Oracle Tuxedoシステムのイベント・モニター機能は定義済の特定のイベント、主としてシステム・オペレータが注意すべき障害を検出してレポートします。マスター・ノード上のOracle SNMPエージェントがシステム・イベントをサブスクライブし、これらのイベントのいずれかが発生したときに対応するSNMPトラップ通知を生成します。これらのトラップに使用されるエンタープライズIDは
.1.3.6.1.4.1.140.tuxedoで、
tuxedoは
300です。Oracle SNMPエージェントがTuxedoシステム・イベントを受信するには、システム・イベントを生成するエンティティであるTuxedoシステムのEventBroker (
TMSYSEVT)を実行している必要があります。
イベント・トラップMIBは、生成されるすべてのトラップと、そのトラップに対して変数バインディングで渡されるオブジェクトを定義します。次の項では、各イベントの原因と推奨アクションについて説明します。
Oracle SNMPエージェントによって生成されるエンタープライズ固有の各トラップ通知は、SNMPトラップ・パケットの特定のトラップIDフィールドに値を持ち、その値でTuxedoイベントが識別されます。この章にリストされる各トラップの場合、トラップIDはトラップ・パケットで送信される固有のトラップ番号です。
Oracle SNMPエージェントによって生成されるSNMPトラップ通知には、トラップ・パケットの変数バインディングに12個の変数(変数/値ペア)が含まれます。
Tuxedoイベント通知を生成するドメインのID。
トラップを生成しているOracle SNMPエージェントのSNMPエージェントの論理エージェント名。デフォルトの論理エージェント名は、実行可能ファイルの名前です。
tuxEventTrapVarsグループには、EVENTSで定義されるTuxedoシステム・イベントに関連して生成されるタグの変数バインディングの一部として送信されるオブジェクトがすべて含まれています。
このイベントを特定するための文字列。システムが生成したイベントはすべて
.Sysで始まります。
INTEGER { Error(1), Warn(2), Infor(3) }
DisplayString (
SIZE(
1..30) )
イベントを検出したマシンのクロックに基づくイベント検出時間(秒)を示すlong型整数。
イベントを検出したマシンのクロックに基づくイベント検出時間(マイクロ秒)を示すlong型整数。この値の単位は常にマイクロ秒ですが、時間の実際の解像度は、使用しているオペレーティング・システムやハードウェアによって異なります。
イベントに関連のあるオブジェクトのクラス。TA_CLASSに応じて、このクラスのオブジェクトに固有の追加フィールドをイベント通知バッファに含められるかどうかが決まります。
メッセージがメッセージ・カタログから生成された場合は、そのカタログの名前。
メッセージがカタログから生成された場合は、そのカタログのメッセージ番号。
DisplayString (
SIZE (
0..30))
Tuxedoシステムの掲示板の既知のアドレスに対する数値キー。単一プロセッサ環境では、このキーにより掲示板の名前が指定されます。マルチプロセッサ環境またはLAN環境では、このキーによりDBBLのメッセージ・キューが指定されます。また、このキーは、既知のアドレスのほか、アプリケーション全体の掲示板などのリソース名の基準としても使用されます。
第2章「コアMIB」を参照してください。
エージェントの起動時に、
-lオプション(Windows NTの場合はサービス名)で指定されるエージェントの論理名。このオブジェクトの値は、このドメインをモニタリングするエージェントです。管理対象エージェントで複数のSNMPエージェントが実行されている場合は、適切なエージェントからMIB値を取得するために、@記号を使用してこの名前をコミュニティに追加する必要があります。たとえば、
simp_snmpdと
bank_snmpdの2つの論理エージェントがある場合、それらのエージェントから値の問合せに使用するコミュニティは、それぞれ
public@simp_snmpdおよび
public@bank_snmpdとなります。
@記号に続くコンポーネントが、MIB問合せの送信先であるエージェントの識別に使用されます。
このオブジェクトは、Tuxedoシステム・イベントのかわりに生成されるすべてのSNMPトラップの変数バインディングで渡されます。
注意:
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複数のSNMPエージェントを同じ管理対象ノードで実行するには、Oracle SNMPエージェント・インテグレータの起動後にサブエージェントとして起動し( -sオプションを指定しない)、実行する必要があります。
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次の項では、システム・イベントの発生時にOracle SNMPエージェントによって生成されるすべてのトラップを定義します。
ドメイン・トラップ・グループは、Tuxedoドメイン固有のイベント・トラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysResourceConfigの発生時に生成されます。これはシステム構成の変更を示します。
マシン・トラップ・グループは、Tuxedoマシン固有のイベント・トラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysMachineBroadcastの発生時に生成されます。これはブロードキャスト配信エラーを示します。このメッセージは、アプリケーションのLMID上の少なくとも1つのアクセッサで、
tpbroadcast()が失敗したことを示します。
ブロードキャスト・メッセージはブロッキングなしモードで送信されるため、ブロードキャストを実行しているプロセスがブロック状態になり、メッセージを破棄する可能性があります。メッセージ・キューを大きくして構成するか、一部のマシンに過剰な負荷がかからないようにクライアントとサーバーをロード・バランシングしてください
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineConfigの発生時に生成されます。これは特定のマシン構成における変更を示します。
machineFullMaxAccessersTrap
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineFullMaxaccessersの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のLMIDがアクセッサ数について容量制限に達したことを示します。
特定のマシンのMAXACCESSERS値を増やします。または、ハードウェアやソフトウェアがマシン上の最大ユーザー数の制限に達した場合は、追加されたユーザーを他のマシンに移動します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineFullMaxconvの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のLMIDが同時会話の数について容量制限に達したことを示します。
