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TUXDIR - Tuxedoがインストールされるディレクトリを示すように設定する必要があります。
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APPDIR - アプリケーション・サーバーのバイナリがインストールされるディレクトリを示すように設定する必要があります。
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これは、ローカル・トランザクションの最適化用のオプションの環境変数です。ARTKIX_XA_DISABLE=yesの場合、XAトランザクションのかわりにデータベースのローカル・トランザクションが使用されます。
ARTSTRN/1、
ARTATRN/1、
ARTCTRN/1、
ARTWTRN/1、
ARTDPLなどのすべてのARTアプリケーション・サーバーはデフォルトで
ARTKIX_XA_DISABLEをサポートしていますが、独自のARTアプリケーション・サーバーを再構築する場合は、
buildartcicsコマンドで
-nオプションを指定して、
ARTKIX_XA_DISABLEをサポートする必要があります。このローカル・トランザクション最適化は、ローカル・トランザクション・シナリオでのみ使用します。デフォルト値は
NOです。
DD_VSAMFILEは、CICSプログラムにいくつかのVSAM操作が含まれる場合、ARTワークベンチにより生成されるVSAM構成ファイル
desc.vsamの場所を示す必須の環境変数です。
ARTKIX_XA_DISABLE=yesの場合、
DBCONNECTを設定する必要があり、これは、Oracleを使用する際の
USER/PASSWD@SIDなど、データベース接続文字列を指定します。
ISC_ENABLEはオプションの環境変数です。
ISC_ENABLE=YESを設定すると、次のISC関連機能が有効になります。
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START TRANSIDと <ANY> TERMID
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ISC_ENABLE=YESの場合、ART CICSは複数のCICSリージョンで LUNAMEを検証できません。ユーザーは、異なるCICSリージョンで LUNAMEが一意であることを確認する必要があります。
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KIXDIRは、CICS Runtime製品がインストールされるディレクトリを示す必須の環境変数です。
これは、CICSのINQUIRE SYSTEM RELEASEコマンドで返されるCICSシステム・コードを指定するオプションの環境変数です。
KIX_CICS_RELEASEの長さは4文字です。または、システム構成ファイルのパラメータ
CICS_RELEASEを使用してCICSシステム・コードを指定することもできます。この場合、
CICS_RELEASE構成によって
KIX_CICS_RELEASE構成が上書きされます。
注意:
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KIX_CWA_SIZEがゼロより大きい値に設定されている場合、この変数は必須です。
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ターゲット・プラットフォームでも、KIX_CWA_SIZE変数はCWAのサイズを示し、範囲は0から32765バイトです。この環境変数が設定されない場合、値はデフォルトで0になります。値が0場合(明示的の場合も暗黙の場合も)は、CWAが定義されないことを示します。
KIX_DUMP_FILEは、COBOL-ITメモリー・ダンプが含まれるファイルを示すオプションの環境変数です。現在、
KIX_DUMP_FILEはCOBOL-ITにのみ有効です。また。COBOL-ITのバージョンが3.7.7よりも新しい必要があります。COBOL-ITのバージョンが3.7.8よりも古いと、メモリー
DUMPに無限ループ状態が発生する可能性があります。
KIX_DUMP_FILEが有効なローカル・ファイルに設定されている場合、CICSプログラムが中断すると、プログラムの最終的なメモリー情報が、ここで指定したダンプ・ファイルにダンプされます。そうでない場合、ダンプ・ファイルは生成されません。
KIX_IMSDB_TRACE_LEVELは、IMS DBアクセス・ログのトレース・レベルを指定するオプションの環境変数です。この値は、Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSのレベルと同じです。
KIX_JOURNAL_DIRは、
WRITE JOURNALNAMEの必須の環境変数です。ジャーナル・レコードに対応するファイルが配置されるディレクトリを示します。
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KIX_RESSEC=A: トランザクションでリソースにアクセスする際、リソースベースの認可が実行されます。これはすべてのトランザクションに適用されます。
