| Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77227-02 |
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これらのトピックでは、TimesTenソースでの集計作成に関連する構成手順と機能について説明します。
この項では、次の項目について説明します。
TimesTenソースの設定に関する固有の手順については、Oracle Exalytics Machineを参照してください。
TimesTenソース上に集計を作成するには、そのインスタンスに対してPL/SQLが有効化されており、そのPL/SQLの最初の接続属性PLSQLが1に設定されていることを確認する必要があります。
PL/SQLは、インストール時に有効にすることも、インストール後にttmodinstallユーティリティを実行して有効にすることもできます。詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイドを参照してください。
TimesTenの圧縮表で集計を作成するには、Oracle管理ツールで「データベース」ダイアログの「機能」タブでデータベース機能のCOMPRESSED_COLUMNSを有効にします。
「機能」タブの使用方法の詳細は、データ・ソースでサポートされるSQL機能の指定を参照してください。
パフォーマンス強化機能を有効化できます。
TimesTenのリリース11.2.2.3以降で集計を作成している場合は、機能を有効にしてパフォーマンスを改善することができます。
有効にしてパフォーマンスを改善できる機能は、次のとおりです。
REDOロギングの無効化
バックグラウンドでのデータベース・チェックポイントの実行
これらの機能を有効化するには、次の手順を実行します。
BI_DOMAIN\config\fmwconfig\bienv\obisにあるobis.propertiesファイルを編集します。
次のTimesTen変数を追加します。
ORACLE_BI_TT_DISABLE_REDO_LOGGING=1
ORACLE_BI_TT_DISABLE_REDO_LOGGING=1要素によってREDOロギングは無効になり、集計の作成が速くなります。
機能を無効にするには、ORACLE_BI_TT_DISABLE_REDO_LOGGING=1要素を0 (ゼロ)に設定します。
ORACLE_BI_TT_BACKGROUND_CHECKPOINT_INTERVAL=10
ORACLE_BI_TT_BACKGROUND_CHECKPOINT_INTERVAL要素により、TimesTenでデータがディスクにフラッシュされる頻度が変わります。この要素がない場合、デフォルトは10秒ごとです。ORACLE_BI_TT_BACKGROUND_CHECKPOINT_INTERVAL=Nを明示的に(たとえば10に)設定した場合、ディスクへのフラッシュはN (この例では10)秒ごとに行われます。ORACLE_BI_TT_BACKGROUND_CHECKPOINT_INTERVALを0 (ゼロ)に設定した場合、バックグラウンド・フラッシュは無効化されます。バックグラウンド・フラッシュを有効にすると、集計作成プロセスの最後での大規模なブロッキング・フラッシュが回避されるため、集計の作成が速くなります。
obis.propertiesファイルを保存して閉じます。
Oracle BIサーバーを再起動します。