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• 構成ファイルの既存のエントリに変更を加えることができます。つまり、TUXCONFIGを編集できます。
•
• このようにアプリケーションを一時的または永続的に変更すると、現在の条件または継続的に必要とされる条件を反映するようにシステムを変更できます。一時的な変更は、掲示板でのみ反映されます。永続的な変更は、TUXCONFIGファイルを編集して行います。TUXCONFIGはバイナリ・ファイルなので、通常のテキスト・エディタで編集することができます。図3-1に、動的に変更を加えるためのツールを示します。図3-1 動的に変更を加えるためのツール
• コマンド行ユーティリティ - 動的な変更に必要な機能のほとんどは、tmadminおよびtmconfigの2つのコマンドで実行できます。tmadminはシェル・レベルのコマンドで、70以上のサブコマンドがあり、システムの動的な変更をはじめとする各種の管理タスクを行うことができます。tmconfigもシェル・レベルのコマンドで、このコマンドを使用すると、システムの実行中でも構成エントリの追加や変更を行うことができます。
• MIB API - この管理情報ベースAPIを使用すると、システムをモニターしたり、システムに動的な変更を加えるための独自のプログラムを作成することができます。
注意: 構成パラメータと再構成での制限のリストは、『Oracle Tuxedoコマンド・リファレンス』のtmconfig、wtmconfig(1)に関する項、および『ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』のTM_MIB(5)に関する項を参照してください。
• 『Oracle Tuxedo ATMIの紹介』のMIBを使用した操作の管理に関する項
• tmconfigコマンドを使用すると、構成ファイル(MASTERマシン上のTUXCONFIG)とその構成要素を確認して変更したり、アプリケーションの実行中にそのアプリケーションに新しいコンポーネント(マシンやサーバーなど)を追加することができます。構成ファイル(MASTERマシン上のTUXCONFIG)を変更するとき、tmconfigを使用すると次のタスクを実行できます:
• その時点でアプリケーションで使用されているすべてのマシン上のTUXCONFIGファイルが更新されます。
• マシンが起動するたびに、その新しいマシンにTUXCONFIGファイルが伝播されます。
• TPINIT型付きバッファを割り当てることができない場合、tmconfigは失敗します。
•
• 構成ファイルでSECURITYパラメータが設定されたセキュリティ付きアプリケーションの場合、tmconfigの使用時にアプリケーション・パスワードの入力が求められます。アプリケーション・パスワードが入力されなかった場合、tmconfigは失敗します。
•
• tmconfigは、すべての非請求メッセージを無視します。コマンド行でtmconfigと入力すると、一連のメニューやプロンプトが表示されます。これらのメニューやプロンプトを介して、構成ファイルのレコードを表示したり変更することができます。tmconfigはメニューで選択された内容を収集し、要求された操作を実行し、別のメニューを表示して次の操作を指定するように求めます。このコマンドは、メニューからQUITが選択されてセッションが終了するまで、新しいメニューを表示して操作を実行するように繰り返し要求します。リスト3-1に、tmconfigコマンド・セッションを開始すると表示されるメニューとプロンプトを示します。
注意: この例では、わかりやすいように行番号を付けてあります。実際のtmconfigセッションでは、これらの番号は表示されません。
注意: 各セクションの構成パラメータなど、これらのセクションの詳細は、『ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』のTM_MIB(5)に関する項を参照してください。TM_MIBには、tmconfigコマンドのセッションで表示されるフィールド名、各フィールドに設定できる値の範囲、各セクションのキー・フィールド、および各セクションのフィールドの制限や更新が定義されています。
•
• デフォルトのセクションであるRESOURCESでは、アプリケーション全体に適用されるパラメータが定義されています。デフォルトのセクション(大カッコで囲まれて表示される番号)を選択する場合は、単にEnterキーを押します。構成ファイルのセクションを選択すると、tmconfigで実行できるタスクのメニューが表示されます。表3-1に、各タスクの定義を示します。
