この章の内容は次のとおりです。
ReplicatまたはExtractプロセスが起動しないか異常終了する場合、処理の最初から最後まで順にエラー・メッセージを確認します。
プロセスは正常に実行されるが、データが正しくないか、存在しない場合、ユーザー・イグジット用に記述したカスタム・フィルタ、フォーマッタまたはハンドラにエラーがないか確認します。
Replicatまたはデータ・ポンプExtractを証跡の最初から再開する場合は、「Java配信の再起動」を参照してください。
ExtractパラメータRECOVERYOPTIONS
は、リリース10以降の証跡ではAPPENDMODE
がデフォルトです。追加モードでは、Extractは異常終了時、証跡にリカバリ・マーカーを書き込みます。Extractが再起動され、リカバリ・マーカーを検出すると、ローカル・トランザクションが有効な場合、不完全なトランザクションのロールバックをリクエストします。ローカル・トランザクションが無効な場合、警告メッセージが発行されます。プロパティ
gg.handler.{name}.localTX
が明示的にfalse
に設定されていないかぎり、ローカル・トランザクションは有効です。
Oracle GoldenGateのサポート・アカウントがある場合、次の情報を含めてサポート・チケットを発行してください。
オペレーティング・システムとJavaのバージョン
Java Runtime Environmentのバージョンは、次のようにすると表示できます。
$ java -version
構成ファイル:
ユーザー・イグジットを実行したReplicatまたはデータ・ポンプExtractのパラメータ・ファイル
JMSまたはJNDIプロパティ・ファイルを含む、使用されるすべてのプロパティ・ファイル
ユーザー・イグジットのVelocityテンプレート
可能であれば、ターゲット固有の構成ファイルも含めてください
ログ・ファイル:
Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリ内のすべての.log
ファイル(Java log4j
ログ・ファイルおよびユーザー・イグジットまたはVAMのログ・ファイル)。