プロジェクトまたはフォルダのインポートおよび共有

他のユーザーおよびソースからプロジェクトおよびアプリケーションをインポートしたり、プロジェクトを他のユーザーが使用できるようにエクスポートできます。

アプリケーションまたはプロジェクトのインポート

別のユーザーによって作成およびエクスポートされたアプリケーションやプロジェクトをインポートしたり、Oracle Fusion Applicationsなどの外部ソースからアプリケーションをインポートできます。

インポートは、関連データ・セット、接続文字列、接続資格証明および格納されたデータなどのアプリケーションまたはプロジェクトの使用に必要なすべてを含んでいます。
  1. 「ホーム」ページで「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ページで「ページ・メニュー」をクリックし、「プロジェクトのインポート」を選択します。
  3. 「インポート」ダイアログで、「ファイルの選択」をクリックするか、ダイアログにプロジェクトまたはアプリケーション・ファイルをドラッグしてから、「インポート」をクリックします。
  4. 同じ名前のオブジェクトがすでにシステムに存在する場合、既存のオブジェクトの置換か、インポートの取消しを選択します。

アプリケーションとしてのプロジェクトまたはフォルダの共有

プロジェクトを共有して、他のユーザーがインポートおよび使用できるアプリケーションとしてエクスポートできます。

エクスポートにより、指定する項目(関連データ・セット、接続文字列、資格証明および格納されたデータなど)を含んだ.DVAファイルが生成されます。
  1. 「ホーム」ページで「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ページで、共有するプロジェクトまたはフォルダを選択し、「アクション・メニュー」をクリックして「エクスポート」を選択し、「エクスポート」ダイアログを開きます。
  3. 「ファイル」をクリックし、プロジェクトまたはフォルダの共有オプションを指定します。
    • ファイル名を指定します。
    • スライダを移動して「データを含める」オプションを有効にし、プロジェクトまたはフォルダを共有するときにデータを含めるよう設定します。
    • エクスポートするプロジェクトにデータ・ソース接続のユーザー名とパスワードを含める場合は、スライダを移動して「接続資格証明」オプションを有効にします。

    データ・ソースに応じて、次のガイドラインに従ってください。

    • Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースを含むプロジェクトまたはフォルダの場合: Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースはデータ接続を使用しないため、「接続資格証明を含める」オプションをクリアします。

    • データベースのデータ・ソースを含むプロジェクトまたはフォルダの場合: 「接続資格証明」オプションを有効化した場合、ユーザーはインポートしたプロジェクトにデータをロードするために、有効なユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。

    • Oracle Applications、Oracle Analytics Cloud – EssbaseまたはOracle Essbaseのデータ・ソースを含むプロジェクトの場合: 「接続資格証明」オプションの選択は、接続設定の「接続の作成」ダイアログで「認証」フィールドの「常にこのユーザー名とパスワードを使用」オプションを指定した場合に機能します。

      「接続資格証明」オプションをクリアするか、「認証」フィールドで「ユーザーは自分のユーザー名とパスワードの入力が必要」オプションを指定すると、ユーザーはインポートするプロジェクトにデータをロードするために、有効なユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。

  4. 「データを含める」オプションまたは「接続資格証明」オプションを選択した場合、プロジェクトまたはフォルダをインポートし、接続資格証明およびデータを復号化するために指定する必要のあるパスワードを入力して確認します。
  5. 「保存」をクリックします。

Oracle Analytics Cloudでのプロジェクトまたはフォルダの共有

プロジェクトまたはフォルダの1つ以上を共有するためにOracle Analytics Cloudの使用を選択できます。

  1. 「ホーム」ページで「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ページで、共有するプロジェクトまたはフォルダを選択し、「アクション・メニュー」をクリックして「エクスポート」を選択し、「エクスポート」ダイアログを開きます。
  3. 「クラウド」をクリックし、プロジェクトまたはフォルダの共有オプションを指定および選択します。
    • ファイル名と、https://cloud.oracle.com/などのOracle Analytics Cloud URLを入力します。

    • Oracle Analytics Cloudのユーザー・アカウント資格証明を入力します。

    • 「データを含める」オプションをクリックして、プロジェクトまたはフォルダにデータを含めます。

    • データ・ソース接続のユーザー名およびパスワードを含める場合、「接続資格証明を含める」オプションをクリックします。

  4. 「公開」をクリックします。

    プロジェクトまたはフォルダは、指定したOracle Analytics Cloudユーザー・アカウントと共有され、他のプロジェクトおよびフォルダとともにOracle Analytics Cloudで表示されます。

プロジェクトおよびフォルダの電子メール送信

他のユーザーが操作できるように、プロジェクトまたはフォルダの.DVAファイルを電子メールで送信できます。

プロジェクトまたはフォルダを電子メールで送信するには、エクスポート・プロセスを実行し、プロジェクトまたはフォルダの使用に必要なすべて(関連データ・セット、接続文字列、資格証明、保管データなど)が含まれた.DVAファイルを生成します。
  1. 「ホーム」ページで「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ページで、共有するプロジェクトまたはフォルダを選択し、「アクション・メニュー」をクリックして「エクスポート」を選択し、「エクスポート」ダイアログを開きます。
  3. 「メール送信」をクリックして、「メール送信」ダイアログを開きます。
  4. Excelデータ・ソースを使用するプロジェクトまたはフォルダを共有する場合で、エクスポートにデータを含める場合は、スライダを移動して「データを含める」オプションを有効にします。
  5. データの取得時に接続資格証明を要求する場合は、スライダを移動して「接続資格証明」オプションを有効にします。パスワードを入力および確認します。
  6. Oracle Applicationsまたはデータベース・データ・ソースからのデータがプロジェクトまたはフォルダに含まれ、「データを含める」オプションが有効化されている場合は、ユーザーがアプリケーションを開いてデータにアクセスする際の認証用にデータベースに送信されるパスワードを入力する必要があります。プロジェクトまたはフォルダにパスワードを含めない場合は、「データを含める」オプションを無効にします。このオプションをクリアすると、アプリケーションを開いてデータにアクセスする際に、ユーザーがパスワードを入力する必要があります。
  7. 「メール送信」をクリックします。
    電子メール・クライアントで、.DVAファイルが添付された一部作成済の新規電子メールが開きます。

    「メール送信」オプションを選択した場合、保存可能なファイルを入手できません。