表3-1 tmconfigの各タスク 指定されたセクションに、示されたレコードを追加します。指定されていない省略可能なフィールドに対しては、TM_MIB(5)に指定されているデフォルト値が使用されます。(tmloadcf(1)で使用されるすべてのデフォルト値と妥当性検査が適用されます。)すべてのフィールドの現在の値は、出力バッファに返されます。この操作は、Oracle Tuxedoアプリケーション管理者だけが行うことができます。 選択されたセクションで、入力バッファ内で指定されたレコードを更新します。入力バッファ内で指定されていないフィールドは変更されません。(tmloadcf(1)で使用されるすべてのデフォルト値と妥当性検査が適用されます。)すべてのフィールドの現在の値は、入力バッファに返されます。この操作は、Oracle Tuxedoアプリケーション管理者だけが行うことができます。 入力バッファをクリアします。(すべてのフィールドは削除されます。)この操作の後で、tmconfigによって再度セクションを指定するように求められます。
•
• 実行中のアプリケーションの構成パラメータに問題がある場合は、TA_BADFLDNAMEファイルの値としてそのパラメータの名前が表示されます。そして、出力バッファのTA_STATUSフィールドの値として問題が示されます。このような問題が発生した場合は、TAERANGE、TAEINCONSIS、TAECONFIG、TAEDUPLICATE、TAENOTFOUND、TAEREQUIRED、TAESIZE、TAEUPDATE、またはTAENOSPACEのいずれかの戻り値が出力されます。Oracle Tuxedoシステム・エラーが発生しました。エラーの正確な内容は、ユーザー・ログに書き込まれます。『Oracle Tuxedo ATMI C関数リファレンス』のuserlog(3c)に関する項を参照してください。更新を行おうとしましたが、TUXCONFIGファイルまたは掲示板に十分な容量がありませんでした。tmconfigを正常に実行するには、必要な環境変数を設定する必要があります。また、tmconfigをまだ実行していない場合は、通常のtmconfigセッションを実行し、構成ファイルのエントリを変更してください。
1.
•
3.
1. シェル・プロンプトでtmconfigと入力します。
注意: セクション・メニュー・プロンプトでq (quitの省略形)と入力すると、いつでもセッションを終了できます。
2. メニュー番号を入力して、変更するセクションを選択します。たとえば、MACHINESセクションを選択する場合は、2と入力します。デフォルト値はRESOURCESセクションで、手順1で示したリストの最後にその番号である[1]が表示されています。デフォルト値を使用せずに別のセクションを指定すると、それ以外のセクションを選択するまでそのセクションが新しいデフォルト値となります。ここに示した各操作は、構成ファイルの1つのセクションで、一度に1つのレコードに対して実行されます。ほとんどの操作には、操作の内容がわかる名前(FIRSTやNEXT)が付いています。FIRSTを選択すると、構成ファイルの指定されたセクションの最初のレコードが画面に表示されます。NEXTを選択すると、指定されたセクションの2番目のレコードでバッファの内容が置き換わり、バッファの新しい内容が画面に表示されます。NEXTを繰り返し選択すると、構成ファイルの特定のセクションにあるすべてのレコードをリストされている順に参照することができます。プロンプトが表示され、ステップ2で指定したTUXCONFIGセクションに変更を加えるためにテキスト・エディタを開くかどうかが確認されます。
注意: 有効な入力の詳細は、3-13ページの「tmconfig入力バッファの注意事項」を参照してください。UBBCONFIGファイルの各セクションに対応するフィールド名の詳細は、『ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』のTM_MIB(5)に関する項を参照してください。入力バッファの編集が終了すると、tmconfigがその内容を読み取ります。エラーが検出されると構文エラー・メッセージが表示され、tmconfigによって、その問題を修正するかどうかの確認を求められます。エラーを修正しない(nを入力した)場合は、入力バッファには何もフィールドが格納されません。エラーを修正する場合は、エディタが再度開きます。TUXCONFIGの1つのセクションでの操作が完了しました。この後、同じセクションまたは別のセクションで他の操作を実行できます。新しい操作を実行できるように、tmconfigによりステップ1で表示されたTUXCONFIGセクションのメニューが再度表示されます。
7. 操作を指定してtmconfigセッションを続けるか、またはセッションを終了します。
8.
