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EventBroker MIB

EventBroker MIB
Oracle Tuxedoのイベントには、アプリケーション・イベントとシステム・イベントの2種類があります。アプリケーション・イベントは通常、アプリケーション・コードによって制御またはトラップされます。システム・イベントは、システムで重要な変更が検出されたときTuxedoランタイム・システムによって生成されます。アプリケーション・プログラム(クライアントまたはサービス)は、これらのシステム・イベントをサブスクライブできます。
EventBroker MIBは、イベント・サブスクリプションの特性を定義します。EventBroker MIBを使用すると、現在のイベント・サブスクリプションの特性の取得、新しいサブスクリプションの定義、サブスクリプションの検証が可能です。システム・イベントとアプリケーション・イベントの両方を有効にするには、コアMIBでシステム・イベント・ブローカとアプリケーション・イベント・ブローカを定義する必要があります。
イベント・サブスクリプションは一時的または永続的です。永続的なサブスクリプションは、アプリケーションの終了と起動を経ても存続し、削除するにはEventBroker MIBを使用します。Tuxedo EventBroker MIBには、EventBrokerを管理できる5つのグループのイベント・サブスクリプションがあります。
EventBroker MIBは次のサブスクリプション・グループで構成されています。
 
グループ名
説明
非請求通知をトリガーするサブスクリプション
システム・コマンドをトリガーするサブスクリプション
キュー・ベースの通知のサブスクリプション
サーバー・ベースの通知のサブスクリプション
ユーザー・ログ・メッセージを書き込むサブスクリプション
これらのグループの各オブジェクトが、1つのサブスクリプション・リクエストを表します。クライアント通知(tuxEventClientTblグループ)は、クライアントに対する非請求メッセージをどのイベントがトリガーしたかを示します。サービス通知(tuxEventSvcTblグループ)は、どのイベントがアプリケーション・サービスへのリクエストをトリガーしたかを示します。アプリケーション・キュー通知(tuxEventQueTblグループ)は、どのイベントがアプリケーション・キューにメッセージを送信したかを示します。システム・コマンド通知(tuxEventCmdTblグループ)は、どのイベントがオペレーティング・システム・コマンドをトリガーしたかを示します。ログ・ファイル通知(tuxEventUlogTblグループ)は、どのイベントが中央イベント・ログ(ulog)にレコードを生成したかを示します。EventBrokerは、対応するターゲットがアクティブではなくなったことを検出すると、自動的に一時サブスクリプションを削除します。
イベント・サブスクリプションと、Tuxedo MIBの変更機能を使用すると、システム管理者とアプリケーション設計者はイベント対応のアプリケーションを記述できます。システム・イベント通知を介して傷害が検出されると、管理フレームワーク・プログラムが修正措置を実行します。たとえば、プライマリ・マシンで傷害に関するイベント通知を受け取ったときに、管理フレームワークのタスクをトリガーしてバックアップ・マシンでサーバーを起動することができます。
tuxEventClientTbl
このオブジェクトには、クライアント・ベース通知のEventBrokerに登録されたサブスクリプションを表すオブジェクトが含まれます。
イベントが検出されると、そのイベントが各tuxEventClientTblインスタンスと比較されます。イベント名がイベント表現と一致し、オプションのフィルタ・ルールがtrueの場合、指定されたクライアントの非請求メッセージ処理ルーチンにイベント・バッファが送られます。この表で新しい行を作成するには、少なくともtuxEventClientExprtuxEventClientIdの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxEventClientIndx
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.1.1.1.1
tuxEventClientExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.1.1.1.2
tuxEventClientFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.1.1.1.3
tuxEventClientState
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.1.1.1.4
tuxEventClientId
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.1.1.1.5
tuxEventClientIndx
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
表の行に対する一意な識別子としての実行番号。
tuxEventClientExpr
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読取り専用
説明
イベント・パターン表現。これは正規表現で、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを判定します。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventClientFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読取り専用
説明
イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。この値が"-"の場合は、フィルタ表現がバイナリ形式であることを意味します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventClientState
構文
INTEGER { active(1), invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、一致するtuxEventClientTbl行の構成情報を検索します。
SET: invalid(2)
SET操作は、tuxEventClientTblの行の構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxEventClientStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
行を削除します。正常に終了すると、行の状態はinvalid(2)になります。
tuxEventClientId
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
一致するイベントが検出されると、このクライアントに非請求メッセージを送信します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventCmdTbl
このオブジェクトには、システム・コマンドの実行をトリガーするEventBrokerに登録されたサブスクリプションを表すオブジェクトが含まれます。
イベントが検出されると、この表の各行と比較されます。イベント名がイベント表現と一致し、オプションのフィルタ・ルールがtrueの場合、イベント・バッファがフォーマットされてシステムのコマンド・インタプリタに渡されます。
新しい行を作成します。tuxEventCmdTblの新しいインスタンスを作成するには、少なくともtuxEventCmdExprtuxEventCmdを指定する必要があります。tuxEventCmdStateを除くすべてのオブジェクトは、新しいインスタンスの作成時にのみ更新できます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxEventCmdIndx
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.2.1.1.1
tuxEventCmdExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.2.1.1.2
tuxEventCmdFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.2.1.1.3
tuxEventCmdState
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.2.1.1.4
tuxEventCmd
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.2.1.1.5
tuxEventCmdIndx
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
表の行に対する一意な識別子としての実行番号。
tuxEventCmdExpr
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・パターン表現。これは正規表現で、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを判定します。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventCmdFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。フィルタの値が"-"の場合は、フィルタがバイナリ形式であることを意味します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventCmdState
構文
INTEGER { active(1), invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、tuxEventCmdTblインスタンスの構成情報を検索します。
SET: invalid(2)
SET操作は、tuxEventCmdTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxEventCmdStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
