この章を使用して、テープドライブ、ケーブル、媒体の注文に役立てます。次の質問に答えると、関連パーツ番号の検索のタスクが簡単になります。
どのようなホストインタフェースが使用されますか (ファイバチャネルまたは FICON)。
インタフェーストランシーバのタイプは (短波長、長波長、またはショートレンジ)。
ノート:
長波長トランシーバには、シングルモード (9 ミクロンファイバ) ケーブルが必要で、短波長トランシーバとショートレンジトランシーバには、マルチモードケーブルが必要です。ドライブは、ライブラリまたはラックに設置されていますか。
ノート:
ラックドライブのトランシーバは同じタイプ (すべて LW かすべて SW) である必要があります。この章では、次の項目について説明します。
目的のテープドライブに該当するセクションを参照してください。
ノート:
すべての StorageTek T10000D テープドライブはデュアルポートで、各ポートに SFP が取り付けられた状態で出荷されます。ファイバチャネル (FC) テープドライブには 2 台の短波長 SFP が付属しています。
FICON テープドライブには 2 台の長波長 SFP が付属しています。
工場出荷時インストール済みの SFP は、ポート変換キットを注文することによって、長波長または短波長に変更できます。
ライブラリマウント型ドライブ:
7105799 - StorageTek SL3000 用 T10000D 16G ビット FC、短波長 x 1
7105800 - StorageTek SL3000 用 T10000D 16G ビット FC、長波長 x 1
7105797 - StorageTek SL8500 用 T10000D 16G ビット FC、短波長 x 1
7105798 - StorageTek SL8500 用 T10000D 16G ビット FC、長波長 x 1
StorageTek T10000D テープドライブ ポート変換:
7105809 - 短波から長波への 16G ビット FC または FICON 変換キット
7105810 - 長波から短波への 16G ビット FC または FICON 変換キット
ノート:
テープドライブポート変換キットには 1 台の SFP と 1 本のケーブルが含まれています。2 つのポートを変換するためには、2 つの変換キットを注文する必要があります。ラックマウント:
ノート:
すべての StorageTek T10000C テープドライブはデュアルポートで、各ポートに SFP が取り付けられて出荷されます。ファイバチャネル (FC) テープドライブには 2 台の短波長 SFP が付属しています。
FICON テープドライブには 2 台の長波長 SFP が付属しています。
工場出荷時インストール済みの SFP は、ポート変換キットを注文することによって、長波長または短波長に変更できます。
T10000A、T10000B、または T10000C テープドライブ ポート変換:
XT10K-4GB-LW-Z-N - 短波から長波への 4G ビット FC または FICON 変換キット
XT10K-4GB-SW-Z-N - 長波から短波への 4G ビット FC または FICON 変換キット
ノート:
テープドライブポート変換キットには 1 台の SFP と 1 本のケーブルが含まれています。2 つのポートを変換するためには、2 つの変換キットを注文する必要があります。暗号化機能をアクティブ化する前に、次の注文番号を使用して、アクティブ化許可を購入する必要があります。
T10K-EKEY-A-N - StorageTek T10000 テープドライブの暗号化 (1 台のテープドライブのアクティブ化許可)
T10000 シリーズテープドライブ (世代には関係ありません) で暗号化を有効にする前に、暗号化のアクティブ化許可が必要です。この要件は、次の両方のタイプの暗号化鍵管理に適用されます。
データパス (DPKM) を使用して、アプリケーションによって鍵が管理されます。
Ethernet 接続を使用して、データパスの外部に存在する Oracle Key Manager (OKM) または鍵管理システム (KMS) によって鍵が管理されます。
顧客が以前に前の世代の T10000 シリーズテープドライブごとに 1 つの T10K-EKEY-A-N を購入した場合は、暗号化を有効にした T10000 シリーズドライブの総数がその顧客が購入した暗号化のアクティブ化許可の総数を超えていないかぎり、その顧客は次世代の T10000 シリーズテープドライブで暗号化を有効にするために引き続きこれらのアクティブ化許可を使用できます。
暗号化のアクティブ化許可は、新しい StorageTek T10000 シリーズテープドライブと同時に、またはすでにテープドライブが設置されたあとで注文できます。
ノート:
T10000A、T10000B、および T10000C (1.57.308 以下のコードレベル) の場合、アクティブ化許可に含まれているライセンスキーは、Oracle サービスが、テープドライブの暗号化をアクティブ化するために使用する必要があります。T10000C (コードレベル 1.57.308 以降) および T10000D の場合、テープドライブの暗号化のアクティブ化にライセンスキーは必要ありません。ただし、Oracle サービスがテープドライブの暗号化をアクティブ化できるようにするには、その前にアクティブ化許可が引き続き必要です。
変換キットまたはアップグレードキットは、顧客のサイトでの設置に使用できます。参照:
ヒント:
ネットワークを計画する場合、SFP モジュールが特定のネットワークのタイプと構成 (HBA、スイッチ、波長、ケーブルタイプ) をサポートしていることを確認します。ポート変換:
16 ギガビットポート: パーツ番号については、T10000D 注文番号を参照してください
4 ギガビットポート: パーツ番号については、T10000C 注文番号を参照してください
X984/T10K-2GB-LW-N - T9840/T10K 2G ビット LW SFP、ケーブルキット
X984/T10K-2GB-SW-N - T9840/T10K 2G ビット SW SFP、ケーブルキット
ノート:
テープドライブポート変換キットには 1 台の SFP と 1 本のケーブルが含まれています。2 つのポートを変換するためには、2 つの変換キットを注文する必要があります。ファイバチャネルから FICON への変換:
T10C-FC/FI-CKITZ - T10000C または T10000D ファイバチャネルから FICON への変換
ノート:
FICON からファイバチャネルへの変換にはパーツ番号が必要ありません。ノート:
StorageTek T10000 シリーズテープドライブの変換には変換キットを使用できません。StorageTek 9310、L5500、L1400、L700、L180、または 9740 から StorageTek SL3000 または SL8500 構成へ
ラックマウント構成から StorageTek SL3000 または SL8500 構成へ
StorageTek SL3000 または SL8500 構成からラックマウント構成へ
T10000D:
StorageTek SL3000 から StorageTek SL8500 への StorageTek T10000D ドライブトレー変換キット
StorageTek SL8500 から StorageTek SL3000 への StorageTek T10000D ドライブトレー変換キット
T10000A または B または C:
StorageTek SL3000 から SL8500 への StorageTek T10000A、T10000B、または T10000C ドライブトレー変換キット
StorageTek SL8500 から SL3000 への StorageTek T10000A、T10000B、または T10000C ドライブトレー変換キット
テープカートリッジの注文は簡単です。
各地域の販売代理店から媒体を注文するか、または媒体のプリセールスサポートを受けるには、1.877.STK.TAPE に電話で問い合わせてください。
地域のサポートに関する質問用メールアドレス: tapemediaorders_ww@oracle.com
追加情報については、付録A テープカートリッジまたは弊社 Web サイトのテープ媒体部分を参照してください。
次のリストは、ラックマウントドライブトレーの電源コード要件を示しています。
PWRCORD10187018-Z
StorageTek Cord Set、3X1MM2、250Volt/10Amps、BELGIUM、HOLLAND、FRANCE、GERMANY、SWEDEN、NORWAY、FINLAND、Female/IEC320、2.5 m、RoHS-5
PWRCORD10187019-Z
StorageTek Cord Set、3X18AWG、125Volt/10Amps、USA、CANADA、Female/C13、7.5FT、RoHS-5
PWRCORD10187045-Z
StorageTek Power Cord、IEC320、3、SVT、18AWG、RoHS-5
仮想テープドライブは、Virtual Operator Panel および保守用ポートの接続に Ethernet ケーブルを使用します。次のケーブルを使用できます。
CABLE10187033-Z - CAT5E、8 フィート、24 AWG、シールド付き
CABLE10187034-Z - CAT5E、35 フィート、24 AWG、シールド付き
CABLE10187035-Z - CAT5E、50 インチ、24 AWG、シールド付き
プレナム規格ケーブル:
CABLE10187039-Z - CAT5E、35 フィート、24AWG、シールド付き、プレナム
CABLE10187040-Z - CAT5E、55 フィート、24AWG、シールド付き、プレナム
CABLE10187041-Z - CAT5E、100 フィート、24AWG、シールド付き、プレナム
ノート:
ライブラリに取り付けられたドライブへの接続には、常にシールド付き Ethernet ケーブルを使用してください。次のセクションでは、さまざまなインタフェースケーブルに関する情報を提供します。
ケーブルを注文する際は次の点に留意してください。
ライザーケーブルの材料は可燃性に基づいて分類されていません。
プレナムケーブルは可燃性に関する UL 規格を満たしています。
次のマルチモード (50 ミクロン) 光ファイバケーブルは、ファイバチャネルデバイスと FICON デバイスを接続します。これらのケーブルは水色で、LC コネクタがあります。
ノート:
テープドライブは LC コネクタのみをサポートします。4G ビット/秒転送速度およびチャネル最大長 400 m
8G ビット/秒転送速度およびチャネル最大長 200 m
16G ビット/秒転送速度およびチャネル最大長 130 m
両端に LC コネクタがあるケーブル:
7106951: OM4、50 m、50/125、二重、ライザー、LC-LC 接続 (出荷時取り付け用)
7106952: OM4、50 m、50/125、二重、ライザー、LC-LC 接続
7106953: OM4、50 m、50/125、二重、プレナム、LC-LC 接続 (出荷時取り付け用)