• フィールドに入力した値が1行を超える場合、次の行にわたって入力を続けられます。ただし、2行目の先頭には1つ以上のタブを挿入します。(入力がTUXCONFIGに読み込まれた時点で、タブ文字は削除されます。)
• 表示できない文字をフィールド値として入力したり、タブをフィールドの先頭文字にするには、バックスラッシュを入力し、その後に必要な文字を2文字の16進表現で入力します。(ASCIIから16進文字へのマッピングについては、UNIXシステムのリファレンス・マニュアルのASCII(5)に関する項を参照してください。)次に例を示します。
2.
3. [Enter]キーを押して、実行されるデフォルトの操作を受け入れます。デフォルトは1) FIRSTです。これは、指定されたセクションの最初のレコードを表示する操作です。この場合、最初のレコードはMACHINESセクションで最初に出現するマシンを指します。(6行目を参照。)
4. [Enter]キーを押して、テキスト・エディタを起動するかおよび指定された操作を実行するかに関して、それぞれのデフォルトの選択肢(noおよびyes)を受け入れます。リクエストされた内容に従って、MACHINESセクションの最初のレコードが表示されています。これは、次のサンプル・リストのSITE1という名前のマシンに対応するレコードです。(次のリストの10-35行目を参照。)
5. セクションのメニューの後で[Enter]キーを押し、MACHINESセクションを再度選択します。(36 - 38行目を参照。)
6. 操作メニューの後で4と入力し、ADD操作を選択します。(39 - 40行目を参照。)
7. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。(41行目を参照。)
• TA_TLOGSIZE (50-51行目を参照)
• TA_PMID (52-53行目を参照)
• TA_LMID (54-55行目を参照)
• TA_TYPE (56-57行目を参照)
10. リスト3-2に、マシンを追加するtmconfigセッションを示します。リスト3-2 マシンの追加1 $ tmconfig
2 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
3 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
4 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]: 2
5 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
6 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [1]:
7 Enter editor to add/modify fields [n]?
8 Perform operation [y]?
9 Return value TAOK
10 Buffer contents:
11 TA_OPERATION 4
12 TA_SECTION 1
13 TA_OCCURS 1
14 TA_PERM 432
15 TA_MAXACCESSERS 40
16 TA_MAXGTT 20
17 TA_MAXCONV 10
18 TA_MAXWSCLIENTS 0
19 TA_TLOGSIZE 100
20 TA_UID 4196
21 TA_GID 601
22 TA_TLOGOFFSET 0
23 TA_TUXOFFSET 0
24 TA_STATUS LIBTUX_CAT:1137: Operation completed successfully
25 TA_PMID mchn1
26 TA_LMID SITE1
27 TA_TUXCONFIG /home/apps/bank/TUXCONFIG
28 TA_TUXDIR /home/tuxroot
29 TA_STATE ACTIVE
30 TA_APPDIR /home/apps/bank
31 TA_TYPE 3B2
32 TA_TLOGDEVICE /home/apps/bank/TLOG
33 TA_TLOGNAME TLOG
34 TA_ULOGPFX /home/apps/bank/ULOG
35 TA_ENVFILE /home/apps/bank/ENVFILE
36 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
37 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
38 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [2]:
39 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
40 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [1]: 4
41 Enter editor to add/modify fields [n]? y
42 491
43 g/home/s//usr/p
44 TA_TUXCONFIG /usr/apps/bank/TUXCONFIG
45 TA_TUXDIR /usr/tuxroot
46 TA_APPDIR /usr/apps/bank
47 TA_TLOGDEVICE /usr/apps/bank/TLOG
48 TA_ULOGPFX /usr/apps/bank/ULOG
49 TA_ENVFILE /usr/apps/bank/ENVFILE
50 /100/s//150/p
51 TA_TLOGSIZE 150
52 /mchn1/s//mchn2/p
53 TA_PMID mchn2
54 /SITE1/s//SITE3/p
55 TA_LMID SITE3
56 /3B2/s//SPARC/p
57 TA_TYPE SPARC
58 w
59 412
60 q
61 Perform operation [y]?
62 Return value TAUPDATED
63 Buffer contents:
64 TA_OPERATION 2
65 TA_SECTION 1
66 TA_OCCURS 1
67 TA_PERM 432
68 TA_MAXACCESSERS 40
69 TA_MAXGTT 20
70 TA_MAXCONV 10
71 TA_MAXWSCLIENTS 0
72 TA_TLOGSIZE 150
73 TA_UID 4196
74 TA_GID 601
75 TA_TLOGOFFSET 0
76 TA_TUXOFFSET 0
77 TA_STATUS LIBTUX_CAT:1136: Update completed successfully
78 TA_PMID mchn2
79 TA_LMID SITE3
80 TA_TUXCONFIG /usr/apps/bank/TUXCONFIG
81 TA_TUXDIR /usr/tuxroot
82 TA_STATE NEW
83 TA_APPDIR /usr/apps/bank
84 TA_TYPE SPARC
85 TA_TLOGDEVICE /usr/apps/bank/TLOG
86 TA_TLOGNAME TLOG
87 TA_ULOGPFX /usr/apps/bank/ULOG
88 TA_ENVFILE /usr/apps/bank/ENVFILE
2.
3.
4. [Enter]キーを押して、デフォルトのセクションSERVERSを選択します。(7 - 9行目を参照。)
5.
6. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。(12行目を参照。)
• TA_SERVERNAME (15行目を参照)
• TA_SRVGRP (16行目を参照)
• TA_SRVID (17行目を参照)
9. プロンプトでyと入力し、tmconfigで操作(サーバーの追加)を実行します。(22行目を参照。)リスト3-3に、サーバーを追加するtmconfigセッションを示します。リスト3-3 サーバーの追加1 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
2 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
3 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]: 4
4 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
5 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [4]: 6
6 Buffer cleared
7 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
8 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
9 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [4]:
10 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
11 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [6]: 4
12 Enter editor to add/modify fields [n]? y
13 1
14 c
15 TA_SERVERNAME XFER
16 TA_SRVGRP BANKB1
17 TA_SRVID 5
18 .
19 w
20 28
21 q
22 Perform operation [y]?
23 Return value TAOK
24 Buffer contents:
25 TA_OPERATION 3
26 TA_SECTION 3
27 TA_OCCURS 1
28 TA_SRVID 5
29 TA_SEQUENCE 0
30 TA_MIN 1
31 TA_MAX 1
32 TA_RQPERM 432
33 TA_RPPERM 432
34 TA_MAXGEN 5
35 TA_GRACE 86400
36 TA_STATUS LIBTUX_CAT:1137: Operation completed successfully
37 TA_SYSTEM_ACCESS FASTPATH
38 TA_ENVFILE
39 TA_SRVGRP BANKB1
40 TA_SERVERNAME XFER
41 TA_CLOPT -A
42 TA_CONV N
43 TA_RQADDR
44 TA_REPLYQ Y
45 TA_RCMD
46 TA_RESTART Y
2.
3.
4. [Enter]キーを押して、テキスト・エディタを起動するかおよび指定された操作を実行するかに関して、それぞれのデフォルトの選択肢(noおよびyes)を受け入れます。MACHINESセクションで要求されたレコードが表示されます。これは、次に示すサンプル・リストで、SITE3という名前のマシンのレコードです。(次のリストの9-34行目を参照。)
5. セクションのメニューの後で[Enter]キーを押し、MACHINESセクションを再度選択します。(35 - 37行目を参照。)
6.
7. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。(40行目を参照。)
10.