特定のマシンのMAXCONVの値を、このイベントが生成されないポイントまで増やします。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineFullMaxgttの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のマシンが同時トランザクション数について容量制限に達したことを示します。
特定のマシンのMAXGTTの値を、このイベントが生成されないポイントまで増やします。
machineFullMaxWsClientsTrap
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineFullMaxwsclientsの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のマシンがワークステーション・クライアント数について容量制限に達したことを示します。
特定のマシンのMAXWSCLIENTSの値を、このイベントが生成されないポイントまで増やします。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineMsgqの発生時に生成されます。このメッセージは、メッセージ・キューにメッセージを登録するとき、メッセージを投稿しているサーバーでブロック状態が発生したことを示します。
メッセージ・キューを大きくして構成するか、すべてのマシンで負荷を均等に分散させます。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysMachinePartitionedの発生時に生成されます。このメッセージは、マシン上のBBLが遅いため、またはマスターとマシンの間のネットワーク・リンクが破損しているために、指定されたマシンがDBBLでパーティションされたことを示します。
これは、次のいずれかの理由で発生する可能性があります。
•
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トラフィック量が大きいためにネットワーク全体が遅滞しています。
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非マスター上のBBLまたはBRIDGEが停止しているか、遅くなっています。
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非マスター上のBRIDGEプロセスが極端にビジーです。
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状態が安定した場合には、ソフトウェアでマシンのパーティションを解除できます。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysMachineSlowの発生時に生成されます。このメッセージは、マシン上のBBLでIAMOKメッセージの生成が遅くなっていることを示します。これらのメッセージはBBLからDBBLに定期的に送信され、DBBLがシステムのパルスを維持しやすくなります。
これは、次のいずれかの理由で発生する可能性があります。
•
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トラフィック量が大きいためにネットワーク全体が遅滞しています。
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•
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非マスター上のBBLが停止しているか、遅くなっています。
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•
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非マスター上のBRIDGEプロセスが極端にビジーです。
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{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysMachineStateの発生時に生成されます。これは特定のマシンで状態が変化したことを示します。
ブリッジ・トラップ・グループは、Tuxedoブリッジ固有のトラップを定義します。
{tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysNetworkConfigの発生時に生成されます。このメッセージは、指定された2つのマシン間でネットワーク・リンクが新しい状態に変化したことを示します。
{tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysNetworkDroppedの発生時に生成されます。このメッセージは、指定された2つのマシン間でネットワーク・リンクが異常終了したことを示します。
これは、いずれかのマシン上のBRIDGEが停止したか、いずれかのマシンがクラッシュしたために発生する可能性があります。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysNetworkFailureの発生時に生成されます。これはBRIDGEプロセス間のネットワーク接続障害を示します。
これは、リモート・マシン上のBRIDGEが停止したか、リモート・マシン自体がクラッシュしたために発生する可能性があります。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysNetworkFlowの発生時に生成されます。このメッセージは、マシン間の仮想回路が新しい状態に変化したことを示します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysNetworkStateの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーが異常停止し、サーバーによって割り当てられたスロットをBBLがクリーン・アップしたことを示します。
サーバーをデバッグし、サーバーを起動する前に問題を修正します。
サーバー・トラップ・グループは、Tuxedoサーバー固有のトラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerCleaningの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーが異常停止し、サーバーによって割り当てられたスロットをBBLがクリーン・アップしたことを示します。
