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• COBOL-IT COBOLを使用してデバッグを行うには、次の手順に従います。ディート・グラフィックUIの詳細は、COBOL-IT COBOLのドキュメントを参照してください。
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• 次に、vncserverを使用してVNC環境を起動します。VNC xtermで、コマンドdeet -p myAnimSrvID1を使用してデバッグ・セッションを開始します。ディート・グラフィックUIが起動され、COBOLプログラムがアタッチされます。先にトランザクションを開始してから、ディート・ツールでデバッグ・セッションを開始する必要があることに注意してください。
注意: 詳細は、「デバッグ構成ファイル」を参照してください。
• COBOLソース・コード・ディレクトリ下のすべての.gntファイルを削除することをお薦めします。
• ART for CICSサーバーを起動するLinuxユーザー・アカウントは、anim (Micro Focus COBOLプログラムの場合) / deet (COBOL-IT COBOLプログラムの場合)コマンドラインを実行するLinuxユーザー・アカウントと同じである必要があります。anim / deetユーティリティで指定されているANIMSRVIDのみがデバッグされます。ART for CICSを再起動せずにデバッグ構成リソース・ファイルkix_cobol_dbg.cfgを動的にロードできます。詳細は、「artadmin (1)」を参照してください。config_update (cu)で構成の変更を伝播し、アプリケーション・サーバーに対して構成の変更内容を受け入れるようリクエストします。perform (p)でサーバーに送信されたコマンドを実行し、コマンド・バッファを消去します。CICS Runtimeでは、CICS動詞の例外を検出し、関連するエラー・メッセージおよびABENDコードを出力します。それ以外に、ART for CICSでエラー・プロシージャがインストールされ、COBOL LE (言語環境)エラーが発生すると実行されます。このエラー・プロシージャでは、ART for CICSが詳細なエラー行およびCOBOLプログラムが異常終了した理由をレポートし、CICSランタイムがCICS ABENDコードASRAでCOBOLプログラムを中断してCICSランタイム・サーバーが停止しないようにします。例外によりCICS Runtimeが不安定になる状況を回避するために、1つのサーバーが許容できる最大例外数を制御するKIX_MAX_FATAL_NUMが導入されています。例外数がKIX_MAX_FATAL_NUMを超えると、CICSランタイム・サーバーはSIGTERMを送信して、それ自体を終了します。CICSランタイム・サーバーは、自動的に再起動するようRESTART=Yとして構成できます。詳細は、「KIX_MAX_FATAL_NUM」を参照してください。ART for CICSでは、COBOL LE (言語環境)エラー・プロシージャを有効または無効にする環境変数KIX_CBL_TRAP_ERRORが提供されます。デフォルト値はYで、エラー・プロシージャが有効であることを意味します。KIX_CBL_TRAP_ERROR=Nを指定した場合、COBOL LE (言語環境)エラー・プロシージャは無効になり、例外が検出されると、CICSランタイム・サーバーが停止しないように、CICS Runtimeが制御を引き継ぎます。CICS Runtimeは、環境変数KIX_DUMP_TYPEが制御する、検出された例外に関する関連情報も生成します。特に、CICS RuntimeがCOBOL-ITで実行されている場合、-debugコンパイラ・フラグを使用してCOBOLプログラムをコンパイルし、エラー・プロシージャの機能を有効にする必要もあります。環境変数KIX_DUMP_FILEを有効なローカル・ファイル名で指定すると、このメモリー・ダンプ機能を有効にできます。COBOL LEエラーが発生すると、ART for CICSはまずエラー・プロシージャをアクティブにし、プログラムの最終的なメモリー情報をKIX_DUMP_FILEで指定したダンプ・ファイルに出力します。詳細は、「KIX_SO_SUBSYS_WRAPPER」を参照してください。