11. tmconfigによって、指定されたマシンに対して変更されたレコードが表示されます。変更内容を確認し、必要に応じて編集します。
12. リスト3-4に、サーバーをアクティブ化するtmconfigセッションを示します。リスト3-4 新しいサーバーのアクティブ化1 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
2 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
3 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]: 2
4 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
5 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [1]:
6 Enter editor to add/modify fields [n]?
7 Perform operation [y]?
8 Return value TAOK
9 Buffer contents:
10 TA_OPERATION 4
11 TA_SECTION 1
12 TA_OCCURS 1
13 TA_PERM 432
14 TA_MAXACCESSERS 40
15 TA_MAXGTT 20
16 TA_MAXCONV 10
17 TA_MAXWSCLIENTS 0
18 TA_TLOGSIZE 150
19 TA_UID 4196
20 TA_GID 601
21 TA_TLOGOFFSET 0
22 TA_TUXOFFSET 0
23 TA_STATUS LIBTUX_CAT:1175: Operation completed successfully
24 TA_PMID mchn2
25 TA_LMID SITE3
26 TA_TUXCONFIG /usr/apps/bank/TUXCONFIG
27 TA_TUXDIR /usr/tuxroot
28 TA_STATE NEW
29 TA_APPDIR /usr/apps/bank
30 TA_TYPE SPARC
31 TA_TLOGDEVICE /usr/apps/bank/TLOG
32 TA_TLOGNAME TLOG
33 TA_ULOGPFX /usr/apps/bank/ULOG
34 TA_ENVFILE /usr/apps/bank/ENVFILE
35 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
36 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
37 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [2]:
38 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
39 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [1]: 5
40 Enter editor to add/modify fields [n]? y
41 491
42 /TA_STATE
43 TA_STATE NEW
44 s/NEW/ACTIVE
45 TA_STATE ACTIVE
46 w
47 412
48 q
49 Perform operation [y]?
50 Return value TAUPDATED
51 Buffer contents:
52 .
53 .
54 .
2. 構成ファイルのGROUPSセクションを指定するには、セクション・メニューの後に表示されるプロンプトで3と入力します。(以下に示す例の1 - 3行目を参照。)
3.
4. [Enter]キーを押して、デフォルトのセクションGROUPSを選択します。(7 - 9行目を参照。)
5. 操作メニューの後で4と入力し、ADD操作をリクエストします。(10 - 11行目を参照。)
6. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。(12行目を参照。)
• TA_LMID (15行目を参照)
• TA_SRVGRP (16行目を参照)
• TA_GRPNO (17行目を参照)リスト3-5に、グループを追加するtmconfigセッションを示します。リスト3-5 グループの追加
2. 構成ファイルのROUTINGセクションを指定するには、セクション・メニューの後に表示されるプロンプトで7と入力します。
3.
4. 操作メニューから5)UPDATEを選択します。
5. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。
6. 関連するフィールドの値を表3-2の「サンプル値」列の値に変更します。
使用されているルーティング基準。ここで示すように、account_IDの値が1 - 10 (10を含む)の場合、リクエストはグループ1のサーバーに送信されます。それ以外の場合は、リクエストは構成内の任意のサーバーに送信されます。
注意:
注意: 分散型Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションのファクトリ・ベース・ルーティングの詳細は、『CORBAアプリケーションのスケーリング、配布およびチューニング』を参照してください。
2. 構成ファイルのROUTINGセクションを選択します(構成ファイル・セクションのメニューで7を選択します)。
5. 編集を開始するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、y (はい)を入力します。
6. 関連するフィールドを、表3-3の中央の列に示す値に変更します。
このフィールドの値は、(TA_RANGESフィールドで指定された)基準に従います。つまり、このフィールドの値はルーティング結果を決定します。 TA_RANGESフィールドの値がルーティング基準です。たとえば、更新前の学生登録のルーティング基準では、学生IDの100001 - 100005がORA_GRP1に、100006 - 100010がORA_GRP2に送信されるとします。上の表に示すように変更すると、student_idの値が100001 - 100050 (100001と100050を含む)の場合、リクエストはORA_GRP1のサーバーに送信されます。それ以外のリクエストはORA_GRP2に送信されます。
2. 構成ファイルのINTERFACESセクションを選択します(構成ファイル・セクションのメニューで12を選択します)。
3.