サーバーをデバッグし、サーバーを起動する前に問題を修正します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysServerConfigの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーの構成パラメータが更新されたことを示します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerDiedの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーが異常停止し、BBの定期スキャンでこの状態をBBLが検出したことを示します。
サーバーをデバッグし、サーバーを起動する前に問題を修正します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysServerInitの発生時に生成されます。このメッセージは、上で指定したサーバーが
tpsvrinit()で失敗したため、起動できなかったことを示します。
問題を修正してから、サーバーを再起動します。この問題は、Tuxedoのリソース上限、またはアプリケーション固有の問題が原因である可能性があります。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerMaxgenの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーが異常停止したことを示します。サーバーが再起動可能とマークされたため、指定したGRACE期間に
MAXGEN-1回再起動されました。
Tuxedoアプリケーション・サーバーは異常停止すべきではありません。これが発生する場合、原因として最も考えられるのはアプリケーション固有の問題です。サーバーをデバッグし、サーバーを起動する前に問題を解決してください。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerRestartingの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーが異常停止したことを示します。これは再起動可能なサーバーとしてマークされたため、再起動されました。
Tuxedoアプリケーション・サーバーは異常停止すべきではありません。これが発生する場合、原因として最も考えられるのはアプリケーション固有の問題です。サーバーをデバッグし、サーバーを起動する前に問題を解決してください。
{tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerStateの発生時に生成されます。このメッセージは、サーバーの状態が変化したことを示します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysServerTpexitの発生時に生成されます。このメッセージは、アプリケーション固有のコードを実行中に、サーバーがリクエストを受け取り、サービス・ルーチン・コードが
tpreturn(TPEXIT)を実行したことを示します。
クライアント・トラップ・グループは、Tuxedoクライアント固有のトラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysClientConfigの発生時に生成されます。これは、マシン上の特定のユーザーが構成を変更したことを表します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysClientDiedの発生時に生成されます。このメッセージは、クライアントが
tpterm()を実行せずにアプリケーションを終了したことを示します。通常、クライアントはアプリケーションを終了する前に
tpterm()を実行する必要があります。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime,
tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass,
tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysClientSecurityの発生時に生成されます。このメッセージは、アプリケーションへの参加を試行するときクライアントがセキュリティ検証に失敗したことを示します。
アプリケーション・データへのアクセスを試行しているユーザーに権限があるかどうかを確認します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName}
このトラップは、
.SysClientStateの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のマシンで状態が変化したことを示します。
トランザクション・トラップ・グループは、Tuxedoトランザクション固有のトラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysTransactionHeuristicAbortの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のグループのデータベースがトランザクションでヒューリスティックな中断を実行したことを示します。
トランザクションのコーディネータがまだ実行されていることを確認します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysTransactionHeuristicCommitの発生時に生成されます。このメッセージは、特定のグループのデータベースがトランザクションでヒューリスティック・コミットを実行したことを示します。
トランザクションのコーディネータがまだ実行されていることを確認します。
イベント・トラップ・グループは、Tuxedoイベント固有のトラップを定義します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysEventDeliveryの発生時に生成されます。このメッセージは、イベント・サーバーが、ポストされたイベントについて少なくとも1つの通知の実行に失敗したことを示します。
ポストされたイベントに一致するサブスクリプションで指定されている通知が実行可能かどうかを確認します。
{ tuxEventsName, tuxEventsSeverity, tuxEventsLmid, tuxEventsTime, tuxEventsUsec, tuxEventsDescription, tuxEventsClass, tuxEventsUlogCat, tuxEventsUlogMsgNum, beaDomainId, beaDomainKey, beaLogicalAgentName }
このトラップは、
.SysEventFailureの発生時に生成されます。システム・イベント・サーバーは、定期的に自身にメッセージを送信し、メッセージ・キューでのブロック状態を検出します。このイベントは、サーバーが非ブロック・モードでキューにメッセージを登録できない場合に生成されます。また、受信したメッセージが以前に送信された内容と一致しない場合にも生成されます。2つ目の可能性はきわめてまれです。これは、システム・イベント・モニターのサブシステムが特定のホストでエラーになったことを表します。
メッセージ・キューを大きくして構成するか、すべてのマシンでアプリケーションの負荷を均等に分散させます。