tuxEventCmdTblインスタンスを削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。
tuxEventCmd
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトと一致するイベントが検出されると、このシステム・コマンドを実行します。このコマンドは、UNIXシステム・プラットフォームではsystem(3)を使用してバックグラウンドで実行されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQueTbl
このオブジェクトには、キュー・ベース通知のEventBrokerに登録されたサブスクリプションを表すオブジェクトが含まれます。
イベントが検出されると、そのイベントが各tuxEventQueTblインスタンスと比較されます。イベント名がイベント表現と一致し、オプションのフィルタ・ルールがtrueの場合、指定された信頼できるキューにイベント・バッファが格納されます。この表で新しい行を作成するには、少なくともtuxEventQueExprtuxEventQspacetuxEventQnameを指定するSETリクエストを発行する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxEventQueIndx
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.1
tuxEventQueExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.2
tuxEventQueFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.3
tuxEventQueState
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.4
tuxEventQspace
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.5
tuxEventQname
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.6
tuxEventQctlQtop
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.7
tuxEventQctlBeforeMsgid
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.8
tuxEventQctlQtimeAbs
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.9
tuxEventQctlQtimeRel
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.10
tuxEventQctlDeqTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.11
tuxEventQctlPrior
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.12
tuxEventQctlMsgId
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.13
tuxEventQctlCorrId
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.14
tuxEventQctlReplyQ
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.15
tuxEventQctlFailQ
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.16
tuxEventPersist
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.17
tuxEventTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.3.1.1.18
tuxEventQueIndx
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この表のイベントの一意な識別子である実行番号。
tuxEventQueExpr
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・パターン表現。これは正規表現で、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを判定します。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQueFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。このオブジェクトの値が"-"の場合は、フィルタがバイナリ形式であることを意味します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQueState
構文
INTEGER { active(1), invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、一致するtuxEventQueTbl行の構成情報を検索します。
SET: invalid(2)
SET操作は、tuxEventQueTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxEventQueStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
tuxEventQueTbl行を削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。
tuxEventQspace
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこのキュー・スペースの信頼性のあるキューに登録します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQname
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこの信頼性のあるキューに登録します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlQtop
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージがキューの先頭に登録されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlBeforeMsgid
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージが指定されたメッセージの前に登録されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlQtimeAbs
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージが指定した時間に処理されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlQtimeRel
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージがキュー解除時刻と相対的に処理されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlDeqTime
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlPrior
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlMsgId
構文
DisplayString (SIZE(1..31))
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlCorrId
構文
DisplayString (SIZE(1..31))
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlReplyQ
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventQctlFailQ
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
この値は、tpenqueue(3)のTPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventPersist
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
ゼロ以外の値が設定されている場合は、指定したキューが使用できなくなっていても、このサブスクリプションは取り消されません。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventTran
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
ゼロ以外の値が設定されており、クライアントのtppost(3)呼出しがトランザクションに関与している場合、クライアントのトランザクションにtpenqueue(3)呼出しを含めます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventSvcTbl
このオブジェクトには、サービス・ベース通知のEventBrokerに登録されたサブスクリプションを表すオブジェクトが含まれます。
イベントが検出されると、各tuxEventSvcTblインスタンスと比較されます。イベント名がイベント表現と一致し、オプションのフィルタ・ルールがtrueの場合、指定されたTuxedoサービス・ルーチンにイベント・バッファが送られます。
この表で新しい行を作成するには、少なくともtuxEventSvcExprtuxEventSvcNameの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
.
