Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77227-02 |
|
前へ |
次へ |
このリリースの新機能について学ぶ
この序章では、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 12c リリースにおけるメタデータ・リポジトリ機能の変更点について説明します。
ここでは、次のトピックについて説明します。
この序章では、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 12c (12.2.1.1.0)におけるメタデータ・リポジトリ機能の変更点について説明します。
Oracle BI EE 12c リリース(12.2.1.1.0)におけるメタデータ・リポジトリの新機能は、次のとおりです。
論理表ソースでのデータ駆動断片選択
「データ駆動断片選択」オプションを有効にすることにより、断片化された論理表ソースを使用してモデルのパフォーマンスを改善できます。詳細は、データ駆動断片選択の有効化を参照してください。
この序章では、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 12c リリース1 (12.2.1)におけるOracle BIメタデータ・リポジトリの変更点について説明します。
Oracle BI EE 12c リリース(12.2.1)におけるメタデータ・リポジトリの新機能は、次のとおりです。
ORDER BY
式でサポートされるDISPLAY
| SORTKEY
構文時間ディメンションの論理レベルの順序番号
「論理レベル」ダイアログには、新しい「順序番号」タブが加わりました。この新しいタブでは、時間ディメンションに絶対順序番号または相対順序番号を追加できます。これらのマッピングは、Oracle BIサーバーがデータ・ソースに対して実行可能な問合せを作成する時間ディメンション表内に直接の列参照を提供します。詳細は、「時間ディメンションの論理レベルへの順序番号の追加」を参照してください。
SQL ORDER BY式でサポートされているDISPLAY | SORTKEY構文
Oracle BIサーバーのSQL ORDER BY
式では、DISPLAY
およびSORTKEY
キーワードが使用できるようになりました。DISPLAY
キーワードを使用して、論理列に割り当てられたソート順列をオーバーライドできます。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition論理SQLリファレンス・ガイドのORDER BY句の構文に関する項を参照してください。
Oracle BIサーバーでサポートされているOracle Database高速アプリケーション通知および高速接続フェイルオーバー
Oracle BIサーバーは、高速アプリケーション通知(FAN)イベントおよび高速接続フェイルオーバー(FCF) Oracle Database構成をサポートします。高速接続フェイルオーバーにより、データ・ソースのOracleデータベースを使用できない場合に迅速なフェイルオーバーが可能です。詳細は、Oracle Databaseの高速アプリケーション通知および高速接続フェイルオーバーを参照してください。
集計の永続性の断片化された集計の生成
手動で記述した集計指定から断片化された集計を生成するために集計の永続性機能が拡張されました。論理SQL問合せのCREATE
文にWhere句を追加することで、断片化された集計を生成できます。詳細は、「集計指定作成の記述」を参照してください。
新しいコマンドライン・ユーティリティ
新しいコマンドライン・ユーティリティを使用できます。詳細は次のトピックを参照してください。