5. 編集を開始するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、y (はい)を入力します。一部の実行時パラメータは、構成のすべてのコンポーネント(マシン、サーバーなど)に関連しています。これらのパラメータは、構成ファイルのRESOURCESセクションにリストされています。
2. セクション・メニューの後で[Enter]キーを押し、デフォルトのRESOURCESセクションを選択します。(以下に示す例の1 - 3行目を参照。)
3. 操作メニューの後で[Enter]キーを押し、デフォルトのFIRST操作をリクエストします。(4 - 5行目を参照。)
4.
5. リスト3-6 RESOURCESセクションの最初のエントリの表示
2. セクション・メニューの後で[Enter]キーを押し、デフォルトのRESOURCESセクションを選択します。(以下に示す例の2 - 4行目を参照。)
3.
4. セクションのメニューの後で[Enter]キーを押し、RESOURCESセクションを再度選択します。(8 - 10行目を参照。)
5.
6. プロンプトでyと入力して、テキスト・エディタを起動します。(13行目を参照。)TA_PASSWORD new_passwordリスト3-7 アプリケーション・パスワードの変更1 $ tmconfig
2 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
3 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
4 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]:
5 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
6 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [4]: 6
7 Buffer cleared
8 Section: 1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
9 5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
10 10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]:
11 Operation: 1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
12 6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [6]: 5
13 Enter editor to add/modify fields [n]? y
14 1
15 c
16 TA_PASSWORD neptune
17 .
18 w
19 49
20 q
21 Perform operation [y]?
22 Return value TAUPDATED
23 Buffer contents:
24 TA_OPERATION 1
25 TA_SECTION 0
26 TA_STATUS Operation completed successfully
27 TA_OCCURS 1
28 TA_PERM 432
29 TA_BBLQUERY 30
30 TA_BLOCKTIME 6
31 TA_DBBLWAIT 2
32 TA_GID 10
33 TA_IPCKEY 80997
34 TA_LICMAXUSERS 1000000
35 TA_MAXACCESSERS 100
36 TA_MAXBUFSTYPE 32
37 TA_MAXBUFTYPE 16
38 TA_MAXCONV 10
39 TA_MAXDRT 0
40 TA_MAXGROUPS 100
41 TA_MAXGTT 25
42 TA_MAXMACHINES 256
43 TA_MAXQUEUES 36
44 TA_MAXRFT 0
45 TA_MAXRTDATA 8
46 TA_MAXSERVERS 36
47 TA_MAXSERVICES 100
48 TA_MIBMASK 0
49 TA_SANITYSCAN 12
50 TA_SCANUNIT 10
51 TA_UID 5469
52 TA_MAXACLGROUPS 16384
53 TA_MAXNETGROUPS 8
54 TA_MAXINTERFACES 150
55 TA_MAXOBJECTS 1000
56 TA_PASSWORD neptune
57 TA_STATE ACTIVE
58 TA_AUTHSVC
59 TA_CMTRET COMPLETE
60 TA_DOMAINID
61 TA_LDBAL Y
62 TA_LICEXPIRE 1998-09-15
63 TA_LICSERIAL 1234567890
64 TA_MASTER SITE1
65 TA_MODEL SHM
66 TA_NOTIFY DIPIN
67 TA_OPTIONS
68 TA_SECURITY NONE
69 TA_SYSTEM_ACCESS FASTPATH
