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• 環境変数MT_LOGが定義されている場合はログ・ディレクトリ、それ以外の場合、ログはTMPディレクトリにリダイレクトされます(TuxJesを使用しない場合)。環境変数MT_SYSOUTが定義されている場合はSysoutディレクトリ、それ以外の場合、sysoutファイルはLOGディレクトリにリダイレクトされ、その後、TMPディレクトリにリダイレクトされます(TuxJesを使用しない場合)。-t file (fileはファイルのフルパスを表します)を指定すると、このファイルの各行でReturn Codeの構成が有効になります。書式は次のとおりです: <EJR API>;<STEP>;<Return Code>;Dummy。たとえば、m_ProgramExec;START;C0088;Dummy (ここで、STARTのステップはm_ProgramExecユーティリティにC0088を返します)のようになります。ジョブ名 - .ksh拡張子なしで起動されるスクリプトの名前。
値はD0000に固定されます。
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表3-2 EJRリターン・コード コマンドラインにJOBIDがありません コマンドラインにJES2ROOTがありません アクセス権限の問題 不正な冗長レベル(オプションV使用の場合) COBOLランタイムrunbは、ユーザーCOBOLプログラムを実行するために呼び出す前に、その実行コンテキストを初期化するために用意されています。このランタイムは、標準のCOBOLランタイムのかわりに使用されます。
• 初期化: -bオプションを指定してCOBOLプログラムが実行される場合(m_ProgramExec)、ランタイム・コマンドrunbは、MT_DB_LOGIN環境変数に従ってそれをデータベースに接続します。これは正しい値を持つ必要があります(ユーザー名、パスワード、およびOracleインスタンス - 少なくとも「/」)。TuxJESセキュリティ構成ファイルで使用され、ジョブの送信時に指定されるか、または環境変数として設定されます。構成ファイルが指定されていない場合は、環境変数MT_DB_LOGINの値が使用されます。
• 終了: プログラム・リターン・コードに応じて、バッチ・ランタイムはCOMMIT (プログラム・リターン・コードがMT_PROG_RC_ABORTより小さい場合)またはROLLBACK (プログラム・リターン・コードがMT_PROG_RC_ABORT以上の場合)を実行した後、データベースから切断します。詳細は、「監視プログラム呼出しへのアクセス - svc99()」を参照してください。-t引数を使用することで、内部関数を実行せずにKSHスクリプトを実行できます。-t引数を使用すると、スクリプトのチェック(新しく開発されたスクリプトなど)や、異なるフェーズのチェーンの検証が可能になります。
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表3-3 バッチ・ランタイム関数 <step>は、前の手順のいずれかです。前の手順が実行されなかった場合、条件はfalseです。<step>が前の手順を参照する場合、STEPEC01など、手順のラベルに置き換えます。<step>がプロシージャで手順のリターン・コードを参照する場合、「STEP_PROCNAME_NUM」と置き換えます。ここで、「PROCNAME」はプロシージャ名を、「NUM」はプロシージャ・コールのシーケンス番号を示します。RCは、リターン・コードを示します。STEP.RCは、式が特定のSTEPのリターン・コードをテストすることを示します。operatorは、条件式で使用される演算子(GT、LT、EQなど)を示します。STEP.RUNは、特定のジョブ手順の実行が開始されたかどうかを示します。ABENDは、ABEND条件が発生したことを示します。ABENDCCは、システムまたはユーザーの完了コードを示します。MT_DSNUTILB_LOADUNLOADがyesに設定されている場合、この関数は、データをファイルからDBの表にロードするために、COBOLプログラムschema-table-Lを呼び出し、MT_CTLは使用されません。COBOLプログラムは、Workbench Rdbms Convertorによって生成されます。ロードされるデータベース表の名前。MT_DSNUTILB_LOADUNLOADがyesに設定されている場合、このオプションの値には、TableNameまたはSchemaName.TableNameの2つの形式のいずれかを使用できます値にスキーマ名が含まれていない場合、呼び出されるCOBOLプログラム名は次のとおりです。
${MT_DB_DEFAULT_SCHEMA}-TableName-L値にスキーマ名が含まれている場合、呼び出されるCOBOLプログラム名はSchemaName-TableName-LですDB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。DB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。MT_DSNUTILB_LOADUNLOADがyesに設定されている場合、この関数は、データをファイルからDBの表にロードするために、COBOLプログラムschema-table-Uを呼び出し、MT_CTLは使用されません。COBOLプログラムは、Workbench Rdbms Convertorによって生成されます。値にスキーマ名が含まれていない場合、呼び出されるCOBOLプログラム名は次のとおりです。