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxEventSvcIndx
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.1
tuxEventSvcExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.2
tuxEventSvcFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.3
tuxEventSvcState
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.4
tuxEventSvcName
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.5
tuxEventSvcPersist
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.6
tuxEventSvcTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.4.1.1.7
tuxEventSvcIndx
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この表の行に対する一意のキーである実行番号。
tuxEventSvcExpr
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読取り専用
説明
イベント・パターン表現。これは正規表現で、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを判定します。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventSvcFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読取り専用
説明
イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。これが"-"の場合は、フィルタがバイナリ形式であることを意味します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventSvcState
構文
INTEGER { active(1), invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、一致するtuxEventSvcTblインスタンスの構成情報を検索します。
SET: invalid(2)
SET操作は、tuxEventSvcTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxEventSvcStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
tuxEventSvcTbl行を削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。
tuxEventSvcName
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読取り専用
説明
一致するイベントが検出されると、このTuxedoサービスが呼び出されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventSvcPersist
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
ゼロ以外の値が設定されている場合は、tuxEventSvcNameサービスが使用できなくなっていても、このサブスクリプションは取り消されません。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventSvcTran
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
ゼロ以外の値が設定されており、クライアントのtppost(3)呼出しがトランザクションに関与している場合、クライアントのトランザクションにtuxEventSvcName呼出しを含めます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventUlogTbl
このオブジェクトには、システムのuserlog(3)メッセージを書き込むEventBrokerに登録されたサブスクリプションを表すオブジェクトが含まれます。
イベントが検出されると、各tuxEventUlogTblインスタンスと比較されます。イベント名がイベント表現と一致し、オプションのフィルタ・ルールがtrueの場合、イベント・バッファがフォーマットされ、Tuxedoのuserlog(3)関数に渡されます。
新しい行を作成します。tuxEventUlogTblの新しいインスタンスを作成するには、少なくともtuxEventUlogExprtuxEventUserlogの値を指定する必要があります。tuxEventUlogStateを除くすべてのオブジェクトは、新しいインスタンスの作成時にのみ更新できます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxEventUlogIndx
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.5.1.1.1
tuxEventUlogExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.5.1.1.2
tuxEventUlogFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.5.1.1.3
tuxEventUlogState
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.5.1.1.4
tuxEventUserlog
.1.3.6.1.4.1.140.300.2.5.1.1.5
tuxEventUlogIndx
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この表で一意のキーである実行番号。
tuxEventUlogExpr
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・パターン表現。これは正規表現で、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを判定します。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventUlogFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。これが"-"の場合は、フィルタがバイナリ形式であることを意味します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxEventUlogState
構文
INTEGER { active(1), invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、一致するtuxEventUlogTblインスタンスの構成情報を検索します。
SET: invalid(2)
SET操作は、tuxEventUlogTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxEventUlogStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
tuxEventUlogTbl行を削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。
tuxEventUserlog
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
一致するイベントが検出されると、このuserlog(3)メッセージが書き込まれます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。

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