70 TA_USIGNAL SIGUSR2
71 TA_PREFERENCES
72 TA_COMPONENTS TRANSACTIONS,QUEUE,TDOMAINS,EVENTS,WEBGUI,
73 WSCOMPRESSION,TDOMCOMPRESSION
• 各セクションには、操作を実行するレコードを識別するために使用する一連のキー・フィールドが関連付けられています。(詳細は、『Oracle Tuxedoコマンド・リファレンス』のtmconfig、wtmconfig(1)に関する項を参照してください。)キー・フィールドは、アプリケーションの実行中は変更できません。通常、新しいエントリとそのキー・フィールドを追加し、それを古いエントリの代わりに使用します。 その場合、新しいエントリだけが使用されます。つまり、管理者は構成の古いエントリを起動しません。
• 通常、パラメータに関連付けられた構成コンポーネントが起動しているときは、そのパラメータを更新することはできません。たとえば、MACHINESセクションのエントリに関連付けられたマシンが起動しているときは、そのエントリを変更することはできません。特に、
•
• 作業している構成ファイルのセクションに注意してください。tmconfigでは、間違ったセクションに操作を行っても警告は表示されません。たとえば、RESOURCESセクションを作業している際に、MACHINESセクションのENVFILEパラメータの更新を試みると、操作は成功したように見えます。つまり、tmconfigでTAOKが返されます。しかし、UBBCONFIGファイルをアップロードしても、変更内容は適用されていません。更新が行われたのは、TAUPDATEDステータス・メッセージが表示された場合だけです。
• 上限を定義するMAXSERVERS、MAXSERVICESなどのパラメータには、構成の拡張に対応できるだけの十分な値を設定します。アプリケーションを当初1つのマシンだけでデプロイしている場合でも、複数マシンに構成が拡張される可能性がある場合は、MPモデルを使用します。その場合、LANオプション、および初期マシンとしてネットワーク・エントリを指定します。
•
• 掲示板のサイズに影響するパラメータは、動的ではありません。これらのパラメータの大半は、MAXGTTなど、MAXという文字列で開始されます。これらのパラメータは、Oracle Tuxedoシステムで同時に処理できるトランザクションの最大数を定義します。tmconfigコマンドを使用して、TUXCONFIGファイルとそれに対応する掲示板のエントリを更新する場合、行った変更は永続的に適用されます。つまり、システムを停止して再起動しても変更内容が保持されます。これらのタスクはtmadminコマンドで実行できます。この項では、これらの手順を示します。
1.
•
•
• サービスの通知を取り消す場合は、その前に一時停止しておくことが必要です。ただし、再度通知する場合は、サービスの一時停止を解除する必要はありません。以前に通知が取り消されて現在一時停止しているサービスは、単に通知するだけで一時停止が解除されます。表3-4に、この方法で定義されたサービス・パラメータを変更するために使用できるtmadminコマンドを示します。
ロード値(LOAD) $tmadmin
>chl -s service_name キューから取り出す優先度(PRIO) $tmadmin
>chp -s service_name $tmadmin
>chtt -s service_name-sオプションは、tmadmin defaultコマンド行、またはtmadmin chl、chp、chttのいずれかのコマンド行で、必ず指定してください。defaultコマンド行で-sオプションを設定できるので、-sオプションはchl、chp、およびchttコマンド行で省略可能と見なされます。表3-5に、この方法で定義されたインタフェース・パラメータを変更するために使用できるtmadminコマンドを示します。
ロード値(LOAD) $tmadmin
>chl -I interface_name キューから取り出す優先度(PRIO) $tmadmin
>chp -I interface_name $tmadmin
>chtt -I interface_name-Iオプションは、tmadmin defaultコマンド行、またはtmadmin chl、chp、chttのいずれかのコマンド行で、必ず指定してください。defaultコマンド行で-Iオプションを設定できるので、-Iオプションはchl、chp、およびchttコマンド行で省略可能と見なされます。トランザクション・タイムアウト(TRANTIME)をAUTOTRANフラグが設定されたインタフェースまたはサービスに対して変更するには、changetrantime (chtt)コマンドを次のように実行します。$ tmadmin
chtt [-m machine] {-q qaddress [-g groupname] [-i srvid]
[-s service] | -g groupname -i srvid -s service |
-I interface [-g groupname]} newtlim