${MT_DB_DEFAULT_SCHEMA}-TableName-U値にスキーマ名が含まれている場合、呼び出されるCOBOLプログラム名はSchemaName-TableName-UですDB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。このオプションが-u DSNTIAULに設定されている場合、このユーティリティがバッチ・ランタイムで生成するデータ・ファイルの書式は、DSNTIAULユーティリティがメインフレームで生成するデータ・ファイルの書式と同じになります。このオプションが別の値に設定されているか、このオプションが設定されていない場合、このユーティリティがバッチ・ランタイムで生成するデータ・ファイルの書式は、DSNUTILBユーティリティがメインフレームで生成するデータ・ファイルの書式と同じになります。m_DirCreate [-v volume] DirNamem_DSNUTILB - データベースから表をロード/アンロードするメインフレーム・シミュレーション・ユーティリティ。m_DSNUTILBはDD SYSINを入力として使用します。DD SYSINには、標準のDSNUTILBユーティリティ・コマンドが含まれます。現在、サポートされているのはloadおよびunloadコマンドのみです。DB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。-b RC0を指定した場合、エラーが発生したかどうかにかかわらず、すべてのSQLが実行され、成功したすべてのSQLが最後にコミットされます。ただし、-b RC0を指定しない場合、エラーが発生すると、SQLは終了時にロールバックされます。DB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。m_FileAssignは、ファイルを割り当てます。ファイル割当てによってファイル作成が起動される場合、割当てそのものより作成処理が先に実行されます。
• 新規ファイル(DISP=NEWパラメータ)。
• オーバーライド・ファイル(JCLでのファイル・オーバーライド)。特殊な割当て関数m_FileOverrideが使用されます。この関数の呼出しは、プログラムを実行する前に必要な各STEPに埋め込まれています。
• ファイル割当てにDISP=NEW,DELETE,DELETEパラメータが含まれている場合は、手順の最後(正常終了および異常終了)に削除処理が追加されます。
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注意: allを指定すると、新しく追加されたすべてのGDSを含め、対応するGDGのすべての世代ファイルが1つの一時ファイルに連結され、m_FileAssignについて指定されたDDにこの一時ファイルが割り当てられます。たとえば、allが指定され、<normal-termination-disp>または<abnormal-termination-disp>がDELETEに指定されている場合、現在の手順の最後に、対応するGDGからすべての世代ファイルが削除されます。
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• m_FileClrDataは、ファイルをクリアする場合に使用します。GDGファイルはサポートされません。m_FileDeleteは、ファイルを削除する場合に使用します。m_FileEmptyは、ファイルが空かどうかをチェックする場合に使用します。m_FileExistは、ファイルが存在するかどうかチェックする場合に使用します。m_FileListcat -- 入力に従ってカタログに問い合せます。m_FileLoad [-C] [-S] [-v volume] Infile [Infile ...] Outfilem_FileOverrideはファイル割当てをオーバーライドし、この割当てが標準割当て(m_FileAssign)より優先されます。-sと、2つのオプション-iおよび-dのいずれかのみが、使用方法を指定するために必須です。その他のオプションはすべて任意です。他のオプションについては、「m_FileAssign」を参照してください。オプション: 同じキーを持つレコードが入力ファイルにある場合、出力ファイル内のレコードを置き換えるかどうかを指定します。このオプションは、KSDSファイルのみに適用可能です。出力ファイルにレコード(古いレコード)があり、入力ファイルに同じキーを持つレコード(新しいレコード)があるとすると、-rを指定した場合、古いレコードは新しいレコードで置き換えられます。それ以外の場合、古いレコードは出力ファイルに保持されます。m_FileRenameは、ファイルの名前を変更する場合に使用します。この関数は、z/OS機能であるEXEC PGM=FTPをエミュレートします。これは、ftpプロセスを起動し、入力ファイルに格納されているftpコマンドを実行します。環境変数Sは、次の値(大文字または小文字)を使用して宣言および初期化する必要があります。NまたはNO: リアル・モード。すべてのftpコマンドが実行されます。\$MT_FTP_PASSを入力ファイルに追加して、実際のftpパスワードを置き換えることができます(つまり、セキュリティ・プロファイルのパスワードが使用されます)。このファイルの例は、次のとおりです。user user1 \$MT_FTP_PASS。この関数は、GDGファイルを定義します。実行結果は、MT_GENERATION変数で定義されているGDG管理方法によって決まります。世代の最大数が定義されるGDGベースの名前。GDGベースの名前の最大長は1024文字です。m_IDCAMS - 格納されているIDCAMSコマンドを実行します。リスト3‑2 IDCAMS.sysinm_IDCAMSSetCC — IDCAMS条件コードを設定します。m_IDCAMSSetCCは、IDCAMS条件コードを設定しますConditionCode: 設定する条件コードの新しい値。m_JobBegin -j jobname [-C cond] [-c class] [-p priority] [-r restart] [-t typrun] -v version -s start_label
