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詳細は、「CICSランタイム構成ファイル」を参照してください。リモートCICSリージョンのLU構成は、デフォルトではリスト10-1のようになり、SYS1.VTAMLISTに存在しています。LU名がこのリモートCICSリージョンに使用されている場合には太字で示しています。リスト10-1 リモートCICSリージョンのLU構成
注意: 先頭と末尾に**が付くエントリはすべてプレースホルダです。関連するパラメータで値を指定するか、後続の構成エントリを書き留めておいてください。これは、後続のすべての事例に該当し、再度言及されることはありません。この目的は、CICSリージョンの接続にLUを追加することです。NETNAMEフィールドの値は、「ステップ1: オープン・システムでのART CICSの構成」のシステムAに定義されているLUと一致している必要があります。
注意: 同じプレースホルダが複数のエントリに指定されている場合(たとえば、リスト10-2の**GROUPNAME**)、一貫性のある値を使用してください。リスト10-2 リモートCICSリージョンのLU接続の定義
a. SDSFに「LOG」と入力します
b.
c. 結果を確認します。次のように、画面にcrmmn3 activeと表示されます
1.
3. Tuxedo UBBCONFIGで、次のように構成します。
a. リスト10-3 UBBCONFIG構成
• GRPNOパラメータは数値で、ubbconfigに定義されているすべてのグループで一意である必要があります。LMIDのLMNAMEパラメータは、ubbconfigの*MACHINESセクションに定義されているLMIDのいずれかである必要があります。LMIDが複数あるMP構成では、GWSNAXサーバーがクラスタ内のすべてのマシン間でレプリケートされるように、複数のグループ(LMIDごとに1つ)を定義することをお薦めします。
• **nnn**はサーバーID番号で、グループ内のサーバーごとに一意である必要があります。RESTART=Yにすることをお薦めします。z/OSでGWSNAXとCRMの間にルータまたはファイアウォールがあり、それが定期的に接続を切断する場合には、CLOPTで-bにすることをお薦めします。このオプションによってハートビート・モードがアクティブになり、これは接続性の維持に役立ちます。
•
• BDMCONFIG環境変数が、最新のコンパイル済のbdmconfigファイルを指します。
• tmbootを実行してGWSNAXでTuxedoドメインを起動すると、ULOGがCRMとの接続を確立します。詳細は、「システムの構成および起動」を参照してください。リスト10-4 UBBCONFIGでのサービス・レベル・セキュリティの有効化SECURITY USER_AUTH
c. *SERVERSセクションにARTTCPL ARTADM ARTCNX ARTTSQ ARTSTRN ARTDPLを追加します。Tuxedo dmconfigファイルを使用して、TMA SNA接続経由でアクセスするCRMパラメータおよびサービスを定義します。これらのパラメータには、ローカルに使用されるものもあれば、接続属性を動的に構成するために接続の確立時にGWSNAXによってz/OS上のCRMに送信されるものもあります。これまでに指定した構成パラメータの一部は、dmconfigのDM_SNASTACKSやDM_SNALINKSやDM_REMOTE_SERVICESセクションで使用されています。新規のdmconfigを構築している場合、必要に応じて、リスト10-5をメインフレーム接続にあわせて調整できます。同じCRM接続についてそれがすでに存在する場合は、DM_SNASTACKS、DM_SNALINKSおよびDM_REMOTE_SERVICESセクションの関連するエントリを既存の構成にマージするだけで済みます。それを環境に応じて変える必要がある場合は、リスト10-5に太字で示しています。リスト10-5 サンプルのDMCONFIG構成GWGRP=GWGRP1 // same as GWSNAX group in ubbconfigsimpcrm SNACRMADDR="//host.name:NNNN" //host:port of CRMtpgrpadd tuxgrptpusradd -g tuxgrp tuxusr
9. サービス・レベル・セキュリティが有効である場合は、tuxusr/パスワードでCICSにログオンします。リスト10-6に示すように、JCLを使用してCRMを起動できます。リスト10-6 JCLを使用したCRMの起動詳細は、「コマンド・リファレンス・ページ」を参照してください。