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• 図2-1 移行ソフトウェア環境ソフトウェア開発者の場合、変更点はほとんどありません。CICS Runtime Preprocessorは、呼び出されるCICS APIを自動的に変更します。使用できるコマンドにはいくつかの制限があります。これらについては、「CICSコマンドとパラメータの範囲」で説明します。図2-2 CICSランタイム・アーキテクチャ表2-1に、ソース・プラットフォームの概念とターゲット・プラットフォーム上のそれに相当するものの概要を示します。
表2-1 ソース・プラットフォームの概念 ART CICS Runtimeは、異なるCOBOLコンパイラでコンパイルされたCOBOLプログラムをサポートします。ART CICS RuntimeでサポートされているCOBOLコンパイラについては、「サポート対象のプラットフォーム」を参照してください。ART CICS RuntimeでCOBOLプログラムを実行するには、COBOLランタイムが必要です。
• COBOLプログラムをコンパイルするときには、-fthread-safeオプションを指定する必要があります。Micro Focus Visual COBOL 2.2を使用している場合、CBL_SUBSYSTEMキャンセルに対して論理的なキャンセルを指定する、COBOLランタイム調整可能パラメータsubsystem_cancel_mode=1を設定することをお薦めします。詳細は、Micro Focusのドキュメントを参照してください。