7106954: OM4、50 m、50/125、二重、プレナム、LC-LC 接続
次のマルチモード (50 ミクロン) 光ファイバケーブルは、ファイバチャネルデバイスと FICON デバイスを接続します。これらのケーブルはオレンジ色で、褐色の LC コネクタが付いています。
ノート:
テープドライブは LC コネクタのみをサポートします。OM2 ケーブルのサポート:
両端に LC コネクタがあるケーブル:
CABLE10800310-Z-A LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5 (出荷時取り付け用)
CABLE10800310-Z-N LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5
CABLE10800340-Z-A LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、3 m、RoHS-5 (出荷時取り付け用)
CABLE10800340-Z-N LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、3 m、RoHS-5
CABLE10800341-Z-A LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、5 m、RoHS-5 (出荷時取り付け用)
CABLE10800341-Z-N LC-LC、50/125/ 二重、ライザー、5 m、RoHS-5
CABLE10800313-Z-A LC-LC、50/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5 (出荷時取り付け用)
CABLE10800313-Z-N LC-LC、50/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5
一方の端に LC コネクタおよび他方の端に SC コネクタがあるケーブル:
CABLE10800317-Z - LC-SC、50/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5
CABLE10800318-Z - LC-SC、50/125/ 二重、ライザー、50 m、RoHS-5
CABLE10800319-Z - LC-SC、50/125/ 二重、ライザー、100 m、RoHS-5
CABLE10800320-Z - LC-SC、50/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5
CABLE10800321-Z - LC-SC、50/125/ 二重、プレナム、50 m、RoHS-5
CABLE10800322-Z - LC-SC、50/125/ 二重、プレナム、100 m、RoHS-5
次のシングルモード (9 ミクロン) 光ファイバケーブルは、長波 SFP で構成された FICON デバイスで使用します。ケーブルは黄色で、青の LC コネクタがあります。
ノート:
テープドライブでは LC コネクタだけがサポートされます。両端に LC コネクタがあるケーブル:
CABLE10800302-Z-A - LC-LC、9/125/ 二重、ライザー、3 m、RoHS-5
CABLE10800330-Z-A - LC-LC、9/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5
CABLE10800331-Z-A - LC-LC、9/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5
CABLE10800332-Z-A - LC-LC、9/125/ 二重、プレナム、50 m、RoHS-5
CABLE10800333-Z-A - LC-LC、9/125/ 二重、ライザー、50 m、RoHS-5
一方の端に LC コネクタおよび他方の端に SC コネクタがあるケーブル:
CABLE10800334-Z - LC-SC、9/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5
CABLE10800335-Z - LC-SC、9/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5
CABLE10800336-Z - LC-SC、9/125/ 二重、プレナム、50 m、RoHS-5
CABLE10800337-Z - LC-SC、9/125/ 二重、ライザー、50 m、RoHS-5
SC コネクタは、T9840A テープドライブなどの 1G ビット/秒ファイバチャネルデバイスの標準です。これらのコネクタは、T9x40 テープドライブを T10000 テープドライブで交換する場合に見られることがあります。ケーブルはオレンジ色で、両端に SC コネクタがあります。
両端に SC コネクタがあるケーブル。
CABLE10800294-Z - SC-SC、50/125/ 二重、プレナム、10 m、RoHS-5
CABLE10800295-Z - SC-SC、50/125/ 二重、プレナム、50 m、RoHS-5
CABLE10800297-Z - SC-SC、50/125/ 二重、ライザー、10 m、RoHS-5
CABLE10800298-Z - SC-SC、50/125/ 二重、ライザー、50 m、RoHS-5
ヒント:
SC コネクタ付きのケーブルを使用する場合、各ドライブポートに SC-LC アダプタが必要です (配線とコネクタを参照)。