCopiedEventArgsクラス

OracleRowsCopiedEventArgsクラスは、OracleRowsCopiedイベントのイベント・データの一部として渡された引数のセットを表します。

クラスの継承

System.Object

  System.EventArgs

    System.OracleRowsCopiedEventArgs

宣言

// C#
public class OracleRowsCopiedEventArgs : EventArgs

要件

プロバイダ ODP.NET管理対象外ドライバ
アセンブリ Oracle.DataAccess.dll
ネームスペース Oracle.DataAccess.Client
.NET Framework 3.5, 4.0, 4.5, 4.6

スレッド安全性

パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。

備考

OracleBulkCopy.NotifyAfterプロパティで表される行数が処理されるたびに、イベント・データを格納するOracleRowsCopiedEventArgsオブジェクトを提供するOracleBulkCopy.OracleRowsCopiedイベントが発生します。

OracleRowsCopiedEventArgsメンバー

OracleRowsCopiedEventArgsメンバーは次の表にリストされています。

OracleRowsCopiedEventArgsコンストラクタ

OracleRowsCopiedEventArgsコンストラクタを、表17-18にリストします。

表17-18 OracleRowsCopiedEventArgsコンストラクタ

コンストラクタ 説明

OracleRowsCopiedEventArgsコンストラクタ

OracleRowsCopiedEventArgsOracleRowsCopiedEventArgsクラスの新規インスタンスを作成します。


OracleRowsCopiedEventArgsプロパティ

OracleRowsCopiedEventArgsプロパティを、表17-19にリストします。

表17-19 OracleRowsCopiedEventArgsプロパティ

プロパティ 説明

Abort


一括コピー操作が中断されたかどうかを示す値を取得または設定します

RowsCopied


現在の一括コピー操作中にコピーされた行数を表す値を取得します


OracleRowsCopiedEventArgsコンストラクタ

OracleRowsCopiedEventArgsOracleRowsCopiedEventArgsクラスの新規インスタンスを作成します。

オーバーロード・リスト:

  • OracleRowsCopiedEventArgs(long)

    このコンストラクタでは、OracleRowsCopiedEventArgsオブジェクトの新規インスタンスを作成します。

OracleRowsCopiedEventArgs(long)

このコンストラクタでは、OracleRowsCopiedEventArgsオブジェクトの新規インスタンスを作成します。

宣言

// C#
public OracleRowsCopiedEventArgs(long rowsCopied);

パラメータ

  • rowsCopied

    現行の一括コピー操作中に、コピーされた行数を示すInt64値。

備考

rowsCopiedパラメータの値は、WriteToServerメソッドへの各コールによりリセットされます。

OracleRowsCopiedEventArgsプロパティ

OracleRowsCopiedEventArgsプロパティを、表17-20にリストします。

表17-20 OracleRowsCopiedEventArgsプロパティ

プロパティ 説明

Abort


一括コピー操作が中断されたかどうかを示す値を取得または設定します

RowsCopied


現在の一括コピー操作中にコピーされた行数を表す値を取得します


Abort

このプロパティは一括コピー操作を中断するかどうかを示す値を取得し、設定します。

宣言

// C#
public bool Abort{get; set;}

プロパティ値

一括コピー操作が中断される場合はtrueが戻され、それ以外の場合falseが戻されます。

備考

Abortプロパティをtrueに設定して、一括コピー操作を取り消します。

CloseメソッドがOracleRowsCopiedからコールされると例外が発生し、OracleBulkCopyオブジェクトの状態は変更されません。

アプリケーションによってトランザクションが作成されない場合、現在のバッチと一致する内部トランザクションが自動的にロールバックされます。ただし、前のバッチのトランザクションがコミットされているため、一括コピー操作で前のバッチに関連した変更は保持されます。これは、UseInternalTransaction一括コピー・オプションが選択されている場合のみ、適用されます。

RowsCopied

このプロパティは、現在の一括コピー操作中にコピーされた行数を表す値を取得します。

宣言

// C#
public long RowsCopied {get;}

プロパティ値

コピーされた行数を戻すInt64値。

備考

RowsCopiedプロパティの値はWriteToServerメソッドへの各コールによりリセットされます。