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KIX_RESSEC=Y: トランザクションでリソースにアクセスする際、リソースベースの認可が実行されます。これは、 transactions.descで RESSEC=Yが指定されたトランザクションにのみ適用されます。
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GETMAIN SHAREDに必須で、これは、
GETMAIN SHAREDに使用される共有メモリー・セグメントのIPCKEYを示します。
IPCKEYは、共有メモリーについて一意である必要があります。KIX_SHR_IPCKEYに指定されたIPCKEY値がすでに使用されている場合、この機能は正しく動作しません。このIPCKEYを持つ共有メモリーが
GETMAIN SHAREDに使用されない場合、サーバーは起動に失敗します。
GETMAIN SHAREDに使用される場合、サーバーは共有メモリーへのアタッチを試み、それを使用してメモリーを割り当てようとします。
GETMAIN SHAREDに必須で、これは、
GETMAIN SHAREDに使用される共有メモリーのサイズをMB単位で示します。有効な範囲は0-32768*1024です。値0は、
GETMAIN SHAREDのサポートがないことを示します。オーバーヘッドが内部実装メカニズムにより導入されたため、ユーザーが使用できる実際のメモリー・サイズは
KIX_SHR_SIZEで示される値よりも小さくなります。
GETMAIN SHAREDについてオプションで、共有メモリーのアタッチ・アドレスを指定し、デフォルトは0x300000000000です。この値が指定されている場合は、ページ境界に合ったアドレスである必要があります。範囲0x300000000000 - 0x500000000000のアドレスが有効です。
これは、SPOOL関数のオプションの環境変数です。KIX_SPOOL_JOB_SUBMITが設定されていない場合のみ、
KIX_SPOOL_JOB_AUTO_SUBMITが
YESまたは
yesに設定されていると、スプール・ファイルが自動的に送信されます。
例: KIX_SPOOL_JOB_AUTO_SUBMIT=yes
例: KIX_SPOOL_JOB_SUBMIT=/my_path/my_shell_script -f %s -c %s
KIX_TD_DIRは、エクストラ・パーティションTDQueueに対応するファイルがあるディレクトリを示す必須の環境変数です。
KIX_TECH_DIRは、(REQIDオプションを介して)名前付きの
DELAYや
CANCEL、またはENQ/DEQを管理する場合などにART CICSによって内部的に使用されるテクニカル・ファイルが書き込まれるディレクトリを示す必須の環境変数です。1つのCICSリージョン上で送信された名前付きのDELAYを別の地域で簡単に取り消しできないというソース制限を再現する場合を除き、各サーバーに対して同一である必要があります。
KIX_USER_TRACEが
SIDに設定されている場合、
KIX_TRACE_PATH変数を設定する必要があります。トレース・ファイルが保存されるディレクトリを定義します(ファイル名は.trcで終わります)。
ARTTSQのオプションの変数です。KIX_TSQ_FILE_OPT=YESを設定すると、回復不可能なTSQのファイルの開閉の最適化が有効になります。デフォルトはNOです。
KIX_USER_TRACE=SIDは、1接続当たり1つのトレース・ファイルを表します。もう1つの値は
STDで、この場合、トレースはサーバーの各stdoutに出力され、変数が設定されていない場合は、STDとみなされます。
KIX_USERID_TOUPPERは、ユーザーIDの大文字変換を有効または無効にするオプションの環境変数です。
KIX_USERID_TOUPPERが
Yに設定されている場合、CESNトランザクションで指定されたユーザーIDは認証後に大文字に変換されます。デフォルトは
Nです。
KIX_XA_REOPEN_THRESHOLDはオプションの環境変数です。RM再オープンをトリガーするしきい値を定義します。しきい値は、連続するXA操作の失敗数です。XA操作は、Tuxedoパースペクティブからの
tpbegin/
tpcommit/
tpabortです。しきい値が満たされると、ART for CICSアプリケーション・サーバー(
ARTSTRN/1、
ARTATRN/1、
ARTCTRN/1、
ARTWTRN/1および
ARTDPL)はトランザクション・サービスを一時停止し、RMを再オープンして失敗を回復しようとします。
KIX_XA_REOPEN_THRESHOLDは10進の正の値である必要があります。設定されていない場合、XAエラーの検出とRMの再オープン関数は有効ではありません。
KIX_XA_REOPEN_INTERVALはオプションの環境変数です。2つのXA再オープン試行間の間隔を秒数で定義します。
XA_REOPEN_THRESHOLDを設定する場合、
KIX_XA_REOPEN_INTERVALを指定します。値は10進の正の整数である必要があります。デフォルトの間隔は30秒です。