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• -p priority-r restart-t typrunCOPY - sysoutへの出力ストリームでジョブを直接コピーします。HOLD - システムがジョブを保留します。JCLHOLD - JES2がジョブを保留します。SCAN - JCLの構文エラーのみをスキャンします。-v version-s start_labelm_OCOPY — MVSファイルをUNIXファイルにコピーするか、その逆方向にコピーします。m_OCOPYは、dcbファイルを持つMVSファイルを、dcbファイルを持たないUNIXファイルにコピーする場合に使用します。また、m_OCOPYを使用してUNIXファイルをMVSファイルにコピーすることもできます。m_OSHELL — シェル・コマンドを実行します。m_OSHELLは、シェル・コマンドを実行する場合に使用します。すべてのパラメータが、完全なシェル・コマンドとして実行されます。
注意: m_OSHELLは、シェル・コマンドの実行が失敗しても、常にC0000を返します。m_OutputAssign — パラメータCLASS、COPIES、DEST、FORMSおよびHOLDを伴うDD SYSOUT文を管理します。-H<Y/N>m_OutputOverride — 出力ファイルをオーバーライドします。m_OutputSet — パラメータCLASS、COPIES、DEFAULT、DEST、FORMS、PRIORITYおよびWRITERを伴うOUTPUT JCL文を管理します。デフォルト参照(Y/N)。m_Pkzip [-f][-F] -a [-k][-n][-g][-d]m_Pkunzip [-f][-F] -a [-k][-n][-g][-d][-o][-w]m_ProcBegin ProcedureNameストリーム内プロシージャが、(変換時にOracle Tuxedo Application Runtime WorkBenchによって) kornシェル・スクリプトの末尾に追加され、m_ProcIncludeによって参照されます。次の環境変数が使用されます(BatchRT.confファイルを参照)。
• MT_EXCIは、EXCIインタフェースが存在し、これを使用する必要がある場合は空でない文字列に設定され、それ以外の場合、MT_EXCIはデフォルトでは空です(Oracle Tuxedoを必要とします)。最後の場合、MT_EXCIをART KIXオブジェクト・フォルダに設定し、MT_JESDECRYPTをjesdecryptオブジェクト・ファイル(/path/to/jesdecrypt.dynamic.linux64.oなど)に設定する必要がありますインストール・フェーズで、EXCIの特定のランタイムにリンクする必要があるかどうかを確認するために、MT_EXCIがチェックされます。m_DBTableLoad実行フェーズでは、MT_EXCIGRPNAMEのみがチェックされます。DB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。runbexciをrunbのかわりに使用するには、MT_EXCI_PGM_LISTでプログラムを構成する方法もあります。この方法の場合、-nの設定の有無にかかわらず、プログラムがrunbexciでのみ起動されます。MT_UTILITY_LIST_UNSUPPORTおよびMT_EXCI_PGM_LISTの詳細は、「バッチ・ランタイムの使用」の表「Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchの環境変数(オプション)」を参照してください。
注意: z/OS上のPARM=MT5は、ターゲット上で"MT5"になりますz/OS上のPARM=(MT5,MT6)は、ターゲット上で"MT5,MT6"になりますz/OS上のPARM='S=MT5'は、ターゲット上で"S=MT5"になりますPARM='5 O''CLOCK'は"5 O'CLOCK"になります'&&TEMP'は"&TEMP"になりますm_SendMail — 電子メールを送信します。次の2つの環境変数が使用されます(BatchRT.confファイルを参照)。m_Smtp — SMTPプロトコルを使用して電子メールを送信します。m_SymbolDefault — 記号に値を割り当てます。外部sysinの内容を実行します。この関数は、現在のシェルでUtilityNameスクリプトを実行します。UtilityNameは、[sysin file]に以前に割り当てられた物理名です。DB SYSTEMを指定します。この"DB SYSTEM"値は、グローバル変数MT_DB2_SYSTEM_MAPPINGによって指定されたファイルからDB接続資格証明文字列を取得するために使用されます。その後、それがMT_DB_LOGINに適用されます。このAPIが正常に実行されると、MT_DB_LOGINがリストアされます。このAPIはオプションです。使用する場合は、m_JobBeginの直後に指定する必要があります。このAPIがジョブで呼び出されない場合、ジョブは任意のサーバー・グループでランダムに実行されます。一方、このAPIがジョブで呼び出される場合、ジョブは、指定されたサーバー・グループで実行されます。指定されたサーバー・グループが存在しない場合、またはそのサーバー・グループでARTJESINITIATORが開始されていない場合、そのサーバー・グループでARTJESINITIATORが開始されるまで、ジョブは待機キューに置かれます。JESサーバー・グループ名。このサーバー・グループにデプロイされているARTJESINITIATORが現在のジョブを実行します。